2019(平成31)年03月15日(金) 23:14:45 24723
2019(平成31)年03月10日(日) 23:16:48 24722
‡2020(令和二)年03月13日(金) 00:14;00 ㊤↑現在数字
https://9123.teacup.com/tommy/bbsadm/comment
┏━━━━━━━━━┓
┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
┗━━━━━━━━━┛13:15~13:55
①1978(昭和53)年03月13日(月)新珠三千代
②1979(昭和54)年03月13日(火)大和田伸也
③1980(昭和55)年03月13日(木)加藤芳郎
④1981(昭和56)年03月13日(金)青柳昌宏
⑤1984(昭和59)年03月13日(火)根岸季衣
⑥1985(昭和60)年03月13日(水)水沢アキ
⑦1986(昭和61)年03月13日(木)上原謙
⑧1987(昭和62)年03月13日(金)范文雀
⑨1989(平成元)年03月13日(月)細川俊之
⑩1990(平成二)年03月13日(火)与勇輝
⑪1991(平成三)年03月13日(水)清水国明
⑫1992(平成四)年03月13日(金)本條秀太郎
⑬1995(平成七)年03月13日(月)荻島真一
⑭1996(平成八)年03月13日(水)とよた真帆
┏━━━━━━━━━┓
┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
┗━━━━━━━━━┛13:55~14:50
⑮1997(平成九)年03月13日(木)三井ゆり
┏━━━━━━━━━┓
┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
┗━━━━━━━━━┛13:20~13:55
⑯1998(平成十)年03月13日(金)田口浩正
2001(平成13)年03月13日(火)井上道義
2006(平成18)年03月13日(月)高嶋ちさ子
http://www.tisen.jp/pukiwiki/?%C5%B0%BB%D2%A4%CE%C9%F4%B2%B0%A1%CA1976%A1%CB
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┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後1:20~1:55放送
┌─―――――――――――――――――┐
|2002(平成14)年 3月13日(水) 角野卓三 |第回
└─―――――――――――――――――┘
http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2002/h14-3-13.html
┌─――――――――――――――――――┐
|2006(平成18)年 3月13日(月) 高嶋ちさ子 |第回
└─――――――――――――――――――┘「超ケンカ大好き!?」
http://up-beat.pos.to/tetsuko/t_calendar.htm#2006年
┌─――――――――――――――――――――――――――――┐
|2008(平成20)年 3月13日(木) 加瀬 邦彦&ザ・ワイルドワンズ |第回
└─――――――――――――――――――――――――――――┘「42周年懐かしの歌声」1966年「思い出の渚」でデビュー。GSブームの一時代を築いた4人が昔と変わらぬ姿で登場!結成から42年になるが、その間リーダー・加瀬邦彦さんと鳥塚しげきさんが「がん」を患ったことも。2年前には「武道館コンサート」を成功させて話題になった。そのコンサートでは加瀬さんのギターの師匠でもある加山雄三さんも参加。映像を交えて紹介する。
◎番組中ご紹介したVTRはDVD「加瀬邦彦 & ザ・ワイルドワンズ in 武道館 2006.11.2」販売元:BSフジ ¥6,000(税込み)発売中
◎ザ・ワイルドワンズと加山雄三さんが出演する ライブハウス「ケネディーハウス」連絡先:03-3572-8391 ザ・ワイルドワンズと加山雄三さんとも月1回のステージです 詳しいスケジュールなどは上記にてお問い合わせ下さい
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/080313.html
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|2009(平成21)年 3月13日(金) 北大路欣也 |第回
└─――――――――――――――――――┘「スカートめくりの真相!?」映画やドラマでは、鋭い眼光と渋い演技でちょっと怖そうなイメージもある北大路さんを「欣也ちゃん」と呼ぶ黒柳… 。実は2人の親交は40年以上前から続いているのだ。今日はその証拠ともいえる驚愕の写真を公開。若かりし頃の自分の姿に唖然とする「欣也ちゃん」の感想は?今では想像も出来ないが、20代はヤンチャだった北大路さん。黒柳から「かつて共演した舞台で女優さんの“スカートめくり”をしていた!」と爆弾発言が。 今日は『徹子の部屋』だからこそ語る、北大路さんの様々な過去が明らかに!?
出演ドラマ「落日燃ゆ」3月15日(日)夜9時放送
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/090313.html
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|2012(平成24)年 3月13日(火) 日野原重明 |第9183回
└─――――――――――――――――――┘「入院中の愛妻に感謝…百歳現役!」昨年めでたく百歳を迎えた、聖路加国際病院の理事長であり名誉院長である日野原重明さん。現在も現役医師としての活動はもちろん、講演、執筆活動など幅広く活躍するが、食事は腹7分目くらいが理想だという。陰ながら仕事を支え、3人の息子たちを育ててくれた妻・静子さん。今日は8歳年下の妻へ感謝の言葉を明かす。
☆日野原さんの著書(発売中)日野原重明「100歳の金言」発行 ダイヤモンド社 定価1,365円(税込)
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/120313.html
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|2013(平成25)年 3月13日(水) 高島 礼子 |第9438回
└─――――――――――――――――――┘「40代で心身に変化が高島礼子…夫への要望」 女性にも大人気の女優・高島礼子さんが颯爽と登場。これまで全力で走ってきた高島さんだが、40代になり体型の変化やライフスタイルに変化が生じてきたという。家庭での役割も変わってきたそうで、夫・高知東生さんにも色々と要望が・・・?高島さんが20歳の時に他界した母の年齢を越えたいま、これからの人生をより大切に過ごしたいと語る。
☆出演舞台「女たちの忠臣蔵」5月6日(月・祝)~26日(日)博多座 お問合せ先:博多座電話予約センター 092-263-5555
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/html/130313.html
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|2014(平成26)年 3月13日(木) 左 時枝 |第9697回
└─―――――――――――――――――┘「最愛の夫を自宅で看取り…」大胆な花の絵を描く画家でもある女優の左時枝さんを迎える。趣味の範囲で絵を楽しんでいた左さんの背中を押してくれたのは、夫で美術デザイナーの市田喜一さんだった。市田さんはがんを患い昨年11月に他界。在宅看護を望んだ夫のため、左さんは仕事をしながら夫のそばに寄り添い最期を看取ることとなった。今日は亡き夫との心温まるエピソードを明かす。
☆映画 大林宣彦監督作品『野のなななのか』5月17日(土)有楽町スバル座他 全国順次公開
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/html/140313.html
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┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後12:00~12:30放送
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|2015(平成27)年 3月13日(金) 神田沙也加 |第09922回
└─――――――――――――――――――┘「貴女は○○似!?黒柳が本番中に大発見」日本語吹き替え版『アナと雪の女王』で圧倒的な歌唱力と演技力を披露し大人気となった神田沙也加さん。番組初登場となる神田さんの顔をじっと見つめて黒柳が発見した事は? 14歳でCMデビューを飾り話題となった神田さんが、これまで歩んで来た道は決して平坦なものではなかった。休業中のアルバイト秘話など、意外で魅力的な素顔を見せてくれる。
☆神田さんが紹介した映画『イントゥ・ザ・ウッズ』3月14日(土)より全国公開
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20150313.html
┌─――――――――――――――――――――――――┐
|2017(平成29)年 3月13日(月) 坂田藤十郎 扇千景 夫妻 |「結婚60年・・・病で夫に惚れ直し」
└─――――――――――――――――――――――――┘結婚60年を迎える、歌舞伎俳優の坂田藤十郎さんと元女優で国会議員だった扇千景さんご夫妻が登場。ハワイで休暇を過ごしたり、一緒に散歩したりなど、扇さんが政治家時代には なかなかできなかった生活を満喫している。そんな2人に大きな災いが…なんと扇さんの乳がんが発覚。手術に挑む病身の妻を献身的に支える藤十郎さんの秘話をテレビ初告白。扇さんは病を経て、「夫への愛情が変わった」と思いを込めた書を披露する。
☆坂田藤十郎さん出演「三月大歌舞伎」27日(月)まで 歌舞伎座☆坂田藤十郎さん、中村壱太郎さん出演「四月大歌舞伎」4月2日(日)~26日(水)歌舞伎座
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20170313.html
┌─―――――――――――――――――┐※解説放送
|2018(平成30)年 3月13日(火) 川中美幸 |「92歳・・・母を自宅介護で看取り」
└─―――――――――――――――――┘川中美幸さんは“一卵性母子”と呼ばれるほど仲良しだった母、久子さんを昨年92歳で亡くした。17歳で上京、デビューした川中さんを大阪のお好み焼き屋さんの稼ぎで支え、後年は東京でお好み焼き屋さんを切り盛りしていた久子さん。88歳まで毎日店に立っていたそう。寝言で「ビールを冷やして」と言うほどお店に行きたがっていた母を支えるため、川中さんは仕事をセーブし在宅介護を始めた。そのおかげで最期まで一緒に過ごすことが出来た・・・と涙ながらに語った。
☆舞台 川中美幸特別公演 大阪 新歌舞伎座 3月15日(木)~27日(火)お問い合わせ 新歌舞伎座テレホンセンター 06-7730-2222
☆CD 深川浪花物語 テイチクより発売中
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20180313.html
┌─――――――――――――――――――┐
|2019(平成31)年03月13日(水) 浅野ゆう子 |解説放送
└─――――――――――――――――――┘「57歳での結婚と野際陽子さんへの想い」
57歳での結婚から2年を迎える女優の浅野ゆう子さんがゲスト。「熟年婚」ということで世間の注目を集めたが、今日は出会いのエピソードや現在の暮らしぶりを黒柳に語る。浅野さんが「芸能界の母」と慕っていた野際陽子さんが他界したのは、今から2年前のことだった。野際さんと過ごした最後の日々が、結婚を決意するキッカケになったと明かす。
☆舞台「細雪」5月4日(土)~27日(月)明治座にて
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20190313.html
┌─―――――――――――――――――┐
|2020(令和二)年03月13日(金) 中村倫也 |※解説放送
└─―――――――――――――――――┘「33歳…挫折を乗り越え新たな夢を」
☆ドラマスペシャル「不協和音 炎の刑事VS氷の検事」3月15日(日)よる9時
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20200313.html
┌─―――――――――――――――――┐
|2023(令和五)年03月13日(月) コント赤信号|
└─―――――――――――――――――┘「デビュー43年!67歳になったトリオの今」
☆舞台 赤信号劇団「誤餐(ごさん)」3月25日(土)~4月2日(日) 下北沢 ザ・スズナリ
☆小宮孝泰さん著書『猫女房』発売:秀和システム
https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20230313.html
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|2024(令和六)年03月13日(水) 加藤雅也 |
└─―――――――――――――――――┘「国立大出身!60代の今も恩師の言葉を」※解説放送
☆著書『僕の流儀 What?s Next?』彩図社
https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20240313.html
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|2025(令和七)年03月13日(木) ペナルティ |
└─――――――――――――――――┘「がん闘病も…結成31年!原点はザ・ドリフターズ」※解説放送
https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20250313.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/徹子の部屋
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┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後1:20~1:55放送
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|2002(平成14)年 3月13日(水) 角野卓三 |第回
└─―――――――――――――――――┘
黒柳「今も文学座の座員でいらっしゃるんですけど昔出てくださったときに”かくの”さんて呼ばれているときが多い」
角野≪そうですね8回ぐらい連呼してくだすったんで≫
*:徹子の部屋に以前角野さんが出演されたとき黒柳さんは”かくの”さんと呼んだ
「この方は”かどの”さんです」
≪大分最近は”かどの”と呼んで頂ける様になりました。≫
「それにしても”渡る世間は鬼ばかりに”出てらして。ラーメン屋の」
≪そうですね足掛け12年になりますので今年は6回目ということで。≫
「あれはえなりかずき君のお父さんで泉ピン子さんが奥さん」
≪そうです≫
「すごいところに挟まってますね(笑)。ですから角野さんて呼ばれるよりも」
≪ラーメン屋のおじさんって呼ばれる方が多いですかね≫
「ラーメン屋さんにいくと難しいんですって」
≪あのねえテレビの役なんですがお店の方が緊張されるんですよ(笑)同業者が来たんじゃないかって。一瞬お店が緊張するのが分かりますねえ≫
「なんか1回舞台から落っこったことがあるんですって?」
≪これはねえ旅公演にはじめて行くときで”キガカイキョウ”っていうお芝居でタイチキワコが主役であのこれは舞台稽古を東京でやって地方に出て行くんですが三鷹の公会堂で稽古をやってたんです。で旅に出て着いたところが福井県の小浜というところで初日ですから舞台監督が最初のポジションを決めるということで楽屋は明るいんですよね、最初が”恐山のいたこのくちよせ”でみんな汚いかっこで集まっているんですがハッとしたら客席に落ちてたんです≫
「お客様が入ってないところで」
≪開演前ですから。そんなに大したこと無いんですよ1mちょっとですから。そん時は激痛とかそういうのは無かったんですがまずいことしたなあと思って捻挫かなんかしたかなと思って≫
「大変なのは7役やってた」
*:角野卓三さんは七つの役を演じることになっていた
≪その時はやったんですよ≫
「初日は七役やった」
≪ええ。初日は気も張ってるしやったんですよ。で終わったら私たちが裏方さんと一緒に後片付けもするんですが「お前はやんなくてもいいから早く寝ろ」と言われて缶ビールのんで寝たんですが夜中にねえ痛くてねえ2度も3度も起きるんですよ≫
「あら」
≪翌日福井へ移動して先輩も付いて来てくれて医者にいったんですよ。そしたら足に分度器を当てるんですよ。そして足を曲げてくださいと言われて痛いところまで曲げるんですよ。その曲げられる角度を見て「これは君じん帯が切れてる」と。≫
「分度器で測るんですね」
≪ええ、ビックリしましたけどねえ。先生が看護婦さんに「石膏(せっこう)を練ってくれ」って言うんですよでも「すみません。僕これから芝居があるんですよ」って言ったんですよ。先生が「(石膏で)足を伸ばしてひざが曲がらないようにしないと大変だよ」と言われてでも聞いたらギブスをしたらやってもいいよと言われて分かりましたと。帰ってすぐに衣装さんにズボンの幅を広げてもらって7役のところを5役にしてもらって≫
*:角野さんはひざが曲がらないように足をギブスで固めた
黒柳「足はつっぱたままで」
角野≪どの役も5役とも足がつっぱたままで(笑)≫
「それすごいですよね出てくる人足が突っ張ってて」
≪衣装は違うんですけど足はみんなつっぱてる(会場笑)。それで残りの2役は演出家がキムラコウイチさんがやってもらって≫
「キムラコウイチさんがやったの」
≪ええ≫
「最初は足がつっぱてる人が出てきてもそういう設定なのかなと思っても出てくる日と出てくる人みんな足がつっぱてちゃねえ(笑)」
≪それでしょうがないので一度東京に帰りましてね家に劇団の近くに慶応病院があるんですがそこで調べてもらったんですがそこも分度器でしたね(笑)≫
「そこも分度器で」
≪それでまたギブスしてそれから東北・北海道に40日間公演に行かなければいけないんですよでもすぐに代わりがいないもしあれだったらギブスでも行ってくれないかと(黒柳笑)やっぱり責任感もあるし使命感もあるんで行きますとそれで行きました。先生がおっしゃるには動いた方が良いと座っているよりは。それで出来るんならやりなさいと。でももう1月もしないうちに戻りましたね。結局伸ばしておけば繋がるわけですから≫
「でもはずみって恐いですね」
≪やっぱり舞台ってのははじまる前に30分くらい体操して。舞台ってのはこわいですね≫
「そういうこともあるんですけどデパ地下が好き」
*:デパートの地下食料品売り場
≪あの家で酒を飲むときは自分でつまみを買ってこようかなと。自分で料理する時間もないしお惣菜とか出来たものを半完成品みたいなものを買ってくるんですがおばさんたちとは顔なじみですよ「今日はなあに~」とか≫
黒柳「夕方になると安くなるとかはそうですか?」
角野≪そうですねある時間をすぎると。奥様たちはよくご存知だとは思いますが別に狙っていくわけではないんですが楽しいですよ≫
「あれ私はしたことあまり無いんですけど試食も出来るじゃない」≪ええ≫
「私たまに試食すんのお漬物とかねえ、おいしいかなって。奥様も女優さんでいらっしゃって文学座の女優さんで倉野章子さんていうきれいな女優さんなんですけど一緒の旅なんてことは無いんですか?」
≪結婚前はありましたけど先輩なんですよ4期の。で北海道なんか行ったときにバスで唱歌を歌ってるのがいて今の家内なんですけどなんて奴だと思いました(笑)大人になって遠足じゃないんだからどうして唱歌を歌うかなって(笑)≫
「そういう気分になったのかもしれないですね」≪そうですね≫
「でもあれですよね実は亭主関白てほんとうですか?」
≪いやあひどいですね≫
「頑固で凶暴」
≪僕は家に帰ると凶暴な亭主だと思いますね(笑)≫
「「風呂!!」とか言うの?」
≪いえそういうのは自分で入れますけど(笑)。片付けがちゃんと出来て物食べたりするときの段取りが出来てなかったりするとそれが一番多いかもしれませんね。座ったときになんか1つ出しとけと、それが終わってから次にかかればいいだろうと≫
「終わったら片付けて次のものに」
≪空いた皿がごろごろあるのは好きじゃないですね。うるさいおやじですね≫
「自分で片付けたりしようとは思わない」
≪立ったり座ったりしたくはないでしょ。座る前はいいんですよ自分で出したり片付けたりしますけど1回座ったら立ったり座ったりするのはいやですね≫
「デパ地下いくエネルギーがあったらそういうものを片付けることはなんでもないと思いますけどねえ」
≪気分ですからねえ≫
「奥様はお飲みになるの?」≪少しは。≫
「亭主関白なんですって」≪全然そう見ていただけないんでありがたいですけど≫
「本当にね。家に帰ってもねえ気弱なねそういうイメージがありますけど」
≪役と人格は違うと思いますよ≫
「役は気弱そうなね」
≪どっちかというと被害者タイプですから≫
「ずいぶん三谷幸喜さんとか井上ひさしさんとかああいうコメディーのものに出てますよね」
≪まあどちらかというと悲劇よりは喜劇の方が多いですし自分もとっても好きなので笑っていただける快感というのが好きですし≫「まあそうですよね」
黒柳「角野卓三さんは東京の生まれなんだけどお育ちは大阪」
角野≪変な話ですが慶応病院で生まれたんです。劇団のすぐそばなんですだから劇団に入ったときに「あれ!!」って。別に体内回帰とかじゃないんだけど。どうも兄貴がいたらしいんですけど生まれて1月ぐらいで死んじゃったそうで母方の方が東京の千駄ヶ谷の医者だったもんでお産婆さんじゃなくて用心して病院で産めということで僕達の世代はあまり病院で生まれた人は少ないんじゃないかと≫
「お産婆さんがねえ」
≪それで幼稚園の2年間と小学校の6年間は大阪で、ですからねえどっちでもないんですよ東京生まれだけど東京人ではない、大阪の人のことよく分かるんだけど大阪人じゃないという≫
「すごい不思議なんですけど大阪弁すごくお上手なんだけど大阪の人の役って来たことがない?」
≪1つだけNHKの「心はいつもラムネ色」っていうのがあるんですけど最近はほとんどありません。≫
「じゃあ関西の役がきても全然平気」
≪そうですねきませんけど(笑)≫
「そうなんですってねえご存知ない方が多いのかも」
≪でも最近大阪行って話をすると「それ大分ちがうんとちゃう」みたいなね。でもねえ小学生の頃は毎休みごと春・夏・冬休みには東京の祖母の家に来てましたからその東京の子と遊ぶじゃないですかそうすると東京弁になっちゃうんですね≫
「すぐにね」
≪で大阪に帰ってしゃべると「お前何ええかっこしてんねん」っていじめられるというか(笑)≫
黒柳「坂東英二さんの(大阪)番組でねえいわしを煮てね「いわしでんがな」って言ったんですよ。そしたら「いわしでんがな」というお料理ですか?といわれてそうじゃありません「○○でんがな」って(明石家)さんまさんは言うじゃないですかって言ったらそんなん言いませんって」
角野≪そうですね大阪でも住んでらっしゃるところによって違うと思うんですけど「○○でんがな」は古い言い方だと思います≫
「ところであれなんですよね学習院大学」
≪高等科から入りましたね≫
「仲本工事さんとか小倉久寛さんとかいらっしゃるんですけど経済学部を4年で卒業した」
≪あの文学部行こうかなって漠然と思ってたんですけど親父が止めろと潰しが効かないといわれて父親の言うことを聞いて経済学部に入ったんですが経済学部に行ってなかったら4年で出られなかたっと思いますね。文学部は席取る授業がありますしなにより卒論がありますからね。僕は4年になるときに文学座の養成所に入ったんですけど最後の4年目は授業はほとんど出てないですよね皆無ですね試験を受けて受かれば卒業させていただきましたから≫
「だから誰の家に泊まるかということが問題だったんですってねえ」
≪試験の1週間前は大体休講なんですよ最後の授業に入って教授のお顔を拝見して資料を手配してこの試験は誰の家に泊まって勉強するっていう(笑)≫
「でもすごいですよね留年なくご卒業なさったというんですから」
≪学校にも行ってたんですよ360日ぐらい。休んだのはお正月ぐらいで。演劇部に行ってクラスにはいってないというだけで学校には行ってました。小道具作ったり稽古したり≫「熱心だったんですね」
「じゃあ学校も出て文学座にも残って」
≪うまく残れたというかそこは運がよかったなあって≫
「文学座にもお入りになって25歳ぐらいのときにちょっと生意気になった」
≪そうですねこれは抜擢みたいなんだけど”花咲くチェリー”という芝居があって北村和夫さんの息子の役でそれまで2本ぐらい熱海殺人事件ていうのが内の劇団初演だったんですけどいい気になってたというのがあると思うんですけどその息子役で≫
「石立鉄男さんが」
≪石立さんが初演、再演とやって僕が三回目だったんですけど北村さんに怒られて怒られて≫
「ええ!!北村さんが怒った。どういうわけで?」
≪一挙手一投足怒られて「違う・・ああだめだ・・それはフランキー堺のNGだ」とか言われてフランキーさんに申し訳ないんだけど(黒柳笑)≫
「フランキーさんがどうしたって」
≪フランキーさんに似てるって≫
「演出はながおかてるこさんがしてるのに」
≪ながおかさんが演出してるのに自分の芝居だと思いになってたみたいで半分ノイローゼになったみたいで絶対止めてやろうと思いましたけどこんな劇団。それが幕が開いたら言われたとおりのことが自分で思い当たるんですよ。自分が思ってることとやってることはそんなに一致してないんだなと。鉄は熱いうちに打てといいますけど若いうちに怒られて良かったなあと。最大の恩人ですね≫
「北村和夫さんが。でもそれまで俳優になることを反対してたお父さんがその芝居を見て」
≪楽屋に来たときにね目が赤かったんですよこれでOKだと思いましたね≫
「ああそうお父様はお亡くなりになったんですってねえ」
≪7年前に≫
「面白いお父様でその話はまた今度」
http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2002/h14-3-13.html