過去の今日の出来事etSETOraですヨ(=^◇^=)

過去の今日のTHE BEATLESだヨ(=^◇^=)

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 ┃『THE BEATLES GET BACK』┃
 ┗━━━━━━━━━━━━┛Disney+
 2021(令和三)年11月25日(thu) Part 1: Days 1?7
 2021(令和三)年11月26日(fri) Part 2: Days 8?16
‡2021(令和三)年11月27日(sat) Part 3: Days 17?22
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 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Beatles:_Get_Back
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■『ザ・ビートルズ:Get Back』伝説の復活に、熱いコメントが続々!※敬称略
 ピーター・バラカン(ブロードキャスター/ラジオDJ)『Let It Be』というアルバムが1970年にイギリスで発売された時、デビューの時から、ずっとリアルタイムで聴いていた、かなりのビートルズファンでした。ただ解散が決まっていて、なんとなくシラけたムードの中だったので、正直言って、そんなに好きなアルバムではなかったです。今回の『ザ・ビートルズ:Get Back』は予告編を観ましたが、「え、こんなに違うのか!」ってびっくりする程です。トーンも明るいし、なんか冗談を飛ばしあっているような雰囲気で、あのアルバムがどのようにして出来上がっていったのかを覗かせてもらえるというだけでも、ワクワクしてきます!
 和田唱(TRICERATOPS)予告編を何度見たか!伝説のGET BACKセッションが、こんな綺麗な映像で、全世界の人間が平等に見たことのない未公開シーンだらけの作品として、6時間にも渡って公開される。演奏シーン満載の密着ドキュメントを6時間!ビートルズの活動期間中も解散後の50年間も、こんなこと一度もないのだ。こういう大プレゼントをタイムカプセルに入れておいてくれたビートルズ....やっぱりすごい。皆さん、共にじっくり味わいましょう!
 真島昌利(ザ・クロマニヨンズ)映画「Let It Be」には秋から冬の寒さを感じましたが、この映画「Get Back」からは春の匂いを感じます。ジョンもポールもジョージもリンゴも楽しそうでよかった、よかった。どんどはれ。
 武部聡志(音楽プロデューサー)成功を収めたバンドが、解散ムードが漂う不穏な感じかと思いきや和気あいあいとした雰囲気で、最後に向かっていくとは思えない輝きを感じました。このドキュメンタリーを見ると「Let It Be」にしても「Get Back」にしても曲の持つ意味がちょっと違う感じで聴こえてくる。そして、彼らの名曲は今でも色褪せず、若いミュージシャンに影響を与え続けていることに改めて感心しました。素晴らしいドキュメンタリー作品です。
 松尾 レミ(GLIM SPANKY)(ミュージシャン)まるで同じ空間にいるかの様な、部屋の隅から覗き見しているかの様な距離の近さと鮮やかな映像に、ファン心が掻き立てられます。素の表情、リアルなレコーディング風景、素敵なファッションなど、至る所に魅力が溢れていて早く見たすぎる!
 安田顕(俳優)世界中で公開された世界一のバンドの映画が正式に観られなくなってからどれ程の月日が経ったんでしょう。彼らがいた、あの日あの場所へ、共に戻れるこの日が、遂に来ました。ずっと観たかったあの時の彼ら。誰も観たことのない素顔の彼ら。伝説の真実。お腹いっぱい、いただきます。
 糸井重里(「ほぼ日」代表)ピーター・ジャクソン監督の「予告篇」を見たとき、想像してなかった明るさにうれしい驚きがあった。映画『Let it be』は沈鬱で、これじゃ解散してもしょうがないと納得できるような内容だったからだ。しかし、どうやらそういうものではなかったようだ。とにかく、これは「バンド」だ!
 山田貴洋(ASIAN KUNG-FU GENERATION)(ミュージシャン)解散後に知ったビートルズの音楽は、彼らが実在してたかどうかすら朧げなままでも、少年時代の自分を虜にしていきました。数十年経ち情報量も技術も目まぐるしく発達した現代、時を超えてここまで鮮明かつリアルなドキュメントと生々しい演奏を体感できるのはまさに夢のよう。そして、これからの世代にも新たな影響を及ぼしていくことでしょう。この先、永遠に語り継がれる伝説を我々は目の当たりにしているのかもしれません。
 藤原さくら(シンガーソングライター)既に何度も何度も予告動画を見てます。わたしがイメージしていた後期のビートルズより、もっとずっと、皆でふざけ合い笑いながら音楽を作っていたんだなぁ。あの時代の些細なやりとりが綺麗な映像で見れることも感激ですし、ジョンとポールが手を取ってダンスするシーンにはホロっと来ました…。もう待ち切れません!
 リリー・フランキー(イラストレーター)あの時期にあのメンバーが屋上に集まっての最後の演奏になったライブを含む、未公開の映像がこれだけ大量な物量で出てくるというのは、本当にこれが最後だ 思いますし、ピーター・ジャクソン監督が、また新たにエディットしたということで、これは映画としても、大変すばらしい作品になっていると思います。ひとつの音楽、ひとつの世界を変えたグループの、最後の伝説の映像を、皆様に観ていただきたいと思っています。
 YO-KING(真心ブラザーズ)(ミュージシャン)全部観れてるわけじゃないけど、メンバーが楽しそうでいい。なんか、レットイットビーって暗い印象があるから。解散間近でバラバラでみたいな。例のポールとジョージの揉めてる場面とか。レコーディングって楽しくなきゃね!いいもの作るのは二の次で、その時間を味わって楽しむことを心掛けるのが、大事だと個人的には思っている。かえって、その方がいいものができる。そんな感じがふと伝わってきて、嬉しかった。
 浦沢直樹(漫画家/ミュージシャン)'70年公開の映画「Let It Be」を観た時、その険悪な雰囲気、倦怠感に、ビートルズも普通のバンドだったのか、と思ったものです。だけど、今回の明るく、創造性に溢れたビートルズを捉えた「Get Back」を観たら、まったく逆の意味で普通のバンドだったんだ!と嬉しくなりました。ただひたすら音楽が大好きな若者たちが集まった普通のバンド、ただしそれは人類史上最高にイカしたバンドだった、ということで全然普通ではないのは当たり前なんですが。今回、大量の映像と鮮明さが、伝説のベールを剥がし、本当のビートルズを観せてくれます。これを観たらまた、世界中にバンドがたくさん誕生しますね!
 PUFFY(アーティスト)音があんなに前のものなのに、なんであんなに良いのだろうっていう驚きと、映像が本当に奇麗。ああいう風に、今となってはすごいレジェンダリーなバンドのレコーディング風景を映像に残しておいてもらって、よかったなって思うし、私たちもこれから思い出を残したいと思います。当時のあの雰囲気をそのまま知れる映画だなと思いましたので、是非みんなで見よう!
 はっとり(マカロニえんぴつ)「ジョン!帰ってこいよ!」ポールがそう込めたGet Back。ビートルズが最後にもう一度 “バンド” になったアルバムLet It Beレコーディング。予告編・先行映像からすでに釘付けです…。しかも監督は大好きなロード・オブ・ザ・リングのピータージャクソン!ワクワクが止まらないッ。
 中川絵美里(フリーアナウンサー)当時を再現した新作映画のような本当に綺麗で鮮明な映像で驚きました。私にとってビートルズは伝説的な偉大すぎるロックバンドで現実味がなかったんですが、動いている彼らを拝見できて本当に存在していたんだなと改めて実感できました。往年のビートルズファンの皆さんにとっては、思い描いていた、知っていたビートルズの歴史が変わってしまうかもしれない、それぐらいの新発見がきっとあると思いますし、ビートルズに詳しくないという方にも、新鮮な気持ちで6時間楽しむことができると思います。
 ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)信じられないぐらいの映像や音や色で、とてもあの時代のものとは思えないような蘇り方をして本当にビックリしました。本の中で読んだ世界を鮮明な映像で見られて、“こんな日が来るのか”と思っていますし、ワクワクする内容で本当に楽しみにしておりました。本当に素晴らしい技術で、蘇るべくして蘇った映像たちだと思うので、みなさんもぜひ楽しんでいただければなと思います。
 亀本 寛貴(GLIM SPANKY)(ミュージシャン)後期の彼らのバンドらしい姿を多くは見たことがなかったのでとても貴重な内容ですし、予告映像だけでもライブ演奏の生々しさはやはり別格に感じました。6時間全く目と耳が離せない内容なんじゃないかなという気がします!50年以上経ってもこうしてまだまだ彼らの音楽にインスピレーションを受けて、新しい音楽が生まれてくる機会があると思うととてもワクワクします!
■感動と絶賛コメントが到着!※敬称略
 宮永正隆(金沢大学オープンアカデミー ビートルズ大学学長・音楽評論家)どの場面も情報や意図が満載だ。字幕を日本語と英語と切り替えながら観てしまい、なかなか観終わらない。「こんな事が起きたらいいけど、夢のまた夢」という事をやった、このべらぼうさこそビートルズ。もはや第一世代も解散後の世代もない。我々はビートルズ年表の更新に立ち会えた幸運な世代である。実現させた配給元にも拍手喝采だ。「ビートルズとディズニーの夢の顔合わせ」とはこういう事か。胸が熱くなる。
 山崎洋一郎(ロッキング・オン編集長)3篇で計6時間に及ぶ完璧なドキュメンタリー作品。これ以上にリアルなビートルズ・ドキュメントはあり得ないだろう。膨大な未公開の映像と、現在の優れたデジタルレストア技術は、まるで身近な物語のような温度感でビートルズの真実を僕らに見せてくれた。4人が、4人それぞれの誠実さで最後までビートルズであろうとする姿が胸を打つ。ピーター・ジャクソン監督に拍手を。
 曽我部恵一(ミュージシャン)ロックはじめアートのすごいところは、受け手に「自分もなにかやってみよう!」と思わせること。ここにいるビートルズはぼくにまた「オレもなにかやらなきゃ!」と奮い立たせてくれた。ありがとう、ビートルズ。最高のクリスマスプレゼントだ。
 藤本国彦(字幕監修担当者)半世紀以上も前に解散したのに、なぜ未だに現役感があり、魅力を全く失わないのか?お茶目なジョンや、真面目なポールや、無邪気なジョージや、寝ているリンゴなどを眺めているだけでも幸せになれるこの究極のドキュメンタリー作品に、その答えがあると実感しました。ビートルズを知らない若い方にもぜひ観てほしい。強くそう願っています。
 SUGIZO(ミュージシャン)半世紀前の伝説の時が信じられないほど美しくレストアされた映像で蘇った!これほどジョン、ポール、ジョージ、リンゴをリアルに感じるのは初めてだ。ノーカット版ルーフトップ・コンサートの存在は、もう奇跡と言っていいと思う。この映画は涙モノの至上の喜びだ!
 立川直樹(プロデューサー/ディレクター)映画というメディアの魔法によって僕達は1969年1月のロンドンに飛んでいける。名声と富を手にした男がロック・ミュージシャンとして交わす会話と演奏は本当に興味深く、それを短く編集しなかったことで、本当に伝説のセッションを覗き見しているような感じで楽しめ、たくさんの発見ができる。ヨタ話と名言が次々と飛び出し、驚きのカバー曲も…。でもこの時ジョンがまだ28歳だったことを考えると、それも当然か。「僕らはバンドだ」というポールの言葉が全てを表している。
 佐橋佳幸(ミュージシャン)大志と野心を抱いて、そして何より自分たちの音楽のチカラを信じて世界に躍り出た20代の若者たちの夢が、少しずつ綻びを帯びていく様を、新たな視点で描いたこの作品に触れ、涙を禁じ得ませんでした。まさに「Band On The Run」。創造の神に後押しされるかの如く、背水の陣ながら新たな作品を生み出していく彼らの情熱と葛藤が、見事に描かれたドキュメンタリー。
 佐藤竹善(ミュージシャン)中一の時、青森の名画座で観たLet It Beの映画はとてもとても悲しかった。大ファンになったばかりの13歳のぼくには、あまりに酷な寂しい終焉のドラマだった。でも!実際はこんなにハッピーな瞬間にも満ちた時だったんじゃないか!アルバムLet It Beはこの歳になって、ぼくの中でまたまた色を変えた。
 SETA(シンガーソングライター/クリエイター)あの名曲が録音された瞬間に。あの伝説の屋上ライブに。まるであの日あの場所にいたかのような体験ができる作品。世界中の人達が知っている数々の名曲を生み出したそのパワーと魂に鳥肌が止まりませんでした。最新技術で、より鮮明になった映像と音の迫力にも驚きました。ビートルズのディープなファンに、ライトなファンに、観る人全てに、元気と勇気が届くと思います。
 https://disneyplus.disney.co.jp/program/thebeatles.html.html

 映像◆Complete Interview with Ken Dodd 1963https://youtu.be/VgiiSfrf3So
‡1963(昭和38)年11月27日(水)『Late Scene Extra』23:45~00:00
 1963(昭和38)年12月20日(金)『Scene At6.30』
 The Beatles had a break from their Autumn Tour, and spent the afternoon at the Granada television studios in Manchester filming a performance and interview for the Late Scene Extra and Scene At 6.30 programmes. They mimed to two songs: their forthcoming single I Want To Hold Your Hand and its b-side This Boy. The backdrop of the stage set contained enlarged fictitious headlines from the Daily Echo. The interview took place on the same set, and was conducted by presenter Gay Byrne. The Beatles were joined by Liverpudlian comedian Ken Dodd. The footage was used in the 27 November edition of Late Scene Extra, which was broadcast from 11.45pm to midnight, and in the 20 December edition of Scene At 6.30.
 

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 ┃GEORGE HARRISON『ALL THINGS MUST PASS』50TH ANNIVERSARY ┃
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‡1970(昭和45)年11月27日(金) First released
 1970(昭和45)年11月23日(月) (US)♪My Sweet Lord♪
 1971(昭和46)年01月15日(金) (UK)♪My Sweet Lord♪
 1971(昭和46)年02月15日(月) (US)♪What Is Life♪
 2021(令和三)年08月06日(金) Re-release
◇特典◇
 封入特典:応募券 ⇒『オール・シングス・マスト・パス』のアルバム・ジャケットに登場するジョージや妖精の1/6スケールの複製人形セットを10名様にプレゼント。
 対象:『オール・シングス・マスト・パス』
・50周年記念スーパー・デラックス・エディション(UICY-79729)
・50周年記念3CDデラックス・エディション(UICY-79730/2)
・50周年記念2CDエディション(UICY-15999/6000)
◇応募方法◇上記CDに封入されたチラシについている応募券をハガキに貼って応募。お1人様何口でもご応募いただけますが、ハガキ1枚につき1口のご応募とさせていただきます。
 2021(令和三)年08月31日(火)(消印有効)応募締切 当選者の発表:厳正なる抽選の上、賞品の発送をもって実施
◇商品紹介◇ジョージ・ハリスンが1970年に発表した名盤 『オール・シングス・マスト・パス』が 発売50周年を記念して初のマルチ・フォーマットで発売!未発表のデモ、セッション・アウトテイク、スタジオ・ジャム音源、多数収録!!
【完全生産限定盤】発売50周年を記念した『オール・シングス・マスト・パス』のスーパー・デラックス・エディション。
〇新リミックス(一部新リマスター)
〇5枚のCD: 70曲収録(うち42曲は未発表のデモ、セッション・アウトテイク、スタジオ・ジャム音源)
〇ブルーレイにはオリジナル・アルバムのHDステレオ、5.1サラウンド、ドルビー・アトモスのオーディオを収録
〇オリヴィア・ハリスンが監修した全60ページの豪華スクラップブック[当時の未公開写真や記念品、手書きの歌詞、日記、スタジオでのメモ、テープ保管箱の画像、包括的な各曲解説などが収録]付
〇ポスター付
 <日本盤のみ>SHM-CD仕様/英文ライナー翻訳付/歌詞対訳付
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 https://en.wikipedia.org/wiki/All_Things_Must_Pass
 https://store.universal-music.co.jp/product/uicy79729/
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『ザ・ビートルズ:Get Back』 日本でもDisney+で11月配信
 2021(令和三)年06月23日(水) 12:00 Rolling Stone Japan 編集部
 写真◆(C)2021 Paul McCartney. Photo by Linda McCartney
 ピーター・ジャクソン監督による『ザ・ビートルズ:Get Back』が公開形態を変更。日本でも11月25日?27日の3日間、Disney+(ディズニープラス)にて配信されることが決定した。
『ザ・ビートルズ:Get Back』はビートルズ最後のライブとなった、ロンドンでの42分間の「ルーフトップ・コンサート」を含む60時間の未発表映像/150時間の未発表音源を再編集したドキュメンタリー作品。コロナ禍による延期を経て今年8月より劇場公開を予定していたが、約2時間×3回のドキュメンタリー作品として配信されることになった。Disney+の加入者であれば追加料金は発生しない。ピーター・ジャクソン監督は以下のようにコメントしている。
「(本作の)優れた映像は、複数の物語を捉えていたと言えるでしょう。友人たちの物語、個人個人の物語。それは同時に人間のもろさと神々しいまでのパートナーシップを描いたストーリーでもありました。創造性のある物事が作り出されていく過程を追いながら、プレッシャーの中で生み出された象徴的な楽曲たちが1969年初期の社会的な情勢の中で、どのように紡ぎ出されたかを捉えているのです。しかしそれが単なるノスタルジアではなく、剥きだしで、誠実で、実に人間臭い。この6時間の映像を通して、あなたたちは、これまで想像してもみなかったほどの親密さでザ・ビートルズという存在を知ることになるでしょう。」と完成を待ちわびているファンへメッセージを送り、「私はこの3年間近くをこのプロジェクトのために費やし、その仕事に没頭してきました。世界中の観客の方々についにこの物語を見ていただくことができるようになり、とてもとてもワクワクしています」
『ザ・ビートルズ:Get Back』ディズニープラスにて、
 2021(令和三)年11月25日(木)
 2021(令和三)年11月26日(金)
‡2021(令和三)年11月27日(土)未公開映像含む6時間超えの映像を3話連続独占見放題で配信決定!
 https://disneyplus.disney.co.jp/
【動画を見る】『ザ・ビートルズ:Get Back』先行特別映像
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 https://rollingstonejapan.com/articles/detail/36074
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 ドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』がDisney+で独占配信決定
 2021(令和三)年06月23日(水) 文:上村真徹
 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
 わずか8年足らずの活動で数々の名曲と記録を残した伝説のロックバンド、ザ・ビートルズ。彼らにとって最後のライブとなったロンドン事務所ビル屋上での“ルーフトップ・コンサート”を収めた映画『ザ・ビートルズ:Get Back』が、ディズニー公式動画配信サービスDisney+にて、
 2021(令和三)年11月25日(木)
 2021(令和三)年11月26日(金)
‡2021(令和三)年11月27日(土)に3話連続独占見放題で配信されることになった。本作は、60時間以上の未公開映像と150時間以上の未発表音源を、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督が3年かけて復元・編集。1エピソード約2時間の長さで合計3エピソードに構成し、ルーフトップ・コンサートの模様はもちろん、キャリア後期の名盤「アビイ・ロード」「レット・イット・ビー」に収録されている楽曲の全貌を初めて解き明かしていく。そこには単なるノスタルジーにとどまらず、“Get Back”(復活)に挑むザ・ビートルズのメンバー4人の人間臭い想いが刻まれていて、ジャクソン監督も「この6時間の映像を通して、あなたたちはこれまで想像してもみなかったほどの親密さでザ・ビートルズという存在を知ることになるでしょう」とコメントを寄せている。解散から51年の年月が経ち、これまで決して語られることのなかった“衝撃の真実”も明らかになる、時空を超えた“ライブ・ビューイング・ショー”。その全貌をしかと目撃したい。
【関連記事】特集「ビートルズが聴こえてくる。」
【関連記事】ビートルズがいない世界で、 気付かされたシンプルな真実。
【関連記事】ビートルズ時代からどこまでも自然体、ジョン・レノンという気取らないスタイル
 https://www.pen-online.jp/news/culture/beatles_getback/1
 問い合わせ先/Disney+(ディズニープ
 はじめてなら初月無料でお試し
 月額770円(税込)ですべての作品が見放題
 ご入会いただくのは「ディズニープラス」と「ディズニーDX」アプリを楽しめるサービスです。
 https://disneyplus.disney.co.jp/

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 ┃ ♪I FEEL FINE♪  ┃
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 1964(昭和39)年11月27日(fri) UK EP Released
 1964(昭和39)年11月23日(mon) US EP Released
 1965(昭和40)年01月05日(tue) JP EP Released
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 https://en.wikipedia.org/wiki/I_Feel_Fine
 英http://yokono.co.uk/collection/beatles/uk/single/single_original_p2.html##8-1
 米http://yokono.co.uk/collection/beatles/usa/single/usa_single_1964.html##7-1
 日http://yokono.co.uk/collection/beatles/japanese/single/or_1179.html
 Ohttps://music.amazon.co.jp/albums/B01989O1RG
 ⑨https://music.amazon.co.jp/albums/B07FTCJKWS
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 ┃ 英国(イギリス)発売(リリース)通算8枚目のシングル作品 ┃
 ┃  ♪アイ・フィール・ファイン♪/♪シーズ・ア・ウーマン♪  ┃1964年3枚目
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 ┌─――――――――――――┐U.K.チャート第①位獲得7回目
‡|1964(昭和39)年11月27日(金)|08枚目 U.K.シングルリリース
 └─――――――――――――┘https://beatlesdata.info/uksingles.html
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 ┃ U.K. Picture Disc issued to celebrate THE BEATLES'20th Anniversary ┃
 ┃        THE BEATLES 20TH ANNIVERSARY PICTURE DISKS        ┃
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 A面♪I Feel Fine♪/B面♪She's A Woman♪
‡1964(昭和39)年11月27日(fri) 初リリース
 1984(昭和59)年11月26日(mon) RP-5200 第08弾
 備考・・・BEATLESのレコード発売20周年としてイギリスparlophoneから発売されたピクチャーレコード。イギリスでのオリジナル発売日を20年後の1982年から1990年まで8年かけて('60年代)の発売月に合わせ22枚のピクチャーレコートを発売。スリーブは厚めの透明ビニールに入れられて発売。タイトルにより黒色の台紙を挿入。20周年記念ピクチャーレコードの中で台紙入りは♪Lady Maddona ♪The Ballad Of John And Yoko ♪Get Back ♪HEY JUDE ♪Something/Come Together♪の5タイトル
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 0716 http://www.dermon.com/Beatles/Pd_uk2.htm
 http://mst1.fc2web.com/20th/picture-disk.html
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 ※1987(昭和62)年のCD化の際にオリジナルアルバムに準ずる扱いとなるヨ(=^◇^=)
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 ┃ 『MAGICAL MYSTERY TOUR』 ┃
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‡1967(昭和42)年11月27日(mon) US LP Released
 1967(昭和42)年12月 5日(tue) JP LP Released
 1967(昭和42)年12月08日(fri) UK EP Released
 1976(昭和51)年11月19日(fri) UK LP Released
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 https://en.wikipedia.org/wiki/Magical_Mystery_Tour
 http://www.beatlesebooks.com/magical-mystery-tour-album
‡米Mhttp://yokono.co.uk/collection/beatles/usa/lp/usa_lp_capitol_mo3.html##13-1
‡米Shttp://yokono.co.uk/collection/beatles/usa/lp/usa_lp_capitol_st3.html##13-2
 日http://yokono.co.uk/collection/beatles/japanese/lp/lp_op_9728.html
 英http://yokono.co.uk/collection/beatles/uk/lp/uk_lp_magical.html
 Ohttps://music.amazon.co.jp/albums/B019GHEBOI
 ⑨https://music.amazon.co.jp/albums/B07FT833BP
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 ┃ A-side ♪HELLO GOODBYE♪   ┃Single record by THE BEATLES
 ┃ B-side ♪I AM THE WALRUS♪  ┃
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 1967(昭和42)年11月24日(fri) UK released
‡1967(昭和42)年11月27日(mon) US released
 1968(昭和43)年01月10日(wed) JP released
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 https://en.wikipedia.org/wiki/Hello,_Goodbye
 http://rock-t.info/beatles-discography-hellogoodbye-iamthewalrus.html
 英http://yokono.co.uk/collection/beatles/uk/single/single_original_p4.html##16-1
 米http://yokono.co.uk/collection/beatles/usa/single/usa_single_1967.html##18-1
 日http://yokono.co.uk/collection/beatles/japanese/single/or_1838.html
 https://music.amazon.co.jp/albums/B07FT833BP
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 ┃ THE BEATLES  America Single Release ┃
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 24.1967(昭和42)年02月13日(mon) 1 16 Capitol 5810 ♪Penny Lane♪/♪Strawberry Fields Forever♪【米;8位/1位】
 25.1967(昭和42)年07月17日(mon) 2 17 Capitol 5964 ♪All You Need Is Love♪/♪Baby You're A Rich Man♪【米;1位/34位】
‡26.1967(昭和42)年11月27日(mon) 3 18 Capitol 2056 ♪Hello, Goodbye♪/♪I Am The Walrus♪【米;3週1位/56位】
*************************** http://www.uta-net.com/song/8783
 http://yokono.co.uk/collection/beatles/usa/single/usa_single.html
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%81%AE%E4%BD%9C%E5%93%81
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 ┃ ビートルズ詳解 The Beatles’Corpus ┃
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①1960(昭和35)年11月27日(日) ライヴ演奏:カイザーケラー/ハンブルグ (55日目)
②1961(昭和36)年11月27日(月) ライヴ演奏:キャバーン・クラブ (昼) /リヴァプール
③1962(昭和37)年11月27日(火) ラジオ出演:『ザ・タレント・スポット』/ロンドン
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③1962(昭和37)年11月27日(火) ラジオ出演:『ザ・タレント・スポット』/ロンドン
 これはビートルズのロンドンでの初めてのラジオ出演であった。リージェント通り (Regent Street) にあるBBCのパリス・スタジオ (BBC Paris Studio) で収録が行われた。番組の名前は『ザ・タレント・スポット (The Talent Spot)』といい、
 1962(昭和37)年12月04日(火)の5:00pm~5:30pmにBBCのライト・プログラムでオンエアされた。彼らは♪Love Me Do♪/♪P.S. I Love You♪/♪Twist And Shout♪の3曲を演奏している。4:00pmからリハーサルに入り、7:00pm~8:00pmにスタジを観客を前にして本番が収録された。プレゼンターはゲーリー・マーシャル (Gary Marshal) で、歌手のエルキー・ブルックス (Elkie Brooks) も出演している。
④ビートルズはこの会場には4回出演しているヨ(=^◇^=)
 1963(昭和38)年02月27日
 1963(昭和38)年03月13日
 1963(昭和38)年05月29日
‡1963(昭和38)年11月27日
⑤1962(昭和37)年11月23日(金) BBC-TVオーディション:セント・ジェームズ・チャーチ・ホール/ロンドン
 この10分間のランチタイムの演奏は、BBC-TVのプロデューサーの面々がビートルズのグループとしての才能を評価するオーディションであった。このオーディションにより、この日に予定されていたキャバーン・クラブ (Cavern Club) のランチタイムショーには出演できなくなったため、急遽ザ・レモ・フォーと出演日を交替し、ビートルズは
 1962(昭和37)年11月21日(水)に出演、この日はザ・レモ・フォーがキャバーンに出演している。このBBCのオーディションは、プレストン (Preston) のデヴィッド・ジョン・スミス (David John Smith) という1人のファンが、ビートルズの出演を求める手紙をBBCに書いたことがもたらした。BBCはスミスをビートルズのマネージャーと誤解し、ロンドンでオーディションを提供する旨を
 1962(昭和37)年11月06日(火)に返信した。スミスはその返信をNEMSエンタープライズ (NEMS Enterprises) に転送する。その頃ビートルズとブライアン・エプスタインはハンブルグにいたため、ブライアンの弟のクライヴ・エプスタイン (Clive Epstein) が兄に代わって予定を再調整し、このオーディションをこの日に組み入れたのであった。
‡1962(昭和37)年11月27日(火) 4日後にブライアン・エプスタインはBBCの軽娯楽部門から審査結果を告げる手紙を受け取っているが、どうやらこのオーディションは失敗だったようだ。ビートルズのBBC-TVでのデビューは
 1963(昭和38)年04月13日(土)を待たねばならない。このオーディションの後、ワラジー (Wallasey) のニュー・ブライトン (New Brighton) にあるタワー・ボールルーム (Tower Ballroom) でのナイトショーに出演するため、ビートルズは急いでリヴァプールに戻った。セント・ジェームズ・チャーチ・ホール (St. James's Church Hall) はロンドン中心のグロスター・テラス (Gloucester Terrace) 8-12にある。1958(昭和33)年にオープンして、BBCがTVオーディションやリハーサル用に使っていた。このホールは2001(平成13)年に取り壊されて、跡地にはアパート団地が建設されている。
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 ①https://gejirin.com/beatles/history/1960/19601004_live_kaiserkeller1.html
 ②https://gejirin.com/beatles/history/1961/0history_index-1961.html
 ③https://gejirin.com/beatles/history/1962/19621127_radio_TalentSpot.html
 ④https://gejirin.com/beatles/history/1963/19630227_live_Realto_York.html
 ⑤https://gejirin.com/beatles/history/1962/19621123_BBCTVaudition.html
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 ┃ THE BEATLES HISTORY ┃|November 27|331
 ┃    ザ・ビートルズの今日の出来事   ┃|11月27日|
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 1960(昭和35)年(日) インドラ・クラブで演奏できなくなり、ブルーノ・コシュミダー経営の別のクラブ「カイザーケラー」に出演することになった。その55日目のステージ。
 1961(昭和36)年(月) キャバーン・クラブでランチタイム・セッションのライヴ
********** http://www.thebeatles.co.jp/contents/index2.htm
 http://www.beatlelinks.net/forums/showthread.php?t=17199
 http://beatlesdiary.web.fc2.com/day/011/1127.html
 https://blogs.yahoo.co.jp/fab4city/15569693.html
 http://www.beatlesagain.com/bhistory.html
 楽曲資料https://beatlesdata.info/
 歌詞充実http://tsugu.cside.com/index.html
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 ┃ THE BEATLES of 1963  ┃(mon)15 April
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 "I saw The Beatles play Tenbury Wells
 by Pat Lambert
 The story of how The Beatles - who'd just had their first number one - came to play a tiny club, in Worcestershire, from someone who was in the audience that night. It was the early 60's that my husband and I, together with about ten like-minded people, got together to discuss what we could do to entertain the young people of Tenbury Wells on Saturday evenings.
 We hit on the idea of forming a dancing club, where we would book acts from the pop charts, and backing groups to support them, which would also give local groups an airing too. 
 That was how the Riverside Dancing Club was born - we decided to use the largest ballroom in the town, which was at the Bridge Hotel.
 The young people were delighted with the idea, so we had some membership cards printed and there was a small membership fee.
 Jean Morton was on children's TV at the time, with two bears called Tingha and Tucker (password Woomerang Boomerang) - on the program she was known as Auntie Jean, and we asked her to come and open the club.
 The committee met weekly to discuss the acts to be booked, and two of the members presented them to us, so we booked the acts the members wanted. 
 Joe Brown and the Bruvvers were particularly good, as were Johnny Kid and the Pirates, The Rocking Berries, Screaming Lord Such, Tommy (the gravel voice) Bruce and many more.
 In 1963 we were asked by the members to book a group from Liverpool called The Beatles.
 We had never heard of them, but their agent was duly contacted, and they were booked for the princely sum of £100. 
 By the time they came to Tenbury they were top of the Hit Parade with 'Please, Please Me.'
 There was great excitement in our little town, and member's tickets of three shillings and six-pence were soon snapped up.
 We made arrangements for a buffet supper in the Bridge dining room, for the committee to have the honour of a meal with the famous four.
 The excitement in the town grew and grew, especially when they turned up in mid-afternoon and went for a stroll down the main street.
 I myself had a hairdressing salon in Teme Street and we kept a look out for them. 
 Someone shouted "They've just come out of the cafe opposite!" and everyone in the salon got up and rushed outside, without a care in the world that their hair was in rollers and perming curlers!
 Ringo I remember was eating an ice-cream cornet.
 The evening came at last, with almost mass hysteria among the teenagers (and some old people!)
 We finally got them to ourselves, in the locked dining room with people hammering on the door for their autographs.
 I got their autographs in my book, which I sold at Christie's pop memorabilia about ten years ago.
 They are worth even more now, as only Paul and Ringo are still living.
 Looking back it was great that they did honour our booking, as by the time they came to Tenbury they were worth thousands.
 P.S. We were asked to book a young vocalist called Cilla Black but we turned that idea down. What a lorra lorra bad luck!"
‡Source:2008/11/27(thu) http://www.bbc.co.uk/herefordandworcester/content/articles/2008/11/27/music_map_beatles_tenbury_pat_lambert_feature.shtml
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 http://www.multiplusbooks.com/630415.html
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 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓27 November 1963 Late Scene Extra
 ┃ ♪I Want to Hold Your Hand♪『THE BEATLES 1』 ┃25 November 1963 Filmed
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛in Studio Four, Granada TV Centre 
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 https://en.wikipedia.org/wiki/The_Beatles_discography#Music_videos
 https://en.wikipedia.org/wiki/1_(Beatles_album)
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 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ どらくスペシャル 編集長この一枚あの一枚 ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ドクダンに充ち満ちた、おススメの3枚。今宵、一杯かたむけながら、針を落としてみませんか…。第3回は、「ビートルズ・フォー・セール(BEATLES FOR SALE)」「マジカル・ミステリー・ツアー(MAGICAL MYSTERY TOUR)」そして、事実上、最後の録音となった「アビー・ロード(ABEEY ROAD)」を。 
 ■『MAGICAL MYSTERY TOUR』1967(昭和42)年11月27日(月)発売 このコーナーで取り上げる中で、唯一、英国オリジナル盤ではないのが、このアルバムだ。BBCのテレビ映画「マジカル・ミステリー・ツアー(MAGICAL MYSTERY TOUR)」で使う曲は6曲しかなく、LPにするには曲が足りず、逆にEPでは入り切らない。ということで、英国では豪華なブックレット付のEP2枚組という変則的なつくりになった(12月8日発売)。しかし、米国では、この年に出され、アルバム未収録だったシングル3枚の曲(計5曲)をB面にして編集し、このLPアルバムの体裁ができたのである。その後、ビートルズのアルバムがCDになる際に、正式にこの米国編集盤がラインナップに加わったため、ここでも取り上げることにした。ビートルズにとってこの年、67年のもっとも大きな出来事は、「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND)」の完成をみたことではない。同アルバム発売からおよそ3カ月後の8月に、マネジャーのブライアン・エプスタインがロンドンの自宅で死んだことだ。4人にとって仕事でもプライベートでも良き理解者であり、友人であったエプスタインを失ったことで、彼らの迷走がはじまる。すでに舞台に立つことがなくなっておよそ1年がたっていたが、巨大化していくビートルズのビジネスはエプスタインの死後、はっきりと破綻をきたしていく。彼らは自分たちの会社「アップル」を設立する際にエプスタインに代わるマネジャーを雇おうとはせずに、何もかも自分たちでやっていこうとした。ビジネスは放っておいてもスムースに事は進んでいくと安易に考えていた。それはレコード制作だけではなく、行き先のない旅行を映像にした「マジカル・ミステリー・ツアー」の制作においてもそうだった。「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」が極上の仮装舞踏会なら、二番煎じを狙ったともとられるこのツアーは、茶番劇だった。監督・出演・演出・音楽のすべてを彼ら4人が手がけたが、緻密なスケジュールや脚本はなく、行き当たりばったりに作り上げた映画の評判は散々だった(ちなみに日本では、翌年9月になんと日本武道館で公開された)。しかし、アルバムのほうは発売1カ月で800万ドル以上を稼ぎ、当時のキャピトル・レコードの初回売り上げ記録を塗り替えた。「I Am The Walrus(アイ・アム・ザ・ウォルラス)」は当時のサイケデリックブームを体現しているが、ほかのいくつかの曲と同様、LSDの体験に基づいた歌詞になっている。<ぼくは彼で きみも彼 そしてきみは僕なのさ/そう、ぼくらはたいして変わりがないぜ>と、とりとめもなく、生真面目さのないこの楽曲に、なぜかみんな惹(ひ)かれてゆく
【A面】Magical Mystery Tour(マジカル・ミステリー・ツアー) The Fool On The Hill(フール・オン・ザ・ヒル) Flying(フライング) Blue Jay Way(ブルー・ジェイ・ウェイ) Your Mother Should Know(ユア・マザー・シュッド・ノウ) I Am The Walrus(アイ・アム・ザ・ウォルラス)
【B面】Hello, Goodbye(ハロー・グッドバイ) Strawberry Fields Forever(ストロベリー・フィールズ・フォーエバー) Penny Lane(ペニー・レイン) Baby You're A Rich Man(ベイビー・ユーアー・ア・リッチマン) All You Need Is Love(愛こそはすべて=オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ)
(注)ここで取り上げているのは、すべて英国版オリジナルアルバムです。
 参考文献『TELL ME WHY』Tim Riley)各ライナーノーツ
『ビートルズを知るために』ビートルズ公式サイト 東芝EMI
 ☆プロフィール☆小野 高道(おの・たかみち)「どらく」編集長。1958年、東京生まれ。獅子座のB型。1984年、朝日新聞社に入社し、東京本社社会部、「be」副編集長などをへて、現職。じつはクラシックもジャズも、リズム&ブルースも、好き。ことばとは裏腹に「優柔不断」が信条?

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