過去の今日の出来事etSETOraですヨ(=^◇^=)

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 酒「提供やってます」店外まで響く笑い声…福岡で要請に反し、深夜営業再開の店も
 2021(令和三)年06月02日(水) 07:00 読売新聞
 新型コロナウイルス対策で9都道府県に発令されている緊急事態宣言の延長期間が1日始まった。福岡県の飲食店に対する営業時間短縮や酒類提供自粛の要請は継続され、店主は「いつまで続くのか」と悲痛の声を上げた。一方、要請に反し、この日から深夜・未明までの営業を再開する店も見られた。県内の病床使用率は依然7割前後と深刻な状況で、専門家は「感染抑止の措置を緩めるわけにはいかない」と強調する。
 2021(令和三)年06月01日(火)午後8時過ぎ、若者の街・福岡市大名地区は人通りが少なく、多くの飲食店の明かりが消えた。ただ、「アルコール提供やってます」「25時まで営業」といった看板を掲げる店もあり、笑い声が店外まで響いていた。 県は酒を提供する飲食店の休業、それ以外の飲食店などの営業時間の短縮(午後8時まで)を求めている。それに従ってきた別の地区の飲食店は、1日から通常営業(午前1時まで)に戻した。従業員5人の5月分の給与は予定通り支払ったが、売り上げは従来より8割以上減っている。経営者の男性は「飲食店だけ休業や時短をする意味があるのか」と語る。不要不急の外出自粛も求められているのに、要請に従わない近くの店は繁盛しており、「苦渋の決断」をしたという。 要請に従う店も苦境が続く。福岡市・天神の立ち飲み居酒屋「角屋」は午後3時過ぎに閉店準備を始めた。店長の男性(41)は「1年以上赤字が続いているが、今が一番厳しい」と言葉を絞り出した。「昼から飲める」が売りの店だが、今はノンアルコール飲料とランチで対応している。宣言発令後の営業は当初、午後8時までだった。客がなかなか来ないため、今は午後4時までに短縮している。酒が提供されないと分かり、引き返す人も多いという。県内では1日、新たな感染者が81人確認され、2日続けて100人を下回った。3度目の緊急事態宣言が発令された
 2021(令和三)年05月12日(水)の634人をピークに減少傾向に転じている。ただ、重症患者の増加などによって、病床使用率に大きな変化はない。
‡2021(令和三)年05月31日(月)時点で68・7%と、国の指標で最も深刻な「ステージ4」(50%以上)に達したままだ。宣言解除の目安について、服部誠太郎知事は「ステージ3が大前提で、ステージ2に安定的に向かうことが重要だ」と説明。福岡県がステージ2の水準になるには、新規感染者数100人以下を1週間継続し、病床使用率は20%未満となる必要がある。だが、重症患者はこの2週間、70~80人台で推移し、ベッドが空きにくい状況が続いている。県コロナ調整本部長を務める上野道雄・県医師会参与は「感染者数は減っているが、重症者数は高い水準で推移し、自宅待機者も2000人超いる。リバウンドの懸念もあり、感染を抑える措置を続けることが重要だ」と話す。
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 https://news.yahoo.co.jp/articles/1fb2819db34af47ac26264a233fcd59ad8843a30

 コロナ禍が追い打ち “老舗”広島タクシー 今秋、自主廃業へ
‡2021(令和三)年05月31日(月) 17:25配信 RCC中国放送
 構造不況に、新型コロナが追い打ちです。戦後まもなく設立され、広島市を中心に営業を続けている老舗の「広島タクシー」が、ことし秋に自主廃業する方針を固めました。広島タクシーは、原爆投下からおよそ1年半後の1947(昭和22)年3月に創業し、オート三輪や輸入車を使って営業を始めました。帝国データバンクによりますと、売り上げのピークはバブル期の1991(平成三)年度で、44億3100万円に上りました。しかし、最近は乗務員の不足や高齢化などによるタクシー業界の構造不況で売り上げが低迷。2019年度には7億9600万円にまで落ち込んでいました。広島タクシーによりますと、そこにコロナ禍が追い打ちをかける形となり、余力があるうちに廃業する方針を固めました。従業員は166人で、再就職の支援や廃業に伴う協力金を支払うことを組合と話し合っているということです。広島タクシーは、
 2021(令和三)年10月20日(水)にタクシー事業を終え、来年
 2022(令和四)年3月末日(木)までに会社を清算する方針です。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/52a71691087260b39f152fa489a1ab7ab367f01d
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 ┃ 全日本懸垂王者決定戦 ┃
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 2020(令和二)年04月25日(土) イベントStart
†2020(令和二)年05月31日(日) イベントThe End.
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①┃ 『女帝 小池百合子』 ┃石井妙子:著
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 1952(昭和27)年07月15日(火) 女帝性誕
 2020(令和二)年05月29日(金) 文藝春秋 P.440
 2020(令和二)年05月30日(土) Amazonカスタマー 凄いです 小池百合子の本質にここまで迫った記事、本は無いと思います。ノンフィクションを超えてます。告発本ともいえます。しかし、それは綿密な取材に裏打ちされたものです。都知事という総理に次いで二番目と言われる権力者に対して恐れを抱きながらも書かれた著者の勇気に敬服します。大袈裟な意味でなく命を賭して執筆されたと思います。取材も細かく資料も膨大で浅い内容の週刊誌的な記事とは全く違います。当たり前ですが…読み進めて最初の方は、丁寧な取材を感じつつも著者の主観が強いなと思いましたが、それは逆に先述した綿密な取材に裏打ちされたものだと納得します。引き込まれます。小池都知事について政治に近いTVコメンテーターが「あの人はね…」とよく嘆息する、意味がとても分かります。何となく今まで彼女に違和感を覚えていた人はそれは何故かがよく理解出来ます。小池の恐ろしさが本当に分かります。しかしそれを利用してきた政財界の要人たち、マスコミ、多くの人たちにも責任があります。著者はそこも訴えています。都知事選に併せて出したただの暴露本だと揶揄されそうですが、そんな三面記事的ものではないです。これは警告だと思います。本当に更に4年間この人に知事を任せて良いのか、その為に本に書かれている築地の人たちを始め多くの人たちをもっと不幸にしてしまうのではないか。学歴詐称疑惑についてもこの本で多くのページが割かれていますが、学歴が政治家の実力とは関係ないと著者も認めています。そのことが問題でなく嘘を重ねてその嘘を利用して今の地位や名声を手にしてきたこと、そういった人間のありようが問題なのだと指摘しています。そして、嘘がいかに罪深いものであるか、周りの人を苦しめ、人生を歪ませるか…こんな小学生でも理解できるようなことを諭され、大の大人が恥ずかしく情けなく思います。著者の石井さん、取材を受けられた小池とかつて同居していた方には改めて心から敬意を表します。同居されていた方にも石井さんは語られていますが、どんなにか長年異国の地で恐怖を感じ良心の呵責に悩んでこられたか、察するに余りあります。それでも、小池に本当の人生を歩んで欲しい、一緒にカイロ大学に通ってもいいと言ってくれる優しい友人が身近にいることを本人が気付くことはやはり難しいのか。彼女の生い立ちや境遇が今を作ったとしても、だから他の人、本に書かれていた水俣病やアスベストに苦しんでいる人を更に悲しませて良いことにはならない。読了した後、著者の言うように戦後の女性解放の結果がこの小池の躍進なのか、もしかしすると女性宰相へ繋がるのかと重く塞ぐ気持ちにはなったが、著者と取材された方の誠実さと勇気にまだ希望があると感じます。まだ終わっていない、そう思いたいです。出来れば、小池に違和感のない、寧ろこのコロナ対策で小池は頑張ってる、都のリーダーとしてふさわしいと思っている人たちにこの本を読んで欲しいです。拙い乱文ですが、素人の感想でした。963人のお客様がこれが役に立ったと考えています
②2020(令和二)年06月06日 健 非常に素晴らしい本。多くの人に読んでほしい 結論から言うと、非常に素晴らしい本だった。制作に3年かかったと書いていたが、それくらいの時間と労力をかけて書かれただけの価値がある傑作である。ちなみに、私は学生だったとき、1年半ほど、小池百合子事務所でインターンをしていた。その時いろいろ思うことがあり、インターンをやめてからも小池氏については個人的に調べていた。本書に書いてある小池氏の実像や人間性、考え方などは、私の知る限り、実際の小池氏本人の姿にかなり近い。見た目はよく、美人である。弁舌さわやかで、PRも上手い。チャンスを見極め勝負をかけるのも得意。一見魅力的な人物にみえる。ただ権力欲が異常に強すぎる。あと豊洲問題やオリンピック問題で明らかな通り、組織を動かし政策を実現する実務能力は極端に低い(この点は本書によく書かれているので割愛するが、無能といっても過言ではない。アニメキャラに例えると銀河英雄伝説に出てくるトリューニヒトが近いと思う。)そして何より、本書に書かれている通り、嘘が多い。悪気なくウソをつく。カイロ大学の件を筆頭に、嘘で塗り固められた人生だと言ってよいと思う。おそらく本物のサイコパスなのだろう。政治家としてというより、人として重要な何かが、彼女は決定的に欠落している。個人的に印象に残ったのは、本書の後半に出てくる「謎の秘書」であるM氏の記述である。彼は、私がインターンをしていたときに事務所にいた(本書で人柄や雰囲気が描かれている通りのような感じの人だった)。本書で書かれている通り、M氏がどういう人なのかは事務所内でも謎だった。政治家事務所は情報の管理上、事務所に関わる人の経歴は、事務所内ではだいたい共有されていることが多い。しかしM氏については秘書の人たちもほとんど知らなかった。私とよく話してくれた秘書の方も「小池さんの親戚らしいけど、Mさんのことはよくわからないんだよね…」と言っていたのを覚えている。本書でも、著者は彼が何者なのかかなり丹念に調べているが、突き止められていない。個人的には、このあたりにいろいろ小池氏にまつわる何かカギがあるような気がしている。ちなみに2009年の総選挙のとき、小池氏は小選挙区で落選している。小池氏はこの時「秘書のせいで負けた」と勘違いしたのか、とにかく激怒した。その結果、本書に書かれている通り、古くから献身的に仕えてきた秘書たちを、秘書本人には会わず、M氏を通した伝言という形で、ほぼ全員クビにしてしまった。私が知る限り、この秘書の方々は(中には変な人もいたものの)、皆とても職務熱心で人柄もよい、真面目で善い人ばかりだった。あのときは民主党に強い追い風が吹いており、小池氏が小選挙区で落選したのはどう見ても秘書のせいではなかった。それヒステリー起こして秘書のせいにし解雇するのは、筋違いだったと思う。長年献身的に仕えた秘書をもゴミのように扱い切り捨てる小池氏の人間性を、私は深く軽蔑した。なお、私自身は小池氏に特に何かをされたということもないし、個人的な恨みもない。ただ、本書に書かれている通り、客観的に見て、彼女は政治家という国家の進路を任せる職務にふさわしい器ではないと思う。できることならば、小池氏に対し、政治というものを本音ではどう思っているのか尋ねてみたいと思っている。あわせて
 ・本当に国のためになりたい、国益を追求したいという気持ちで政治家をやってきたのか。
 ・特にやりたいこともなく、ただ自分の虚栄心と功名心を満たし、政治的地位を向上させることだけが目的だったのか。
 ・建設的で本質的なことをせず、PRとパフォーマンスばかり行い、政治をゲームや玩具のようにもてあそぶことに罪悪感はないのか。
 ・もし本当に虚栄心と功名心だけを追い求めてきたのだとしたら、振り返って、それは虚しいことだったと思うことはないか。などのことも聞いてみたい。長くなったが、東京都に住んでいる方は、どうか本書を読んでほしい。とても良い本である。 767人のお客様がこれが役に立ったと考えています
‡2020(令和二)年05月31日(日) kichirika 都知事選前に一人でも多く読んで欲しい。3年半にも及ぶ緻密な取材と、カイロでの同居人女性の勇気ある証言に、小池氏本人はどう向き合うのだろうかと、読了後まず思ったが、この本の読者が飛躍的に増えてくれない限り、各メデイアの書評にも取り上げらず、ワイドショーなども素通りであれば、やすやすと都知事選挙に圧勝するのであろう。国内外を問わず現代の政治のリーダーの資質は虚言癖かサイコパスが多いことは実感しているが、小池氏はさらに特筆すべき底知れない怖さを併せ持っていると思う。ジジ殺しの才能で権力者に取り入ってきた成功体験は、今後どういう形で終焉を迎えるのか、老境に差し掛かり、過去を恥じ入り後悔することはないのかを、小池氏本人に聞いてみたいところだ。人類史に残るコロナ禍も、彼女にとっては好機到来で、大好物のメデイア露出と選挙キャンペーンを楽しんでいるように思える。著者の石井妙子氏の筆力、時系列に沿って冷静に証言を積み上げていく圧倒的な事実。ノンフィクションの金字塔だと感服した。一人でも多くの方に読んでいただきたいと切に願う。632人のお客様がこれが役に立ったと考えています
‡2020(令和二)年05月31日(日) テレビ屋 批判的人物伝の傑作 ノンフィクション作家が、ある人物の評伝をなぜ書きたいと思うのか?「共感」が最も大きなモチベーションであろう。著者のかつての作品、「おそめ」にも「原節子」にもそれは感じられた。ところが「女帝」にはそれがない。「こんな人間を放置していいのか」というジャーナリスティックな思いが溢れている。この類の人物伝で優れたものは日本ではあまりないように思う。わずかに魚住昭氏の「メディアと権力」佐々木実氏の「市場と権力」が思い浮かぶくらいだ。(佐野真一氏の「ハシシタ」が完成していたらおそらくそうなっていたであろうが)小池百合子というテレビが育てたモンスターのありようを著者は的確にとらえている。小泉純一郎元首相がテレビを巧みに利用したと言われているが、彼の場合は持って生まれた資質がたまたま「テレビ的」であったにすぎないように思う。彼女は竹村健一氏のアシスタントから始まってテレ東のニュースキャスターまでの間に、テレビ的とは何か、大衆とは何かを学んでいったに違いない。おそらくはそのマイナーなキャリアゆえの屈辱感も抱えながら。学歴詐称の検証は多少エビデンスが弱いが、それが瑕疵に感じないほど、小池百合子という人物の人生そのものが嘘に塗り固められていることが十分に取材されている。その背景に、右頬の赤い「痣」と破天荒な「父親」の存在があるのではという指摘は、なんともうら悲しい説得力がある。まぎれもなくこの本は「批判的人物伝」の傑作であろう。505人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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①https://www.amazon.co.jp/dp/B0873YLSWN
②https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2O5B1HCL15JT
 https://ja.wikipedia.org/wiki/小池百合子
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 ┃ コロナ NEWS 2020 ┃
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 アベノマスク、ください 群馬・安中市が寄付呼びかけ
‡2020(令和二)年05月31日(日) 13:47配信 朝日新聞デジタル
 2020(令和二)年04月16日(日)写真◆政府が配布する布マスク 東京都世田谷区 山本裕之撮影
 アベノマスクいらない方くださ~い――。群馬県安中市の茂木英子市長は27日の定例会見で、国から配布される布製マスク(アベノマスク)が不要な市民に寄付を呼びかけた。小学校低学年の児童やお年寄りらに使ってもらうという。
 マスクは安倍晋三首相が
 2020(令和二)年04月01日(水)、全世帯に2枚ずつ郵送すると突然表明。466億円を投じる。安中市内にはまだ届いていないが、「アベノマスクは使わない。もったいないので市に寄付したい」と市民に言われた市長が「マスク生活は長くなる」と即断した。
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 中学校のプリントに「アベノマスク着用」 忘れたら指導
 布マスク1枚でも「炎上」しない国 スピード感に驚いた
 https://news.yahoo.co.jp/articles/93b056ca68f186f30a88f1422fb4cbb53de5cdf0
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 ステイホーム GW最終日 売り上げ激減 経営者の悲鳴
 2020(令和二)年05月06日(水) 18:18配信 FNNプライムオンライン
 ゴールデンウイーク最終日の6日。売り上げ激減で、我慢を強いられる店の経営者。東京都が新たに発表した給付金第2弾で、はたして乗り切ることができるのか。大型連休最終日の6日、安倍首相が、動画サイトに登場。「ステイホーム」を続ける国民や、医療の現場で働く人々に、「大型連休の最終日もお家にいて、この番組をご覧いただいている皆さんに、心より感謝申し上げます」と感謝を述べた。さらに、国民に向け、「今、収束に向けた道を進んでいる。皆さんの行動は、わたしたちの『未来』を確実に変えています。ぜひ、一緒に、『未来』を変えましょう」とメッセージを送った。一方、西村経済再生担当相は、東京都内のスーパーマーケットで、感染のまん延防止に向けた取り組みを視察していた。東京・武蔵野市、吉祥寺駅前の商店街。連休最終日、人通りは多いように見えるが、店からは、落胆の声が聞かれた。ラーメン屋の店主は、「(客足は)例年のゴールデンウイークの半分以下」と話す。我慢の経営が続いているという。今、店が期待しているのは、都が打ち出した、休業要請に応じた事業者に支給される協力金。支給金は、最大100万円となる見通し。店では、「協力金が出してもらえるんだったら、少しでも助けてもらいたい気持ちは、正直あります」との声が聞かれた。
 2020(令和二)年05月07日(木)からの延長にともなう、第2弾の追加支給も決まった。この協力金が、本当に救いとなるのか。経営者たちが、本音を語った。6日、安倍首相が語った「5月は、収束のための1カ月であり、そして、『出口』に向けた準備期間です」という言葉。
 2020(令和二)年05月07日(木)から
‡2020(令和二)年05月31日(日)まで延長された緊急事態宣言。東京でも、休業要請は続く。小池都知事「
 2020(令和二)年05月07日(木)からの措置において、都の休業要請に全面的にご協力いただける中小事業者のみなさまに、(前回と)同様に協力金を支給することといたしまして」休業要請に応じた事業者に支給される協力金。
 2020(令和二)年05月11日(月)から順次支払われる。しかし、緊急事態が延長されたことを受け、
 2020(令和二)年05月07日(木)以降も要請に協力した事業者に追加支給することを発表した。追加の支給額も前回同様、1店舗の場合は50万円、2店舗以上で100万円となる見通し。東京・御茶ノ水の「ラーメン大至」店は、座席と座席の間に十分な距離を取れないため、4月からテイクアウト専門に、かじを切っていた。4月に取材した時、柳崎一紀店長は「(経営は)厳しいですね。お店営業して。売り上げが保てるかと言ったら全然保てない。お昼の状況でいうと、4分の1から5分の1」あれから1カ月。今の状況を尋ねると...。柳崎店長「厳しいに決まってるじゃないですか。テイクアウトでしのいでいる状態ですね」厳しさは増していた。それだけに、協力金の支給は救いになるという。柳崎店長「うちは助かる、助かります。うちの規模くらいだと。ほかの県がやっていないのに、よく決断してくれたなと思います」。一方で、まだまだ厳しいという人も。東京・練馬区の「居酒屋ネリマル」の店主、宮本元康さん。宮本さん「テイクアウトとデリバリーのみの販売となってる。だいたい売り上げは、6~7割減。厳しいの一言です」宮本さんの店は1軒。休業の協力金は、50万円となる。宮本さん「ありがたいことなんですけど、固定費が結構かかるので、数カ月先の固定費でなくなると思う。(協力金の)スピード感は、正直遅いと思う。お店閉めて、『Uber eats』始めるとかなどを考えている」追加で支給される協力金は、本当に事業者の暮らしの支えとなるのか。 
◎タイも韓国も中国も自粛解除したのに、日本は延長です。営業する飲食店は、しっかり客が来てました。営業できれば客は来ます。しかし、マクドナルドも焼肉屋もファミレスもスタッフが明らかに少ない。パートのおばさんたちががんばっています。そんなパートに文句いう自粛警察は、もう二度と飲食店を使うな。 
◎政府もそろそろ人人感染じゃなくてモノ人感染だということを正式に発表して、それを注意することを前提で自粛解除すれば良いかと思う 
◎マイクを向けるだけでおしまいじゃなくて、フジテレビの取材陣は取材する都度に総出で食事するのはどうだろうか。そして番組中に恩着せがましく「スタッフ皆で食事しました」と言えばいい。
 https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20200506-00139662-fnn-soci
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 批判を浴びても営業継続したパチンコ店は本当に儲かったのか
 2020(令和二)年05月08日(金) 16:00配信 
 写真◆マネーポストWEB 提供 緊急事態宣言の発令を受けて休業が続く都内のパチンコ店(AFP=時事) 
 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、多くの都道府県において休業要請が出されているパチンコ店。一部の自治体では要請に応じない店舗の名前を公表するという動きもあり、営業を続ける店舗への批判も高まった。そうしたなか、小池百合子都知事は
 2020(令和二)年04月30日(木)、都内の全てのパチンコ店が休業したことを明らかにしている。パチンコ業界に詳しいフリーライターの藤井夏樹氏が経緯を説明する。
「2020(令和二)年04月06日(月)に出された緊急事態宣言を受けて、大手チェーンはすぐさま都内の店舗休業を決断しましたが、中小規模の店舗については対応もまちまちでした。その後、度重なる要請を受け、休業する店舗は徐々に増えていきましたが、応じない店舗もそれなりにありました」(以下同)大きな動きがあったのは、
 2020(令和二)年04月24日(金)のこと。都内のパチンコ店が加入する東京都遊技業協同組合(都遊協)が営業を続ける店舗に対し、休業しない場合は組合から除名するとの“最後通告”を出したのだ「都遊協からの通告を受け、多くの店舗が要請に応じ、30日までに都内の全店舗が休業することとなりました。通告の翌日から休業する店舗が多かったようです」1台空けて稼働、無料で手袋配布
■緊急事態宣言発令から
 2020(令和二)年04月末ま(木)での間、都内で営業を続けていたパチンコ店は、どんな様子だったのだろうか。前出・藤井氏は、発令後に営業を継続していたホールの状況に注目していたという「全国規模のチェーン店はすぐに休業していたんですが、都内に数店舗を構えるローカル店や非チェーン店などは、感染防止策を強化しつつ、営業を続けるケースも珍しくなかったと思います。たとえば、世田谷区内のA店は、パチンコ・スロット合わせて200台弱を設置する中規模店舗。4月に入ってからも営業時間は通常通りだったんですが、1台置きに電源を切っていました。仮に全台埋まっても客と客の間が1台空くので、ソーシャルディスタンスを保てるという主張だったのでしょう。そのほかにも、無料で手袋を配布するなど、最大限の配慮をしたうえで、なんとか営業を継続させたいという思いのようでした。また、
 2020(令和二)年04月01日(水)から禁煙化されたということもあって、店舗内のタバコ臭さはほぼ皆無。非喫煙者にとっては快適な状況だったと思います」このA店は、普段は必ずしも繁盛している店舗ではないという「近所にある大手チェーン店のほうが客付きが良くて、A店はいつもガラガラだったんです。でも、休業している大手チェーンの方から流れてきたのか、A店は通常よりも客付きが良かったように見えました。ただ、だからといって出玉が良かったかというと、まったくもってそんなことはない。この店は普段からそんなに出玉でサービスするタイプではなく、緊急事態宣言後も“通常通り”の回収モード。客にとっては、“パチンコやパチスロが打てる”ということ以外にメリットはなかったと思います。ちなみに客層は若い人もいれば、高齢者もいて、それもまた“通常通り”でした」結局、A店は都遊協が最後通告を出した翌日の
 2020(令和二)年04月25日(月)から休業に入った。別の店はどうか。同じく緊急事態宣言後も営業を続けていた世田谷区内のB店について、藤井氏はこう話す「B店もまた、パチンコ・スロット合わせて200台程度を設置している中規模店舗です。4月に入ってからは、店外のネオンなどは消灯しており、遠くから見ると営業していないかのような雰囲気。でも、中を覗くとしっかり営業をしている、という感じでした」こちらの店舗は、特に客付きが良くなったというわけではなかったようだ「あくまでも私自身の主観ですが、この4月に何度かB店を視察したところ、いつもよりもお客さんは少なめだったように感じます。繁華街エリアでもなく、近所に競合店があるわけでもないので、他店からの客の流入ということもなかったのだと思います。そもそも常連客しか来ないような店で、しかもその常連客がパチンコ店に行くことを自粛した結果、いつもより客が減ったのでしょう」結局B店も
 2020(令和二)年04月末ま(木)でに休業した。他店休業の中で営業を続けても売り上げが伸びない?テレビのニュースなどでは、休業要請に応じない店舗に押し寄せるパチンコファンの様子が報じられることも多いが、実際にはそういった店舗ばかりではなかったようだ「最近のパチンコ店は、人気店とそうではない店舗との差が拡大する傾向がある。それこそニュースで朝の行列が報じられたホールは、そもそも人気店で日頃からある程度目立つ存在だった可能性も高い。今回の騒動がある意味宣伝となり、売り上げを大きく伸ばしたホールもあるでしょう。しかし、普段からそこまで繁盛していないホールに関しては、批判のなかで営業を続けたところで、必ずしも売り上げが伸びたわけではないはず。いわば、経営状況があまり芳しくないがゆえ、休業することができなかったという店舗もあり、そういった店はよリ一層苦境に立たされるばかりだと思います。おそらく、新型コロナウイルスの騒動をきっかけに閉店に追いやられる店も多数出てくるでしょう」すでに、パチンコホールを経営する企業としては、名古屋に本社があり都内で3店舗を運営する赤玉(本社愛知県名古屋市)と群馬県に本社がある有楽商事がすでに破産手続きの開始決定を受けている。なお、緊急事態宣言が
‡2020(令和二)年05月31日(日)まで延長された一方で、「3密」が発生しにくい状態になるように対策した場合に限って、パチンコ店の営業自粛の緩和が検討されている。とはいえ、世間からの批判も多く、感染者が多い地域では休業期間の延長も避けられない状況。今回の新型コロナウイルス騒動がパチンコ店に与える影響は計り知れないものとなりそうだ。
◎利益が伸びない…って書いてあるが、それは嘘でしょ。情報操作しようとしているだけ。例え利益が余り出なくても、休業するよりははるかにマシだろう。返信 20件 1953 170
◎人出が多い日にはパチンコは出ません。つまり、多くの客が損をするということです。新型コロナで営業している店が少ないと、出玉が少なくても多くの客が来るので店の店の儲けは普段の休日以上になるはずです。返信 10件 1439 166
◎この記事の信憑性を疑う。取り上げている店舗は1台起きに電源落としている店に限定してるし、元々競合がなかった店も論外。通常稼働させてる店の方が圧倒的に多く、客付き良くなってて儲かってないわけがない。援護するような限定した取材記事ではなく、まともな記事をお願いします。返信 12件 1258 159
 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200508-00000004-moneypost-bus_all

 生活保護申請が23区で4割増えるなか、窓口で渡されたサンマ缶ときんぴらごぼう缶。そして新宿区でのホテルから放り出された172人 
‡2020(令和二)年06月11日(木) 09:39 ハフポスト日本版
久々に、頭が真っ白になるくらいの怒りが込み上げた。貧困問題にかかわって14年。生活保護の水際作戦や屈辱的な対応については散々見聞きしていた。しかし、今はコロナでみんなが大変な時期。厚労省から生活保護については迅速に対応するようにという通知も出ている。それなのに、「今に至ってもこんなことやってるの?」という現実に、ただただ言葉を失った。それは
 2020(令和二)年06月03日(水)のこと。この日、私は千代田区役所にいた。つくろい東京ファンドの小林美穂子さんから連絡を受けたのだ。つくろい東京ファンドとは、住まいのない人などを支援する団体。つくろい東京ファンドには、4月から170件を超える相談が殺到している状態だ。所持金が尽きた、住む場所もないといった切実なSOSだ。小林さんは相談をくれた人のもとに駆けつけ、生活保護申請同行などの支援を続けている。その様子は「緊急事態宣言からの同行支援日記?ネットカフェ休業で『パンドラの箱』が開いた?」でも書かれている通りだ。そんな小林さんからの連絡は、「千代田区の福祉事務所に申請同行したが、申請はできたもののあまりにも対応がひどいので来てくれないか」というものだった。もし可能であれば、ということで、れいわ新選組党首・山本太郎氏の同行も希望されていた。コロナ経済危機が始まって以来、山本太郎氏もホットラインの相談員などをボランティアでし、街頭で見かけたホームレス状態の人に声をかけ、支援団体につなげるなど「ひとり福祉事務所」のような機能を果たしている。早速、太郎氏に事情を話すと「知恵はないけど圧は出す!」という力強い参加表明が届いたのだった。名言だな……。そうして
 2020(令和二)年06月03日(水)午後1時、私たち3人と当事者のSさんは千代田区役所の福祉事務所にいた。まず驚いたのは、コロナ経済危機の中、生活保護を申請する人は激増し、東京23区では4割増になっていて、どこの区の福祉事務所にも人が殺到しているというのに、千代田区の福祉事務所はガラガラだったことだ。不審に思いつつ、この日の午後1時にSさんの担当者とアポイントをとっていることを伝える。と、山本太郎氏の登場に福祉事務所はざわつき始め、慌てた様子で係長と課長という人がやってくる。Sさんの担当となった人も含め、話し合いが始まった。ここで経緯を振り返ると、Sさんは
 2020(令和二)年05月27日(水)、小林さんに同行してもらい、生活保護を申請。この時点で住まいはなく、所持金は200円ほど。申請の意思を示しているこのような場合、すぐに申請書が出てくるものだ。しかも現在は緊急時。しかし、申請書が出てくるまで、1時間5分もかかったという。この時点でありえない対応で、申請を諦めさせようとしていたと言われても仕方ない。しかも生活保護は申請からだいたい2週間以内で決定されるのだが、対応した職員は、千代田区では2週間で決定することはほぼない、一ヶ月かかると説明。また、申請時に所持金がない場合、決定まで待っていたら餓死してしまうので、他の区では仮払いがされるのだが(その日の夕食から困ってしまうため)、なんとこの日、Sさんに渡されたのは現金ではなく災害備蓄の缶詰などだったという。その内訳は、白粥13個、サンマ蒲焼缶15個、きんぴらごぼう缶15缶、500mlの水5本。これで生活保護決定まで過ごせということだろうか? 「なくなったら連絡を」ということだったそうが、Sさんが連絡しても折り返しはなかったという。ここで他の区はどうかということを紹介すると、申請時に所持金が尽きている場合、区によって違いはあるが1日2000円などが生活費として仮払いされる。私は今まで多くの生活保護申請に同行してきたが、所持金が尽きている人で、その日のうちに仮払い金が渡されなかったケースは皆無だ。場合によっては、その日から決定までのネットカフェの宿泊代も出る。そこからアパートに移るという流れだ。生活保護が決定すれば敷金などの初期費用も転宅費として出る。「そこまでしてくれるのか」と驚く人もいるだろう。しかし、こういった情報も支援団体が同行しないと教えてくれないこともある。そうしてアパート生活に移行すれば、生活は安定する。東京都内にはネットカフェ生活者が4000人いると言われているが、これほど多くの人がそのような生活をしている背景には、アパートに入るための初期費用が用意できないという現実があるのだ。Sさんの場合、住む場所はないものの現在宿泊している場所はあった。が、さすがに缶詰だけの支給というのは常軌を逸している。早く生活保護を抜けようと職探ししたくても、交通費もないのでは何もできない。「それでもありがたいと思え」と言う人は、所持金200円で1日3食、サンマ缶ときんぴらごぼう缶だけという生活をしてみるといい。いくらなんでもありえない、と抗議したのだが、私はこの「災害備蓄の食料支給」という事実によって、ある事件を思い出していた。それは、2012(平成24)年に札幌市白石区で起きた姉妹餓死事件。42歳の姉と40歳の妹が1月、遺体で発見されたという痛ましい事件である。真冬の札幌で電気とガスは止められ、二人が住む部屋のガスストーブは使えない状態だった。冷蔵庫は空っぽで、遺体は衣服を何枚も重ね着している状態だったという。姉が先に亡くなり、知的障害のある妹は姉の遺体の横で半月ほど生きていたとみられる。携帯には、前年
 2012(平成24)年12月20日(木)に「111」という発信記録が残されていた。110番か119番にかけようとしたものの、番号を間違ったのではないか。姉妹の姉は、生前、生活が苦しいと白石区役所に3度も相談に訪れている。が、3度とも「若いから働ける」などと追い返され、3度目に追い返されてから半年後、遺体となって発見された。そんな姉が2度目に相談に訪れた時に支給されたのが、「パンの缶詰」だったのだ。この時の姉妹の状況は逼迫していた。全財産はわずか1000円。両親はすでになく、知的障害の妹を抱える姉は体調不良で失業していた。食料も残り少なく、ライフラインも滞納。一刻も早く生活保護が開始されなければ命に危険が及ぶことは誰だってわかる状況だが、白石区の福祉事務所がしたことは、「非常用のパンの缶詰14缶の支給」。災害備蓄用のもので、14缶の根拠は「7日×1食×二人」。姉妹に対して1週間、1日1食、しかもパンだけで生き延びろということである。この日の「面接受付票」には、「食料確保により生活可能であるとして、生活保護の相談に至らず退室」と書かれている。そうして福祉に見放された二人は、餓死・凍死した状態で発見されたのだ。この事件を受けて12年3月、「全国『餓死』『孤立死』問題調査団」が弁護士らで結成され、私も加入。5月には調査団で事件調査のため札幌に行き、白石区に聞き取りもしたが、二人の命が失われたことについて、白石区はあまりにも冷淡だった。私自身、札幌の餓死事件の取材をしてきたという経緯があるからこそ、千代田区が災害備蓄の缶詰を渡したことがショックだった。白石区の時もそうだが、食料を渡すということは、飢える可能性があるとわかっているということだ。千代田区の場合、生活保護申請はできていたが、コロナ禍という非常時において、このような対応がなされていることが衝撃だった。この日、千代田区との話し合いの結果、「一ヶ月かかる」と言われていた保護の決定は2週間で下りることとなり(できるんじゃん!)、また、現金の仮払いもされることになった。1日2400円として、1万5000円がSさんに支給されたのだ。が、ここに至るまで、1時間10分。他の区では、自分から何も言わなくても所持金がない場合は出てくるお金だ。それをいろいろと理由をつけ、さらには「協議が必要」と20分間、席を外して協議して、やっと出てきたのだ。しかし、これは歴史的な一歩でもある。長年、現金支給が行われてこなかった千代田区で、こうして仮払いが認められたのだ。Sさんが頑張ってくれたことによって、大きく道が開いたのだ。担当課長は、今回に限らず、所持金のない人には仮払いをすることを口頭だが約束してくれた。何もしなければ変わらなかった制度にこの日、小さいけれど、確実に穴が空いたのだ。快哉を叫びたい一方で、窓口を訪れて、心がえぐられる思いもしていた。コロナ禍で困窮者が増える中、全国各地の福祉事務所の職員たちが奮闘していることは知っている。当事者に寄り添った素晴らしい支援をしてくれている職員の存在も知っている。一方で、時々耳にするのは「ひどい」としか言いようのない職員だ。水際作戦で追い返す、態度がものすごく横暴で喧嘩腰、高圧的、ニヤニヤしてばかりいて困窮した人を馬鹿にしたような態度をとる、等々。そのような人が、福祉事務所の窓口で困窮者対応をするわけである。そうして生活保護を受ける資格があるのに、受けなければ死んでしまうのに、難癖をつけて本人を追い返している。この事実を思うと、腹わたが煮え繰り返りそうな怒りに包まれる。なぜなら、生活保護の窓口は、そこで追い返されたら死ぬ確率がもっとも高い窓口だからだ。他の施策の窓口とは明らかに違う。他に生きる手段がない人たちが来る最後の砦だというのに、なぜ、福祉の知識もろくになく(本当にそういう人がたまにいる)、当事者を傷つける言動を平気でしてしまう人が配置されているのか。はっきり言って、その席にはプロ中のプロしか座ってほしくないのだ。命にかかわる仕事なのだから。素晴らしい仕事ぶりの職員たちがいることを知っているだけに、それが残念でならない。さて、この日、千代田区役所から帰る時、Sさんたちと歩いていると道端にきんぴらごぼうの缶詰の空き缶が落ちているのを発見した。Sさんに支給されたのも、まさに同じ缶詰だという。おそらく千代田区の福祉事務所でもらった人が空腹に耐えきれず、すぐに食べたのだろう。そんな缶詰の賞味期限は、来月だった。廃棄処分が近いものから渡しているのだろう。理解できるが、なんだかとても悲しくなった。一方で、生活保護の現場がなぜこれほど殺伐としているかもよくわかる。コロナ不況を受け、生活保護を申請する人が激増しているのに、現場には人手も予算も圧倒的に足りないからだ。「給付なき自粛」をこれだけやってきたのだから失業者や困窮者が増えるのは当たり前なのだ。だからこそ国は、困窮者対策に予算と人手を投入してほしいと切に思う。最後のセーフティネットなのに、どの市区町村に住んでいるかで生死が分かれるようなやり方を、とにかく今すぐ是正してほしい。と、ここまでが
 2020(令和二)年06月03日(水)のこと。それに先駆ける
 2020(令和二)年06月01日(月)、新宿区がトンデモないことをやらかしていた。一言でいうと、「嘘をついてネットカフェ生活者をホテルから追い出していた」のだ。緊急事態宣言を受けて、東京都がネットカフェ生活者のためにビジネスホテルを確保したことは多くの人が知っていると思う。
 2020(令和二)年05月06日(水)時点で800人以上が入っていたのだが、この人たちは現在、
 2020(令和二)年06月14日(日)までホテルにいられることが決まっている。しかし、
 2020(令和二)年05月29日(金)、新宿区は区内のホテル利用者に「ホテル利用は
‡2020(令和二)年05月31日(日)(チェックアウト6月1日朝)まで」という文書を配布したのだ。新宿区でホテルを利用していたのは172人。うち74人が生活保護を申請したものの、少なくとも87人が行き場もなく、なんの制度へも繋がっていない状態で放り出されてしまったのだ。しかも、この通知が配布されたのは金曜の夕方。翌日と翌々日は土日で、月曜の朝チェックアウトとなっている。役所に相談しようにも時間はほぼない。そうして、本当に追い出されてしまった。このことに激怒して
 2020(令和二)年06月08日(月)、私たち「新型コロナ災害緊急アクション」は新宿区に申し入れをした。申し入れをしたのは、つくろい東京ファンドの稲葉剛さん、小林美穂子さん、元自治体職員で生活保護を担当していた田川英信さん、医師の谷川智行さん、私など。新宿区からは福祉部長と課長が対応し、多くのマスコミも集まった。まずは稲葉氏が申し入れ書を読み上げたのだが、部長、課長はホテルから追い出したことについて、「そうしたほうが、必要な人が相談に来ると思った」などの苦しすぎる言い訳を展開。ホテルから出したほうが、困っている人が福祉事務所に生活の相談に来ると思った、ということである。それが現実離れしているということはすぐに明確になった。なぜなら、稲葉さんたちのもとには、行き場がなく追い出された87人のうち、数人から既にSOSが入っているからだ。ある人は、
 2020(令和二)年05月29日(金)の文書を見て焦って新宿区に電話したという。2度にわたって電話して「ホテルに滞在したい」とお願いしたが埒があかず、その日のうちに直接窓口を訪れているのだ。しかし、福祉事務所の職員に、「新宿区としては
 2020(令和二)年06月01日(月)までにチェックアウトいうことで決まっている」と追い返されたのだという。ちなみに、
 2020(令和二)年05月22日(金)の時点で都の宿泊事業は
 2020(令和二)年06月07日(日)まで延長され、
 2020(令和二)年06月01日(月)には
 2020(令和二)年06月14日(日)まで延長されている。他のすべての区では問題なくネットカフェ生活者らがホテル滞在を続けられるのに、なぜ新宿区だけが都の意向を押し切ってまで追い出したのか。数が多いから面倒だったのか、と勘ぐってしまうのは私だけではないだろう。結局、1日に追い出されてSOSをくれた人は、この週末は炊き出しに行ってなんとか食いつないでいたという。新宿区は、炊き出しに並ばないと食べるのにも事欠くような人々を放り出していたのだ。しかもこの日、課長、部長に質問して判明したのは、ホテルから追い出す際に所持金の確認もしていないこと。ホテルに入る時に所持金はいくらと書かせているらしいのだが、以降、ホテル滞在中も出る時も確認していないのだ。コロナで仕事がないのだから、所持金は減るばかりに決まっている。ちなみに他の区では、職員が一人ひとりの部屋を訪ねて生活保護制度はじめ、いろいろな説明をしているところもあるという。携帯電話が止まっている人も多いため、そのようなきめ細かな対応がとられている区もあるのだが、新宿区では、そういう対応はおろか、ホテルにいる間、電話すらしていなかったという。早い人では
 2020(令和二)年04月11日(土)頃から入っているのに、だ。一ヶ月半以上、一体何をしていたのだろう。
 2020(令和二)年06月01日(月)、ホテル追い出しが発覚してから、メディアでもこの問題が取り上げられるようになった。それを受けて慌てたのだろう。部長と課長は、追い出した87人のうち、電話番号がわかっている54人に今日から電話をかけ始めたと明かした。「一週間経ちましたので、どうしてますか? と電話をしています」と部長。いやいや、「どうしてますか」とか呑気なかけ声よりも、本来いられるはずのホテルから追い出してしまったことを謝罪し、必要であればすぐにホテルの再利用につなぐことが先ではないのだろうか。そしてそれは1週間経ってからでなく、彼ら彼女らが追い出された6月1日から始めるべきだったのだ。この一週間で携帯が止まった人もいるだろう。その上、そもそも携帯が止まっていたのだろう33人にはメールしたのだろうか。中にはメールアドレスすらない高齢の人などもいただろう。だから放り出してはダメなのだ。これでは面倒だから追い出したと言われても仕方ない。申し入れでは、区長の公式見解を明らかにすること、利用者に謝罪し、再発防止の検証をすること、また連絡先がわかる利用者に早急に連絡し、ホテル利用を希望される場合は責任をもって対応することなどを求めた。と、そんな8日前日の
 2020(令和二)年06月07日(日)も怒涛だった。前回の原稿(「昨日から私も犬も食べてません」。ペットとともに住まいを失った女性。)で書いた犬が体調を崩し、休診日の夜間、動物病院に駆け込んだのだ。犬は3日頃から体調を崩しており、4日には私も一緒に動物病院に行っていた。しかし、注射をし、薬を飲んでもなかなか良くならない。その一方で、木曜夜からはうちの猫のぱぴちゃんも体調を崩し(頭がまったく上がらなくなり、動きも体つきもすべて変になる)、私も動物病院通いが始まった。ぱぴちゃんは脳に異常があるかもと言われて土曜日にMRIまで撮ったのだが、結局低カリウム血症とわかり、治療をするとみるみる良くなった。が、Aさんの犬の方はなかなか良くならない。ということで日曜夜、休診日だというのに獣医さんのご好意で診てもらい、さまざまな検査を経て、やっと病名が判明したのだ。これからも継続的な治療が必要となる。ということで、最近の私は、自分の職業がなんなのかよくわからない状態だ。もともとよくわからないが、最近はさらにわからなくなっている。が、私などまだまだ楽な方だ。今日も支援者たちは、「あと200円しかない」「もう食べものがない」というような待った無しのSOS対応に奔走している。まったくのボランティアでだ。だからこそ、役所の人たちには頑張ってもらいたいと思うのだ。「ボランティアでやれ」と言っているわけではないのだから。自分が手を放してしまったらこの人は命を失ってしまうのではないか。そんな想像力をすべての人が持てば、救われる人は大勢いる。ということで、最近、「このキャパ超え状態、いつまで続くんだろ」と考えるとふと怖くなる……。 ※ 新宿区に申し入れをした翌日、新宿区長は謝罪コメントを発表。それだけでなく、宿泊費相当の支給を行うことを発表した。申し入れをした甲斐があったというものである。どうか追い出された人たちにこの情報が届きますように。
 2020(令和二)年06月10日(水)「雨宮処凛がゆく!」掲載記事『第524回:千代田区の缶詰、新宿区の嘘、そしてワンコの病気――「弱者」を見捨てさせないために。の巻』より転載。)
 https://www.msn.com/ja-jp/news/national/生活保護申請が23区で4割増えるなか、窓口で渡されたサンマ缶ときんぴらごぼう缶。そして新宿区でのホテルから放り出された172人/ar-BB15jBfa?ocid=spartandhp


 米国の遺伝子組み換え市場に異変
‡2016(平成28)年05月31日(火) 0:05 猪瀬聖 ジャーナリスト
 写真◆キャンベルスープは大手でいち早く、遺伝子組み換えの自主表示に踏み切った。(写真:ロイター/アフロ)
 遺伝子組み換え大国・米国に異変が起きている。遺伝子組み換え食品の開発や販売を積極的に進めてきた大手食品メーカーが、相次いで「脱・遺伝子組み換え」を表明。7月には、全米初となる遺伝子組み換え食品の義務表示が、バーモント州で始まる。背景にあるのは、食に対する消費者の安全・安心志向の高まりだ。米国から多くの遺伝子組み換え食品を輸入している日本にも影響しそうだ。 
 ■ハーシー、ネスレ、ダノン… ⇒ 米国最大のチョコレートメーカー、ハーシーは
 5月2日(月)、チョコシロップの新製品「Hershey’s Simply 5 Syrup」の発売を発表した。アイスクリームやデザートなどにかけるチョコシロップは、甘い物好きの米国では人気商品。ハーシーが同社の従来のチョコシロップと違う点として強調したのは、非遺伝子組み換え原料のみを使用していることだ。 具体的には、主要原料の砂糖を、サトウキビ由来の砂糖に全面的に切り替える。砂糖には、主にサトウキビ由来の砂糖とビート(甜菜)由来の砂糖の2種類があるが、米国で栽培されているビートは、大半が遺伝子組み換え品種。サトウキビ由来の砂糖だけを使うことで、遺伝子組み換え原料を使っていないことをアピールする。 食品世界大手ネスレも、
 4月20日(水)、ハーゲンダッツなど同グループが米国内で販売するアイスクリームの原料を大幅に見直すと発表。人工着色料や人工香料などの不使用に加え、遺伝子組み換え原料を今後使わない方針を明らかにした。 同じく食品世界大手ダノンの米国法人も、
 4月27日(水)、ヨーグルトなど同社の主要乳製品に関し、非遺伝子組み換え飼料で育てた牛の乳のみを原料にすると発表した。 
 米国は世界最大の遺伝子組み換え大国。家畜飼料や様々な食品の原料となるトウモロコシや大豆は、生産量の90%以上が遺伝子組み換え品種に切り替わっている。食品業界の推定では、流通している食品の約80%には、何らかの形で遺伝子組み換え原料が使われている。 
 米国は同時に、遺伝子組み換え業界にとって天国でもある。日本やEU(欧州連合)などと違い、遺伝子組み換え原料を使っていても、メーカーはそうであることを消費者に知らせる法的義務がないためだ。表示義務化を求める消費者の声は根強いものの、義務化に反対する食品業界のロビー活動で、法制化の動きはこれまで、ことごとく葬り去られてきた。 
 ■バーモント州が全米初の表示規制 ⇒ ところが、この遺伝子組み換え大国・天国に今、大きな地殻変動が起きている。ハーシーやネスレなど大手食品メーカーの脱・遺伝子組み換えの動きに加え、
 7月1日(金)には、米国では初めてとなる遺伝子組み換え食品の表示を義務付ける法律が、東部バーモント州で施行になる。 同法は、州内で販売されるすべての食品に適用。加工食品は原則、全重量に占める遺伝子組み換え原料の割合が0.9%を上回る場合、「遺伝子組み換え技術を使って製造されています」「一部、遺伝子組み換え技術を使って製造されています」などとパッケージに表示しなければならない。どちらの表示にするかは、遺伝子組み換え原料の含有比率による。違反業者には、1ブランドにつき1日当たり最高1000ドルの罰金が科せられる。 バーモント州の新法施行が迫る中、これまで表示に消極的だった大手食品メーカーは、手のひらを返すように表示に積極姿勢に転じている。 ゼネラル・ミルズは、施行日を待たずに、同社が米国内で販売するすべての商品に遺伝子組み換え原料使用の有無を明記し始めた。同社のホームページ上でもすでに同様の情報を掲載。キャンベルスープやケロッグ、マーズなど他の大手食品メーカーも、遺伝子組み換え原料使用の有無を表示する方針を相次いで明らかにしている。 大手メーカーには、いずれ同様の法律が他州でも施行になるから、早めに手を打っておいた方が他社との競争上も有利との読みがある。実際、報道によると、全米50州中、30以上の州が現在、同様の法律の制定を検討。11月の大統領選挙と同時に行われる住民投票で、遺伝子組み換え表示の可否を問う州もある。 遺伝子組み換えをめぐる地殻変動の原因は、「安全な食べ物を食べたい」「自分が口にする食品が、どこでどうやって作られているのか知りたい」と願う消費者が、かつてなく増えていることだ。 
 ■消費者の4人に3人が支持 ⇒ 米世論調査会社ハリスポールが
 5月25日(水)に発表した最新の世論調査によると、米国の成人の75%が、遺伝子組み換え食品の表示義務化を支持。また、調査会社ニールセンによると、「遺伝子組み換え原料不使用」と自主表示した食品の売上高は、
 4月30日(土)までの1年間で212億ドルに達し、この4年間で64%も増えた。遺伝子組み換え原料の使用が認められていない有機食品の売上高も、2015年は前年比で11%伸び、過去最高の397億ドルに達した。 遺伝子組み換え食品の安全性に対する消費者の懸念を払しょくするかのように、権威ある米国科学アカデミーは
 5月17日(火)、遺伝子組み換え作物は人や動物が食べても安全だとする内容の報告書を発表した。政府の食品医薬品局(FDA)も、遺伝子組み換え食品の安全性に問題はないと言い続けている。 しかし、米国では、専門家や政府の見解を鵜のみにする消費者は多くない。ハリスポールの調査で、消費者の58%が「遺伝子組み換え食品は、長期にわたる研究がないため、人体への影響は未知数」と考えるなど、消費者の間では専門家も予想できない“想定外”の影響に対する懸念が根強い。 遺伝子組み換え食品がかりに安全だとしても、「自分が食べる食品がどんな原料でどうやって作られているのか知りたいから、表示義務は必要」と考える消費者も多い。バーモント州の法律制定を後押しした市民運動が「Right to Know」(知る権利)を合言葉にしたのは、象徴的だ。 非遺伝子組み換え食品に対する需要があまりにも急速に伸びているため、原料が不足する事態も起きている。菓子メーカーは遺伝子組み換え原料を使わない製品を作ろうにも、サトウキビ由来の砂糖が不足しているため、政府に対し砂糖の輸入量拡大を要請しているという。 
 ■日本の表示「ガラパゴス化」へ ⇒ 遺伝子組み換え大国・米国の異変は、多くの遺伝子組み換え穀物や食品を米国から輸入している日本にも影響を及ぼしそうだ。 現在、日本で表示義務の対象となっているのは、原則、遺伝子組み換え原料の含有比率が5%以上の場合に限られている。しかも抜け穴が多い。これに対しバーモント州のルールは、0.9%以上と、日本と大きな開きがある。バーモント州のルールは他州のモデルになるとみられており、表示を義務付ける法律が各州で施行になった場合、「0.9%以上」が基準になる可能性が高い。EUも「0.9%以上」だ。このままだと、「5%以上」という日本の表示ルールは、世界の中で「ガラパゴス化」する恐れがある。 今後は、これまでパッケージに遺伝子組み換えの情報が何も記載されていなかった米国からの輸入食品が、いきなり「遺伝子組み換え食品」に変わる可能性もある。輸入業者はどう対応するのだろうか。また、消費者は何を感じ、どう行動するだろうか。
 猪瀬聖 ジャーナリスト 慶應義塾大学卒。米コロンビア大学大学院(ジャーナリズムスクール)修士課程修了。日本経済新聞生活情報部記者、同ロサンゼルス支局長などを経て、独立。日経では、食の安全、暮らし、働き方、ライフスタイル、米国の社会問題を中心に幅広く取材。現在は、主に食の安全やライフスタイル、米国の社会問題などを取材し、雑誌などに連載。また、日本人の働き方の再構築をテーマに若手経営者への取材を続け、日経新聞電子版などに連載している。著書に『アメリカ人はなぜ肥るのか』(日経プレミアシリーズ、韓国語版も出版)、『仕事ができる人はなぜワインにはまるのか』(幻冬舎新書)。日本ソムリエ協会認定シニアワインエキスパート。
 https://news.yahoo.co.jp/byline/inosehijiri/20160531-00058290/

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