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だらずだらじゃず・本音ジャズ

(続)№3 まるで草笛アルトか《アーサー・ブライス(as)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「アーサー・ブライス」のレコード紹介です。~♪
 
フリー系から、一転して懐趣味の世界へ。
「ぴ~・きぃ~」草か?軽過ぎて喧しい。
サイドメンの活躍で、しめる曲もあるが。
 
一句
 “耳そむけ 主役のサックス くて”


③『イン・ザ・トラディション』(79)
《In The Tradition/Arthur Blythe》
アーサー・ブライス(as)、フレド・ホプキンス(b)、
スタンリー・カウエル(p)、スティーヴ・マッコール(ds)。
 
《Arthur Blythe Blog紹介》


このジャケット、まるで50年代の映画ポスター。
と思わせる、めかしさがある。

以前紹介の①『Iron Man』②『Super Edition』。
①②のフリー系と縁を切った、まさに古趣味。
タイトルだって「~Tradition」である。
②の翌年の録音とは、到底考えられない演奏である。
 
当③はリーダー作だが、こんなのが本
と、疑ってしまうほど古めかしい。
1曲目だって、「In A Sentimental Mood」。
こんなの聴いちゃ~おれん、って感じである。

「ぴ~ぴ~・きぃきぃ~」。
これがアルトの音?こりゃぁ~酷いもんだ。
プラスティック製のアルトを吹いてる?
と思うほど過ぎて、聴くに耐えない。

時たま張り上げる、高域の強力ヴィブラート。
個性丸出しの表現力は、まさにブライス。
だが、丸ごとビバップ乗りのやかましさ、馬鹿騒ぎは聴いてられない。
 
 一句
 “耳そむけ 主役のサックス くて”

サイドメンの活躍で楽しめるのは「Caravan」。
ピアノのカウエルのソロが抜で楽しめる。
又、複雑に絡んでくるドラムのサポートもいい。
で、主役のブライスは耳障りでお魔虫ってとこだ。
 
♪~ 「Caravan」 奇抜なピアノ&ドラムのみが聴き処で楽しめます。


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