№1 音場舞う！悶え狂う喚き《アーチー・シェップ(ts)》

♪～♪ ご訪問ありがとうございます。
　　　ジャズサックス「アーチー・シェップ」のレコード紹介です。♪～♪ 

 

「グワッ～」腹の底から反吐を吐くように！
一揆に首を絞め・悶え狂った・喚きの音！

宗教ド真ん中・ブラック魂性の塊か？

一句
　“　反吐を吐き　悶え狂うは　フォー・トレーン　”
①『バラッズ・フォー・トレーン』(77.5)
《Ballads For Trane/Archie Shepp》
アーチー・シェップ(ts)、アルバート・デイリー(p)、

レジナルド・ワークマン(b)、チャールズ・パーシップ(ds)。

シェップは60年代が好評だが、嫌いだから70年代を紹介。
エキゾチックな音が欲しくて、４枚連チャンで聴いた。

国内人気が高かった？　国内デンオン社企画で77年に何枚も。

期待どおり、エキゾチックな音が飛び出す。
スローなリズムの波・空気に揺られ、喚き・叫びの音が吠える。
まるで、宗教ド真ん中のブラック魂性の塊の音。

「グワッ～」腹の底から反吐(へど)を吐くように野太い音が込み上る。
「ドロッ・ドロット」感の音、一揆に首を絞め・悶え狂った音。

リズムを意識せず、自由な空間で音を刻む。
そして「フワッ～」と空気を抜いた音へ。
　　一句
　　　　　“　反吐を吐き　悶え狂うは　フォー・トレーン　”

サイドメンの奇抜な突っ込みがあれば、緊張感は頂点に達するが。
シェップの独り舞台がとても惜しい。

 

♪～♪　スローな波・空気に揺られ、「喚き・叫び」の音をお聴き下さい

Archie Shepp, "Soul eyes", album Ballads for Trane,1977

Archie Shepp, "Soul eyes", album Ballads for Trane,1977 Archie Shepp, tenor saxophone, soprano saxophone ((tracks: 5) Reginald Workman, bass Charlie Persip, drums Albert Dailey, piano 1 Soul Eyes (composed by Mal Waldron) 6:37 2 You Don't Know What Love Is (composed by Don Raye, Gene DePaul) 5:38 3 Wise One (composed by John Coltrane) 6:58 4 Where Are You? (composed by Jimmy McHugh) 6:15 5 Darn That Dream (composed by Jimmy Van Heusen) 5:59 6 Theme For Ernie (composed by Lacey) 6:23 Recorded may 7, 1977 at "Long View Farm Recording Studio", North Brookfield, Massachusetts.

Archie Shepp, "Soul eyes", album Ballads for Trane,1977