┏━━━━━━━━━━┓┌─―――┐
┃ 今日は何の日！？ ┃｜９月７日｜
┗━━━━━━━━━━┛└─―――┘
http://www.cdjournal.com/main/calendar/20200907/todays/
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『Ｍr.Ｃhildren / Ｓplit the Ｄifference』 ┃キャッチコピーは「まったく新しい発想の"LIVE"(=今)｣
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─――――――――――――┐感想体験ですヨ(=^◇^=)
｜2010(平成22)年09月07日(火)｜3:28 感動体験 90点 by ヨーク
└─――――――――――――┘おかしいなとは思ってた。昨年末に『SUPERMARKET FANTASY』を発表してからやけに情報が少ないなと。新譜が全く出ない。
『365日』や『FANFARE』がライブを通して聴く事は出来ていたけれど、ソフトとして発売される気配が全くない。まあ、AP bank fesもあるし、自分たちのペースでやりたいのかな、なんて思ってたら夏になって映画公開という予想だになかったサプライズ情報が耳に届く事に。
そして沈黙の期間に進行していたのがこのプロジェクト。『Split The Difference』は、2010年2月から4月にかけて行われたスタジオライブとファンクラブ会員限定のクラブライブの模様を追ったドキュメンタリー映画です。
もうこれ以上の説明は要りませんな。ファン垂涎の、とはこのコトかと、生まれて初めて目の当たりにした思いです。Mr.Childrenのシークレットライブを映画館のスクリーンで観られる。ファンにとってこれほど嬉しい事はありません。数万円の5,1chで何度も何度も観てきたライブ映像を、最高の環境で聴いて、観る事が出来るのですから。
内容としては、桜井さんのアイデアで始まったレコーディングスタジオでライブをやるというプロジェクトの打ち合わせ風景から音づくり、そしてライブ風景などが収められています。また、さらに発展した形となるファンクラブ会員限定のライブ映像も。
スタイルとしては、ごく一部の関係者しか見る事の出来ない現場にそっとカメラがお邪魔したという感じ。メンバーの自然な表情が見て取れます。
まあ、相変わらず小林武史さんがアレンジするシーンが多く、ここでも彼のプロデュース力の大きさを再確認する事になるのですが（苦笑）
しかし、それにしても、今まで何百回と聴いてきたはずの楽曲群が、少しのアレンジや違った角度での音づくりをする事でこんなにもフレッシュな印象を与えるのかと、つくづく感動しました！
本当に些細な、一度聴いたくらいでは分からないレベルでの音へのこだわり。それの積み重ねで楽曲は大きく変わる。もちろんそこには、桜井さんが意図した通り、レコーディングでありながらもお客さんを招く事で生じる変化も多分に良い化学反応を起こしていたのだと思います。本当に、素晴らしい。
あと、スガシカオたSalyuなどゲストボーカルとのコラボレーションがあったり（特にSalyuの『虜』は絶品！）、従来のライブでは見られない程の豊かなStrings隊による音が聴けます。
そして！！何よりも、何よりも重要なのが、ここでしっかりと新曲が聴けるという事！これには涙が出ました！もうタマリマセン！この新曲を聴く為にまた観に行きたい！本当にそう思います！それくらいの価値があります！
家に帰ってからもそのメロディが何度もリフレインしています。ああ、早くどこかに音源が出てこないかしら・・・。まさに、ファンの為の映画です。 誤解を恐れずに言うと、大ファンの為の映画です。けっこう好き、くらいだと退屈に感じるかもしれません。ライブパフォーマンス以外の映像が多く、披露されている楽曲数も多くないです。映画と捉えるには明らかに物足りない・・・。新曲を聴く為に2,000円払う、というくらいの想いは必要かもしれません。そういう意味では、期間限定の公開で正解だと思いますし、料金はもっと高くても良かったかもしれません。個人的には、Mr.Childrenを愛してやまない人にとってはきっと満足できる内容だと思います。
Split The Difference. レコーディングではなく、従来のライブでもなく、ましてや単なる焼き直しなんかでもなく、それぞれの中間地点で奏でられた音楽。それが、素晴らしい。
http://www.mrchildren.jp/disco/video/dvd12.html
‡http://cinema.pia.co.jp/imp/154790/677013/
http://ja.wikipedia.org/wiki/Mr.Children_/_Split_The_Difference
主題歌http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=105557 2010
