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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№1 ラテン乗り乗り、まくしたて《ジーン・ターナー(女性Vo)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  女性ジャズヴォーカル「ジーン・ターナー」のレコード紹介です。~♪
 
「ぐぉん・ぐぉん」、イナミックに鳴る。
ケントン楽団、ホーン部隊がぶく迫る。
「つぁらら・るららら~」くしたて。
 
一句
“チャカスカと ラテンリズムに くしたて”


①『スタン・ケントン』(63)
《From The Creative World Of Stan Kenton Comes The Exciting New Voice Of Jean Turner》
ジーン・ターナー(vo)、
スタン・ケントン(p,リーダー)、ビッグ・バンド。
 
《女性ヴォーカル ブログ紹介》


「ぐぉん・ぐぉん」イナミックなビッグバンド。
ジャケットに大きく「STAN KENTON」の名が。
主役のJean Turnerは小さく、脇役のように。

音を聴けばまさしくスタンケントンが主役。
C.ベイシーとかとは、全く異なる音。
昔々の「#&♭」「ニューハード」のような。
歌謡曲バックバンドのような手さがある。
とはいえ、スタンケントン楽団は初物である。

白人シンガー志向だったという楽団だが。
ジーンは黒人シンガーである。
だが、脂っ濃い粘っ濃さの感覚はない。
力・白人シンガーの唄いっぷりだ。

これって、ラテンのレコード?
と思えるほど、ラテンの曲を多く唄っている。
「つぁらら・るららら~」。
これが巧い、まさにラテンのくしたて&リズムの乗りだ。

 一句
 “チャカスカと ラテンリズムに まくしたて”

と思えば、「Love Is Here To Stay」の曲が。
(我恋はここに)
こんな有名曲は、大らかな容力で魅せつける。
 
ダイナミックなビッグバンド&迫力シンガー。
スタンケントン&数少ない黒人シンガー。
この時27歳、ピチピチのり&迫力で唄う。
なるほどと思わせる1枚です。
 
♪~ 「Piel Canela」ケントン楽団のテンに乗るターナーを楽しんで下さい。


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