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┃ 『ウルトラマン青春記―フジ隊員の929日』 ┃1994(平成)年6月
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛桜井浩子著 ¥1,365 P.254 小学館
http://www.amazon.co.jp/dp/4093871280
待望の第二弾!『ウルトラセブン45周年オリジナルフレーム切手 Vol.2 <犬山 ver>』が発売!
2013(平成25)年6月1日(土)
大好評の第1弾の発売から再販のご要望をいただき、地方ロケ第2弾として「ウルトラセブン 45 周年オリジナルフレーム切手 犬山バージョン」の発売が決定しました。
ウルトラセブン45周年オリジナルフレーム切手 Vol.2<犬山 ver>
Vol.2 では、日本モンキーセンター(劇中ではモンキーランド)がロケ地となった第 44 話「恐怖の超猿人」をテーマに据え、切手デザイン、ビジュアルの特徴、ウルトラセブン登場の歴史を綴った専用切手フォルダのデザインをリニューアル!
今回の特典はウルトラホーク 1 号のペーパークラフト!発射台もつくれて、格好良く飾れます。
切手を見ていつの時代のセブンか分る人は、かなりのマニアかも!?
発売を記念して、2013(平成25)年6月2日(日)に第44話のロケ地となった日本モンキーセンターで贈呈式を実施。お祝いのケーキも振舞われます。
※ウルトラヒーローの登場予定はございません
・仕様:1シート 50円切手× 10枚、ウルトラホーク1号ペーパークラフト、台紙(内ポケット付)
・発売日:2013(平成25)年5月31日(金)
・価格:2,000 円(税込)
・販売場所:愛知県内のすべての郵便局(簡易郵便局を除きます)
・お問い合わせ先: 犬山羽黒郵便局 0568-67-0490
※「フレーム切手」は日本郵便株式会社の登録商標です。
http://m-78.jp/news/n-1867/
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『ウルトラセブン45周年オリジナルフレーム切手Vol.2<神戸ver>』が発売!地方ロケ第3弾、ついにあの人気怪獣が登場…!
2013(平成25)年6月30日(日)
ご好評いただきました第 1 弾「ウルトラセブン45周年オリジナルフレーム切手」の発売から再販のご要望をいただき、先月発売の第 2 弾「犬山バージョン」につづく地方ロケ第 3 弾「神戸バージョン」が発売となります!
第 1 弾から継承される切手デザインコンセプトをもとに、これまでのビジュアルの特徴やウルトラセブン登場の歴史を綴った専用切手フォルダのデザインは犬山 ver.を踏襲しつつも、神戸を舞台にキングジョーとセブンの激闘を物語る第14・15話ならではのイメージをデザインに取り入れています。
そして今回は、ウルトラ警備隊の特殊車両であるポインター号のペーパーオブジェ作製シートを特典としておつけました!
強敵キングジョーを倒した「ライトン R30 爆弾追撃砲」を作る事も可能。ビジュアル化されることが珍しく、マニア心をくすぐる仕様になっております。
サイズ:B5(フレーム切手)、A4(専用切手フォルダ)
仕様:1 シート 50円切手× 10 枚、ポインター号ペーパークラフト、台紙(内ポケット付)
発売日:2013(平成25)年6月28日(金)
価格:1,900円(税込)
販売場所:兵庫県神戸市、芦屋市、西宮市の郵便局(西宮東山台局、塩瀬局を除く)、京都中央局、大阪中央局(計 245 局)※簡易郵便局は除きます。
お問い合わせ先 : 日本郵便株式会社 近畿支社 郵便局本部 営業部(郵便・物販担当) 06-6944-8157
※「フレーム切手」は日本郵便株式会社の登録商標です。
http://m-78.jp/news/n-1911/
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ウルトラセブンの記念切手(神戸版)
報告が遅くなり、ごめんなさい。2013(平成25)年6月28日(金)にウルトラセブンの記念切手(神戸版)が発売されました。ポインターのペーパークラフトがつくようです。大阪や京都の郵便局でも入手可能です。
それにしても犬山市で、ウルトラセブンの記念切手が発売されたときは、式典が開催されたのに、神戸では何も式典がないのでしょうか?ちょっと淋しい気がします。
初期ウルトラシリーズでは、関西ロケのときは予算使い放題だったのに・・・
http://otaku-mk2.net/diary/25595
https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2013/09_kinki/0621_01_02.pdf#search='%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3%E5%88%87%E6%89%8B+%E6%84%9B%E7%9F%A5'
<ウルトラマンの兄弟愛>
そして実はこの「愛」は、『ウルトラマンA』のテーマでもあった。
この夕子の「愛」を「母の愛」と考えたとき、『ウルトラマンA』ではあと2つ大きな「愛」が扱われることになる。それは「兄弟の愛」と「父の愛」だ。どちらもやはり尊いものだね。
しかし残念なことに、そのどちらも『ウルトラマンA』では実を結ぶことはなかった。最初に言ったように、ウルトラがウルトラであることが、ウルトラの限界を示してしまったんだ。
何を言っているのか分からないね。それじゃ具体的に作品をみながら考えていこう。
まずは放送順にそって「兄弟の愛」からだ。
第13話「死刑!ウルトラ5兄弟」、第14話「銀河に散った5つの星」、2話にまたがる大作だ。
このエピソードはまず、新聞配達の少年が突然現れた超獣バラバに殺されるシーンから始まる。少年はそのとき彼の弟と一緒だったが、弟をかばって自分だけ死んでしまった。美しい兄弟愛だね。
この事件に少し関わったあと、北斗と夕子は市街地のパトロールをしている。するとふいにウルトラリングが光り、上空に「ゴルゴダ星に集まれ」というウルトラサインがあがる。二人はウルトラマンAに変身してゴルゴダ星に向かい、そこに他の4兄弟も集まってくる。しかしこれはヤプールの罠だった。ヤプールはゴルゴダ星にウルトラ兄弟を引きつけておいて、超獣バラバに東京で暴れさせた。泡を食って地球に戻ろうとするウルトラマンAだったが、兄弟たちもろとも苦手の冷気を浴びせられて動けなくなってしまう。この時の、地球に戻るために必要なエネルギーを奪われてしまったウルトラマンAと初代ウルトラマンの会話はこうだ。
「お前に兄さんたちのエネルギーを分けてやろう」(初代)
「いやいけない。そんなことをしたら、兄さんたちが死んでしまう」(A)
「A、お前の使命は地球を守ることだ。行くんだ、A」(初代)
「いやです」(A)
「聞くんだ、A。このままではウルトラ兄弟はここで死ぬ。だがA。お前は死ぬには余りにも若過ぎる。生きるんだA。兄さんたちのぶんまで活躍できるのは、お前だけなのだ」(初代)
こうしてAは兄たちに説得され、そのエネルギーをもらって地球に戻る。そして超獣バラバと戦う。しかしその途中でヤプールは、エネルギーを失ってゴルゴダ星で磔にされている4兄弟たちの映像を空中に投影する。そしてバラバの邪魔をしたら4兄弟を殺す、と脅迫する。結局Aは戦いを躊躇してしまい、バラバに敗れ去る・・・。
この一連の流れから分かることが一つあるね。それは、Aは地球を守ることより兄弟の命のほうを優先している、ということだ。これをもって、美しい兄弟愛だ、というのは少々無理があるような気がするね。
でも実は、Aにとってその判断はきわめて自然なことだったんだ。なぜならAは、そもそも人間を守るために地球にやってきたわけじゃないからだ。
第1話「輝け!ウルトラ五兄弟」から、Aが初めて地球にやってきたときの状況を振り返ってみよう。
まず最初に現れたのは、超獣ベロクロンだった。この超獣は「地球侵略を目的とした」ヤプール人が「この地球をわがものにしようとして」送り込んだ先兵だったわけだ。そしてベロクロンの襲撃のさなか、看護士の南夕子は人命救出のため働いていた。そして、パン屋の運転手だった北斗は、路上に止めてあったタンクローリーに乗り込むとベロクロンに突撃して死ぬ。どうやら夕子も死んでしまったらしく、二人は瓦礫の中に倒れている。するとそこにウルトラ5兄弟がやってきて、Aは二人にウルトラリングを与える。
「そのリングの光るとき、お前たちは私の与えた大いなる力を知るだろう」
一見すると『帰ってきたウルトラマン』の第1話に似てなくもない。でも本質は全く違うね。『ウルトラマンA』では、まずヤプール人による地球侵略が先にある。だからAは地球にやってきた。ここにははっきりとした順番がある。そしてAには目的がある。
ヤプール人を滅ぼすこと、これが第一の目的なんだ。その結果として、地球を守ることができる。これが『ウルトラマンA』という物語の本質ということだ。だからゴルゴダ星で、Aが地球を守ることよりも兄弟の命を優先しようとしたのは当然ということになる。Aには、もともと地球を守る理由なんて存在していないからだ。極端に言ってしまえば、地球はAにとってヤプールと戦う戦場でしかない。『ウルトラマンA』の物語は、そもそもの発端からして、それまでのウルトラシリーズとは全く異質なものなんだ。
そして、ここで思い出してほしいことがある。
『ウルトラマン』『ウルトラセブン』の最後のメッセージは何だっただろうか?
それは簡単に言えば、地球の平和は地球人の手で守るものだ、ということだったはずだ。でも『ウルトラマンA』はどうだ? 最初から先輩たちのメッセージを否定してしまっているね。
さらにはそれは『帰ってきたウルトラマン』のように防衛チームTACを助けるためでもなかった。Aがウルトラリングを北斗と夕子に与えたとき、まだTACは結成されていなかったからだ。
結局、Aが地球にやってきた理由は、あくまでウルトラ兄弟としての「使命」によるものだ。ようするに仕事だ。だから地球と兄弟を天秤にかければ、兄弟のほうが重い。
なんだかAにはちょっとガッカリさせられるね。地球より兄弟が大事・・・。
たしかにM78星雲人であるAの立場になってみれば、それは理解できないことではない。それに、それまでAは十分地球のためにヤプールと戦ってくれてきた。それも知っている。それでも、それでも何か納得できないものがあるね?
そうだ、地球より兄弟が大事というAは、本当に「正義」の味方なのか、という疑問がわいてくる。正義というのは兄弟愛よりももっと崇高なもので、そのためには全てを捨てられるのが正義の味方というものじゃないのか?
一体ウルトラマンAは本当に正義の味方なのだろうか?
<ウルトラマンAの正義>
でも、この答えはYESだ。Aは間違いなく、正義の味方だ。
その理由もいたって簡単だ。Aが戦っている相手、ヤプールが「悪」だからだ。地球を侵略し、我がものにしようとしているヤプールは悪に決まっている。だから、それと戦うAは正義に決まっているじゃないか。Aは疑いようのない、正義の味方なんだ。
強引な話だと思うかもしれないが、実のところ他のヒーローもみんな同じだ。『仮面ライダー』も『マジンガーZ』もみな悪の侵略者と戦うから正義なんだよ。それ以外に、彼らが正義であることを証明するものは何もない。仮面ライダーはいつもスピード違反をするし、マジンガーZは戦闘中にビルや橋を壊す。彼らはただの民間人なんだよ? それでも誰も咎めない。損害賠償も求められない。悪の侵略者と戦うということは、それほどなによりも優先されることなんだ。
実は、その背景には70年代の日本社会に存在した「正義」がある。
それは「戦後民主主義」と呼ばれる正義だ。
戦後民主主義を一言で言い表すのは難しいが、ここでは個人の自由や権利をもっとも優先する考え方だとしよう。こうした考え方は、戦後になってアメリカから輸入されたものだ。例えば「教育基本法」などがそうだ。自由、権利、平等・・・美しい言葉だね。そして、こういった言葉こそが、戦後日本の正義だった。
ということは、人間からそれらを奪うものは戦後日本にとっては「悪」だということになるね? では「悪」はどこにいるんだろう? 人間から自由や権利や平等などを奪う「悪」は・・・。
そう言えば日本は昔、アジア諸国を侵略して人間から自由や権利や平等を奪った。他国だけじゃない。日本の庶民も、軍部によって侵略戦争にかり出され、自由や権利や平等を奪われた。つまり「悪」は日本の過去、大日本帝国ということなんだ。日本の戦後の正義とは、まず大日本帝国をどうしようもない「悪」だと否定するところから始まったというわけだ。
だから、大日本帝国のような悪の侵略者と戦うこと(戦前を否定すること)が、戦後の正義だ。そしてヤプールもショッカーもDr.ヘルもみな悪の侵略者だ。だからそれと戦うウルトラマンAや仮面ライダーやマジンガーZは戦後の正義だ。
つまり、彼らヒーローたちの正義とは、まさに戦後民主主義の正義と一致しているわけだね。別の言い方をすれば、彼らは戦後民主主義を守るものでもあったんだ。
<TACに流れる戦後民主主義思想>
人間の自由や権利。素晴らしいものだ。
『ウルトラマンA』の背景には戦後民主主義があったわけだね。だからAの正義は疑いようがない。その理由は、Aが戦っている相手のヤプールが、大日本帝国と同じ侵略者、すなわち「悪」だからだね。
そして当然『ウルトラマンA』において人間社会を代表する存在、防衛隊TACにも、戦後民主主義は滔々と流れている。特に隊長の竜五郎。彼は戦後民主主義の権化と言ってもいいような人だ。
この竜隊長の人柄がよく分かるエピソードがある。第14話、ゴルゴダ星事件の後編だ。
ウルトラ4兄弟をゴルゴダ星で磔にし、Aを倒したヤプールは地球人に降伏するよう迫ってくる。
その頃日本のTAC基地に、南太平洋上のTAC国際本部から高倉司令官が到着する。司令官はゴルゴダ星を爆破するための超光速ミサイルの設計図を持参していた。作中では何も説明されないが、おそらくゴルゴダ星が地球に接近することは地球に多大な被害を及ぼすのだろう。しかし北斗は当然、ウルトラ4兄弟をも殺すことになるからと反対する。
これに対し司令官は
「今はなによりも地球の危機を救うことが先決だ」
と言って、ミサイルの製造を急がせる。
このミサイルは2段式有人ミサイルで、途中までは人間が操縦するものだった。そして司令官は、完成したミサイルのパイロットに北斗を指名する。それはTACのコンピュータが、TAC内でもっとも有能な人間を北斗だと計算したからだ。北斗はどうせウルトラ兄弟を殺すなら自分がやるべきだと考え、ミサイルに乗り込み、出発する。しかしここでアクシデントが発生。有人部分の第一ロケットが切り離せないことが発覚する。
このあとの高倉司令官と竜TAC隊長のやりとりはこうだ。
「残念ながら思わぬ事故が起こったようだ。しかしながら予定は変更できない。そのままスピードを超光速に切りかえてゴルゴダ星に突入してくれ」(高倉)
「北斗、その必要はない。ミサイルの方向を変えて、ただちに地球に帰還せよ」(竜)
「竜! 何を勝手なことを!」(高倉)
「計画の指揮官はあなただが、TAC隊員の命を預かっているのはこの私です。これから先は私が指揮を執る」(竜)
「君は! 本部の規律にそむく者は、たとえTACの隊長といえどもただではすまんぞ」(高倉)
「本部の計画はすでに失敗した。責任をとるべきはあなただ。あの欠陥ミサイルの設計図を持って早く本部にお帰りなさい」(竜)
「竜! 作戦は変更しない。北斗隊員、司令官命令だ。そのままゴルゴダ星に突入せよ!」(高倉)
ここでついに竜隊長の怒りの右フックが炸裂する。司令官はみっともなく床に転がる。
そのとき超獣出現の連絡が入った。竜隊長は「ようし、みんな出撃だ」とさっそうと飛び出していく・・・。
あれ? ゴルゴダ星の接近によって生じる地球の危機はどうするんだ?
いや、竜隊長にとってそんなことは些細な問題なんだ。彼は北斗の自由と権利を守った。戦いのために個人が尊い命を落とすなんてことがあってはならない。竜隊長の判断は戦後民主主義に準じている。だから彼は正義だ。何も間違ったことはしていない。その結果、地球がどうなろうとも。
http://oyako.gotohp.com/oyako005.html
『ウルトラマンA』とキリスト教
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※本題とは関係ない話だが、先に書いておきたいので。
『ウルトラマンA』は、メインライターの市川森一がクリスチャンであることから、しばしばキリスト教的な世界観との関係が取り沙汰されるようだ。
ぼくが目にした範囲では、「ゴルゴタの丘」が出てくるとか、天使と悪魔の戦いだとか、北斗と夕子の合体変身にはアダムとイブが重ねられているとか、そんな話が根拠になっているらしい。
が、それはとんだ勘違いだ、と断言していいと思う。
なぜなら、市川森一がクリスチャンだからだ(笑。
クリスチャンにとっては「聖書」は絶対のものだ。「神」と呼んでいいのはGodとイエスだけで、他にはないはずだ。ならば、ウルトラマンのように中に人が入っている着ぐるみを「神」扱いすることは、Godの冒涜でしかない。
また、彼らにとってはアダムとイブは歴史上に「実在した」人類の始祖であって、日本神話のイザナギ・イザナミとは訳が違う。ましてや日本人のパン屋と看護師をアダムとイブに例えるなど、絶句以外の何ものでもないだろう。
「ゴルゴタの丘」だって、着ぐるみが張り付けられていいような場所ではない。
あるいは最終回の「エースの言葉」に見られるという「博愛主義」。
これもキリスト教的にはおかしな話だろう。クリスチャンが隣人愛を示すのはクリスチャンにであって、異教徒にではない。だからクリスチャンは過去の歴史で何度となく異教徒を皆殺しにできた。クリスチャンにとっては、異教徒は「隣人」ではないからだ。
だからキリスト教的な観点からすれば、異教徒である日本人の子どもに隣人愛や博愛精神を説くような必要はどこにもない。
それに、そもそもクリスチャンから見れば、M78星雲のウルトラマンだって、彼らが信じるGodが創ったものだ。そんなもんが「銀河連邦」を語り「大いなる力」を人間に与えるなど、抱腹絶倒のジョークだろう。バベルの塔や、ソドムとゴモラを思い出していただきたいところだ。
だから欧米圏には「神」のイメージに繋がりかねない巨大ヒーローはいない。
それはスーパーマンとウルトラマンの違いを見れば明白なことだ。スーパーマンは、基本的には「人間」だ。空を飛べるくらいなら、ピーターパンと同じ妄想の世界の住人ということで話は片付く。
まとめてしまえば、『ウルトラマンA』にキリスト教を見るなんて暴挙は、宗教音痴な日本人ならではの発想だということだ。本当の宗教はもっと厳格で、真剣で、恐ろしい存在だ。
※キリスト教について詳しく知りたい方は、上掲の本をどうぞ(ただし、ウルトラマンの話題はありません)。
関連記事:ウルトラマンと宗教
http://takenami1967.blog64.fc2.com/blog-entry-57.html
【ウルトラマン】●「さらばウルトラマン」
http://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/12843.html
【ウルトラセブン】●「史上最大の侵略」
http://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/12843.html
【帰ってきたウルトラマン】
●「ウルトラセブン参上!」客演はセブン。スペシウム光線が効かず、勝負に敗れ、太陽に突っ込んだジャックを救出し、ウルトラブレスレットを与える。決して本体を持ってきたワケではない。
●「ウルトラの星光る時」
●「ウルトラ5つの誓い」 客演は初代マン。郷にかつて自分が戦い、敗れたゼットンに注意するように呼びかける。ここまでの客演はまだ先輩の扱いが良かった。
http://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/12843.html
【ウルトラマンA】
●「輝け! ウルトラ五兄弟」客演はウルトラ四兄弟。エースを見送る
●「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」客演はゾフィー。エースのピンチにウルトラサインによって駆け付ける。また、ウルトラコンバーターという時間制限を無くす高性能アイテムを渡し、エースとタッグを組んで敵を倒す。数少ないゾフィーの白星。
●「変身超獣の謎を追え!」客演はウルトラ四兄弟。苦戦するエースに対してウルトラギロチンの指令コードを送る。
●「死刑! ウルトラ兄弟」客演はウルトラ四兄弟。ウルトラサインによりゴルゴダ星に五兄弟でポーズを決めて集結する。だが、サインはヤプールが送ったものであり、ウルトラ兄弟を捕らえる為の策略であった。エネルギーを著しく失い 脱出出来なくなるが、エースだけでも生き延びさせる為に 残りのエネルギーを与える。その後、エースが飛び立つと自分の名前を刻まれた十字架に磔にされ、人質になる。結果、地球に戻ったエースも敗れる。
●「銀河に散った五つの星」客演はウルトラ四兄弟。前回から磔にされたまま、エースキラーにウルトラ四兄弟の必殺技を与える為に さらにエネルギーを奪われる。また、ヤプール特製のエースロボットの出来の良さに驚愕する。(可動はかなり悪いが)その後、覚悟を決めたエースがゴルゴダ星に再びやって来て、ピンチに陥った際は、さらにエネルギーをエースに与え、 大技スペースQを作り出す。……瀕死の割に元気ですね兄さん達。
●「逆転! ゾフィ只今参上」客演はゾフィー。北斗は異次元転送装置でヤプールの本拠地に向かった為、エースに変身させる為に南を異次元に送り、すぐに帰還する。
●「全滅! ウルトラ兄弟」客演はウルトラ四兄弟。エースのウルトラサインによって駆け付けるも、ヒッポリト星人は予測済みであり、ゾフィーと初代はいつも通り油断し、二人を助けようとしたジャックはブレスレットを忘れたにも関わらず外す動作をした瞬間に、セブンは僅差で敗れ、ヒッポリトカプセルでブロンズ化してしまう。
●「奇跡! ウルトラの父」客演はウルトラ四兄弟、ウルトラの父。前回からブロンズ化させられたままだったウルトラ五兄弟だったが、ヒッポリト星人も予測できなかったウルトラの父が地球に飛来し、星人を圧倒する。しかし、長旅でエネルギー尽き、エースに総てを託す。その後、遺体は兄弟によって、ウルトラの星に運ばれる。
●「セブンからエースの手に」客演はセブン。超獣化したアメリカバクのバクちゃんをエメリウム還元光線で元に戻す。
●「ゾフィからの贈り物」客演はゾフィー。ドリームギラス戦で水中戦が苦手なエースの為にウルトラマジックレイという高性能アイテムを使い、 勝手に湖を蒸発させる。
●「復活! ウルトラの父」客演はウルトラの父。クリスマスに浮かれ、日本古来の八百万の神を顧みない人間に制裁を加えようとする ナマハゲを倒す。
●「セブンの命! エースの命!」客演はセブン。ファイヤー星人に敗れたエースを救う。
●「節分怪談! 光る豆」客演はセブン。食中毒に陥ったエースを救う。
http://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/12843.html
【ウルトラマンタロウ】
●「ウルトラの母は太陽のように」客演はウルトラ五兄弟、ウルトラの母。東光太郎にウルトラバッジを与え、生まれ変わらせる。
●「その時ウルトラの母は」客演はウルトラの母。ライブキングに飲み込まれたことを知り、地球に向かう。また、光太郎はZATのコショウ作戦で救われた。
●「ウルトラの母はいつまでも」客演はウルトラの母。マザー光線でタロウの折れた左腕を治し、宇宙でライブキングをマザー破壊光線で倒した。
●「親星子星一番星」客演はセブン。地球には安住の地の無いトータス親子をウルトラの星に連れていく。
●「ゾフィが死んだ! タロウも死んだ!」 客演はゾフィー。タロウをウルトラの国に送り、大人の事情により強化されたバードンに挑むがハプニングに巻き込まれ、敗れる。その後、しばらく死体は放置される。
●「ウルトラの母愛の奇跡!」客演はゾフィーの死体、ウルトラの母。タロウを治療し、キングブレスレットという変態アイテムを与える。また、ゾフィーの死体はウルトラの国に送られ、一ヶ月半後には復活していた。
●「びっくり! 怪獣が降ってきた」客演はウルトラの母。タロウにライドロンの親が子を捜す為に暴れていることを伝える。
●「燃えろ! ウルトラ兄弟」 客演はウルトラ五兄弟。地球を救う為にベルを手に入れようとする。
●「ウルトラの国大爆発5秒前!」 客演はウルトラ五兄弟。兄弟でバーベキューをする為に(一人足りない気がするが)地球に集まる。突如、現れたテンペラー星人の襲撃に対して兄弟達はタロウ一人で戦わせようとする。兄弟達は星人を倒したタロウを褒め、 街中で胴上げする。
●「ウルトラ6兄弟最後の日」客演はウルトラ五兄弟。前回のことから天狗になったタロウにチームワークを教えようとする。最後は兄弟が揃い、星人を倒す。
●「ウルトラ父子餅つき大作戦!」 客演はウルトラの父。モチを食べ漁るモチロンを叱責し、タロウに餅をつかせる。
●「ウルトラ兄弟を越えてゆけ!」 客演はウルトラ五兄弟。タイラントに各兄弟が挑むが、呆気なく倒されてしまう。
●「ウルトラの父と花嫁が来た!」客演はウルトラの父。変身出来ない光太郎の代わりにリンドンを倒す。
●「ウルトラの命を盗め!」客演はジャック。二谷副隊長を守る為、ドロボンにカラータイマーを渡し、ペラペラになってしまう……。ドロボン的にはタロウのタイマーが欲しかったらしい。この際は33.34話同様、胸の模様がNGスーツに近いものになっていた他手袋とブーツが赤くなっている。
http://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/12843.html
【ウルトラマンレオ】
●「セブンが死ぬ時! 東京は沈没する!」 客演はセブン。再び、守りに就いたが足を折られる。「ウルトラ兄弟を越えてゆけ!」客演と同様、スーツはタロウのものを改造したものでその名残で耳はついていない。
●「レオ兄弟対怪獣兄弟」客演はアストラ。地球の兄弟を助けたら弟がやって来た。
●「ウルトラマンキング対魔法使い」客演はキング。小さくなったレオを元に戻す。
●「レオ兄弟対宇宙悪霊星人」客演はアストラ。眼球をぶっ刺しても平気な敵と戦う。
●「ウルトラ兄弟永遠の誓い」 客演はジャック。仮面を付けられ、喋れなくなったりした。ナレーションから「ウルトラ兄弟の5番目」と紹介されたり(正確には4番目で5番目はウルトラマンエース)、ウルトラブレスレットではなくタロウブレスレットをはめていたり、シャツはタロウでハヤタが着ていたりとおかしくなっている。
●「飛べ! レオ兄弟宇宙基地を救え!」客演はアストラ。星人を倒す。
●「決闘! レオ兄弟対ウルトラ兄弟」 客演はゾフィー、初代、ジャック、エース。いざこざで戦う羽目になってしまう。永遠の誓いとは何だったのか。
●「レオ兄弟ウルトラ兄弟勝利の時」客演はゾフィー、初代、ジャック、エース、キング、アストラ。誤解が晴れ、兄弟入りする。
●「戦うレオ兄弟! 円盤生物の最後!」客演はアストラ。負傷したレオの変わりにアストラが単独で倒す。健気である。
●「レオの命よ! キングの奇跡!」客演はキング。バラバラにされたレオをよみがえらせる。
http://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/12843.html