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だらずだらじゃず・本音ジャズ

№11 4beat復帰の、真面目テナー《デイヴ・リーブマン(ts)》

♪~ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「デイヴ・リーブマン」のレコード紹介です。~♪
 
「ケェ・カァ~」こんな鶏の首め悲鳴は無い。
4ビート界隈帰後、真面目なテナーで登場。
ドラムとデュオ、巻の「カク・カク」プレイ。
 
一句
 “振り返る こんな時代の 面目ジャズ”


⑪『ダンシング・オン・ザ・テイブルス』(79)
《Dancing On The Tables/Niels-Henning Ørsted Pedersen/Dave Liebman》
デイヴ・リーブマン(ts,ss,afl)、ジョン・スコフィールド(g)、
ニールスヘニング・ヘルステッド・ペデルセン(b)、ビリー・ハート(ds)。

《Dave Liebman Blog紹介》

「ケェ・ケェ~・カァ・カァ~」。
鶏の首をめ殺す悲鳴、これがソプラノ。
私にとって、リーブマンはそんなソプラノ吹き。

当⑪は、そんなリーブマンの一歩手前。
むしろ、テナーの方が本業とも思える時代だ。

一体この人、誰のテナー?
と思うほどに結構真ともな、面目な音。
当⑪のリーダーは、ベースのペデルセン。
脇役だからか、過激な表現が聴けないのは寂しい。

特徴は、「カク・ク」としたアドリブ表現。
跳ねるベースと「カク・カク」のマッチングが面白い。
 
フリーキーに吠える訳でもない。
鶏の首絞め悲鳴も聴こえない。
ややーマルっぽいリーブマン、ってのも貴重です。

リーブマンは、71年エルヴィン・ジョーンズGに。
表舞台に登場し、73,74年はマイルスGに参加。
その後、ュージョン界ど真ん中で活躍する。

そして、4ビート界隈に帰する。
その一発目が、③『Pendulam』(78)
当⑪は、その翌年の録音となる。
 
 一句
 “振り返る こんな時代の 面目ジャズ”

圧巻なプレイは、タイトル曲。
楽しませてくれるのは、ドラムとのデュオ。
力づくで対するリーブマンが聴けます。
4ビート界復帰後の真面目なテナーが、聴ける1枚です。
 
♪~ 「Dancing On ~」真面目なテナー&ドラムデュオが楽しいです。


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