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┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
┗━━━━━━━━━┛13:15~13:55
①1977(昭和52)年09月05日(月)夏川静枝
②1978(昭和53)年09月05日(火)四家文子
③1979(昭和54)年09月05日(水)輪島大士
④1980(昭和55)年09月05日(金)高田浩吉
⑤1983(昭和58)年09月05日(月)森光子
⑥1984(昭和59)年09月05日(水)マリーン
⑦1985(昭和60)年09月05日(木)秋野暢子
⑧1986(昭和61)年09月05日(金)松村達雄
⑨1988(昭和63)年09月05日(月)稲川淳二
⑩1989(平成元)年09月05日(火)木内みどり
⑪1990(平成二)年09月05日(水)ディック・ミネ
⑫1991(平成三)年09月05日(木)南こうせつ 放送回数4000回を達成(この日のゲストは南こうせつ)。
⑬1994(平成六)年09月05日(月)永島敏行
⑭1995(平成七)年09月05日(火)沢村貞子
┏━━━━━━━━━┓
┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
┗━━━━━━━━━┛13:55~14:50
⑮1996(平成八)年09月05日(木)熊谷真実
⑯1997(平成九)年09月05日(金)北村和夫
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┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
┗━━━━━━━━━┛13:20~13:55
2001(平成13)年09月05日(水)飯田深雪
2006(平成18)年09月05日(火)茅島成美
http://www.tisen.jp/pukiwiki/?%C5%B0%BB%D2%A4%CE%C9%F4%B2%B0%A1%CA1976%A1%CB
┏━━━━━━━━━┓ tv asahi
┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後1:20~1:55放送
┌─―――――――――――――――――┐
|2002(平成14)年 9月 5日(木) 外尾悦郎 |第回
└─―――――――――――――――――┘
http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2002/h14-9-5.html
┌─―――――――――――――――――┐
|2006(平成18)年 9月 5日(火) 茅島成美 |第回
└─―――――――――――――――――┘「私をお姉ちゃんと呼ぶ孫」
http://up-beat.pos.to/tetsuko/t_calendar.htm#2006年
┌─――――――――――――――――――┐
|2007(平成19)年 9月 5日(水) 岩下 志麻 |第回
└─――――――――――――――――――┘「90歳元気母とハマる趣味」意外な私生活を明かしてくれる女優の岩下志麻さん。長年夢中になっているのがプロ野球観戦。6年前からは阪神の大ファンで全試合放送する放送局と契約し、試合のある日の夜は自宅でじっくり観戦するのだとか。実は共に暮らす今年90歳になる母は長年の巨人ファン。そんな母をがっかりさせないために自分が阪神ファンである事は隠し、歓声が聞こえないよう別の部屋で観ているという。また前回の出演で大好きな韓流スターへの思いを告白した岩下さん。そして、今日は…。
太極拳と陶芸教室は教えられません。イ・ビョンホンさんの11月の来日についてはアリーナ ツアー2007 イベント事業部 電話(音声案内)0180-993-992
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/070905.html
┌─―――――――――――――――――┐
|2008(平成20)年 9月 5日(金) 大泉 洋 |第回
└─―――――――――――――――――┘「初登場で語る爆笑少年時代」大学生の頃から地元・北海道で絶大な人気を集め、現在は“全国区”で映画・ドラマ・バラエティなどに出演する大泉洋さんが初登場!!軽妙なトークで人気の高い大泉さんは、子供の頃から“お調子者”でおしゃべりな少年だったという。しかし、小学5年生の時に転校を体験し、“小心者の転校生”になってしまったという。この状況から脱し、再び“クラスの人気者”にのし上れたのは、あるモノマネがきっかけだった…。あまりの饒舌ぶりから黒柳に「口がお達者ね」と言われる一幕も…。
HTB開局40周年記念 スペシャルドラマ 歓喜の歌 9月7日(日) 午後2:00~3:25
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/080905.html
┌─――――――――――――――――――┐
|2011(平成23)年 9月 5日(月) 高橋 惠子 |第9052回
└─――――――――――――――――――┘「知らなかった夫の本音 3人目の孫!」清楚な美しさと凛とした佇まいで周囲を魅了し続ける女優・高橋惠子さん。15歳でデビューし、56歳の現在も第一線を走り続けている高橋さんだが、私生活ではなんと3人の孫を持つおばあちゃん!? 現在、娘一家と、夫の高橋伴明監督、そして実母と、4世代8人家族で生活する高橋家。そこに犬が4匹、猫が6匹、そして亀も加わって賑やかな日々を送っているという。中でも大のイチゴ好きという亀の食生活に興味津々の黒柳から思わぬ発言が飛び出し・・・!?
☆舞台「細雪」10月5日(水)~22日(土)場所:帝国劇場 電話での購入は東宝テレザーブ 03-3201-7777 ※10月、11月に甲府、出雲、岡山、神戸、徳島へ 巡回予定
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/110905.html
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|2012(平成24)年 9月 5日(水) 雪村いづみ 朝比奈マリア|第9309回
└─――――――――――――――――――――――――┘「恋多き母の人生に娘マリアが大反撃!?」今も精力的に歌い続ける雪村いづみさんが、娘の朝比奈マリアさんと共に登場。マリアさんは結婚前までテレビで活躍していたが、今はアクセサリーデザイナーとして才能を発揮している。母娘での初出演となった今日、マリアさんは複雑な胸中を明かす。大スターの母を持った苦悩や子供の頃の寂しかった想いなど、娘の初めての打ち明け話に母は…。
☆雪村いづみ ~トーク&ソングス~ 今、心から「ありがとう」ゲスト/朝比奈マリア 9月17日(月・祝)浜離宮朝日ホール・小ホール 開場15:30 開演16:00 全席指定3500円 お問い合わせ先 (株)音楽事務所サウンドギャラリー 電話 03-3351-4041(10:00~18:00土日祭除く)
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/120905.html
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|2013(平成25)年 9月 5日(木) 近藤真彦 |第9563回
└─―――――――――――――――――┘「5歳愛息VS黒柳バトル一部始終を…」10代半ばのデビュー当時から黒柳を“母”と慕う近藤真彦さん。49歳になった今でも家族ぐるみの付き合いを続けている。5歳になる近藤さんの愛息は黒柳を“トットちゃん”と呼ぶなど、2人は年齢を越えた大の仲良し。しりとりゲームを夢中でしたり、本気で喧嘩をしている2人の様子は爆笑モノ!? 近藤さんだから明かす事が出来る黒柳の素顔は…。
☆舞台「DREAM BOYS JET」9月5日(木)~29日(日)帝国劇場 ※チケットは完売しております
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/html/130905.html
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┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後12:00~12:30放送
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|2014(平成26)年 9月 5日(金) 金子貴俊 |第9793回
└─―――――――――――――――――┘「寂しさ乗り越え幸せを…家族愛に号泣」中性的なキャラで人気を博した俳優の金子貴俊さんが、2児のパパとなり登場。愛情いっぱいの家族に囲まれる幸せな胸中を明かす。実は4歳のころ両親が離婚したことで「家族団らん」に憧れを抱き続けてきたという。今日は家族からのメッセージが届き、黒柳の前で思わず号泣する金子さん。寂しさに傷付き親や自身を否定した過去もあったという。
☆金子さん出演 ドラマ「だましゑ歌麿4」9月6日(土)よる9時放送
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20140905.html
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|2016(平成28)年 9月 5日(月) 小堺一機 |「“お昼の顔”卒業で初登場!」
└─―――――――――――――――――┘
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20160905.html
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|2017(平成29)年 9月 5日(火) 渡辺大五郎(元:高見山関)|「初の外国人力士が語る「2人の母」への思い」
└─――――――――――――――――――――――――┘70年代に多くのCMなどで日本人に愛された「高見山」こと渡辺大五郎さんが登場。初の外国人力士として活躍した大五郎さん。70年代に黒柳と一緒に食事をし、あまりの大食ぶりに「大和撫子のくせに、よく食うね。」と仰天したエピソードを披露する。また、19歳でハワイから来日したが、実母は女手一つで5人の子どもを育てた肝っ玉母さんだった。そんな母は、糖尿病を患い最後は脚を切断したが、相撲のために臨終にも立ち会えなかったと語る。
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/201709054.html
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|2018(平成30)年 9月 5日(水) ガレッジセール |
└─――――――――――――――――――――┘「下積み時代…悲惨過ぎて笑える貧乏話」
沖縄出身のお笑いコンビ「ガレッジセール」を久しぶりに迎える。中学時代の同級生だった2人。よしもとの劇場でタダ働きをしてお笑いを勉強していたためお金がなく、ボロアパートに身を寄せて同居していた。今だからこそ語れる悲惨過ぎて笑える「貧乏話」は? さらに黒柳の「なにかコントやって」のムチャぶりに、最近まったくお笑いネタをやっていないという2人は…。
☆琉球フェスティバル2018 9月23日(日)日比谷野外大音楽堂 問い合わせ:M&Iカンパニー 03-5453-8899
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20180905.html
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|2019(令和元)年09月05日(木) 佐良直美 |※解説放送
└─―――――――――――――――――┘「130匹の犬猫と暮らす「大スター」
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20190905.html
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┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
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|2022(令和四)年09月05日(月) 加山雄三 |
└─―――――――――――――――――┘「85歳…コンサート活動“引退”の胸中を」
☆デジタルシングル「海が男にしてくれた」岩谷時子さんとのラストソング 作詞:岩谷時子 補作詞・作曲:弾厚作
☆加山雄三ラストショー ~永遠の若大将~9月9日(金)全国の映画館で生中継!
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20220905.html
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|2023(令和五)年09月05日(火) 梶原しげる |
└─――――――――――――――――――┘「初告白…「アルツハイマー病」と向き合い」
https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20230905.html
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|2024(令和六)年09月05日(木) 岩崎宏美 |
└─―――――――――――――――――┘「初孫が誕生!生きる喜びを再認識し」※解説放送
☆「徹子の部屋」コンサート2024<東京公演>11月29日(金) 日本武道館 <大阪公演>12月1日(日) フェスティバルホール ゲスト:岩崎宏美・岩崎良美 平原綾香 松平健 美川憲一×コロッケ 南こうせつ
https://www.tv-asahi.co.jp/event/renew/contents/0219/
https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20240905.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/徹子の部屋
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┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後1:20~1:55放送
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|2002(平成14)年 9月 5日(木) 外尾悦郎 |第回
└─―――――――――――――――――┘
黒柳「まあたぶん世界でいちばん有名な建築家といえばガウディだとおもうんですけどもそのガウディが作り始めたサクラダファミリア教会のなかで結ういつ働いていらっしゃる日本人の方なんですが、彫刻家の方でいらっしゃるんですがこのサクラダファミリアが死後200年ぐらい経たないと完成しないといわれてたので私も生きてる間には見られないなと思ってたんですがもしかすると見られるかもしれないんですよ外尾悦郎さん今日のお客様です」
外尾≪よろしくおねがいします≫
「若いときにNHKでサクラダファミリアの中を写している時にこうへばりついてこの人日本人なんですって、ずっとここにいるんですって紹介があってねこういうところでやってらっしゃる日本人ってどういう人なのかなって思ってたら外尾さんだったんですね。唯一日本人でやってらっしゃる。何年ぐらいになりますかその中に入って?」
≪24年です≫
「24年間。スペインのバルセロナにありましてガウディのサクラダファミリア教会ってこのごろテレビでもずいぶん写りますね」
≪有名になりました≫
「それから外尾さんお飲み物のCMでその教会の一緒に写ってらっしゃるのがあったんですけどもガウディという建築家が世界一というのもそうでしょうか?」
≪そうですね。あのでも昔からそうじゃなくて最近有名になって僕は1978年にバルセロナに行ってそこから仕事を始めたんです。ちょうどその100年前1878年にガウディが建築家の資格をもらってその建築家の免状を渡した学長がこういったんです「今日ある学生に免状を渡したんだか彼が天才だか変人だかわかんない。時間が必ず答えを出すだろう」。で今年150周年なんですね。で今年答えが出たと思うんですね。天才≫
「残念な事にこの方不慮な無くなり方だったんですね。」
≪市電に惹かれたという≫
「珍しいと思いますよ。よっぽど考え事をしていたと思うんですよ」
≪もっと不幸な事に市電に引かれたときに大変貧しい格好をしていた。その貧しい格好をしていたために長い間そこにほったらかしにされてたんです。すぐに病院に運ばれていたら治ったかもしれない。病院に運ばれてもほったらかされていた。タクシーが何度も運ぶのを拒否した。そのあるお巡りさんが止めて運んでいった。そのお巡りさんの名前もわかっています≫
「そうなんですか。でも一生懸命にそういうふに建築家でいらっしゃるからよれよれの格好で考え事をしながら歩いてたんでしょうけど。でもそんなただの行き倒れの人みたいにね。でも生誕150年ということで74歳でお亡くなりになったそうですけども私は若いときにガウディのサクラダファミリア教会は200年もかかって死んでもみんなが後を続けてねやってるんだと聞いて私が生きてるうちには見られないだろうと思ってたんだけども外尾さんの話だとあと20年ぐらいで見られるかもしれないんですって?」
≪あの現時点での執行部の建設委員会があるんですけどもそこがあと20数年で仕上げてしまおうという決定が下されたんです。ですから我々はそれに合わせてやってるんですけどもね一応≫
「この他にもガウディはいろいろなものをつくってますよね普通の人が住むアパートだとか。それからお知りの格好をしたイスとか。この外尾さんの作った門?」
≪側門なんですね。正面門が何にも出来てないんです。玄関が何も出来てなくて教会の横から入る側門だけが2つ出来てるんです。ガウディの時代に出来たものが僕のやってるほうなんですけども。それが2000年に完成したという≫
「それは生誕の門ということなんですけども天使がついていてハーブの天使というそうなんですけどもちょっと皆様に見ていただいて。この方の下に全部で90人ぐらいの人がついていて」
≪ええ、あの僕のチームというのは僕の下に5人ぐらいいるだけなんですけども職人たちは総勢90人ぐらいいます。それを臨機応変に1つの工事をすすめていってるわけです≫
「今でも観光客に見せてるわけですよね」
≪世界でも珍しくその観光客がお金を払って工事現場を見るところです。≫
「なるほど。ちょっと皆様にVTRなんですけどもサクラダファミリアというものはどういうものなのかということを見ていただきます~VTR~」
≪あのハープを奏でる天使が出来て、初めはそれだけだったんですけどもあの次の予定はなかったんですけどもよくできたということで一般の市民の方が次も作れという声があがってこれはどんな賞をもらうよりもメダルをもらうよりもうれしかったですね。≫
「しかもあの方たちが宝物のようにしている、毎日前を通りながらどれぐらい出来たかって気にしているものでしょ。お金もそういう人たちが一般の寄付なんでしょ。すごいですね一般の寄付でああいうものがね亡くなってから76年間ずっと遺志を継いで誰かがやってるわけなんですけどもあの今日のお客様は24年間そこでやっているわけなんですけどもみんながお金を出しあってそしてすごいですよねドラマも」
≪僕は価値のあることだと思います。ガウディが素晴らしいから後をついていこうとする人がいる。それはい黒人だろうといい方向にいこうとするならみんなで協力する人間の持っている美しいとこがそこにでてるような気がします≫
「さっきの天使とか子供は去年完成?」
≪いえ2000年のクリスマスです。なぜかというと2000年のクリスマスは20世紀最期のクリスマスなんです。ですから20世紀最期のクリスマスにガウディのやり遂げたかったものを完成させたかった≫
「でなんか現在の作業は大屋根の頂上のところをやってらっしゃるんですって」
≪はいもう屋根がかかりまして・・・≫
「今まで屋根がなかった?」
≪なかったんです(笑)。やっとかかりましてその屋根の頂上に1番教会として重要なイエスが最期の晩餐に「ワインを私の血と思え、パンを私の肉と思え」これが最後の晩餐に一番大切なことなんですけどもワインとパンを4メートルのシンボルにして僕がデザインしてこれから作っていくんですが大体の見通しがついたものですから今回帰ってきたんです。でその一部分を今回お土産に(※袋を取り出す)といいますのは塔の上というのは一番高いところなんですねですからだれでも登っていくわけには参りません。ガウディはこういう素材を使っているんです≫
「かれは選んでいる」
≪選んでいるんです。これはペネチアングラスといいましてガラスなんです。≫
「もうすでにガウディが選んでいたんですか」
≪同じ工房の同じ棚から選んできたんです。これを使って大屋根のそのワインの葉っぱとしろぶどうですね。≫
「ガウディが全部選んで。そんなに長くは彼は・・・どれほど携わってたんですか?」
≪もう半生全てです。30半ばでサクラダファミリアの建築家に選ばれまして亡くなるまで≫
「40数年彼はやっていた」
≪40年間≫
「そうなんですよね。すごいですね。急に無くなっちゃたんでいろんなものが途中になってはいたと思ってたんですけども」
≪それで頂上だから雨が降ったらいつもきれいになるんですよ。いつも掃除には行かなくていいように彼はこれをえらんだんですけども。なぜこんなに色があるのかというとそこは天国の世界ですから、天国と地上を比べますと我々はたくさん色があると思ってますけども天国の色と地上を比べますと地上は無色に近い。だから上のほうは色があって下は石の色なんですね。≫
「あのつかぬ事を伺いますが丸くするにはなんで作ったんですか?」
≪同じ原寸大の模型を作ってこれを目方においていくわけですね。≫
「接着はなんでくっつけてるんですか」
≪いちばん良いのは小麦粉、日本だとご飯粒でやりますね向こうでは小麦粉をお湯でとくとすごくいい接着剤になるんです。そういう方法を古い方法をみつけてぼくはやっていくわけです≫
「でもすごいですね。こんな暑いもので真ん丸いものを」
≪もちろん中はちがいますよ。≫
「その丸いものをなさるのはすごい技術ですね」
≪ガウディはどうやったんだろうということを僕は研究して≫
「ガウディは少しは自分で丸い部分は」
≪もちろん彼の指示で職人たちが作っていくわけです。彼が最初職人たちもこんなものができるとは思わないわけですよね。ガウディがヒントをあたえながら少しずつ引っ張っていく、するとこんな素晴らしいものが出来るんだと思うと職人たちは夢中になるんです。お金のためだけじゃなくてガウディが明日もいいものを作ろうというと職人たちはあくる日もやってくる。そういう小さな奇跡がサクラダファミリアを作ってるんだと思います。でこれは天国のかけらだと思ってください。頂上の誰も触れないところに行くもので。≫
「でも普通の人が教会を作る時にああいう風なものが教会の上のところに来るとは普通想像しないじゃないですか」
≪しないですね。だから僕はこれまでは色も何もなかったんですね。サクラダファミリアにこういった色のついたあでやかなものがついて良いんだろうかと世界中から非難を受けるんじゃないだろうかとちょっと恐かったです。でも置いてみるとみなさんがそお地元の人を始め素晴らしいと、新鮮な空気を浴びたようなその反応が会ったものだからよかったなと≫
「すごいですねこういう素材で出来たガラス」
≪耐久性というか自分が死んだ後にも100年も200年も1000年も残ってくれないといけない。だから我々作る人間は1000年、2000年のこってほしいという気持ちをこめて作ってます≫
「でもスペインも内戦もあったりいろんな大変な事もありましたものねえ」
≪そうなんです。戦争があったらこういうことは出来ないんですよ。逆にですね戦争というものがないためには500年ぐらいかけて作ったらいいと思うんです。そのあいだ戦争が無ければずっといいと≫
黒柳「なんと素敵な事だろうと思うのは大天才がこういうものをつくろうと考えて一生をかけてそこで始めてそれをいきなり無くなったにも関わらず彼が考えてもいなかったでしょう日本人の彫刻家が今。あなたが1番長い?」
外尾≪そうですね≫
「彫刻家は他にもいらっしゃるの?」
≪もう1人います。僕よりもずっと年上なんですけども≫
「何人の方ですか?」
≪地元のカタロニア人の人なんですけども。15ねんぐらいですか≫
「さっきもおっしゃったように4,5人この方の下にいて彫刻のお手伝い」
≪常に直属でね≫
「あと作業員は90人ぐらいいて、コンピュータや何かをやる人がいるそうですけども。あと20数年で完成するとするとどのくらいの高さのどういうものが」
≪今たってるのは107メートルなんですね。で今たってるのが1番低い塔であと10本立てなきゃならないんですね。一番高い塔で175メートルです。ここから見上げ手間すけども見上げても足らないぐらいのところに175メートルの塔が立ちます。あと150メートルの塔が5本。≫
「すごいですねそれをあと20年の内にみんなでやろうと。それは素晴らしいと思うのはこれの完成を見たいという人が絶対いると思うんですね。見られるんだったら長生きしてみようという人がいて素敵だなと思うんですけども。たぶん生きてるうちには見られないだろうなと思ってましたのでね」
≪その時はご招待します≫
「ぜひうかがわせていただきますけども。面白いのは外尾さんは京都芸術大学にいってらっしゃる時に石をやる先生にお会いになったんですって?」
≪はい。僕は木も鉄もいろいろな素材をやったんですけどもね先生がとても魅力的な方だったんですね≫
「しかも特攻隊の生き残りの」
≪はい。そうなんです。何年後かに戦争が伸びればその方は亡くなっていたと。ところが20になる前の10代の若者が死ぬ覚悟だけを一生懸命してそして戦争が終ったら「おまえ生きていけ」と言われれば困っちゃたんでしょうね。だから変わらないものを彼は探したんだと思います。それで石に出会ったんでしょう。それが僕に何となく大きな基礎と言いましょうか石という物を考えさせる1つのきっかけになりましたね。≫
「まあ幼稚園、中学、高校などで美術を教えてらしたんですね」
≪はい≫
「先生もしてらしたんですけども25歳のときからあちらで彫刻家としてのテストがあって」
≪知らなかったんですよ彫刻家という試験とは。言葉も何も通じませんから。僕1つの小さな石がほれれば満足だったんですよ。≫
「まあサクラダファミリアにちょっとでも関われればっていう」
≪彫刻家として雇われました≫
黒柳「彫刻家として日本人でガウディのサクラダファミリアに関わってらっしゃる外尾さんなんですけども他にも日本の方でお手伝いされてる方が」
外尾≪何人かいます。以前は女なの子で医師を彫ってる子がいました日本人で。≫
「やっぱりあこがれ」
≪そうでしょうね≫
「今も何人かは?」
≪はい僕のしたにも1人いますし、模型職人のなかで働いている日本人もいます。でも僕は世界中の若者があそこには入って短い期間でも長い期間でも何かを考える1つの場所になれば理想的だと≫
「それこそが本当の平和のなんかいいねえ」
≪考えるきっかけをガウディはたくさん残してくれている。≫
「そうですねえ。だからさっき仰いかけたんですけどもスペインというのは内戦もあって本当に大変なところだったのでそういうところで本当に平和の象徴になると思ってるんですけども。奥様なんですけどもピアニストでいらっしゃって面白い事からお会いになったんですね」
≪ええ、あの僕を取材にきておられた方がちょうどピアノコンクールを受けに来ていた家内とあいまして、でサロンパスを持ってないかと聞かれまして≫
「それを奥様ははっつけてあのピアニストでいらっしゃるので肩こりや何かを治すものは無いかと奥様はおっしゃたの奥様が」
≪そうなんです。それで僕は渡しましたら御礼にきてもらいましてそれから今は死語になりましたが文通なんかが始まりまして、で結婚にいたったんです≫
「奥様はピアニストなんですが特別なピアニストでスペインの難しい曲をお弾きになるということで有名な方なんですって」
≪ガウディというのはよく研究しないとシンプルなんだけどもよく自分の中に入れ込まないと出来ないものです。同じ時代に素晴らしい作曲家がいましたアルベニスとかグラデナスとか。聞くと聞きほれてしまって聞き飽きない曲なんですけども実際に引こうとすると弾ける人がいないんですね。で地元の学校を出てピアノの女王と呼ばれるアリシアガルチャからすべてを彼女は受け取って今日本人としてスペイン曲の第一人者でやっています≫
「いまのは向うで発売されているCDの中から奥様がお弾きになってらっしゃるんですけども。~再生中~ピアノの女王と呼ばれるアリシアという人から全てを託されて、その方はお年を召した方だから奥様はスペインの曲を弾き続けていくと」
≪そうです。たまたま私達は日本人ですけども良いものを残していこうとする。たまたまガウディは僕に託され、音楽は家内に託されそれがたまたま夫婦であったということなんですけどもそういう心ってすごくありがたいですね。その土地の豊かさを感じます≫
黒柳「ガウディは細かい図面は残していなかった」
外尾≪そうです。模型はたくさん残ってます。残しました。ところが戦争でうめられたりしてそれを掘り出したりして繋ぎあわしたりしてやったんですが。その図面というのは人間というのは規正されると嫌ですよね。でも方向性を示してくれるとありがたい。だからガウディという人は本当に人間を知った人だなと思います。≫
「この世界中が注目しているガウディのサクラダファミリアの中で日本人の彫刻家の方が中心になって、そしてもう1人建築家の方も一緒になってやってらっしゃるんだけどもその中で日本人の方が24年間ずっとお若い25歳の時からずっと関わっていらしゃるそうなのでこれからもあそこにへばりついて大変だと思うんですけどもまあ世界の方はビックリなさる日本人はお金だけ出して人は出さないだろうとよく言われてるんですけども、ね!こんなに長くやってらっしゃる方がいらっしゃるのは私達もうれしい事だと思います。みなさんもサクラダファミリアにいらっしゃって観光なさった時にへばりついてやってらっしゃる方がいらっしゃったらこの方ですので(笑)でもできたら楽しみですよね。さっきの丸いガラスのね。本当にありがとうございました」
http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2002/h14-9-5.html
徹子が泣いた! 小梅太夫で泣いた!
2009.09.14 cyzo woman[サイゾーウーマン]
写真◆『トットの欠落帖 (新潮文庫) (文庫)』
今回ツッコませていただくのは、9月5日放送の『キズナ食堂』(TBS系)。
番組では"一発屋芸人"の救済企画として、彼らに海の家「一発屋」の店員として7月から働いてもらい、その経過を放送していた。今回は、「一発屋夏物語 完結編」と題し、8月31日の閉店までを追ったドキュメンタリー最終回としての放送。店員となった"一発屋"たちは、ダンディ坂野、鉄拳、X-GUN、ムーディ勝山、鼠先輩、BOOMER、小梅太夫の7組9人。いわゆる"ボキャブラ芸人"のX-GUNとBOOMERは、キャラクターや一発ギャグで一瞬輝いた、よく言う一発屋とはまたニュアンスが違うような気もするが、爆問の番組だし「ボキャブラのよしみ」とかもあるのかなぁと、ちょっと思う。友情なのかどうかは分からないが。それにしても、この番組が放送しているのは土曜の7時台、未来の一発屋候補が多く出演する『爆笑レッドカーペット』の裏番組というのがまた、どこか縁を感じる。ちなみに、その翌々日の7日放送の『人生が変わる1分間の深イイ話』(日テレ)でも、奇しくも「人気者VS一発屋SP」と題し、有吉弘行、髭男爵、狩野英孝、円広志をゲストに一発屋の「深イイ話」を展開。流行ってんのか、一発屋。ここでは常に面の皮厚く、「番組始まる時は『僕、一発屋じゃないですよ』」と思ってたという狩野が、「僕、一発屋なんだな。僕、死にかけてんだな」と収録中に気付くという、発見の瞬間を目撃することができた。さてこの『キズナ食堂』の「海の家 完結編」、主役は小梅太夫である。この小梅がまあ、この海の家企画が始まってから、終始ダメっぷりを発揮しまくっていて、そのダメさに、仲間たちにもしばしばキレられたりするほど。メニューの金額を覚えられない。調理などの手際が悪すぎる。テンパってはただウロウロするだけ。厳しい説教をされて、せっかく張り切った翌日に、「喉の調子が悪い」と、体調不良でダウン。さらにその翌日も、朝起きたときからまた、<喉が痛い→熱がある気がする→測定したら、熱はない→熱はないけど、今度は頭が痛い気がする→そして結局この日も欠席>って、ああもう。病院に行って精密検査(CT)してもらったようだが、結果は、「なんでもないって」......単なる出社拒否か。奥さんにも、「明日はダメだよ、ちゃんと行かないと。ズル休みしてたら、恨まれるよ、みんなに」と、ハッキリ「ズル休み」と叱られてたし。そんな小梅太夫のダメっぷり、これには"「キズナ食堂」オーナー"の黒柳徹子も気が気でないようで、「小梅太夫さん、ちゃんとやったのかしら?」「わー、よかったーよかったー」「かわいそうに......」と、小梅の動向に、いちいち大きく反応していた。そして無事8月31日の最終日の営業を終えた海の家で、みんなでメンバーへの感謝の思いを綴った手紙を読み、感謝の思いを伝える感動のフィナーレに。鼠先輩、ムーディ、鉄拳、X-GUN、BOOMERと続き、鼠先輩(腰も低くて、いい人ぽかった)に「最後に、いろいろありましたけれども、この方に締めてもらいたいと思います!」と紹介され、小梅の挨拶に。壇上に立ち、いきなり無言で目頭をこする小梅太夫。「すいません......」言葉が見つからない。ようやく素直な感謝の気持ちを涙ながらに語る。圧倒的にダメで不器用な子だっただけに、その姿にグッときて、見つめるみんな、いい表情。X-GUNのさがねや鉄拳なども、思わずもらい泣きだ。そしてこの小梅の挨拶のさなか、画面隅のスタジオワイプ小画面に映る徹子は、ハンカチで目頭を押さえた。「......もう泣いちゃう、泣いちゃう!」徹子が泣いた。『徹子の部屋』では、芸人キラーぶりを発揮する一方で、さすがユニセフ親善大使、真摯にがんばる芸人には、こんな優しさ、あたたかさも持ち合わせている。小梅太夫がこの先どうなっていくのかは分からないが、「徹子を泣かせた芸人」として、ひとつ刻んだということは、覚えておこうと思います。(太田サトル)http://www.cyzowoman.com/2009/09/post_929.html