広島市のGoTo除外を要請 県、感染急増受け
‡2020(令和二)年12月14日(月) 16:48配信 共同通信
広島県は14日、新型コロナウイルスの感染者が急増している広島市を発着する旅行について、観光支援事業「Go To トラベル」から一時的に除外するよう政府に要請したと明らかにした。実現の可否や時期など詳細は決まっていない。県によると、広島市の6~12日の状況を分析した結果、全ての指標で政府の対策分科会が示すステージ3(感染急増)の基準を超えた。県観光課の担当者は「安心して観光できる状況ではないと判断した」としている。湯崎英彦知事は
2020(令和二)年12月11日(金)の記者会見で「(GoToトラベルへの対応について)慎重に検討する」と発言していた。
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◎感染拡大のスピードに対応が追いついてないような気がする。さらに寒波で気温が下がり、空気は乾燥。そんな中、年末年始を迎える。本来なら感染拡大防止の旗をふるべき人が不在で、国民各々の判断に委ねられ、気を配る、気をつける人達ばかりではない。まだまだ拡がりそうな気がする。不安を感じる。
◎国はGOtoのせいで感染拡大してるとは言えない?だからGOtoは停止しない。でも停止する県はちらほら。矛盾してます?広島検査待ちあり?感染してホテル10日待ち?急変したら救急車呼んでと?入院施設70%埋る。今感染したら大変だ?東京は、検査待ち何日だろう?GOto即停止レベルでは無いのかな。総理大臣今引っ張っていける人は、いないのかな。
◎何で現住民側の自治体が「もう来ないで!危ないから!」て言ってるのに、こさせないことを推奨するために国の許可が「降りない可能性」もあるんだ?おかしな話だ。国が拒否するというストーリーもありうるのが。◎まだ全国のニュースで広島対象の事を言ってないけど、(名古屋と東京ばかり)今からニュースになるのかな。早くしてほしい。
◎広島市の増え方は加速度的。かなり危機的だ。
◎広島って第4波なんですね。第1,2,3と比較にならないくらい、爆発している。今、調べたらびっくりした。
◎ステージ3とかステージ4とか、ほかの感染症に比べると基準が低すぎる。PCR検査自体が根拠ないのに、それで陽性になった人がほんの少し出ただけで大騒ぎ。新コロの存在証明なし陽性者が感染させる根拠もなし(by厚労省) まずはここを明らかにしてから騒がないとさ、順番がおかしいよ。
◎GoTo除外要請とは今広島で増えてるのは県外からの観光客が持ってきたと言う事なの?GoTo開始時期より観光に来る人が減ってるのに何か確固たる証拠があるんでしょうね。もしないのなら何もしない県知事と広島市長とうるさいから要請している都府県知事のマネをしただけの相変わらずの無策提案ですね
◎広島への移動を禁止して欲しい。
◎VMAX | 湯崎知事には東京都の小池知事、大阪の吉村知事のような、ポーズだけの対応はして頂きたくない。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b8e20bf124ff74dbb6a57a66f0e0c88d981925f
松本人志の95㎏ベンチプレス26回に「スゴい」「ズルい」の両論
2019(令和元)年12月17日(火) 18:00 北野大知 お笑い界随一のマッスルボディを誇るダウンタウンの松本人志が驚異の筋力を披露し、後輩芸人に「バケモンです!」と言わしめた。
‡2019(令和元)年12月14日(土)放送の『炎の体育会TV』TBS系 で松本は、ベンチに仰向けに寝た体勢からバーベルを胸の上に持ち上げる“ベンチプレス”に挑戦。その場面についてスポーツライターが振り返る。
「耐久力を競う“ベンチプレスvs垂直ジャンプ~異種耐久バトル”に参戦した松本は、自分の体重プラス30キロの95キロを選択。その重さを実感しようと宮川大輔が挑戦するもバーベルはびくともせず、補助員に『押さえてるやろ!?』と確認したほどです。素人では95キロをわずかでも浮かせることはまず不可能ですが、筋トレ歴10年超の松本は涼しい顔で次々とバーベルをリフトアップ。さすがに10回を超えたあたりからは表情に険しさが見え始め、20回を超えるとプルプルと腕を震わせていましたが、27回目を差し上げられずにギブアップするまで、驚異の集中力でバーベルを上げ続けたのです」ベンチプレスを終えた松本の上半身は、筋肉に血流が集まることでパンプアップされ、パンパンに膨らんでいた。その姿に視聴者から〈松ちゃんスゲエ!〉〈ヤラセなしなのは素晴らしい〉〈俺なら半分もできない〉といった賞賛の声が殺到したのも当然だろう。その一方で〈95キロって言ってもズルい〉と、その偉業に難癖をつける声も一部あるようだ。その理由について前出のスポーツライターが続ける。
「番組ではシャフトに沿ってバーベルが動く『スミスマシン』を使っていました。スミスマシンはシャフトのおかげでバーベルが前後左右にブレることがなく、普通のベンチプレス(フリーウェイト)よりも2割ほど重いウエイトを挙げられると言われています。また松本は一回挙げるごとにバーベルを固定して休憩。これもまた回数を増やすには有用な方法であり、記録を伸ばすのに役立っていたのです」
2017(平成29)年01月22日(日)放送の『松本家の休日』朝日放送 で、松本は“松ザップ”と題して、スミスマシンを使ったベンチプレスを披露。そこでは135キロ×3回に成功していた。
「松本はフリーウェイトでも100キロは差せるはず。そして100キロはベンチプレスの世界で《これが差せれば第一人者》とされる目安の重さであり、その達成者は世界的にも“100kgクラブ”(225ポンドクラブ)と称されています。ともあれ今回、松本が95キロを26回成功したことは、芸能人といったくくりとは関係なしに立派な記録であることは間違いありません」(前出・スポーツライター)40代後半になってから筋トレを始め、いまや100kgクラブ入りを果たした松本。ここからは、何歳までベンチプレス100キロを維持できるかに興味が高まることだろう。
https://asagei.biz/excerpt/10618
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松本人志、ベンチプレス95キロを26回に驚きの声 「レギュラーにしてもらおうかな。番組1個減るから」
‡2019(令和元)年12月14日(土) 21:58配信 スポーツ報知
14日放送のTBS系「炎の体育会TV SP」(土曜・後7時)に、ダウンタウンの松本人志(56)が「体育会TV軍助っ人ゲスト」として初出演、ベンチプレスに挑んだ。
この日はスキージャンプの小林潤志郎(28)、小林陵侑(23)、小林龍尚(18)の小林3兄弟からなる「最強スキージャンプ軍」と「体育会TV軍」が3番勝負を展開。松本は「ベンチプレスVS垂直ジャンプ」と題した勝負に出場した。
体重65キロの松本が95キロのバーベルを上げるごとに、高さ90センチの回転バーを4回ジャンプする“異種耐久対決”。この勝負で、松本は予想を上回る26回連続でベンチプレスをさせたが、龍尚は104回ジャンプを成功させ、松本が先にギブアップ。惜しくも敗れた。
しかし、56歳の驚異のパワーに、MCの今田耕司(53)らは「バケモノです」と大盛り上がり。松本はぐったりした表情で「どういうこと?」と龍尚に驚きながら、最後は胸筋をピクピクさせながら「ノーギャラやからね」と笑わせた。
さらに、番組名こそ出さなかったが、自身がMCを務めた同局系「クレイジージャーニー」が不適切な演出の発覚で、放送休止から打ち切りとなったことに触れ「(体育会TVの)レギュラーにしてもらおうかな。TBSで番組1個減るから」と、軽く“ぶっこむ”ことも忘れなかった。
松本のベンチプレスでの奮闘にツイッターでは「まっちゃんスゲー」「松本さん95キロのベンチプレスあげてるけど、その辺の56歳にはあがらないぞ。その辺の20、30、40でも上がらないか。すごすぎる」などの声が並んだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191214-12140150-sph-ent&pos=1
https://hochi.news/articles/20191214-OHT1T50150.html
PayPay の100億円あげちゃうキャンペーン
2018(平成30)年12月04日(火) Start
2018(平成30)年12月13日(木) The End.
‡2018(平成30)年12月14日(金) PayPay株式会社 PayPayOfficial【キャンペーンはご好評により終了】#PayPay の100億円あげちゃうキャンペーンは、好評につき上限の100億円相当に達したため、12/13(木)をもって終了いたしました。今後も新たなキャンペーンを予定しておりますので、引き続きPayPayをご愛顧ください。
スマートフォン決済を展開する「PayPay」は、支払額の20%を還元するキャンペーンを13日で終了したと発表した。ヤフーとソフトバンクが共同で設立したスマホ決済のサービス会社「PayPay」は、支払額の20%を還元するキャンペーンが、還元総額上限の100億円に達したとして、13日をもって終了したと発表した「PayPay」は、サービス開始にともない利用客を獲得するため、今回のキャンペーンを実施し、還元総額が100億円に達するか、2019年の3月末日で終了するとしていたが、20%という高い還元率が話題となり、開始から10日間での終了となった。
https://www.fnn.jp/posts/00407687CX
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┃ 今日は何の日? ┃名称、肩書き、年齢などは当時のものです
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1975(昭和50)年12月14日(日) 国鉄最後のSL定期旅客列車が運行 ⇒ 国鉄最後のSL定期旅客列車が北海道の室蘭線、室蘭?岩見沢間で運行された(写真)。SLは燃費効率が悪い上に発煙が乗客や沿線住民らを不快にさせるなどとして、国鉄はSLを全廃し、動力源を電気や軽油に置き換える近代化計画を進めていた【時事通信社】※2019(令和元)年記事追加
1911(明治44)年12月14日(木) ノルウェーの探検家アムンゼンが人類で初めて南極点に到達
2003(平成15)年12月14日(日) イラク占領当局がフセイン元大統領を拘束したと発表
2006(平成18)年12月14日(木) 西武の松坂大輔投手のレッドソックス移籍が正式決定 ※2019(令和元)年記事消滅
https://www.jiji.com/jc/daily
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┃ プロ野球デキゴトロジー ┃写真=BBM
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‡1973(昭和48)年12月14日(金) 慶大のプリンス・山下大輔の大洋入りと中部オーナーの“独演会”
‡2017(平成29)年12月14日(木) 7:05 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわって「その日に何があったのか」紹介していく。今回は12月14日だ。
写真◆両親同席で入団会見を行った山下(学生服)。右から2人目が中部オーナー
慶大時代、東京六大学のリーグ戦でベストナイン4回、首位打者1回、通算打率.325をマークした山下大輔が
‡1973(昭和48)年12月14日(金)、大洋への入団会見を行った。
山下は、この年のドラフト1位。大学では「長嶋茂雄2世」とも言われた遊撃手だ。甘いマスクから“慶応のプリンス”とも言われ、熱狂的な女性ファンも多かった。
胆石で入院し、久々に公の席に姿を現した中部謙吉オーナーは、大物ルーキー獲得にご機嫌の様子で「巨人の長嶋君以上に立派な成績だ」と声を弾ませた。ただ、前年の大物ルーキー、長崎慶一が入団した際、「新人王間違いなし!」と言って、今一つの成績に終わったこともあったのか、記者が「新人王?」と水を向けると、少し苦笑いし「急にやれとせっつかんほうがいいだろう。実力は徐々に出してくれたらいい。気楽にやらせたいな」。
それでも話しているうちに次第に乗ってきたのか、会見に同席した山下の母親に「男ぶりがいいからお嫁さん候補の交通整理もお願しますよ」と言って大笑いしていた。
中部オーナーは入団発表の後、記者会見も開き、予定を1時間近く上回る独演会。「彼が何勝、彼が何勝とワシが計算すると、ウチのチームの投手の勝ちは合計百以上になるんだが、どうも計算が甘いみたいだな。ただ、来年はチームワークもうまくいくだろうし、優勝は五分五分だね」と、大洋ホエールズをこよなく愛するオーナーは“親バカ”ぶりを発揮していた。
ただ、折からの“オイルショック”(原油価格の上昇による物価急上昇。トイレットペーパーの買い占めなどがあった)については“財界人”の顔に変わり、「このまま長引けば、ナイターができなくなるかもしれん。入場料を上げるのではなく、企業努力で何とかせんと」と話していた。
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http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=097-20171214-11
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①┃ 『週刊ベースボール』60周年記念企画 No.140 ┃ 40円
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‡1960(昭和35)年12月14日(水)増大号 川上監督の登場まで
2018(平成30)年03月16日(金) 11:08 今年、創刊60周年を迎えた『週刊ベースボール』。現在1日に1冊ずつバックナンバーを紹介する連載を進行中。いつまで続くかは担当者の健康と気力、さらには読者の皆さんの反応次第。できれば末永く、お付き合いいただきたい。
◎『特別座談会 選手は新監督に希望する』
写真◆表紙は巨人・川上哲治監督
今回は『1960年12月14日号』(初出から修正)。定価は10円上がって40円だ。グラビア巻頭は『川上監督登場す』。扉の写真は前監督・水原茂と川上哲治新監督の笑顔の握手だ。就任後、小社にもあいさつに来たようで、初代社長・池田恒雄との2ショットがあった。
本文巻頭の『背番号16川上監督の登場まで』では就任までの経緯などが書かれ、最後に一問一答がある。
──巨人の監督として考えていること。
川上 プロ野球は職業だ。橋の下や草っ原で娯楽してやっている野球とは同じスポーツでも違うものだ。職業意識に徹して、もっと真剣に取り組んでいかねばいかん。巨人軍の一員としての誇りを持ち、あらゆる面でプロ野球のリーダーとしていくように努力しなければいけないと思っている。上は社長から下は一年生の選手にいたるまで一体となって努力することだと思う。
川上監督らしい硬い言葉ではある。この時点では水原前監督は球団重役として残り、川上監督のサポートをすることになっていた。
その後『特別座談会 選手は新監督に希望する』では巨人の別所毅彦、広岡達朗、藤尾茂、国松彰が登場。新監督・川上の下、頑張ると張り切る別所に対し、確執もウワサされる広岡は「やってみないことには分からない」とやや微妙な受け答えだった。
『佐々木信也連載対談』では「20才選手のなやみ」のタイトルで巨人・王貞治がゲスト。年賀状をめぐりこんなやり取りがあった。
王 ファンレターは返事が書けないんですよ、読むのが精いっぱいで。
佐々木 そうだろうな。
王 だから年賀状で、ファンレターを書けない分、全部あれしていたんですよ。
佐々木 じゃあ、年賀状がすごいだろ。
王 多いですね。
佐々木 何千枚になっちゃうんじゃないの。
王 そうです。今年の正月は四千くらいあったです。だから、印刷して自分のサインだけ書くんです。
佐々木 それでも大変だろう、相手の宛名書くのが大変だから。
王 宛名は刷れませんからね(笑)。
佐々木 四千だと1枚4円のハガキを使ったとしても、相当な額だよ。サラリーマンの1カ月分だよ。
以下、宣伝。
週べ60年記念シリーズ『巨人編』が好評発売中。次回は日本ハムの予定です。
では、またあした。<次回に続く>
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②┃ 『週刊ベースボール』60周年記念企画 No.342 ┃ 60円
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‡1964(昭和39)年12月14日(月)増大号 巨人・長嶋茂雄、婚約発表
2018(平成30)年11月16日(金) 10:14 今年、創刊60周年を迎えた『週刊ベースボール』。現在1日に1冊ずつバックナンバーを紹介する連載を進行中。いつまで続くかは担当者の健康と気力、さらには読者の皆さんの反応次第。できれば末永くお付き合いいただきたい。
◎金田正一の退団声明
写真◆表紙は巨人・長嶋茂雄
今回は『1964年12月14日号』。定価は60円だ。
11月26日、国民的スター、巨人・長嶋茂雄がついに婚約を発表した。
きっかけは同日、報知新聞のスクープだ。すぐさま各社が長嶋家に向かったが、すでに長嶋は雲隠れ。その後、ホテル・ニューオータニに婚約者の西村亜希子さんと一緒にいる、という情報が流れ、今度はホテルに記者が大移動した。
実はプロポーズし、それを受けてもらったのが前日の25日。まだ関係者に連絡をする前に報知にスクープされてしまい、この日は、長嶋も大慌てでホテルにこもって関係者に電話で連絡していたらしい。
すっぱ抜いた報知に怒ったのは各社の長嶋番記者だ。彼らは結束が固く、長嶋にも仕事を越えた友情を感じていた。長嶋は当時日本中の関心事だった婚約について、必ず共同会見で明かすという約束をしていたという。
実際には長嶋と親しい報知の担当記者は「記事にはしない」と長嶋に言っていたが、「これだけ情報はあるなら出してしまえ」とデスクに押し切られたらしい。
記者たちには球団にも猛抗議。結局、ニューオータニで、この日のうちに共同会見となった。
亜希子さんは語学を生かし、東京オリンピックのコンパニオンをしていた才女。長嶋がスポーツ紙の五輪特別記者となるための準備として、王貞治とともにコンパニオン7、8名との懇親会に出席したときに出会い、長嶋が一目ぼれした。
亜希子さんはプロポーズの言葉を聞かれ、「この言葉はわたしひとりの胸におさめておきたいと思います」と答えた。
今回は話題が豊富だ。
南海から野球留学し、そのままサンフランシスコ・ジャイアンツで日本人初のメジャー・リーガーとなった村上雅則。南海は、メジャーで力をつけた村上の復帰を首を長くして待っていたが、アメリカの新聞に、村上が翌シーズンも南海に戻らず、SFジャイアンツでプレーすることが確定的という記事が載った。
南海側は村上を“貸した”つもりだったが、SFジャイアンツは“買った”つもりでいて、村上自身もメジャーでのプレーを希望しているという。
また国鉄派、サンケイ派でドタバタが続く国鉄スワローズは、退任が決定的と言われていた林義一監督の留任が決定。二軍監督・飯田徳治の一軍監督昇格の線で進めていた北原代表は辞任した。
要はサンケイ派の大勝利ということだ。
さらに11月27日にはエース・金田正一が退団声明。28日には会見を行い、「北原さんがやめ、林監督が留任した国鉄でワシは野球をやる気はない。国鉄は赤字だ。その責任を負って北原さんがやめるというが、それならワシがやめればいい。ワシはやめて林監督を見返してやる。どんなにダメな監督か思い知らせてやる」
60年、十年選手制度で、金田には移籍の自由があった、このときは北原代表の説得もあって行使しなかった。
十年選手について説明すれば、1952年以前にプロ野球に入った選手の既得権で制限付きで移籍の自由が認められるというものだ。
基本的には現在の球団が選手の保有権を持ち、自由契約にならなければ選手は勝手に移籍はできないが、10年選手の金田の場合、国鉄とどうしても契約したくないと言えば「特別保留選手」になる。
こうなると金田はセ・リーグの管轄となり、まずセは金田に国鉄と契約を勧めたうえで、それがイヤとなるとウエーバー形式で他球団に出す。この際、昨年の優勝チーム、阪神は除外され、金田がそれ以外の球団から選ぶことになる。
このルール、どこまでが厳密にやっていたのかは分からないが、記事どおりなら、巨人がV逸の64年オフの事件だったというのは、面白いめぐり合わせだ。
大洋には新治伸治が入団。東大からの第1号プロ選手で、実は当初プロ野球に入るつもりはなく、大洋漁業本社に入社し、出向の形での入団だった。
最後に。
ここ数回紹介してきた広岡達朗の移籍問題は正式に残留で決着。以下は川上哲治監督のコメントだ。
「球団幹部が決めたことだから、われわれは従うほかないだろう。わたしは大体広岡を出す気持ちはなかった。残ると決まった以上、広岡も我を捨ててやってほしい」
根は深いようだ。
では、また月曜日に。<次回に続く>
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③┃ 『週刊ベースボール』60周年記念企画 No.669 ┃ 80円
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‡1970(昭和45)年12月14日(月)号 高校三羽烏がすべてプロ入り
2020(令和二)年03月16日(月) 10:14 一昨年、創刊60周年を迎えた『週刊ベースボール』。現在、(平日だけ)1日に1冊ずつバックナンバーを紹介する連載を進行中。いつまで続くかは担当者の健康と気力、さらには読者の皆さんの反応次第。できれば末永くお付き合いいただきたい。
◎阪急・森本潔のトレード志願
写真◆表紙はヤクルト・三原脩監督
今回は『1970年12月14日号』。定価は80円。
高校三羽烏・箕島高の島本講平、広陵高・佐伯和司、岐阜短大付高・湯口敏彦がいずれも1位でプロ入団を決めた。
南海から指名された島本はプロ入りを希望をしていたが、親と学校が東京六大学進学を勧め、反対。箕島高の先輩・東尾修(西鉄)も「お前はまだ無理」とアドバイスしたというが、本人の意思は固かった。11月26日、入団を決めた際、「男なら一発勝負してやろうと思いました」。
甲子園では投手として活躍した左腕だが、本人はプロでは野手で勝負したいと思っていた。
野村克也監督は、「うちは左投手がいないので、投手と打者の両方で使ってみたいと思っている」と二刀流での起用を示唆した。
佐伯は地元の広島の指名だったが、大洋が早くから目をつけ、声をかけていた。あとはSFジャイアンツのキャピー原田からも声をかけられ、迷っていたようだ。
ここで追い風となったのは広島ファン。連日、電話やはがきを佐伯家に送り、中には「カープに入らんと家に火をつけるぞ」というものもあった。
ただ、これも時代だが、それもまた、広島ファンの熱心さを物語る美談のように書かれていた。
湯口は巨人が指名。本人は問題なしだったが、校長先生でもあった松本監督が慎重だった。「巨人に入団し、もしダメだったら、なんらかの形で身分を保証してほしい」と申し出、少し難航したが、結果的には入団が決まった。
阪急の森本潔が移籍志願をしていた。森本といえば、西本幸雄監督派と言われた男。一体、何があったのか。
一つには、むらっけのある森本を西本がこらしめとばかりスタメンを外し、本人は西本に冷たくされたとふてくされた。そのときスポーツ新聞で自分がトレード要員、しかも相手の1人に対する複数の1人に挙げられていたのを見て、
「俺はそんな評価しかされてなかったのか。確かにちゃらんぽらんな性格かもしれないが、やるときはやっていた。どうせトレード要員に挙げられているんなら、残っても気持ちのしこりは取れない。どこでもいいからトレードしてくれ」
となった。
三原脩が退団した近鉄監督は岩本堯となった。
では、またあした<次回に続く>
備考・・・2018(平成30)年に創刊60周年を迎える『週刊ベースボール』。1日に1冊ずつバックナンバーを紹介
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