過去の今日の出来事etSETOraですヨ(=^◇^=)

過去の今日のTHE BEATLESだヨ(=^◇^=)


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 ┃ JOHNの死を新聞はどう伝えたか? ┃(1)~(4)
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†1980(昭和55)年12月10日(水)『北海道新聞』『日本経済新聞』『朝日新聞』『毎日新聞』『読売新聞』
 1980(昭和55)年12月11日(木)『北海道新聞』『日本経済新聞』『朝日新聞』『毎日新聞』『読売新聞』
Vol.6  Johnの死を新聞はどう伝えたか?(1)
Dec-4,2000記
Dec-8,2000追記
Johnが射殺されてから、はや20年の歳月が流れました。事件当時、僕は高校2年生。一報を聞いた瞬間、頭の中が真っ白になったのを、未だに忘れることが出来ません。事件当時の新聞を読み返してみようと思い立ち、先日札幌へ戻った際、札幌市中央図書館所蔵の縮刷版を調べて来ました。日本でこの事件が報道された
1980(昭和55)年12月10日と11日の紙面から、当時の報道の状況を紹介したいと思います。ただ、内容の大幅な引用は差し障りがあるかと思いますので、見出しを中心に並べて行きます。あしからず…。
■PART1『北海道新聞』
当時、我が家で取っていたのが「道新」こと北海道新聞でした。
10日の朝刊では、1面にはJohnのことは載っておらず、第1・第2社会面で扱われています。
第1社会面の横凸版見出し…「凶弾五発、レノン(元ビートルズ)倒す」
同面の縦の袖見出し…「若いファン銃乱射 レコーディング帰り ヨーコ婦人の目前」「60年代 ロックに君臨」(特派員電)「犯人は失業中の元ガードマン」(UPI)
 リード文中の抜粋「…一九六〇年代の世界のロック・ミュージックをリードし、国際的な反体制文化の象徴的存在だったビートルズのジョン・レノン(40)が…」…ビートルズって、そんなに『反体制的』ですかねぇ? 
 …この面には、事件の概要とJohnのプロフィールを中心に構成しています。ただ、プロフィールの中には『「イエスタディ」「ミッシェル」など、今ではクラシックの演奏家もレパートリーに取り入れ、…』と、Johnの作品とするにはちょっと抵抗がある記述もなされているのですが(まぁ、“Lennon-Mccartney”というクレジットで発表されてしまえば、一般的には区別がつかないか…)。
第2社会面の縦見出し…「私のレノンが…自宅、病院前で涙の通夜」(特派員電)「英国でも深い悲しみと衝撃」(共同)
 …特派員電の文中にも、『誰かが持っているトランジスタラジオから、追悼番組のビートルズの曲「レット・イット・ビー」「イエスタディ」が流れ、それに合わせて、人々の間に歌声が広がる。やがて、レノンの歌のリフレーン「オール・ウィ・アー・セイイング…」の大合唱となった…』とのくだりが。ここでもPaulの曲が幅を利かせていたようで…。
 インタビュー記事も掲載されており、小野啓輔・福田一郎・篠山紀信の3氏の談話が載っています。
10日夕刊社会面の続報。
 大見出しは…『「サイン気にくわん」J・レノン殺害犯人 凶行の影に計画性?』(特派員電)となっており、“捜査当局の見方”として、その後長く日本で報道されていた「サインに対する不満」が殺人の動機になった…とする見方を報じています。
 下段の小見出しは「遺産ざっと五百億円」「レノンのレコードに殺到」。
11日朝刊の1面コラム「卓上四季」でも、Johnの話題が。
 「元ビートルズのメンバーの中でも、際立って反体制的であり“哲学的”であったジョン・レノンが凶弾に倒れた。(中略)ビートルズの成功後、ポール・マッカートニーが中流階級入りを否定せず、ジョンとしばしば対立したから、ビートルズは解散したとの説がある」…へぇーっ(^^;)。
 札幌市内版のページでは8段抜きで「わが青春の支えだった…さよならジョン・レノン」と題し、レコード店・ラジオ・「ビートルズ世代」へのインタビューなどで構成。
そして11日夕刊では共同電から『「成り代わりたかった」レノン射殺犯、動機を語る』「全米各地で悲しみの抗議集会」、AFP時事電から「14日にレノン追悼の黙とう」の3本の記事。 いずれも第2社会面の掲載でした。
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■PART2『日本経済新聞』
数は少ないながらも、日経でもJohnの射殺事件を採り上げていました。但し、大半の記事が通信社の配信記事でしたが…。
10日朝刊の社会面…縦見出し3行で「ジョン・レノン射殺される 夜遅く、自宅前で ニューヨーク 犯人は元ガードマン」(共同電とUPI電で構成)
 共同電のリードは「六〇年代に世界の若者を熱狂させたビートルズの事実上のリーダー、ジョン・レノン(40)が、ニューヨークの自宅マンション前で八日夜、射殺された。」
 下の方にやはり共同電で「追悼の合唱やまず」のベタ記事も。 
10日夕刊社会面…いずれも共同電で「レコード飛ぶ売れ行き レノン追悼 カーター大統領も声明」「計画的犯行を自供」
 この共同電では「サイン不満」による犯行とは謳っていませんね。
11日朝刊の1面コラム「春秋」でも、Johnの死を採り上げています。
 「…ザ・ビートルズのジョン・レノンがニューヨークでわけのわからぬ犯人に射殺されたという。悲報を聞いたファンの衝撃も同じ思いだったろう。(中略)ビートルズに熱中した世代も、いまや三十歳台半ばの中堅、ビートルズを子守唄として育った世代もヒゲのはえる年頃となった。そして「今日」は確実に「イエスタディ」となり、“人は明日を信じ、昨日を恋い慕う”(歌詞の一節から)」…このコラムニスト氏は「軍歌と演歌で育ったオールド族」だそうでして。
ひとまず、PART1はここまで。Johnの命日までには全編書き上がらないかも知れないなぁ、この調子では…。
 文中の用語について・・・この原稿の中で、新聞紙上の専門用語を使って紹介している事項がかなりあります。それらについて、補足説明させて頂きます。
 第1社会面・第2社会面 … 見開きの社会面の左側が第1、右側が第2社会面。
 横凸版見出し … 横書きの大見出しのこと
 特派員電・通信社電 … 自社の特派員の送稿記事が「特派員電」。通信社からの配信記事が「通信社電」(共同・時事・ロイターなど)
 ○段抜き・ベタ記事 … 新聞記事の書かれている段数にまたがる見出しが「○段抜き」。見出しが一段の記事が「ベタ記事」。
 http://moving.la.coocan.jp/yabunirami6.htm

Vol.7  Johnの死を新聞はどう伝えたか?(2)
Dec-5,2000記
■PART3『朝日新聞』
今回確認した各紙の中で唯一、12月10日付朝刊の1面本記でJohnの死を取り上げています。
記事全体のボリュームも、全国紙の中では一番多かったのではないでしょうか?(特記以外は自社記事か特派員電)
10日朝刊の1面中ほど、4段の縦見出しで「ジョン・レノン 射殺さる」として特派員電の記事が。
 「…ヨーコさんは夫の死を知って、一時狂乱状態になったが、ケガはしていない。」
第1社会面の横凸版見出しは…「レノン復活 凶弾が阻んだ」
そして、段抜きの縦見出しだけで以下の4本が打たれています。
 「若い男 待ち伏せ五発 深夜ヨーコ夫人の目前 マンハッタンアパート前」「五年ぶりの新譜残し」「青春のビートルズは帰らない」『日本にも衝撃 ファンら「本当か」 レコード会社、増産号令』
 そして写真の他に、ダコタハウス付近の地図も添えられています(地図が添えられていたのは朝日と読売のみ)。
 この他にベタ記事が2本。「イエスタデー追悼の大合唱 NYのファンたち」『「行ってやりたい」洋子さんの母』
第2社会面にも横凸版見出しで…「無念 40歳の死」。そして縦見出しは、「ロックに命をかけて 時代先取り水先案内人」
 内田裕也・篠山紀信・横尾忠則・湯川れい子の4氏の談話が掲載されています。
もう一つ、同面には「ヒット曲の大半作る 解散後も独自の平和運動」と題したコラム記事もありますが…。
 「…ポールと共に、「イエスタデー」「レット・イット・ビー」などビートルズのヒット曲の八割ほどを作詞、作曲した。」とあるのは、やはり“Lennon-Mccartney”というクレジットに記者が「錯覚した」のでしょうかね。
その下にベタ記事で、『「偉大な男だった」ポールらショック』として、イギリスでの反応も採り上げられています。
10日夕刊ではまず第2社会面に「レノン射殺犯 熱狂的なファン 裁判所、精神鑑定認める」
 この文中で「レノンのサインのやり方が気にくわず頭にきた」と、取り調べの警察官に語ったくだりが紹介されています。
また、芸能面では「ジョン・レノン 突然の死」「精神的リーダー失う 心に響く音の遺産残し」と題した立川直樹氏の寄稿と、同紙出版局の矢野純一氏のコラム「ユーモア好きだった友 共にクリスマス過ごす」が掲載されています。
11日朝刊の1面コラム「天声人語」でも射殺事件を採り上げているのですが、引用されていたのはまたしてもPaulのナンバー。
それをJohnの思想に結びつける所はやはりベテランコラムニストのわざなのでしょうか?(^^;)
 「(レット・イット・ビーに触れて)…あるがままにあれという教えは、虚飾や野望を捨てたはだかの人間であれ、ということだろう。…(中略)…ビートルズであるよりはあるがままの一人の人間でありたいといったレノンにこそ、レット・イット・ビーの歌はふさわしい/「明日は雨かもしれない/だから僕は太陽を追う」…」
11日夕刊で目立つのは中面の「にゅうす・らうんじ」。
8段抜きのボリュームで、レノン射殺事件を採り上げています。見出しだけ紹介しましょう。
「追悼にも強烈な自己主張  アメリカ的な あまりにアメリカ的な」
「底流に社会的な緊張」「自ら守る伝統 難しい銃規制」
そして第1社会面ではAFP時事電で…「レノン追い自殺図る メキシコの熱狂ファン カセイソーダ飲み重体」
またAP電で『「キリストより人気」レノン発言は尊大と反感か」として、1966年のキリスト教に対する発言との関連を指摘する記事も載せられていました。
朝日の記事はボリュームがかなりあり、ベタ記事見出し等の一部を割愛しました。ご了承ください。
 http://moving.la.coocan.jp/yabunirami7.htm

Vol.8  Johnの死を新聞はどう伝えたか?(3)
Dec-8,2000記
■PART4『毎日新聞』
この事件が起こる3年前、毎日新聞は経営危機に陥り、「新社」を設立して再出発していました。
そのためもあってか、記事の分量は少なくなっていますが、他紙では触れていない話題が多く採り上げられていたようです。
12月10日朝刊の第1社会面…横凸版の見出しは「元ビートルズ ジョン・レノン射殺される」
そして縦見出しがまず3本…「自宅前で凶弾5発 ニューヨーク」「ヨーコ夫人絶叫」「犯人 25歳の失業青年」
 この記事は特派員電なのですが…「レノンは七〇年、「ビートルズ」が解散して以来、演奏活動から遠ざかり、七五年以降は公の席にはほとんど姿を見せなかった。」とのくだりが。いくら何でもこれはちょっと言い過ぎのような気が…。
その下に共同電とAFP時事電で「薄笑い浮かべ引き金」。「ジョン・レノンをやったまでよ」という犯人のセリフは、この記事と読売のみで採り上げられていました。またAFP配信の記事では、警察当局の話として「レノンはサインしたくなかったようだ」との見方があることを紹介しています。もう一本の共同電の記事「マンハッタンに追悼合唱」では、「ダコタハウスの前で歌われた曲」が道新と同じく、「ギブ・ピース・ア・チャンス」「イエスタディ」「レット・イット・ビー」になっています。
「型破りの芸術と行動 来年の日本公演を前に」の見出しでJohnのプロフィールが紹介されていますが、日本公演の予定があったこと、シンセサイザー奏者の富田勲氏がレコーディングに参加予定だったことなど、他紙に載っていない話題が採り上げられています。
第2社会面は大きな縦見出しが2本…「若者の意識変えて…」「なぜ?ファンに衝撃」
 インタビューは富田勲(この中で、一家が1981年2月に来日予定だったことに触れている)・篠山紀信・湯川れい子の3氏。またロンドン支局電のベタ記事で、『家に閉じこもり「ショック」マッカートニー』という記事もありますが…「…ビートルズ全盛時代に熱狂したファンは大人になって生活に忙しく、熱狂して悲しむと言うものではない。」そうで(^^;)。
10日夕刊の1面コラム「近事片々」にもJohnが。
 『「オール・ウィ・アー・セイイング・イズ・ギブ・ピース・ア・チャンス(平和にチャンスを与えろといっているだけだ)」…自作の反戦歌がジョン・レノンへの挽歌となった。また一人去った六〇年代の予言者。更に遠ざかった六〇年代の青春…』
第2社会面では3段見出しで「レノン射殺 犯人は熱烈ファン」(特派員電)。記事の中にヨーコが出した声明のことも触れられています。
またベタ記事で「遺産は五百億円」「大統領が特別声明」(以上共同)「ソ連でも追悼番組」(時事)の3本が掲載されていますが、ソ連での反応を載せたのは、全国紙の中では毎日だけでした。
11日朝刊の1面コラム「余録」も、他紙と同様にJohnの死を取り上げています。
ヘンな引用がなく、この著者は相当ロックに造詣が深い人だったのだろうと推測できます。
 『「僕にとって音楽とはコミュニケーションの手段だ。もし他にいい方法があればそれでいい」と彼は語っていたそうだ。反戦運動も数々の奇行も、音楽も沈黙も、常に何かを伝えるためのギリギリの表現だったのだろう。沈黙までも騒々しく、雄弁だった。…』
更に社説面の「記者の目」では10段抜きの大スペースで、学芸部の加古 明光記者が「さらばジョン・レノン」と題したリポートを書いています。
この他の見出しは『永遠の「昨日」ビートルズ』『「抱きしめたい」60年代 英雄たちの挑戦』…文中では“Yesterday”と“Across The Universe”を対照させて、こんな記述が。
 「…前者はご存じ、ポールの名曲。同じバラードながら後者はレノンの地味な作品。ビートルズの双頭リーダーは、すべてに対照的だった。ヒット曲にはポールのものが多い。ポールが純粋に音楽にのめり込んでいたからだ。対して、レノンは音楽を1つの手段としてとらえ、それを通じてメッセージを語り続けてきた。…」
第2社会面には外電が2本。「全米でレノン悼む集会 悲しみのキャンドル掲げ」(UPI電)『「サインの仕方悪い」レノン射殺犯動機もらす』(AP=共同電)
 ここでも「サイン説」が出てるんですね。この他、Ringoの弔問の様子を写した写真が載せられています。
11日夕刊では第2社会面の記事が1本だけ。「レノンに成り代わりたくて?殺害犯人 熱狂的ファン心理で」(ロイター=共同電)
 朝日の記事と同様に、「キリスト発言」と犯行の関連を推測しています。
分量的には少ないですが、「読ませる」内容では朝日よりも毎日の方が勝っている印象を受けました。不十分ながらも書き手に、それなりの基礎知識があったからなのでしょうか…?
 http://moving.la.coocan.jp/yabunirami8.htm

 Vol.9  Johnの死を新聞はどう伝えたか?(4)
■PART5『読売新聞』
全国紙の中で、もっとも「立ち上がり」が早かったのが読売でした。
12月10日付け朝刊の段階で一報だけでなく、コラムや特集面でJohnの死を取り上げています。
その10日付け朝刊。1面では記事は載せられていませんが、コラム「編集手帳」でJohnの死についてのコメントが。
 「…(ビートルズが)一年もたたないうちに世界の若者たちの心をつかんだのは、その強烈なビートと音楽的創造性、評論家ウィリアム・マン(米)の言う「哲学的集団」の放つ激しい磁気力とであった。英国はリバプールの貧しい家庭に育った“魂の叫び”が、やがて一千万人以上といわれるファン層をつかむ。…」
そして第1社会面。見出しを含め全11段をフルに使って事件を報じています。
横凸版見出しは…「ジョン・レノン射殺される 元ビートルズの奇才」。
そして縦見出しは「帰宅待ち伏せ、5発 ニューヨーク」「ヨーコ夫人の目前で」「犯人 元ガードマン25歳」「音楽活動再開の直後」の4本。
 特派員電の記事ではダコタ周辺の地図が添えられ、犯人がアパートの警備員に「何をやったのかわかっているのか」とたずねられて「ジョン・レノンをやったまでだ」と答えたこと、サインに対する不満が動機との見方があること…などを報じています。
しかし、リードの文章では『「イエスタディ」「ミッシェル」などの名曲で六〇年代を風びしたイギリス生まれのロックグループ「ザ・ビートルズ」の元メンバー、ジョン・レノン(40)が…』と書き出されている他、「60年代 世界にブーム」と題されたプロフィール紹介の記事(内容的には各紙の中で一番まとまっていたように思う)でも、代表曲となっていたのは「レット・イット・ビー」「イエスタディ」「ミッシェル」。やはり「錯覚」してたのでしょうか…?
この他ベタ記事で、ヨーコの家族の反応や、イギリスでの反響の様子(他のメンバー3人の反応が簡単に触れられている)が紹介されています。
第2社会面には6段抜きの縦見出し…「また消えた“一つの青春”」。そして、石坂敬一・星加ルミ子・内田裕也・松本恒雄の4氏の談話(内田裕也以外、他紙とダブっていない…^^)、シネクラブでの反響の様子などが紹介されています。
さらに特集面の「今日の話題」でもいち早く、「ジョン・レノンの死 解散10年、悲劇のビートルズ」というタイトルで、事件を取り上げています。
 「…平和運動の意識を持ち、夫人とともに自ら永住の地としてニューヨークに永住したジョン。そのジョンがごくニューヨーク的な犯罪〈射殺〉という形で命をなくしたのはあまりにも皮肉だ。…」
10日夕刊の1面コラム「よみうり寸評」でも、Johnのことが話題に。
 『一日五十人殺される日もあるニューヨークだが、「スクリュー・ボール」(変人・精神障害者)にねらわれたジョン・レノンは不運だった。…』
また芸能面には石坂敬一氏が「さよならジョン・レノン ビートルズ人気を超えて宗教、政治、前衛音楽へ進出」と題する文章を寄せています。
 「…そのレノン、次に何をやるんだ、と私たちに期待を抱かせたところで、不帰の人となってしまった。アルス・ロンガ・ビタ・ブレビス-芸術は長く人生は短し。レノンはこの言葉の具現者となった。…」
そして第1社会面では、縦見出しで大々的に『「サインが気に食わず」 犯人は熱狂的ファン  レノン射殺 英国、悲しみの追悼』…と打ち、「サインに対する不満」が犯行原因とする警察筋の情報を紹介しています。
そしてもう1本、「鎮魂の祈りを ヨーコ夫人が声明」と題する記事で、事件直後のヨーコのコメントが紹介されています。
立ち上がりが早かった分(?!)、11日朝刊の紙面では事件関連の記事は大幅に減り、夕刊にはほとんど記事がありませんでした。
その朝刊の記事。第2社会面で「ジョン・レノン 殺害犯の妻は日系人」(特派員電)「アメリカ各地で追悼の集会」(UPI=共同)の2本が掲載されています。
…ということで、4回に分けて当時の新聞報道の様子を紹介しました。
まとめ方がヘタで読みづらい点も多かったと思いますが、一つの時代の記録として書き留めておきたいと思いましたので…。その想いだけでも伝われば幸いです。
それにしてもここまで書いて改めて不思議なのは、“Imagine”や“Happy Xmas”を取り上げた新聞記事がほとんどないこと。
やはり「元ビートルズ」のメンバー…としての捉えられ方が強かったからなのでしょうか…?
 http://moving.la.coocan.jp/yabunirami10.htm

 


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 ┃ 『A COLLECTION OF BEATLES OLDIES』 ┃BUT GOLDIES!
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 1966(昭和41)年12月09日(fri) UK released ※THE BEATLES RECORD COLLECTION
‡1966(昭和41)年12月10日(sat) UK released ※Wikipedia English version
 1967(昭和42)年02月05日(sun) JP released 
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 英Mhttp://yokono.co.uk/collection/beatles/uk/lp/uk_lp_mono_p3.html##8-1
 英Shttp://yokono.co.uk/collection/beatles/uk/lp/uk_lp_stereo_p3.html##8-1
 日http://yokono.co.uk/collection/beatles/japanese/lp/lp_op_8016.html
 http://www.geocities.jp/mr_tako_seijin/page_lp/oldies.html#
 https://en.wikipedia.org/wiki/A_Collection_of_Beatles_Oldies
 音源◆https://music.amazon.co.jp/my/playlists/オールディーズ+ビートルズ/8737774b-78ea-4758-9e8a-add85953fd06
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 CD ANNIVERSARY EDITION ALBUM
 1. She Loves You 2. From Me To You 3. We Can Work It Out 4. Help! 5. Michelle 6. Yesterday 7. I Feel Fine 8. Yellow Submarine 9. Can't Buy Me Love 10. Bad Boy 11. Day Tripper 12. A Hard Day's Night 13. Ticket To Ride 14. Paperback Writer 15. Eleanor Rigby 16. I Want To Hold Your Hand 50th Anniversary New Stereo Remix And Remaster 2016
 ANNIVERSARY EDITION EXTRA
17. She Loves You (simulated stereo) 18. From Me To You (center vocal stereo) 19. We Can Work It Out (alternate stereo)
20. Michelle (center vocal stereo) 21. Yesterday (no strings) 22. Yesterday (reversed stereo) 23. I Feel Fine (alternate stereo)
24. Yellow Submarine (alternate stereo) 25. Can't Buy Me Love (alternate stereo) 26. Bad Boy (reversed stereo)
27. Day Tripper (alternate stereo) 28. A Hard Day's Night (alternate stereo) 29. Ticket To Ride (alternate stereo)
30. Paperback Writer (alternate stereo) 31. Eleanor Rigby (alternate stereo) 32. I Want To Hold Your Hand (alternate stereo)
 DVD1 VIDEO ALBUM - 16:9 wide screen stereo
SHE LOVES YOU FROM ME TO YOU WE CAN WORK IT OUT HELP! MICHELLE YESTERDAY I FEEL FINE YELLOW SUBMARINE CAN'T BUY ME LOVE BAD BOY DAY TRIPPER A HARD DAY'S NIGHT TICKET TO RIDE PAPERBACK WRITER ELEANOR RIGBY I WANT TO HOLD YOUR HAND SHE LOVES YOU (live) TWIST AND SHOUT (live)
INTERTEL PROMO COLLECTION original mono +
I FEEL FINE (take 1) I FEEL FINE (take 2 - fish and chips) TICKET TO RIDE HELP! DAY TRIPPER (take 2)
DAY TRIPPER (take 3) WE CAN WORK IT OUT (take 1) WE CAN WORK IT OUT (take 2) WE CAN WORK IT OUT (take 3) PAPERBACK WRITER (take 1) PAPERBACK WRITER (take 2) PAPERBACK WRITER (take 3) PAPERBACK WRITER (take 4) RAIN (take 1) RAIN (take 2) HELP! (dartless version) DAY TRIPPER (music of lennon&mccartney)
WE CAN WORK IT OUT (music of lennon&mccartney) PAPERBACK WRITER (ed sullivan show) RAIN (ed sullivan show)
 DVD2 INTERTEL PROMO COLLECTION stereo remaster +
I FEEL FINE (take 1) I FEEL FINE (take 2 - fish and chips) TICKET TO RIDE HELP! DAY TRIPPER (take 2)
DAY TRIPPER (take 3) WE CAN WORK IT OUT (take 1) WE CAN WORK IT OUT (take 2) WE CAN WORK IT OUT (take 3) PAPERBACK WRITER (take 1) PAPERBACK WRITER (take 2) PAPERBACK WRITER (take 3) PAPERBACK WRITER (take 4) RAIN (take 1) RAIN (take 2) PAPERBACK WRITER (chiswick film version) RAIN (chiswick film version)
PAPERBACK WRITER (anthology re-edit) PAPERBACK WRITER (quad screen comparison version)
PAPERBACK WRITER (quad screen jumbled version) RAIN (sprit screen version)
 VIDEO EXTRA
CAN'T BUY ME LOVE (live -color) ALL MY LOVING (remastered) ROLL OVER BEETHOVEN (around the beatles)
A HARD DAY'S NIGHT (in color) CAN'T BUY ME LOVE (Top Of The Pops) I FEEL FINE (quad screen)
HELP! (remastered) AND YOUR BIRD CAN SING FRENCH TRADING CARDS TRIBUTE RARE PRESS PICTURES
BEST LIVE 1964-1965 I WANT TO HOLD YOUR HAND (b/w+color)
 NTSC 16:9 Wide Screen - Dolby Digital Stereo / Mono DVD1 = time approx. 105min. (43+58) DVD2 = time approx. 112min. (65+47) 
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