過去の今日の出来事etSETOraですヨ(=^◇^=)

過去の今日の円谷プロダクション中心の特撮作品だヨ(=^◇^=)

 ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『ウルトラマンマックス』 ┃ TBS系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛07:30~08:00
 ┌─――――――――――――――――――――――――┐
 |2005(平成17)年10月29日(土) 第18話「アカルイセカイ」|
 └─――――――――――――――――――――――――┘
   キャッチコピー・・・最強!最速!! MAXパワー! MAXスピード!!
  登場怪獣・宇宙人・・・シャマー星人
        脚本・・・福田卓郎
        監督・・・村上秀晃
      特技監督・・・菊地雄一
       視聴率・・・4.7% 関東地区ビデオリサーチ調べ
        制作・・・中部日本放送 円谷プロダクション
     今日のお話・・・平和な休日の夕暮れ、天空に2つ目の太陽が出現した。エリーの分析では、これは太陽ではなく巨大な反射板だという。太陽の光を反射・増幅しているのだ。そんな時DASH指令室にシャマー星人と名乗る人物が訪れる (from amazon.co.jp prime)
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 https://www.uta-net.com/song/215889/ https://www.amazon.co.jp/dp/B01MSNGKUF
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
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 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓史上初!!合体から変身!
 ┃ 『ウルトラマンオーブ  ULTRAMAN ORB』 ┃  テレビ東京系列
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛   18:00~18:30
  光の力、おかりします!! 覚醒せよ、光の戦士。 
 ┌─――――――――――――――――――――――┐
 |2016(平成28)年10月29日(土) 第17話「復活の聖剣」|
 └─――――――――――――――――――――――┘
      登場怪獣・・・合体魔王獣 ゼッパンドン
   ヒーロー大研究
  紹介キャラクター・・・合体魔王獣 ゼッパンドン ウルトラマンオーブ(オーブオリジン)
  サブタイを探せ!・・・『ウルトラマン』第39話「さらばウルトラマン」
        脚本・・・小林雄次
        監督・・・市野龍一
        OP・・・・・♪オーブの祈り♪ 2番:第14話~第24話
        ED・・・♪Shine your ORB♪ 2番:第14話~第24話
        製作・・・円谷プロダクション テレビ東京 電通
     今日のお話・・・ナオミの前に現れるジャグラー。狂気の刃が彼女を襲うその時! 間一髪のところでガイが救いだす。 何があってもガイを、ウルトラマンオーブを信じる…というナオミの言葉。そしてナオミのそばにずっと秘められていたあるものが、葛藤し続けたガイの心に再び希望の光を灯す…! 新たな決意で強敵・ゼッパンドンに挑むガイ。彼が変身して掴む輝かしい姿、そして手にするひと振りの剣とは!? ついに真のオーブがそのベールを脱ぐ! (C)円谷プロ(C)ウルトラマンオーブ製作委員会・テレビ東京 (from amazon.co.jp prime)
********************* https://www.amazon.co.jp/dp/B01L5ULFRU
 OPhttps://www.uta-net.com/song/211408 EPhttps://www.uta-net.com/song/240808
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%96
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 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 『ウルトラセブン』ハイビジョンリマスター版 ┃円谷プロ×WOWOW
 ┃ ダン(森次氏)×アンヌ(ひし美氏)特別対談 前編 ┃ 共同プロジェクト
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛  構成/友井健人
  2012(平成24)年11月22日(木) ダン(森次氏)×アンヌ(ひし美氏)トークショー
 ┌─―――――――――――――――――――――――――――┐
 |ロケはハプニングの連続?ダンは当時も今も正義のヒーロー。|
 └─―――――――――――――――――――――――――――┘
ひし美:あとね、山本耕一さんがゲストの回があったじゃない?(第5話「消された時間」)。あのロケは箱根のホテルが宿舎で、山本さんと相部屋のキリヤマ隊長が「とても居場所がないよ~~」って。
森次:なんで?
ひし美:山本耕一さんが小林千登勢さんとアツアツの頃で、ずっと部屋で甘~い愛の電話をされてて、それで「いやいや、参ったな~~」ですって(笑)。
森次:ホントにキミの記憶力は凄いな。僕は全部忘れた。
ひし美:ダンは出番が多いから忙しかったのよ。
 http://www.wowow.co.jp/drama/ultra/ultraseven/interview/interview01.html
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓銀河☆無宿
 ┃ 銀河☆無宿の「ま、いっけどね」的日常 ┃1971(昭和46)年10月29日(金) 6時頃 誕生日
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛http://ameblo.jp/gfet32double/


 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃ 別冊映画秘宝 『ウルトラセブン研究読本』 ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 2012/10/29 ISBN 9784800300270 A5 P.320 本体2,000円+税
 2012/11/29 
2012年12月22日第2刷発行
 超豪華対談に加え、インタビュー&コメント総勢48名! ウルトラセブンの魅力を味わいつくす徹底読本。
 http://www.yosensha.co.jp/book/b104065.html
 http://www.amazon.co.jp/dp/4800300274
◆前説
ウルトラセブンを扱った書籍で名著と呼ばれるのは
●小学館('78年秋)別冊てれびくん(2)ウルトラセブン/●朝日ソノラマ('79年1月) ファンコレ11ウルトラセブンの2冊ではないかと思います。
(単独ではありませんが、’87年発行の講談社ウルトラマン大全集1(第一期ウルトラを特集)も名著でした。)
上記の2冊は「ウルトラセブンの凄さ、素晴らしさを伝えたい!」という勢いが誌面から発せられ、当時田舎の小学生だった自分も圧倒された記憶が有ります。この2冊は真っ黒になるほどに読み込み、今でも大切に持っています。 もうこんな名著に巡り合うことは無いと思っていたのですが、33年ぶりに奇跡が起きました!
◆本書の特徴/購入ポイント
まず圧倒的なインタビューの数です。
・キャストは森次さん、ひし美さん、古谷さん、毒蝮(石井)さん、満田監督は勿論の事、なぜか女優陣限定ですが、ゲスト俳優(ピット星人:高橋札子さん、ゴドラ星人:水上竜子さん、アンドロイド01:小林夕岐子さん、真理アンヌさん、そして牧れいさん・・・、その他大勢!)
 特に佐原健二さん×黒部進さん×森次晃嗣さん×満田Pの対談はファン必読です!
 ひし美さん×金子修介監督対談も面白いです。個人的には名ナレーター浦野光さんがお元気でインタビューに応えられているのが、本当に嬉しかったです。
・スタッフ
 池谷仙克氏(美術)、上原正三(脚本)、藤川桂介(脚本)、倉方茂雄(電飾)、冬木先生(音楽)、etc!
 もう、書くのが疲れるほどのインタビュー数です。白石雅彦氏が編集されたコメント集は、橋本プロデューサーから始まり、熊谷健さん、佐川特技監督と、こちらも書くどころか数えるのが、大変なくらいのコメントが載っています。
上記だけでも、もう大満足なのですが、その他、掲載されているスチール写真は、初見のもの(特に特撮シーン撮影)が多く、人物スチールも、既出ものとアングル違いなのですが、随分イメージが違って見えるものを意図的にセレクトしている様子です。(映像からの転写は極力少なくしている様です。)
12人以上の著者からによって構成されていますので、「一つの方向に偏りがちな」、編集にはなっておらず、バランスが取れていて素直に読んでいて、面白く、興味深く、何より楽しいです。 
「製作45年周年を記念する」を謳ってはいないのですが、45周年に最も相応しい本と断言出来ます。昭和の2冊は「すばらしさを伝えたい!」ならば、本書は「皆で素晴らしさを再確認しよう」という趣向かも知れません。着ぐるみ担当の方の話(山村哲夫さん)の話など、本当に重箱の隅の隅まで行き届いている様な印象を受けます。
今現在、「これ以上は望み得えないウルトラセブン本」と言い切ってよいと思います。私の拙文より、まずは是非、手に取って読んで見て下さい。あなたがセブン好きならば、そのままレジに向かうでしょう(笑)。セブンファンの方なら、Amazonの「1クリック購入」で購入されても、後で「損した」とは絶対に思わせない内容です。
(洋泉社のHPも参照されると良いですよ)
◆少し残念な点(細かい事ですが)
「12話は省略」はやむなしとしても、怪獣の呼び方が、時代の影響か一部変わってます。たとえばクレージーゴンは「ロボット怪獣」になってます。昭和の頃は公称が「き*★いロボット」表記だったのですが。ただ上記の欠点が霞むほど、本書は良書です。一人でも多くのセブンファンに愛読される事を願います。
◆本当に細かい話で恐縮ですが、注意点。
実は一部だけ印刷精度があまり良くないようです。実は追加で合計2冊購入したのですが、一例をあげると、ゲスト女優陣の写真(モノクロ)で小林夕岐子さんのスチールにシミ(お顔の部分)が有ったのですが、「原版がこうなのだろう」と思っていたらもう一冊には無く、異なる箇所(髪の部分)にシミが有りました(汗)。書店で数冊確認すると「全くシミが無い」冊と、有る冊が存在しました。細かい事ですが、お気に入りのスチールの有る方は、購入前に確認した方がベターかも知れません。 
 http://www.amazon.co.jp/dp/4800300274

ウルトラセブン研究読本』
2012-11-26 23:47:14 (93 days ago)
 マロさん一押しの本。とにかく内容がすごく濃い。この本の影響で今ウルトラセブンにはまって全話DVD借りてきましたwウルトラセブンウィルス感染・・・!
  この本の詳細についてはマロさんのブログをあたってもらうとして、ここではウルトラセブンの考察なんかをちょっとだけ。
 
 そもそも私ってウルトラマンが好きって言いながら全話見ているのはそれこそウルトラマンだけなんですよ。本当にウルトラマン(だけ)が好き。
  だからウルトラセブンってちょっとしか見てなくて、まあ理由はウルトラマンと違って敵が宇宙人ばかりで怪獣がろくに出てこないじゃないですか。
  わずかに出てくる怪獣も宇宙人が連れてきた宇宙怪獣ばかりだから、形態につかみどころのないプログレ系ばっかりで・・・とにかく私は恐竜とか怪獣が好きだから人型の敵にあまり熱くなれないんですよね。おこちゃまだったんです。  
  でもやっと28にしてウルトラセブンがわかる歳になったわけですよwウルトラシリーズの最高傑作と言われるだけはある。とんでもなくクオリティが高い。
  そもそもウルトラシリーズってウルトラマンとウルトラセブンで完結させる予定だったそうなんですよ。だからやり残すことがないようにしようと、すっごい内容を濃く作っている。
  もう脚本から演出、音楽、特撮技術まで全力勝負、完全燃焼のとんでもないエネルギーを費やしているのがわかる。 
 隊長!こうなったら玉砕戦法しかありません!
  バカを言うなソガ! 
 ダン隊員なんて月収3万円で朝(=深夜)から晩(=深夜)まで働かされ、フルハシ隊員はダイビングシーンで酸素ボンベの代わりに塗装した消火器しょって水に飛び込まされたり・・・まあ唯一やる気がないのはひし美ゆり子くらいでw 
 とにかくみんなが本気で取り組んでいる。いや今の人だって本気で一生懸命作っているんだろうけれど、かつてのクリエイターは社会のためにコンテンツを作っていたんだよな。それがガイナックスあたりから自分たちが楽しむためにコンテンツを作りだした。
  今の若者は人のためにも自分のためにもそこまで頑張れない。人生をかけてなにかひとつのことに打ち込めない。玉砕できない。 
 この頃の円谷プロってとにかく円谷英二のオヤジさんがいて「子どもに夢を」という強い思いが存在した。それを作り手たちが共有できていたというのもすごい。
  ただ皮肉かな、ウルトラシリーズ完結編として作られたウルトラセブンのヒットで世は怪獣ブームになっちゃって、以降のシリーズではウルトラシリーズは金になるぞとマーチャンダイジングの論理が振りかざされ、ウルトラセブンに命をかけた職人達のいくらかは現場を去ったらしいんだけれど・・・ 
 ETが流行ったとき地団駄踏みましたね。あんなETレベルの話なら快獣ブースカで何本も書いてる。シナリオレベルなら全くルーカスやスピルバーグに負けてない(市川森一) 
 こんなことを言えるなんて本当かっこいい。実際ウルトラセブンの何本かはスピルバーグ監督、影響受けたんじゃないかってほど画面の絵作りが似ている。
  例えばガッツ星人のバリアーを張る円盤にジープの大舞台が立ち向かい全く歯が立たないシーンなどは『宇宙戦争』でほとんど同じシーンがある。 
 演出や特撮技術だけじゃなくウルトラセブンは脚本が子供向けと思えないほどガチンコで、とんでもなく骨太なプロットが数え切れないほどある。
  これはもう企画部の金城さんや上原さんが自分たちで子供向けの王道(勧善懲悪)を覆しちゃったらしい。
  プロとしては禁じ手って感じがするけど、それだけ強く訴えたいものがあったんだよね。今のクリエイターにはそういった厄介な気骨がないし、受け手もそういったお説教臭いテーマを必要としていない気がするからどうしょうもないんだけれど。なんか今のコンテンツって「メタ」はあるけれど「メタファー」がないんだよね。 
 何のための観測なの?それはいずれ自分たちが利用するためにやっていること 
 ノンマルトは悪くない!人間がいけないんだ!ノンマルトは人間より強くないんだ!攻撃をやめてよ! 
 ウルトラセブン!どうやら我々ポール星人の負けらしい。第3氷河時代は諦めることにする。しかし、我々が敗北したのはセブン、君に対してではない、地球人の忍耐だ!人間の持つ使命感だ!  
  教えてやろう、我々は人類が互いにルールを守り、信頼しあって生きていることに目をつけたのだ。地球を壊滅させるのに暴力をふるう必要はない。人間同士の信頼感をなくせばよい。人間たちは互いに敵視し傷つけあい、やがて自滅していく。どうだ、いい考えだろう 
 どーも人間は物覚えが悪くていかん。コーヒーの味が毎日違うんだからなあ 
 アンヌの部屋からこの爆弾を地球の中心にぶちこむことはできたんだ。それをしなかったのは最後の最後まで、私たちの科学の力がこの事態を何とかしようと・・・ 
 それは、血を吐きながら続ける、悲しいマラソンですよ… 
 と、とんでもない名セリフがウルトラセブンには数え切れないほどある。もう全部が秀逸なメタファーなんだ。
  私は例え作り話でも「リアル」とまったく接点がない物って感動しないって思うんだけれど、ウルトラセブンってその点社会科学の文脈のSFとしてすごい優れていてマイケルサンデル毎週やってるようなもんなんだよね。
  自分が描きたかったものって結局こういうものだったんだなあってなんか変に納得したというか安心できました。自分のやりたいことって時代錯誤かもしれないけれど決して間違ってないぞって。 
 おまけ 
個人的に好きなエピソードベスト5 
第一位『人間牧場』
  サイエンスのSFとしてもっとも密度が濃いなあって思ったのがこの回。宇宙からやって来た知的生命体が若い女性を宿主にして自分たちのエネルギーを回収するというプロットは『魔法少女まどか☆マギカ』を40年以上先取りしている(つーかパクられた!??)。あと放射線治療とかやってるしね。私はやっぱりアイディア性のあるお話が好きなんだなあって。
  またウルトラ警備隊がクライマックスで大活躍してセブンの窮地を救う回でもある。科特隊もそうだったけど、まだセブンまでは彼らの存在意義がちゃんとあったんだよね。ポール星人だってウルトラセブンに負けたんじゃなくて地球防衛軍の根性に負けたって言ってるしw
 
第二位『明日を捜せ』
  自分で「私は古い人間だ」と言うキリヤマ隊長の意外な一面が楽しめる回。つーかオフのキリヤマ隊長もダンディw背広が似合うんだ。
  市川森一さんはインタビューで「怪獣や宇宙人が出なくてもウルトラセブンは成立した。登場人物がしっかり描かれていたから。」と言っていて、確かに納得の回でした。
  ウルトラセブンではウルトラ警備隊の各隊員を一人ずつフォーカスした回があって射撃の名手ソガ隊員がライバルと戦う回や、草食系のアマギ隊員の淡い恋のおはなし、フルハシ隊員のお母さんが箱根へやってくる回なんかもウェルメイドで感動しちゃった。人間ドラマだってやれるんだっていうw 
第三位『V3からきた男』
  私が最も大好きなキャラ、アウトローのクラタ隊長登場回。とにかくキリヤマ隊長との男の友情が熱い!キリヤマ隊長を演じた中山昭二さんって戦争で戦っているから「貴様」っていうセリフがすっごいしっくりくるんだよね。もうこんなセリフが様になる人なんて現代にいないよねwあと「生きてたらまた会おうぜ」選手権やったら絶対クラタ隊長の右に出る者はいないよねw
  誠実&ワイルド、アイス&ファイア・・・本当名コンビだと思う。 
第四位『狙われた街』
  もう言わずもがなの名作。最後の最後でナレーションにグサリとやられる。放送時間的にもう話は終わったなって安心したところをこうだよw
  画面、演出、脚本、すべてが独創的で素晴らしい。私があれこれ語るのは蛇足。見てくださいw 
第五位『超兵器R1号』
  こういう『ジュラシックパーク』みたいな展開の話大好きです。だからこの前書いた『80日間宇宙一周 CRIMSON WING』と似ている。ぐ・・・偶然テーマがかぶったんだよ!
好きな怪獣ベスト5も・・・どうでもいいだろうけど 
第一位「核怪獣ギラドラス」
  どうやったらこんな造形思いつくんだってくらいかっこいい。後ろ脚がじつはないんだよね。だからゾウアザラシやトドといった海生哺乳類を思わせる。
  ちなみにギラドラスは『ウルトラセブン研究読本』でも表紙を飾った!つーかだから買ったっていうのもありますw
 
第二位「メカニズム怪獣リッガー」
  知名度、人気ともにウルトラセブンではワーストな怪獣だけれど、こういう首の長い恐竜タイプの怪獣ってウルトラシリーズの初期って必ずひとシリーズに一体いてそれがどれもかっこいいんだよ。また作中ではかなり強い。みんな忘れてるけどw
  成田亮さんから怪獣デザインを引き継いだ池谷仙克さんはこのリッガーをさらに発展させ『帰ってきたウルトラマン』の名作「キングザウルス三世」を生み出すわけで。ちなみに『ウルトラセブン研究読本』ではカプセル怪獣アギラは池谷さんがデザインしたって書いてあるけど池谷さんいわくアギラのデザインは成田さんの置き土産だったそうな。 
第三位「宇宙蝦人間ビラ星人」
  これもすごいデザインだよね。第一回目のクール星人からそうだけど中に人入ってないもんね!!そこらへんからもウルトラセブンとの差別化を試みたのかな。
  ウルトラセブンの宇宙人って荒事は苦手だけど頭だけは切れるずる賢いタイプが結構いて、この手の侵略者は万策尽きるとセブンに円盤ごとあっさりぶっ殺される確率が高い(なんか可哀想。自業自得だけど)。
  ちなみに喋り方がまんま「ワレワレハウチュウジンダ」で大爆笑wさらにテレビで放送してるからねw 
第四位「宇宙竜ナース」
  とぐろ巻いて円盤とか発想がすごい。ウルトラセブンってけっこうメカの敵が多いんだけどその中でもこれは異色作だと思う。人入ってないしね!(二回目)
  デザインは印象に残っているけどナース戦ってイマイチ印象に残ってないwあっさりやられちゃったような・・・ヘビのような長い胴体でウルトラセブンを絞め殺そうとしたら「フン」って感じでバラバラにされちゃてw 
第五位「双頭怪獣パンドン」
  私は改造ではない方のが好き。『研究読本』の怪獣評論家は着ぐるみが「串カツみたいになっちゃった」って否定的だったけど私はこのなにがなんだからわからない頭の部分が結構好きですw結局パンドンって目はあるんだっけ?そういう好奇心をくすぐる形態だと思います。モグラの目みたいなもんだよね。あっても小さすぎてよくわからないっていうw 
 モグラめ、元気か!? 
 追記:一日経って気づいたんだけど好きな怪獣にエレキングを入れるのを忘れた!そしてなんで第三位にビラ星人なんかを入れてるんだろう・・・冷静になってみればそれほど好きじゃねえやこいつwウチワエビをモチーフにしたデザインはユニークで面白いけどね。でもこういったデザインの崩し方って私も中学生の頃オパビニア(『古代生物オパ』)で試みているんだよw
  で、エレキングだけど、あれ、色がいいよね。宇宙ホルスタインって感じでw実際ピット星人のポケットモンスターか家畜って感じだったし・・・また尻尾が普通の怪獣よりも長いのも特徴的。武器に使ってるんだなっていうのがわかる。
  しかしピット星人って軽い奴らだったよな。女子大生が「週末地球侵略行っちゃう?」みたいなノリで来てるもんね、それくらい宇宙人からしてみれば地球なんて道端に咲いた小さな花みたいなもんなんだろうね。 
http://dario.gloomy.jp/tt/blog/?eid=723

ウルトラセブン研究読本(仮題)
へ~、あれから、もう45年か?それでも”ウルトラセブン”の人気は衰えない!今年は、これを記念して様々な企画が持ち上がった。CG全盛の今、特撮の火を消すなと東京都現代美術館では”特撮博物館”を開催。埼玉県立近代美術館では”ウルトラマン・ウルトラセブンアート展”なるものが開かれた。ウルトトラマンフェスティバルも池袋サンシャインで例年通り。一般紙、朝日、読売でもこの特撮ブームを取り上げた。
 ウルトラQ、ウルトラマンで特撮を茶の間に持ち込んだ円谷プロが満を持して放った第3弾が、”ウルトラセブン”当然の様に視聴率は30%を越え、子供は勿論、大人もその面白さの虜にしてみせた。その後の度重なる再放送も大好評。衰えぬ人気に出版界も特撮本、ウルトラマンシリーズ本を数多く出版した。その中でも”朝日ソノラマ”が昭和54年(1979年)世に送り出した”ウルトラセブン”はファンの注目を集めた。それもその筈、全49話(12話欠番)のストーリーを細かく紹介、”セブンファン”がこの本を読めば、映像が甦るような構成になっていた。
 2000年代に入ると旧作人気番組のデジタル化が普及し、制作会社はそれぞれにDVDを売り出した。当然、円谷プロもウルトラマンシリーズのDVD発売に踏み切った、そして第一弾に選ばれたのが”ウルトラセブン”。人気の高さと同時に商品価値も高かったことを証明している。
 いつでも、どこでも、好きな時に見られるようになった”ウルトラセブン”。当然のように作品について”もっと知りたい!”と言う要望が増えてきた。そこへ45周年が重なり、洋泉社は54年度”ウルトラセブン”の内容を更に充実させた新刊本、”ウルトラセブン研究読本(仮題)”の発売を決定した。今回は49話のスートリーに加え、ウルトラ警備隊員の紹介、地球防衛軍が持つ武器。ポインター号、ホーク1号、他のメカ。侵略者側のXX星人、XX怪獣。ウルトラセブンの必殺技。必要に応じて出現するカプセル怪獣と、セブンの百科事典的に各エピソードを分析、解説してみせた。
 私、安藤達己が関わった”ウルトラセブン”は49話中23話(チーフ助監督22話・監督1話)。本編演出部(特撮部は別にして)の中では1番多かった。だが円谷プロと私との連絡が途絶えた時期が長く、出版社から”ウルトラセブン”についての取材を受けたことはほとんどない!こんな事情を知ってかどうかーー洋泉社のT記者から突然の電話が入った。勿論、取材の申し込みだった。それから僅か数日後、暑い中をT氏が我が家にやってきた。
 まずは冷たいお茶で喉を潤してもらうとT氏、ノート型パソコンをテーブルの上にセット。続いてICレコーダーと”ウルトラセブン”のDVDを取り出した。最近の取材はIT機器の進歩で随分、楽になった。これなら聞き逃すこともないし、ゆっくり記事にすれば事たりる(失礼かな?)。私の甘い観測では2・3時間のインタビューだと思い込んでいたが、始まれば私の関わった23話のDVDを早回し、したりノーマルに戻したりしながら、質問してくる。
 ”ありゃ、困った!”、なにせ45年前の作品だ!記憶だってあいまいになっている。その辺は先刻ご存知なのだろう、他の関係者の話と付き合わせて記事にするに違いない!私としては思い出すがままに話すしかない。後はT氏に任せるとしよう。それにしても取材時間は6時間を越えーー私には長い、長い一日となった。
 時間と場所を変え、セブンを監督した3人の座談会が計画された。勿論、この内容も”ウルトラセブン研究読本”に掲載される。予定では飯島敏宏、満田カズホ両氏と私、3人の予定だったが、飯島氏の予定が合わず、満田氏と2人の対談となった。私は円谷プロが渋谷に転居してから始めての訪問だったので、青山通りを渡ったところでまで円谷プロの社員に来てもらい、案内されたビルの4階に上ると、この階は全て円谷プロが借り上げていた。まずは、正面入り口を通り過ぎ、用意された部屋に入ると満田氏が先に到着していた。時間も限られているので早速、本題に入る。
 私が円谷プロで最初にチーフ助監督として付いたのが満田監督作品”マックス号応答せよ”・”ダークゾーン”の2本だった。いきなり、富士5湖のロケーション。セブン巨大化のカットは”仕上がり”がどうなるのか見当もつかない!隊員がモターボートで精進湖から出発するのは本編で取ったが、次のカットは特撮班がミニチュアセットで撮る。”ダークゾーン”にいたってはアンヌの部屋でダン、アンヌがソファーに向って会話を交わす(後で合成の黒い影がはいる)。戸惑いだらけの仕事の話をしているとアッと言う間に時間が過ぎて行く。
 予定していた質問が残っている記者2人は、時間を節約するため満田氏にはT氏が、私にはO氏が、そえぞれ1対1のイタビューを提案してきた。私と向かい合ったO氏。早速、A4のコピー数枚を取り出し、予想外の質問をしてきた。”安藤さんが監督になる前、円谷英二社長にシナリオを提出した”と、言ってましたよね。”提出したのは社長にですか?”。”間違いないよ。自分で社長室に届けたもん”。それが実は企画室の上原さんが、プロットのようなシナリオのようなコピーを持っていて、これアンちゃんが書いたものだよ。と言うのでコピーしたのがこれなんですけどーーと、カット割まで書き込んだ1枚を見せられた。
 字は明らかに上原氏のものだった。結局、アンちゃんのシナリオは一部、放送コードに触れる部分があって没になったのだ。と説明されたそうだ。ただ、提出したシナリオは数本温めていた内の1本で、放映されるとも、企画室で真剣に検討されているとも知らなかったので、私が書いたものだとは断言できない。が、シナリオが企画室に持ち込まれ、その評価を任されたのが上原氏だったと言うのは、金城氏が忙しかった最中だったから当然と言えば当然だった。
 そして私の第一回作品”あなたはだぁれ?”は上原氏の脚本だった。O記者はウルトラセブンに関った人たちを綿密に取材。私が忘れていた資料さえ、掘り出してきた。他にも沢山のセブントレビアが満載された雑誌になるような予感がしてきた。特撮ファンが唸るような新事実を満載した雑誌”ウルトラセブン研究読本”のお目見えは、もうすぐそこにある。
      乞う!ご期待!
    (映像の著作権は円谷プロに所属します。)
投稿者: 安藤達己
 日時: 2012年09月22日 15:30 | パーマリンク
http://blog.takanokai.jp/ando/2012/09/17802.php

 

ウルトラセブン5 考察と評価
2005年07月23日
①第5話で明らかになった事実
 ・地球防衛軍科学センターの存在と所在地。(南極)
 ・極東基地にはエアポートがありモノレールで移動。(少し離れている設定か?)

②初登場の武器・兵器
 ・超遠距離レーダー:5話終了時点で完成したと思われる。
  従来レーダーの約4倍の感度。怖いものなし。(キリヤマ隊長言)
 ・ウルトラバリアー:胸前で重ね合わせた腕を敵の攻撃に合わせて水平に広げるとバ
  リアーができる。

③ポイント
 ・超音速ジェット旅客機は主翼が短い。
 ・ビラ星人はモニター好き?2回の指令伝達シーンでテレビやモニターに現れる。
 ・第3話以降、ダンの正体が星人にバレている。もはやダン=セブンは侵略者達にと
  って周知の事実であるようだ。
 ・戦い終わってセブンが飛び去るシーンは全話を通じてもそう多くない。
  ウルトラマンと違ってセブンはダンに戻るシーンのほうがスタンダード。
 ・ユシマ博士をウルトラビームで気絶させるシーンは単にエメリウム光線が単一の光
  線ではなく多種の光線の総称である事を証明している。
 ・ウルトラホーク3号が滝の中から出動するシーン。
  ウルトラホーク1号の出動シーンと比較すると貴重だ。

④セブン変身方法
 ・直立して両腕を顔面の前でクロス、その腕を下ろした時にはすでにウルトラアイが
  装着されている。

⑤決め技
 ・アイスラッガーでエビ似(天丼を食べる時に思い出さないように。笑)のビラ星人
  の胴体(シッポか?)を切り落とす。

⑥ダンがセブンでいる時間(セブンが出ている時間)・・・・・約3分40秒 

⑦評価(7段階)

  脚本 ★★★★★☆☆ 5
  演出 ★★★★☆☆☆ 4
  特撮 ★★★★☆☆☆ 4
  総合 ★★★★☆☆☆ 4

【短評】
 総合評価が4に甘んじたのはセブンが飛行しているシーンでのいただけない映像があ
 ったからだ。ビラ星人に挑むべく高高度から降りてくる特撮シーン。カメラを回転さ
 せて対応したと思う。セブンが画面左方向に降下し始めるのだがバックの雲も斜めに
 傾く。ここは当時の特撮技術でもなんとか工夫できた筈。バックを傾ければうまくで
 きただろうに。少し努力を惜しんだか時間の都合か判らないが残念でならない。
 宇宙船団被弾のシーンのピアノ線が見えるところは致し方なしと諦めもつくのだが。
 ただ、ビラ星人の動きは違和感のないものにできていると思う。
 当時としては精一杯の努力が窺がえる。
 足がないビラ星人なので上から吊って撮ったのだろう。シッポの動きや口元?の動き
 はうまくできている。ここを評価して特撮は4に留めた。
 前述の手抜きがなかったら特撮評価は6にはなったと思う。返す返す残念だ。
http://ultraseven.seesaa.net/article/5467023.html

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