○朝日新聞天声人語(12/26、抜粋)
「「ゲン」は絵本も含めて1千万部を超え、18カ国語に翻訳された。生前最後の本になった『はだしのゲン わたしの遺書』(朝日学生新聞社)でささやかな喜びを述べている。国内の図書館で、表紙が手垢でぼろぼろになってベニヤ板で留めてある「ゲン」を見たそうだ。「うれしくてね。作者冥利に尽きます」。73歳の訃報に、多くの読者が胸に刻み直すことだろう。原爆の悲惨と、それでも麦のように伸びて生きる少年の姿を。」
https://www.choubunsha.com/special/hadashinogen/
怪力法と若木竹丸〈その4〉
‡1975(昭和50)年12月号『月刊ボディビルディング』
2018(平成30)年05月26日(土) 掲載日
国立競技場トレーニング・センター主任 矢野 雅知
『怪力法』の紹介を続けてゆこう。
~著者の雑記帖~
「官公使の役人諸賢は職務上或る程度の怒りを必要とする?為に彼等は自己の健康を損ねること甚し、故に短命者が多いと云う。気の毒なことだ」
若木氏は健康の元である笑いを知らねばならないと云う。すると怒り狂って激突する全学連や機動隊は、短命者同志の闘争とも云えよう。気の毒なことである。
「美人は自尊心と。そして亭主を如何にして尻の下に敷く可きかを常に考えねばならぬ。ために心から楽しく笑う事もない。故に彼等は短命だ」
名言である。美事な三段論法といわねばなるまい。美人は例外なく自意識過剰であるから、たえずまわりの男性の眼を意識しており、「オホホ!」と口もとに手をやって笑おうと努力している。楽しくて、心から笑いたくともグッとこらえて軽くうなづくにとどめている。「故に短命」なのであるという若木氏は、美しすぎるが故に命短かしの佳人薄命論に異をとなえるのであろうか。自尊心強きが故に命短かしとはたしかに考えられる。
これは逆説的にいうと、自尊心はおろか恥や外聞もかなぐり捨てて、高らかに笑いころげる女性は健康であって長命であることになる。さらに、「長生きする婦人に恐らく美人は居ない」とスルドイ意見を若木氏は述べている。これが主婦連のオバチャンの目にとまっていたら、ナグリ込みをかけられるところだろう。
「健全なる身体に健全なる精神が宿る。実に千古の名言ならん……中略……然るに不健康者は健全なる精神を鍛えんとしてもまず十中、八九不可能だ。即ち健全なる精神を把握する事の出来るのは、けだし健康者に与えられたる所の特典なり」
まさにそのとおり、説明の余地はあるまい。
「進化論の開祖ダーウィンが、西洋人の面貌、表情、毛髪、皮膚等が東洋人種に比し猿類に類似せる点が多いと云うことを発見した。こんなところからみても我々東洋人はより進化的で文化人でなくてはならない。私は東洋人、否、日本人に生れた事が何よりも幸福だった事を感謝して居る。……日本人にはより以上の美点があるのを忘れて他を羨望する必要は無いと思う。大いに我々の肉体にも美を見出し、日本美を讃美すべきだと思う」
このようにある医学士が逃べたことに対して、西洋崇拝者ではないと称する若木氏は「東洋人より西洋人の方が猿に近いと云ったからとて、何も喜ぶことはあるまい。東洋人が神に近いわけでもなかろうし、そんな事を考えて喜んでいる間に学問なり肉体運動なりでもしたまえ」と一喝している。また、「如何なる鉄も鍛えなければ名刀とならざるが如く。我々の体駆は誰が何と云はふとたしかに西洋人の体駆・肉体より劣って居る。劣っている所は劣って居るとしても何も我田引水、我々日本人の肉体から無理矢理美を見出さんと努力する必要はない。故に彼に一日の長あらば我等はまず其の美点を取って喜んで自家薬籠中の物とせねばならぬ」と述べており、愛国精神の強い若木氏ではあるが、当時の実状を冷静に観察していることが解る。
「若しかりに各界に於ける人々の腕角力リーグ戦を行はせたならば、さだめしこんな結果になるだろう? 以下その強弱の順序。(現在、著者が全日本腕角力選手権を持って居るがここでは省く)
1 職業的腕角力選手
2 職業的力持(重量挙げを行ふ力持力士)
3 柔道家(特に最も強い五段、六段)。重量挙選手(アマチュア)。機械体操選手。
4 職業相撲力士、以下略
まず大体こうなるであろう」
これでいくとわれわれボディビルダーは3の力持に入るのであろうか。しかし、テレビの「勝ち抜き腕相撲」で勝ち抜いたのはすべてビルダーであることを考えれば、1に入ってもおかしくはないだろう。
「日本の映画俳優(男優)は男のファンを余り持たぬ様だ。其は彼等の肉体が女性的に近く、筋肉微弱のため、男性の面影が不足の結果ではなかろうか」
たしかにそうであろう。ある女性がスティーブ・リーブスのへラクレス映画をみて、「あれを観たら日本の男なんてバカバカしくなるワ」と言っていた。もっとも、われら男性にいわせるとマリリン・モンローをみると「日本の女なんてバカバカしくなる」といえるのだが……。
それはともかくとして最近の邦画アクションスターも肉体改造に目覚めて、さかんにバーベルで体を鍛えているが、スクリーンに出てくる彼らの肉体はビルダーの眼にはまだまだ貧弱に映ることであろう。ましてや、ヒョロヒョロのテレビタレントが女学生を熱狂させて失神させるにいたっては噴飯ものであることと思う。
ブルース・リーがさわがれたのも、チャールズ・ブロンソンの人気があるのも、その強靭な肉体にある。日本の芸能界にも、一日も早く本格的なボディビルダーが出現して女学生を失神させてほしいと思っている。
「南無妙法蓮華経、ドンツク、ドンツク、ドンドンツク……実に賑やかな、否、悪く言へば騒がしい教へだ。のみならず新婚夫婦の差し向ひなどには余り好感を持たれなさそうな宗教だが日蓮宗なるものは総ゆる宗教の持たぬ有益な長所を持って居ると考へた。おかしな組合せだが、宗教と体育=即ち日蓮宗。それはあの太鼓を打つために知らず知らず不健康者も健康に導びくと云ふ優れた美点を持つものである事を知った」
なかなか面白い見解である。若木氏の眼には、あらゆる事物が体育と結びついてとらえられていたことが推察されるところである。
「妻を持ったがために弱くなった、力が無くなったとはよく言はれる事だが。然し妻を持っても弱くならない人もある。……要するに一般の人間は妻を持った当初、肉体鍛練など忘却し、只生理的煩悩ばかりを発達させる。それでは如何に厳健な肉体の所有者でも弱くなるのは当然である。……要するに妻を持っても其れ丈の肉体鍛練を怠たらなければ決して弱くなるものではない」
ムズカシイ問題であるが、また最も興味をひく問題でもあろう。新婚ビルダーはとかくトレーニングを休みがちだが、ヤセ細って笑い者にされないために鍛練を続けてゆかなくてはならない。「身体の鍛練を怠ったならば智徳も子孫に伝へる事は出来まい」と氏が述べているように、子孫繁栄のため、お国のために強くならなくてはいけない。妻をもってもなお壮健でなくてはならない。そのためには、謝国権先生に相談するよりは怪力法で修業していくしかないのである。
~各種運動法~
「さー初めませう(*特大文字を使用)自転車チューブ運動法以外の運動は、出来るものから初めませう。少なくとも三十分以上努力しませう。そして一年間は継続しなければなりません」
いよいよ怪力法の本論に突入である。自転車チューブ運動法から初まり、椅子式運動法、一拳二人体育法、個人徒手体育法、健康維持軽運動、自動車チューブ運動法と続いていく。
◇自転車チューブ運動法◇
十三法まで紹介されている。紙面の都合で略。
◇椅子式運動法◇
<第一法> [写真1]のように3台の椅子の上に両手と両足をそれぞれおいて腕立て伏せをする。
<第二法> 両足の位置をさらに高くして負荷を大きくする。
<第三法> 一方の椅子に頭部を、他方の椅子に両足を載せ、上向きに寝て全身を水平に保って胸上に腕を組む。
<第四法> 2台の椅子を用いてディップスを行う。「比の運動法は、著者創案椅子式運動法中最も推獎出来得るものにして、肉体鍛練、体力増進法の白眉」「もし諸君に比の運動法を一日百回以上行ふ努力が有れば、諸君はわずか一年の後に於て、胸囲五寸以上の発達をみるであろう」
<第五法> 椅子に手を置いてリバース・プッシュ・アップを行う。
【写真1】
◇一?二人体育法◇
「著者会心の作」といっただけあって怪力法の独特の運動法が紹介されている。十二法あるがその中の面白いものをひろってみよう。
<デッド・リフト運動>
[写真2]のようにパートナーを床から持ち上げる運動。
<プッシュ・アップ運動>
[写真3]パートナーを背中に載せて腕立て伏せを行う。「全身を発達させ特に双腕の大力を養ふに妙」
<スクワット運動>
[写真4]のような姿勢でスクワットを行なう。
<フロアー・プレス運動>
[写真5]のように人を載せた板をプレスする運動。
<ワンハンド・プッシュ運動>
[写真6]のように頭(又は首)に片手をかけて、相手を押し上げる運動。
【写真2】
【写真3】
【写真4】
【写真5】
【写真6】
◇個人徒手体育法◇
これもピックアップした種目を紹介するにとどめる。
<片腕立て伏せ>
[写真7]のように片手で腕立て伏せを行う。「徒手運動法中最も腕力を必要とする運動法にして、一般健康者の優に二倍三倍の腕力を以てしても容易に出来ざる所の運動法なり。即ち自己の体重の三分の二を片手で差すのと同じである。著者は多年の習練により比の運動法を二本の指で容易に数十回行ふ」
<変形腕立て伏せ>
[写真8]のように手のヒラを後方に向けて行なう。「上体は出来るだけ後方へそらし目は前方を見ず、天の一角を見よ」「立派な姿勢を作る事に於て妙」
<倒立運動>
頭立とすべきかもしれない。壁に両足をつけて、頭だけを床につけて立つ運動。
【写真7】
【写真8】
◇健康維持軽運動◇
七法まで徒手運動を紹介している。略す。
◇自動車チューブ運動法◇
「著者は特に比の一偏を柔道家、学生相撲、ラグビー選手、レスリング選手、アマチュア重量挙選手等々男性的競技者諸君のために送る」
一例として第三法を紹介しよう。
自動車チューブ2本を棒に差込んでそれぞれ両足裏にひっかけてスクワットを行う。「全身強靭となり特に下半身の発達著し」
◇腕角力?若木式腕角力必勝法?◇
「諸君のために総ゆる角度から見たる腕角力法(即ち練習法、必勝法、四十八手等々)を多数挿入するつもりでいたが、大日本腕角力協会会長山本哲氏が腕角力の著書を著はす事となったので氏の為に四十八手は掲載せぬ事にした。されどこの短かい文章、説明、図解の中にあらゆる腕角力法が含まれていると云ふ事を知って載きたい」
若木氏が朝日新聞社後援の腕角力大会で優勝したのは「著者考案の腕角力練習器[写真9]による」という。「最初は引上げる重量もせいぜい十貫目そこそこであったが努力は恐しい。十ケ月後には優に三十五貫(約百三十kg)を楽々引上げられるようになった……今後、如何なる腕角力練習器が出現するとも、比の器具に勝る必勝法練習器は無し」。
この器具を作っていま話題の「勝ち抜き腕相撲」に挑戦してはいかがであろう。100kgで行えるようになればヨーロッパ一周旅行ができる、と思えるのだがどうだろうか。
つぎに、幕内力士と腕角力選手と腕角力では何れが勝る?ということについて、「一般の大衆は角力取の力を過大に見過ぎて居る。腕角力に於てもそうだ。仮に著者が腕角力選手を引率して幕内力士十人と腕角力の試合をするならば恐らく十対零か八対二の割で腕角力選手の勝となる」。
よく引き合いに出される角力取りであるが、ここでも若木氏のいいサカナにされている。
【写真9】腕角力練習器
◇自転車の坂登り◇
「日常自転車を使用する人、或は自家に自転車を有する人は必ず附近の坂登りを励行なさい……著者の如きは自転車で外出の時は、必ず平坦な道を行かずに附近に坂は無いかと、坂許り目的に飛出す」
若木氏は自転車による坂登りを重要な脚部運動法としていると述べているが、この坂登りはアイソキネテックスな運動形態になるので、ひじょうに効果的なものである。スティーブ・リーブスやフランク・ゼーン、あるいはケン・ウォーラーなどのように自転車による脚部鍛練をしたビルダーも多いベスト・レッグ賞に輝く武本蒼岳選手もこの種目の愛好家で知られている。もっと見直されてもよい運動法であろう。
◇鉄?鈴運動法を初めるに就て◇
「如何に美事な鉄?鈴によるも、又貧相なセメント?鈴によるも、そこに何等の差異なき事を知らねばならぬのみならず、現在鉄は我が国に於ける必要欠くべからざるもの、即ち国防上の最大武器となるものなれば、其の点より見ても我々は国家の一員として斯くの如き鉄の使用は互いに禁じなければならぬ」。
このように述べてから(セメント?鈴の製法)をことこまかに図解で示している。
◇人世最高の芸術◇
「人世最高の芸術は肉体美である。しかも健康の肉体美である。見よ、隆隆ともりあがる筋肉、不動のクビと希望に張りきった胸、ここにこそ健全な精神がある。讃むべきかな健康、愛づべきかな健康美」
怪力法はいく度もいく度も高らかに肉体美をうたいあげている。すなわち強い肉体を主張し、尊重しつづけている。こうして当時の人々が目にしたことのないような「独逸最大なる誇り」ユーゼン・サンドウの写真を載せているのである。
それは例によって全面裸体写真である。遠くギリシャの肉体美観に共鳴するかのようである。肉体もエロスも美しいものである。この美しいものは不自然に隠すものではない。もっと人間的で自然な形で表現すべきであるという思想があるのであろう。若木氏もまた、各運動法を紹介するにあたり、フンドシ姿で行なっている。サンドウなど欧米の力豪が、古代ギリシャ思想を継承しているのを現わしているのならば、若木氏のフンドシは日本古来の雄々しい万葉時代の流れを自然に示しているものといえよう。恐らくフンドシ姿を載せた体育書は他に類をみないであろう。ここに怪力法が怪力法らしい特異な面をもつ、男性的で人間的な思想を感じさせるところが示されているといえよう。
こうして怪力法はいよいよ核心に入っていく。つまり「さて諸君、愈々待望の鉄?鈴運動法を初めませう」ということになるのである。
月刊ボディビルディング1975年12月号
http://physiqueonline.jp/specialist/page3372.html
年末年始のJR利用客大幅減 帰省や観光旅行の自粛広がる
2021(令和三)年01月09日(土) 12:20 掲載 地域 生活 政治・経済
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で帰省や観光旅行の自粛が広がり、年末年始の交通機関の利用客は大幅に減少したことがわかりました。
JR西日本広島支社によりますと、去年
2020(令和二)年12月25日(金)から今月
2021(令和三)年1月5日(火)までの12日間に新幹線を利用した人は、広島~岡山間でおよそ48万1000人と前の年に比べ70%減少しました。下りのピークは先月
‡2020(令和二)年12月26日(土)の3万人、上りのピークは今月
2021(令和三)年1月3日(日)の3万5000人で、年末年始としては過去最低を記録しました。またこの期間中、近距離券の発売件数は、広島駅で11万2600件と前の年に比べ62%減少していて、年末年始の人出は例年と比べて大幅に減ったということです。
https://www.tss-tv.co.jp/tssnews/000008382.html
映像◆水島コンビナートで大規模な重油流出事故
https://digioka.libnet.pref.okayama.jp/detail-jp_c/id/kyo/M2004090621134837606
映像◆映像で見る20世紀 疾走する日本、光と影 1960~1975 https://youtu.be/FSiTfb0UfWg
1:15:44 水島臨海コンビナートで石油流出事故
水島臨海コンビナートで石油流出事故
岡山県の水島臨海コンビナートで
1974(昭和49)年12月18日(水)夜、製油所のタンクに亀裂が生じ、重油が流れ出した。瀬戸内海に流れ込んだ重油は約4万4,000キロリットル、ドラム缶にして22万本にのぼった。重油は紀伊水道を南下して太平洋にまで達し、手がつけられない事態となった。漁業被害は
‡1974(昭和49)年12月26日(木)の時点ですでに数十億円、海洋汚染の損害は計り知れない。日常生活に欠かせない石油が瀬戸内海の汚染を加速させた
https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009030132_00000
1974(昭和49)年12月18日(水)午後9時12分、三菱石油水島製油所(当時、現在のA工場)において、タンク(高さ24メートル、直径52メートル)が破損し、大量の重油が流出した。強風や引き潮などの悪条件が重なり、流れ出た重油は瀬戸内海東方へと拡散、対岸の香川県坂出市や高松市、さらには鳴門海峡にまで到達、ノリやハマチの養殖などの漁業に壊滅的な打撃を与えた。漁業補償などの被害総額は536億円にのぼった。この事件が契機となって、翌1975年に石油コンビナート等災害防止法が成立・施行された
https://ja.wikipedia.org/wiki/ENEOS%E6%B0%B4%E5%B3%B6%E8%A3%BD%E6%B2%B9%E6%89%80#%E4%BA%8B%E6%95%85
新型コロナウィルスは、存在しない
2020(令和二)年07月15日(水)
日々、感染者が増加している新型コロナウィルスだが、これが存在しないことを、科学論文や遺伝子情報を科学的に検証されている方がいらっしゃるので以下に紹介したい。
▼にほんブログ村 政治ブログへhttps://www.jimakudaio.com/post-7172
以下、こちらより引用します。
大橋眞教授:やはり、新型コロナウイルスは、存在しない。科学論文や遺伝子情報を科学的に検証する
YouTubeから削除された動画なんですが、再アップされたものを紹介します。動画には、この方の経歴がついていますが、徳島大学名誉教授 大橋眞(免疫生物学)という人のようです。もとの大橋教授のYouTubeチャンネルはこちらです。やはり、新型コロナウイルスは、存在しない。科学論文や遺伝子情報を科学的に検証する(BitChute) 以下、この話のポイントのみ書いてみます。私の専門は感染症。この話は科学の観点から検証する必要がある。基本的には論文が根拠であって、テレビ等で話される方の論文に基づかない話というのは個人的な考えでしか無い。これが多く見受けられる。もちろん捏造もありうるが、論文を根拠に置かねばならない。論文のベースとは自然観察であり、それをまとめたものである。しかし、人為的な工作があると、価値がない、捏造である。新型コロナが科学に基づくかは、論文をたどり、その論文の価値を検証する。この二つが必要。現在のマスクや三密を避ける等などという話は、西浦理論から来ているが、その元となるものは、PCR診断による感染者推移である。ただし、三密についてはドイツ論文だが、これもPCRを根拠にしている。PCR検査のもととなったものは、中国論文である。また、抗体検査なども、その論拠を中国論文に置くしか無い。これはNature誌の2019-nCov-2というものである。これをもとにして感染研のPCRの診断が行われているはず。感染研自身も一度遺伝子をとったと言い、米国の遺伝子バンクに登録したが、なぜか取り下げられている。遺伝子情報の取り下げは私の知る限り聞いたことが無い。他にも感染研の論文には不審な点がある。ともあれ、我々の直面している課題や、PCR検査、抗体検査はすべて中国の一つの論文から来ていると考えざるを得ない。この論文は本当に大丈夫なのか?通常の論文であれば、実験や遺伝子配列を決定し、解析をし、論文の準備をする。通常であれば、半年ではできない。通常は一年程度。しかし、彼らは、
‡2019(令和元)年12月26日(木)に入院した患者からサンプルをとったと言う。この論文が提出されたのが
2020(令和二)年01月06日(月)である。わずか10日間しかない。まずこれは奇妙である。その理由としては、感染症で最も重要な点は、「病原体は何か」、病原体を同定することである。これはコッホの4原則である。さらに現在は、それを改変したリバース基準が作られている。その手順としては、まずウイルスを増殖させ、増殖したものを分離する。それが病原体確認の第一ステップである。第二ステップとしては、分離したウイルスを使い、感染実験を行う。たしかにこのウイルスに病原性のあることを確認しないと、全く異なるウイルスである可能性があるからである。したがって、必ず感染実験が必要。これを抜きに「ウイルスを分離した」とは言えない。しかし、中国論文でさえ、これは認めている。「これに病原性がある」とは言っていない。「病原である可能性がある」としか言っていない。可能性なら何とでも言える。したがって、ウイルス分離と感染実験を誰もやっていないことが、今現在の世界の現実である。ちなみに、感染研の論文ではウイルスを分離したような雰囲気を作っているが、良く読んでみると、そうともとれず、非常に曖昧な表現である。おそらくNHKに出てくるコロナウイルスの電子顕微鏡写真はここから出ているものと想像される。これは米国医師、アンドリュー・カウフマンが言ってることだが、エクソソームと、この「コロナウイルス」が外見も同じで、大きさも同じであると。NHKの写真はコロナウイルスではない可能性が非常に高い。
※ちなみにカウフマンによる解説は、アンドリュー・カウフマン:コロナウイルスは存在しないにあります。ともあれ、中国論文がこれほど怪しいということは、全体が科学に基づいていないということである。マスク・自粛なども含めてすべてがそうである。科学的な根拠はない。少なくとも現時点ではそんなものは無い。ちなみに、宗教などは根拠の無い、教祖の信念である。例えばオウム真理教があるが、私の考えるところでは、その信念としては、この世界を一度破壊して新たな理想郷を作るということである。これをカルトという。今行われていることは、科学的根拠がなく社会の破壊につながっている。したがって、これは大規模なカルトと言うことができる。新たな世界を作るという信念のもと、世界的に大きな動きがあり、それに我々は従わされている。そのように考えてみると、納得が行くものである。現在日本で起こっていることを科学の目で分析すると、とても科学と言えるものではない。であれば、宗教的意味合いが非常に強いと言わざるを得ない。ともあれ、新型コロナウイルスと言う病原体は確認されていないし、感染実験もされていないというのが実態である。確認したという論文情報があれば、お知らせいただきたい。大橋教授も触れられておられるように、世界を覆い尽くしたコロナ騒動の背後には、新しい世界を作ろうとする明確な意志がある。それは、金融支配力の消滅、帝国(権力支配)の消滅、同時に市場も自給自足型へ。今回それを一気にやろうとしている。これからコロナ騒動から経済封鎖、新基軸通貨→ドル暴落→大国の分裂を誘発。平行して国家紙幣とBIで安定化させ小国家分立型に誘導するだろう。
参考:コロナ騒動の背後、奥の院の狙い
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┃ 【現代の侍】石井紘基 暗殺と特別会計の闇 ┃
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‡2019(令和元)年12月26日(日) 更新日
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https://www.uta-net.com/song/11684/
https://ja.wikipedia.org/wiki/石井紘基
‡https://matome.naver.jp/odai/2147997226852760901
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┃ 今日は何の日? ┃※名称、肩書き、年齢などは当時のものです
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2004(平成16)年12月26日(日) インドネシア・スマトラ沖地震が発生 ⇒ インドネシア西部、スマトラ島北西沖のインド洋でマグニチュード9.1の大地震が発生。巨大な津波も起き、東南アジア諸国やインド、スリランカなどで22万人以上が犠牲になった。写真は震源地に近いスマトラ島北端部のバンダアチェの市街地の被害の様子【AFP時事】
1933(昭和八)年12月26日(火) 自動車製造株式会社(現日産自動車)が横浜に設立
1965(昭和40)年12月26日(日) 競馬でシンザンが有馬記念を制し、初の五冠馬に
https://www.jiji.com/jc/daily
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①┃ プロ野球デキゴトロジー ┃写真=BBM
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‡2003(平成15)年12月26日(金) プロアマの壁を破った歴史的1日
‡2017(平成29)年12月26日(火) 7:05 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわって「その日に何があったのか」紹介していく。今回は12月26日だ。
写真◆シンポジウムに参加した現役選手たち
高い壁が両者の間に立ちはだかり続けた「プロ・アマ」関係。特にプロ球界と高校球界は、プロ球界にたび重なるルール違反があってだが、異常なほどの緊張状態にあった。
‡2003(平成15)年12月26日(金)は、その水解けが一気に加速した歴史的な1日だ。大阪市の大阪国際会議場で日本野球機構、日本プロ野球選手会、日本高野連の主催でプロ野球現役選手によるシンポジウム「夢の向こうに」が開かれ、長く禁止されてきたプロの現役選手から高校球児への指導が実現したのだ。
参加した現役プロは中日・立浪和義、阪神・井川慶、赤星憲広、近鉄・岩隈久志、中日・福留孝介ら11選手。会場には近畿地区151校の高校球児約2500人が集まり、選手の話に熱心にメモを取った。
学生野球憲章ではプロ野球選手の高校生への技術指導は禁止されているが、この日は井川や立浪らが高校生の「キレのある球を投げるには」「変化球を打つには」などの質問にグラブやバットを持って実演しながら「禁止の壁」をついに破った。
「きょう第一歩がスタートしたことに喜びを感じている」と立浪。「僕の高校時代はこういう機会がなかった。もっと増やしていけたら」と井川。進行役だった野球解説者の栗山英樹氏(現日本ハム監督)は、「こういうことができる時代になっただけで感動する」と語った。
シンポジウムは恒例化し、2017(平成29)年は青森で行われている。
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②┃ プロ野球デキゴトロジー ┃写真=BBM
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1935(昭和十)年12月10日(火) タイガース球団創設
2017(平成29)年12月10日(日) 7:05 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわって「その日に何があったのか」紹介していく。今回は12月10日だ。
写真◆タイガース創設メンバー
‡1934(昭和九)年12月26日(水)に大日本東京野球倶楽部(のち巨人)が誕生。その中心となった読売新聞社主・正力松太郎は、1920(大正九)年に発足した日本最初の職業野球チーム・日本運動協会が1チームのみの構成で、対戦相手をアマに求めて失敗したのをかんがみ、米球界同様、複数チームのリーグ戦を目指した。その際に声を掛けたのが東洋最大の球場・甲子園を持つ阪神電鉄だった。阪神では
1935(昭和十)年10月01日(火)には設立に向けた準備委員会が発足し、フロントの組織づくり、選手の勧誘と動き始めたが、当初、誕生への動きは秘密裡に行われた。おそらく情報が漏れることで反対意見が強まることを恐れたのだろう。職業野球は、まだ海の物とも山の物とも分からなかった。しかし、
1935(昭和十)年10月10日(木)になって、なぜか読売新聞が「大阪でも職業野球結成」と報じ、世間にパッと広がった。
1935(昭和十)年12月10日(火)は、日本で二番目の職業野球団・大阪野球倶楽部が誕生した日だが、実は社内稟議に決裁が下りたのが
1935(昭和十)年12月06日(金)というあわただしさだった。ちなみに社内公募で球団のニックネームが「タイガース」と決まったのは翌
1936(昭和11)年01月10日(金)だったという。
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③┃ プロ野球デキゴトロジー ┃写真=BBM
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‡2005(平成17)年12月26日(月) 巨人自由契約の清原がオリックスへ
‡2018(平成30)年12月26日(水) 7:05 プロ野球の歴史の中から、日付にこだわってその日に何があったのか紹介していく。今回は2005年12月26日だ。
写真◆オリックス入団会見に臨んだ清原
このオフの主役は間違いなくオリックスだった。球団挙げてのプロジェクトで巨人を自由契約になった清原和博、日本球界に復帰した中村紀洋の獲得に成功。チームに不足していた念願の長距離砲の獲得が実現した。
清原は12月26日、大阪市内のホテルで入団会見を行った。
「地元大阪、手を差し伸べてくれたオリックス、自分を育ててくれたパ・リーグ、そしてプロ野球ファンのために大阪で精いっぱいプレーしたい」と話した清原。
さらに中村を意識して「2人ともキャラクターが濃いので、オレとノリならソースとマヨネーズみたいなもんかな。地域に密着した形で面白い野球ができると思う」と発言。2人で関西を盛り上げることを誓った。
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①http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=097-20171226-14
②http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=097-20171210-11
③http://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=097-20181226-10
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①┃ 『週刊ベースボール』60周年記念企画 No.043 ┃ 30円
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1959(昭和34)年02月04日(水)号 特集 二年目の長嶋茂雄 ストーブ・リーグその後の主人公
2017(平成29)年12月09日(土) 11:07 2018年に創刊60周年を迎える『週刊ベースボール』。おかげ様で、すでに通算3400号を超えている。現在1日に1冊ずつバックナンバーを紹介する連載を進行中。いつまで続くかは担当者の健康と気力、さらには読者の皆さんの反応次第。できれば末永く、お付き合いいただきたい。
◎長嶋茂雄のオフの多忙な取材日程
写真◆表紙は南海・野村克也
今回は『1959年2月4日号』。創刊43号で定価30円だ。表紙は南海・野村克也のキャッチャーシーン。なかなか斬新だ。センターグラビアでは里帰りの密着もあった。センターカラーは青空バックで巨人・広岡達朗のゴルフ場での1シーンだ。
巻頭グラビアは残り少ない学生生活を楽しむ王貞治(早実─巨人)。そして本文巻頭が『2年目の長嶋茂雄』。オフの多忙な取材日程があったので抜粋する。
‡1958(昭和33)年12月26日(金) 13時半 新宿コマ巨人軍の集い
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②┃ 『週刊ベースボール』60周年記念企画 No.448 ┃ 60円
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‡1966(昭和41)年12月26日(月)号 榎本喜八の奇行
2019(平成31)年04月24日(水) 10:14 昨年、創刊60周年を迎えた『週刊ベースボール』。現在、(平日だけ)1日に1冊ずつバックナンバーを紹介する連載を進行中。いつまで続くかは担当者の健康と気力、さらには読者の皆さんの反応次第。できれば末永くお付き合いいただきたい。
◎根来が放出されたわけ
写真◆表紙は左から巨人・柴田勲、土井正三
今回は『1966年12月26日号』。定価は60円だ。
首位打者を獲った東京・榎本喜八の変人ぶりが話題となっていた(これまでも何度かあったが)。
ドジャース戦対全日本で、試合前ベンチの片隅で座禅を組んで動かなかったり、早朝から球団事務所にやってきて、職員の椅子に座って壁側を向くと、目をつむって動かなくなったこともある。このときはお茶を出されても誰があいさつしても、まったく反応なく、およそ7時間じっとしていたという。
周囲は、
「打撃を追究すると禅につながるのだろうか」
「おかしくなってしまったのか」
など心配していた。
サンケイは水野成夫オーナーが陣頭指揮に立ち、契約更改を行った。
選手もオーナーが相手では言いたいことも言えず苦労したようだが、かわいそうだったのが、捕手の根来広光だ。球団側のオファーを聞き、「1日考えさせてほしい」と保留したのだが、翌日行くと、
「一度保留すると気持ちの上で食い違いができる。サンケイでは出場機会も少ない。もっと出場できるチームへ行ったら」
と水野オーナーからトレードを通告されてしまったのだ。決して、そこまで言われほど、高額を要求したわけではなかった。
根来に関しては、巨人からオファーがあったというウワサもあった。金田正一が国鉄時代、ノーサインで受けてくれた根来をほしがっているのでは、というのが理由だったが、ガセだったようだ。
東映が40日のブラジル遠征から戻った。水原茂監督だけ現地で外国人探しのため残ったという。
では、またあした。<次回に続く>
備考・・・2018(平成30)年に創刊60周年を迎える『週刊ベースボール』。1日に1冊ずつバックナンバーを紹介
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