№1 突っ張り女性！煙る声《ジェリ・サザーン(女性Vo)》

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女性ジャズヴォーカル「ジェリ・サザーン」のレコード紹介です。♪～♪ 

 

ボーイッシュな髪、弁慶スタイルの眉！

凛としたルージュ・輪郭、タバコで構え！

応援団のハスキー声、見た目どおりの声が！

一句

　　“　煙草とり　唄う女性の　煙る声　”

①『コーヒー、シガレッツ＆メモリーズ』
《Coffee,Cigarettes & Memories/Jeri Southern》
ジェリ・サザーン(vo)、レニー・ヘイトン楽団

《女性ヴォーカル・一部　Blog紹介》

③『Bouquet of Blues/Dinah Shore 』(58)№3　一人占め！浮かぶ唇《ダイナ・ショア(女性Vo)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

①『Blossom Dearie 』(59)№1　甘ったれ・ぶりっ子？溶ろけて・・《ブロッサム・ディアリー(女性Vo)》 - だらずだらじゃず・本音ジャズ

お高くとまった、この顔。

あまりにもインパクトあり過ぎ。
 

煙草を指で構えるスタイル何て、

今時の禁煙・喫煙撲滅社会ではあり得ないが。
コーヒーをブランデーに変えた方が、似合う？

当時、煙草のスタイルはファッションアイテムの1つ。
ボーイッシュな髪型、弁慶スタイル(？)眉のひき方。

凛としたルージュの色と輪郭。

こんな女性、恐ろしくて近寄れない。
クラブのママさん、女将さんの代表的面構えのような。

彼女の歌唱はジャケットどおり。
クールというより冷酷な声質・歌い方。
応援団長のようなハスキーな声、硬く強張った太い声質。

　一句

　　　“　煙草とり　唄う女性の　煙る声　”

 

成熟・大人感溢れる歌だが、セクシー＆エロティックさはない。
論理＆倫理の筋が通った抑制の歌唱を聴かす。

近寄り難いイメージに捉われる。

だが、深みにはまると泥沼どん底に引き込まれるような。

そんな魔力と魅力に惑わせるのでは。

 

♪～♪冷酷な・硬く強張った、ハスキーなジェリをお楽しみ下さい。