┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『宇宙船文庫 ノンマルトの使者 金城哲夫シナリオ傑作集』 ┃『ウルトラQ』資料書籍
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─――――――――――――┐著者 金城哲夫
|1984(昭和59)年 9月29日(土)|550円 発行者:朝日ソノラマ
└─――――――――――――┘http://ultraq.web.fc2.com/books.html
┏━━━━━━━━━━━━━┓
①┃ 『ウルトラ怪獣大百科』 ┃テレビ東京系列
┗━━━━━━━━━━━━━┛ 18:25~18:29
┌─――――――――――――――――――――――――――┐
|1988(昭和63)年 9月29日(木) 第130回 登場怪獣「ザルドン」|
└─――――――――――――――――――――――――――┘
声の出演・・・青野武、赤木優
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
②┃ 『ウルトラマンボーイのウルころ』 ┃テレビ東京系列
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛朝06:40~06:45
┌─―――――――――――――――――――――――――――┐
|2003(平成15)年 9月29日(月) 第001回「ヒーローの条件の巻」 |
└─―――――――――――――――――――――――――――┘
登場怪獣・・・超古代怪獣ゴルザ、超古代竜メルバ
┌─――――――――――――――――――――――――――――――┐
|2004(平成16)年 9月29日(水) 第258回「21世紀は21の時代の巻」 |
└─――――――――――――――――――――――――――――――┘
登場怪獣・・・脳魂宇宙人ザム星人、宇宙鉱石怪獣ドレンゲラン
************************************************************
①http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E6%80%AA%E7%8D%A3%E5%A4%A7%E7%99%BE%E7%A7%91
②http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%81%93%E3%82%8D
************************************************************
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ■番外編■番外編■
┃ 『ウルトラマン青春記~フジ隊員の⑨②⑨日~』 ┃『ウルトラQ』資料書籍
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─――――――――――――┐著者:桜井浩子
|1994(平成六)年 7月20日(水)|発行者:小学館 1,300円発売
└─――――――――――――┘http://ultraq.web.fc2.com/books.html
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ■番外編■番外編■
┃ 『ウルトラQ』と円谷プロダクションの今日の歴史 ┃ウルトラQ全記録版
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ since 1997.12.02
┌─――――――――――――┐ 著者:桜井浩子
|1994(平成六)年 7月20日(水)|『ウルトラマン青春記~フジ隊員の929日~』
└─――――――――――――┘ 発行者:小学館 1,300円発売
****************************************** http://m-78.jp/q/
http://ultraq.web.fc2.com/history.html#67 http://ja.wikipedia.org/wiki/1994%E5%B9%B4
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%86%E8%B0%B7%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%80%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3
http://shogo.r-s.co.jp/disco/single15.html http://shogo.r-s.co.jp/disco/album18.html
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓┌─――――――――――――┐
┃ 『ウルトラファイト』映像関連作品 ┃|1995(平成七)年 9月29日(金)|
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛└─――――――――――――┘
メディア:ビデオカセット(VHS)
定価:5631円(税抜)
発売・販売元:バンダイビジュアル(株)
型番:BES-932~943
Vol.05~Vol.11(BES-936~942)に巻末映像特典として下記内容を収録。
Vol.05 「早過ぎた葬送曲」
Vol.06 「セブン二天流」
Vol.07 「地獄・極楽キック攻め!」
Vol.08 「罠の罠」
Vol.09 「決闘ハレンチ星団」
Vol.10 「セブンよこの挽歌をきけ!」「宇宙卍」
Vol.11 「海は青かった」 (Vol.1~4、12にはセブンの次回予告やNGフィルムなどが収録)
************ http://www1.cablenet.ne.jp/e-chan/fight/uf.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%88
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『ウルトラマンコスモス(ULTRAMAN COSMOS)』 ┃ TBS系列
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛18:00~18:30
強さとやさしさを兼ねそろえたウルトラマン
┌─―――――――――――――――――――――――┐
|2001(平成13)年 9月29日(土) 第13回「時の娘(前編)」|
└─―――――――――――――――――――――――┘
登場怪獣・宇宙人・・・邪悪宇宙生命体 ワロガ 古代怪獣 ガルバス
脚本・・・太田愛
監督・・・原田昌樹
特技監督・・・原田昌樹
ビデオリサーチ調べ(関東地区)視聴率・・・5.3%
製作・・・円谷プロダクション 毎日放送
今日のお話・・・謎の宇宙生命体に命を狙われている女性レニ。彼女は居住型宇宙ステーション・ジェルミナⅢの建設クルーで、作業中の事故で命を落としていたはずだった。彼女の医療データを調べたところ、驚くべき事実が判明し…… (from amazon.co.jp prime)
********************* https://www.amazon.co.jp/dp/B00JETTMOS
https://www.uta-net.com/song/215888/ https://www.uta-net.com/song/15397/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%82%B9
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 円谷CHANNEL BB『ウルトラQ』インターネット配信 ┃2003(平成15)年11月06日(木)から
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛2005(平成17)年01月05日(水)まで
┌─―――――――――――――――――――――――――――――――――┐
|2003(平成15)年11月13日(木)~11月19日(水) 第02回 第17話「1/8計画」 |1回目
‡|2004(平成16)年 9月23日(木)~ 9月29日(水) 第47回 第17話「1/8計画」 |2回目
└─―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
******************** http://ultraq.web.fc2.com/internet.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9Q
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『ウルトラQ dark fantasy』 ┃テレビ東京初放映
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 01:00~01:30
┌─―――――――――――――――――――――┐
|2004(平成16)年 9月29日(水) 第26回「虚無の扉」|
└─―――――――――――――――――――――┘
登場怪人・・・電波怪人レキューム人
監督・・・高橋 巌
脚本・・・小林雄次
ビデオリサーチ調べ(関東地区)視聴率・・・1.8%
備考・・・初の深夜帯放映作品
制作・・・円谷プロダクション
デジタル放送の砦として、関東一円に電波を発信する「第二東京タワー」。そこで涼は取材中、違法電波の調査に訪れた、電波管理局の野沢(中山夢歩)とタワー責任者とのやりとりを偶然耳にし、微弱な試験電波しか発信してないはずのタワーから、高出力電波が発信されていた事を知る。しかもその影響か、都内では子供や各職業の人々から一斉に想像力が失われる事態が発生しており、漫画家の笹山(相島一之)もその一人だった。実は人間の想像力を奪いにやってきたレキューム人が笹山を操り、自らに都合のよい未来を現実化させていたのだ。逆転の秘策を練る剛一らの目前に、巨大化したレキューム人が襲いかかる。果たして人間の想像力は世界を救えるのか? 驚異の最終回を見逃すな!
******************* http://avexnet.or.jp/ultraq-df/story/#26
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9Q_dark_fantasy
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┏━━━━━━━━━━━━━┓やさしさと勇気を、君へ!
┃ 『新ウルトラマン列伝』 ┃ テレビ東京系列
┗━━━━━━━━━━━━━┛ 18:00~18:30
┌─――――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
|2015(平成27)年 9月29日(火) 第117話『ウルトラマンX』第11話「未知なる友人」 |
└─――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
『ウルトラマン列伝』通算No.221話
放送エピソード・・・『ウルトラマンX』第11話「未知なる友人」
備考・・・詳細は、㊦↓の『ウルトラマンX』を参照してヨ(=^◇^=)♂
OP・・・・・・・・・・・・・・・・♪ウルトラマンX♪ 第106話~第142話
OP歌手・・・ボイジャー feat.大空大地 第106話~第130話
制作・著作・・・円谷プロダクション
*****************************************
OPhttps://www.uta-net.com/song/215892
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%88%97%E4%BC%9D
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┏━━━━━━━━━━━┓新たな物語が起動する
┃ 『ウルトラマンX』 ┃ テレビ東京系列
┗━━━━━━━━━━━┛ 18:00~18:30
┌─―――――――――――――――――――――――┐
|2015(平成27)年 9月29日(火) 第11話「未知なる友人」|
└─―――――――――――――――――――――――┘
登場怪獣・・・宇宙ロボット キングジョー
登場怪獣・・・電脳怪獣 サイバーゴモラ
登場宇宙人・・・登場なし
エックス以外の登場ヒーロー・・・登場なし
怪獣ラボの登場キャラクター・・・サイバーゴモラ キングジョー
脚本・・・小林雄次
監督・・・冨田卓
OP・・・1番:第01話~第14話 総集編1・2
ED・・・1番:第01話~第14話 最終話
『新ウルトラマン列伝』放送話・・・第117話
製作・著作・・・円谷プロダクション
備考・・・本編終了後には最終章を除いた毎回に、怪獣やサイバーカードの解説をするミニコーナー「大地の怪獣ラボ」が放送される
今日のお話・・・父が残したゴモラのスパークドールズをサイバー怪獣として実体化させるテストを続ける大地。その入れ込みぶりを心配するXio隊員たちやウルトラマンエックス。しかし、どうしても実体化は果たせない。なぜゴモラは応えてくれないのか? 深い苦悩に揺れる大地。そんな折、キングジョーが地球に来襲して暴れ始めた。大地はウルトラマンエックスとユナイトするが、強大無比なキングジョーの前に苦戦し、次第に追い詰められていく…! (from amazon.co.jp prime)
********************* https://www.amazon.co.jp/dp/B01N99DN9J
OPhttps://www.uta-net.com/song/215892/ EPhttps://www.uta-net.com/song/240807
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3X
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■レンタルDVD&VHSいよいよレンタル開始!
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①┃ 『ウルトラQ ~dark fantasy~~VOL.1』 ┃レンタルDVD/VHS
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛9月29日レンタル開始!
以後毎月2タイトルずつ(各巻2話収録)レンタルされますヨ(=^◇^=)
2004年作品/カラー/2話収録/約48分
*リバーシブルジャケット仕様! VIDEO JVT-01790/ステレオ
DVD RJD-01803/片面1層/16:9/ステレオ
発売元:エイベックス(株)/販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
VOL.1収録話 第1話「踊るガラゴン」監督:八木毅 脚本:上原正三
キャスト:草刈正雄、袴田吉彦、遠藤久美子、ガラQ、ガラゴン
第2話「らくがき」監督:服部光則 脚本:武井彩
キャスト:宝生舞、袴田吉彦、遠藤久美子、謎の宇宙人×4
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
②┃ 『ウルトラQ ~dark fantasy~ case2』 ┃AVBA-22052 3,990円(税込)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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|2004(平成16)年 9月29日(水)|タイトル同時発売!
└─――――――――――――┘
第3話「あなた誰ですか?」(脚本:林民夫/監督:金子修介/ゲスト:近藤芳正、宍戸開ほか)
第4話「パズルの女」(脚本:広田光毅/監督:北浦嗣巳/ゲスト:金子貴俊ほか)
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②┃ 『ウルトラQ ~dark fantasy~ case3』 ┃AVBA-22053 3,990円(税込)
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第5話「ヒエロニムスの下僕(しもべ)」(脚本:高橋洋/監督:八木毅/ゲスト:梨本謙次郎、渡辺典子ほか)
第6話「楽園行き」(脚本:村井さだゆき/監督:服部光則/ゲスト:佐野史郎、石橋けい ほか)
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②┃ 『ウルトラQ ~dark fantasy~ case4』 ┃AVBA-22054 3,990円(税込)
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第7話「綺亞羅」(脚本:小中千昭/監督:金子修介/野村宏伸、デビット伊藤、中村有沙ほか)
第8話「ウニトローダの恩返し」(脚本:上原正三/監督:北浦嗣巳/ゲスト:なぎら健壱、清水由貴子、ウニトローダ星人ほか)
①http://avexnet.or.jp/ultraq-df/release/index.html#vol1
②http://avexnet.or.jp/ultraq-df/release/index.html#case2
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┃ 『東宝特撮映画DVDコレクション創刊号』 ┃
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|2009(平成21)年 9月29日(火)|デアゴスティーニ・ジャパン
└─――――――――――――┘付録DVD『ゴジラ』
***** http://www.ld-dvd.2-d.jp/gallery2/hikakugojira.html
http://en.wikipedia.org/wiki/Godzilla ⇒ 左側の日本語へ
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┏━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ここが変だよ!『怪奇大作戦』 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌─――――――┐
|第3話:白い顔|
└─――――――┘
?ジュンコに言い寄るオカダが燃えるシーンの疑問。 (1)状況から犯人はその場で殺人を行なってるんですが、 退社する人でごった返してるエレベーター前で 目撃者を出さずに犯行を実行できるのか? (2)出来るとしたら遠距離か人目のつかない場所で 実行するしかないんですがオフィス・ビルの中で そんなキャパシティが取れるのか? (3)それが無理なら外から狙うしかないんですが、 あの照準器で小さなライターを遠距離から狙う事が出来るのか? (4)以前からジュンコに言い寄っていた男の事を 犯人はどのように知ったのか? 四六時中ジュンコを監視していたという事を意味してるのか? 犯人の容貌ではかなり目立つので情報屋を雇っていたのか? 駐車場での疑問。 (1)ぶつかった人物と真犯人は風貌も声も違うんですが 果たして同一人物なんだろうか? 白い顔の男は無関係かもしれないのに それには触れないで話は終ってしまう。 (2)ぶつかった人物が手にしてたアタッシュ・ケースに あのレーザー銃が入りきれるのか? とてもじゃないが無理そうだ。 ポケットに何か入れてる様子もない。 とすれば白い顔の人物は事件とは無関係と思われる。 じゃあ、あのシーンは何を意味してるのか? タイトル自体おかしくなってしまうのではないのか(笑)? ジュンコの婚約者イケタニが撃たれるシーンの疑問。 この話の最大の疑問はここに集中するんですが、 (1)紹介もされていないのに犯人はイケタニの顔を どうやって知ったのか? (2)いつ、どうやって来るか解らないイケタニを 一体何処から狙撃したのか? (3)しかもかなり遠距離で撃っているんですが あの照準器で精密な狙撃が出来るのか? というか犯人はゴルゴ13並に腕が立つということなのか(笑)? (4)親友が死んでも人事のように事件を話す三沢。 何故そんなに冷静でいられる(笑)? 何かこじつけのようになりましたが 「白い顔」は変なところが多いっす。(さかぼん)
?「失礼」というアンタ誰や!そもそも白い顔というのは,包帯巻いているから白い顔なのか白いマスクを装着しているからなのか,なんなのかが分からない.(らいでん)
?あのレーザー銃で池谷青年を狙えるのか?という質問は既に出ているが、心臓を打ち抜いていると言う。車は炎上、ガードレールを破り大破、湖畔の水際にまで転落して燃えている。死体は丸焦げだと思うのだがなあ。衣服着用の場合、皮膚に衣服が貼りつくそうだから、鑑識は針ほどの穴が見つけられたのかなあ?シートベルトの着用が今程うるさくない時代だから外に投げ出されたのかも。(狂喜人間(岡山))
?水上博士、自宅近くとは言え草むらのワナをうまく避けて走れるの?三沢とまだ距離あるのに世界初の携帯レーザー銃を撃たずに振り回すのは何故?順子さん、警官・牧・三沢と3人が訪問してんのに、牧だけにスリッパ出すのは何故?(狂喜人間(岡山))
http://www.ucatv.ne.jp/~rydeen/SRI/vote/index.html
<「ウルトラの父」の愛>
さて話題は「兄弟愛」から「父の愛」に移りつつある。
第26話「全滅!ウルトラ5兄弟」、第27話「奇跡!ウルトラの父」。やはり2話にまたがる大作だ。
ここでは3人の「父」が登場する。一人は物語の中心になるヒロシ少年の実の父親。もう一人はTAC隊長、竜五郎。そして表題にもあるウルトラの父。このエピソードが「父」をテーマとしている以上、それは「父性」の問題を扱っていると考えていいだろう。ただし、ヒロシの父はいきなり死んでしまう。ということは、この物語は残る二人の「父」が、いかなる父性をヒロシに与えられるのか、という話になるはずだ。それを念頭において、あらすじを追ってみてほしい。
東京に突然ヒッポリト星人が現れ「ウルトラマンAを引き渡せ」と言って暴れまくる。すぐTACが攻撃に向かうが、ヒッポリト星人の体はミサイルやビームを素通ししてしまい、効果がない。ヒッポリトは高笑いで手に持ったウルトラマンAの人形の首をへし折ると、虚空に消える。
星人を探してパトロールを続けた北斗と夕子は、山中で炎上している車を発見する。そこにはヒロシの父が瀕死の状態で倒れていた。彼は、さっきまでそこにいた星人にぶつかったと言って息絶える。そのそばには、彼がヒロシにプレゼントしようとしたウルトラマンAの人形が、首を折られた状態で転がっていた。
北斗と竜隊長は新品のA人形を買ってヒロシの父の葬儀に出向く。ヒロシは人形を受け取るとそれを投げ捨てて「Aを早く星人に渡しちまえばいいんだ。そうすれば星人はおとなしくなるのに」と言う。
再び星人が現れる。変身したAはヒロシの父が死んだ山中に飛ぶ。そこにはヒッポリト星人の本体がいた。東京に現れた星人は幻影だったんだ。すぐにAと星人の戦いが始まった。しかしAは隙をつかれ、カプセルの中に閉じ込められてしまう。そこにウルトラ4兄弟が救援に来るが、彼らも同様にカプセルに閉じ込められ、ついには全員ブロンズ像にされてしまう。
いったん本部に引き上げようとするTACのクルマを市民が取り囲む。彼らは言う。
「星人を攻撃するのはやめろ。俺たちの町が焼かれるのはもういやだ。地球を渡すことと我々が奴隷になることは別のことだ」
ヒロシも竜隊長に言う。
「TACが星人と戦ったからいけないんだ。星人の言うことを最初から聞いておけば、父ちゃんもAも死ななくてすんだんだよ」
TACは星人攻撃用に携帯用細胞破壊ミサイルを開発するが、エネルギーが半分しか入っておらず、そのぶん接近する必要があることがわかる。この危険な任務は竜隊長の決定により、竜自身が行うことになった。隊員たちによる陽動作戦も成功し、星人に接近した竜は見事にミサイルを命中させる。しかし効果はなく、竜はたちまちピンチに陥る。するとそこにウルトラの父が現れる。しかし長い旅のあいだにエネルギーを使い果たしてしまったウルトラの父は、星人に敵わない。ウルトラの父は全てのエネルギーをAに与え、自分は死ぬ。エネルギーの回復したAは星人を倒し、兄弟たちをブロンズ像状態から救出する。兄弟たちは父の亡がらをM78星雲に運んでいくのだった・・・。
あらすじが長くなってしまったので、要点を整理しよう。
まずヒロシは、彼の父が死んだのはTACが星人と戦ったからで、最初から星人の要求通りにウルトラマンAを引き渡しておけば、彼の父も死なず街が壊されることもなかった、と言うわけだね。そして同じようなことを、星人に街を焼かれた市民も言う。
しかし竜隊長は、理由もなく地球を奪おうとする星人に対し、われわれ地球人は怒らなくてはならない、と言って徹底抗戦をしようとする。この判断じたいはTAC隊長としては正しいものだろう。ただし、竜隊長は星人に勝つだけでは足りないはずだ。ヒロシに、隊長の思いである、こういう場合は「怒らなければならない」ということを理解させる必要もあるはずだ。そしてシリーズ初登場のウルトラの父。彼も息子たちの危機に、はるばる地球まで駆けつけてきた。このウルトラの父も、間接的にヒロシに「父性」を示すはずだ。そうでなければ、このストーリーにわざわざ引っ張りだす意味がない。
つまり、このときの竜隊長とウルトラの父の行動には何らかの共通点があるはずだ。そしてそれが、彼らがヒロシに示す「父性」であると考えることができるはずだ。
それではその共通点とは何だろう。
このときの竜隊長の行動で際立った点はどこにあるか。それは、部下には安全な陽動作戦を命じ、自分が一番危険な任務についたことだ。実はこの決定をする際、TACで最も射撃能力の高い山中隊員が星人の狙撃を志願していた。しかし竜隊長はそれを退けて、自らが実行する道を選んだ。つまり、まだ若い部下たちの命を守ったわけだね。
そして、それはウルトラの父も同じだ。彼はエネルギーを使い果たしてまで、息子たちを守るためにやってきた。
二人の「父」がやったこと。それは、若い身内を助けるために、自分自身を犠牲にした、ということだ。それは美しい「父の愛」だったんだね。
しかしヒロシはこの二人の「父」の行動によって、星人に怒りを持つようになっただろうか? 次にまた同じようなことが起こったなら、今度は自分も竜隊長と一緒に徹底抗戦に参加するだろうか?
残念ながらそんなことは、万が一にもありえないだろうね。
なぜなら、竜隊長とウルトラの父はヒロシに対し、何の「父性」も示してはないからだ。彼らが示したのは、命を捨てて身内を守る「母性」だけだ。だから、ヒロシの心には何の変化も生まれるはずがない。それどころか、あらためて自分には自分を命がけで守ってくれる本当の父がもういない、ということが身にしみただけだろう。
TACのクルマを取り囲み、Aを引き渡して降伏しろ、と口々にののしった市民たち。あの姿は、未来のヒロシの姿なんだ。彼らはみな、自分とその身内の安全だけを第一に考えている。そこに「父性」は存在しないんだ。
<戦後民主主義は「父性」を殺す>
なんだかおかしな話になってきたね。
『ウルトラマンA』は、視聴者の子どもたちに「父性」を伝えるためのヒーロー番組なのに、それができていない。
でもそれは、この作品の脚本家が無能だとか、そういう理由ではないんだ。むしろこの作品は『ウルトラマンA』が放映されていたころの時代の風景に、実に忠実だった。時代にリアルであろうとした結果が、この惨状に繋がった。そういう意味では、この『ウルトラマンA』にはウソや建前は存在しない。全て、なるべくしてなっていることばかりということなんだ。
ところで、これまでずっと「父」「父性」と言ってきたが、それではウルトラシリーズで一番「父」らしい人、と言ったら誰になるだろう?
一番、お父さんっぽい人は誰か。
それは防衛チームの隊長ということになると思う。中年の男性で、一家の長といえば隊長だ。ムラマツ、キリヤマ、加藤、伊吹。歴代の隊長はみな立派な人たちだった。そして同じようなキャラクターの人たちだった。
簡単に言えば、カミナリ親父だ。新米の郷秀樹など年中「ばかもの!」と怒鳴られていた印象がある。
ところが、今度のTACの竜隊長は、先輩隊長たちとは随分違った雰囲気の人だ。そしてその背景には、時代が求めた「父」のイメージの変化があるように思われるんだ。
TACというチームは実に開放的な隊風をもっている。パーティーをやったり、歌を歌ったり、ウルトラ警備隊では考えられないことだ。そして隊員の自由な発言も許されていた。北斗がミスをすると、山中隊員が真っ先に怒鳴りつけ、今野隊員が茶化し、最後に竜隊長がまあまあとなだめに入る。こんな光景はいつものことだ。これまた、常にピリピリと張りつめた空気があったウルトラ警備隊ではありえないことだ。
つまりTACというチームは「民主的」な集団なんだ。山中隊員には隊長を差し置いて北斗を怒鳴る権利と自由があるし、今野隊員には同じく北斗を茶化す権利と自由がある。そして竜隊長はそのまとめ役だ。みんなの意見を集めて、みんなが納得するような結論を出す。これがTACというチームにおける隊長の位置だ。これを一般家庭の中に置きかえれば、物わかりのいいパパだ。これが竜隊長に与えられたキャラクターということだね。そしてこの隊長のような人が、あの時代の理想の父親像であるとされていたんだ。
この隊長が、部下の命を失う可能性があるような決断をするはずがない。できるはずがない。だからあのとき、もっとも作戦成功の確率が高い山中隊員を退けて、自分が星人の狙撃に向かった。
つまり竜隊長は、その求められた隊長像(=父親像)によって「父性」の発揮を制限された人だったんだね。
http://oyako.gotohp.com/oyako005.html
ヒッポリト星人
怪獣好きの子供が集まると必ず話題になるのが「1番強い怪獣はなにか?」
みなさんもこの話題で大いに盛り上がった経験があるのではないでしょうか?
しかし、この1番強い怪獣はなにかという議論には結論が出ないことが多かったですね
なにしろ怪獣は膨大な数が居て、それぞれが非常に強いという設定
なにか比較する対象がないと、その強さは捉え切れません
そんな時、参考になるのは「ヒーローをどれだけピンチに追い詰めたか?」
怪獣と戦うヒーローはもちろん怪獣を最後には倒してしまう最強の存在でありますが、そのヒーローに最後には負けてしまうにせよ、どれだけヒーローを窮地に追い詰めたかが怪獣の強さを測る基準とすることが子供たちにとっての常識でした
そうなると膨大な数の中から「特に強い怪獣」というものが浮かび上がってきます
ですから子供たち・・・少なくとも自分の周りに居た怪獣好きの子供の間では「ヒーローと怪獣の対決が必ずある番組」であるウルトラシリーズの怪獣の中で誰が最強なのかを激しく議論していました
まずヒーローを絶体絶命のピンチに追い詰めた怪獣となると
ウルトラマンのゼットン
ウルトラセブンのガッツ星人
帰ってきたウルトラマンのブラックキング
ウルトラマンエースのエースキラー
ウルトラマンタロウのバードン、タイラント
これらウルトラ兄弟を詩の寸前まで追い詰めた強敵たちがウルトラ怪獣ナンバー1の候補に挙がります
ゼットンはウルトラマンを倒し、ガッツ星人はセブンを倒した後十字架に貼り付けにし処刑しようとした
ブラックキングは新マンのウルトラブレスレットを弾き返し、ナックル星人と共に新マンをボコボコにした
エースキラーはゾフィーから新マンまでのウルトラ4兄弟をゴルゴダ星で磔にした
バードンはタロウを倒した後、ゾフィーを死に至らしめた
どいつもこいつも壮絶な強さを誇る怪獣たち
子供たちは熱くなってこの怪獣の中でどれが1番強いのかを主張するのです
「やっぱりゼットンが最強だ!」
「でもゼットンはペンシルロケットで簡単に倒されたじゃないか。そんなに強くない」
「ブラックキングはナックル星人と2人がかりで新マンを倒したから1匹では勝てなかったんじゃないか?」
「バードンはウルトラ兄弟最強のゾフィー(当時の子供たちはウルトラ兄弟最強はゾフィーという説が有力)を殺してしまったんだから!」
「エースキラーは4人のウルトラ兄弟を1人で相手にして買ったんだぞ!」
「それならタイラントは5人のウルトラ兄弟に勝ったじゃないか!」
「でもタイラントはタロウ1人に簡単にやられたし・・・・、それにタイラントはウルトラ兄弟を1人ずつ相手にしていた。エースキラーは4人1度に相手したんだぞ」
そんな激しい議論が戦わされている中、俺は自分が最強だと信じている怪獣の名が一向に出てこないことを不思議に思います
なぜだろう?ウルトラ最強の怪獣といったらあいつに決まってるじゃないか!?
俺は喧々囂々と白熱する議論に口を挟みます
「ねえ、ヒッポリト星人が最強じゃないの?」
するとそれまで激しく議論を戦わせていた子供たちが一斉にきょとんとした顔をしてこっちを見つめます
「ヒッポリト星人?」
なぜそんな名前が出てくるのかわからないとでもいった顔をしています
あれ?なんでそんな意外そうな顔をするんだ?
みんなはどうしてヒッポリト星人が最強だと思わないんだろう?
自分はヒッポリト最強説を熱弁し始めます
「だってヒッポリト星人はウルトラ5兄弟を1度に相手をして勝ったんだぞ!
ゾフィーもマンもセブンも新マンもエースも、みんなブロンズ像にされちゃったじゃないか!」
しかし、みんなは【ウ~ン・・・」、「それはそうだけど・・・」と煮え切らない様子です
自分はみんなを説得するために決定打となる主張を語ります
「それにヒッポリト星人はウルトラの父も倒したんだぞ!あのウルトラ兄弟の父なんだからウルトラマンの中で最強じゃないか!そのウルトラの父を倒したんだからヒッポリト星人がウルトラ怪獣最強に決まってるじゃないか!」
これぞダメ押し!
もはやみんな俺のヒッポリト最強説に従う以外はありません・・・・・・と、思ったのに、なぜかみんな俺の主張を受け入れてくれません・・・・というか受け入れたくないような様子です
「ヒッポリトはなあ~・・・・」、「う~ん、なんか違うんだよなあ・・・・」
あれれ?なんでみんなヒッポリト最強説を認めないんだ?
俺の言うとおりウルトラ5兄弟をまとめて倒しブロンズ像に固めてしまった上にウルトラの父まで倒してしまったんだからヒッポリトが最強だと言うのは一目瞭然じゃないか!
しかしみんななかなか俺の主張を受け入れてくれません
そんな中、1人の子供が反論を始めます
「ヒッポリトは自分の幻影をホログラフで映し出し、本体は姿を表さず隠れていてウルトラ兄弟を罠にはめたじゃないか?正々堂々と戦って勝ったわけじゃない。ヒッポリトなんて卑怯なだけで最強怪獣なんかじゃないよ」
すると他の子たちも一斉に同意をします
「そうだそうだ!ヒッポリトなんてホログラフがなけりゃまともに戦えない弱い宇宙人だ!」
「普通に戦ったらエースは簡単にヒッポリトに勝てるさ!」
俺の主張は猛烈な反撃に会い、全否定してしまったのです
そ、そんな!
確かにヒッポリトは自分の幻影をスモッグに投影してウルトラ兄弟を欺いたけど、それはヒッポリトの頭脳戦による勝利
頭のよさも強さのうちなんじゃないのか?
それにウルトラの父を倒したのは幻影なんかじゃないヒッポリトの本体なんだぞ!
しかし俺の意見は完全に却下され、ヒッポリト最強説を主張できるような空気じゃなくなっています
自分はしぶしぶ引き下がり、それ以上ヒッポリトの名前を出すのを控えました
結局「ウルトラ最強怪獣」はなんなのかの結論は出ないまま議論はうやむやのまま終わってしまうのですが、自分はヒッポリト星人最強説をずっと心に秘めていました
たとえ口には出さなくてもヒッポリトこそがウルトラ怪獣最強なのだと信じたまま生きていこうと思いました(大げさな)
だってヒッポリト星人の強さといったら信じられないほどの衝撃だったのですから!
これまで歴代ウルトラマンが大ピンチに陥ることは何度もありました
またウルトラ4兄弟が束になってかかっていっても敵わないエースキラーという決定的な強敵も登場していました
しかしヒッポリト星人は、ウルトラ5兄弟全てに勝利し、彼らをカプセルに閉じ込めガスによってブロンズ像に固めてしまいました
これはウルトラ4兄弟を十字架に磔にしたエースキラー以上の快挙です
さらにブロンズ像になったウルトラ5兄弟を助けにやってきたウルトラの父にまで勝ってしまったのだから、もうヒッポリトはウルトラ5兄弟+ウルトラの父が相手をしても負けない最強怪獣であると言う事実は動かしようもないのです!
まあ、しかしウルトラの父によりブロンズ像から元の姿に戻ったエースにあっさり負けてしまったと言うのも確かなんですが・・・・・それでもかつてここまでウルトラ兄弟を絶体絶命のピンチに追い詰めた怪獣はいません!
にも関わらず、ウルトラ最強怪獣の中にヒッポリトの名前が挙がるということはまずありませんdした
自分はどうにも納得がいきません・・・・・
思うに子供たちはヒッポリト星人が最強のウルトラ怪獣だと認めたくなかったのではないかと思います
子供たちはどうしてもヒッポリト星人が好きになれなかった
それはヒッポリトの奇矯すぎるデザインのせいかもしれません
自分はヒッポリトのデザインは大好きなのですが、一般の子供受けはしないかもしれません
子供はもっと分かりやすいカッコ良さを持った怪獣が好きなのでしょう
ゴモラやブラックキング、エースキラーのほうが断然カッコ良く思え、これらカッコいい怪獣よりも、なんだかよくわからない姿のヒッポリト星人が強いのだとは思いたくなかったのではないでしょうか?
ヒッポリト星人のデザインは確かに奇抜過ぎます
子供にとっては、どこにカッコよさを見出せばいいのかわからなかったのではないかと思います
吊り上った大きな目、ちくわみたいなホース状の口、頭からニョキニョキ飛び出したアンテナ上の角・・・・・・・かっこいい悪い以前に理解不能のデザインだったのかもしれません
自分の理解の範囲を超えた怪獣が最強と言うのは、幼い子供たちには受け入れがたいことなのではないでしょうか?
正直自分も子供の頃はヒッポリトは、どこがかっこいいのか?あるいはかっこ悪いのかがわかりませんでした
姿だけでいったら断然エースキラーのほうが好みです
しかし、それでもヒッポリトはウルトラ怪獣最強だと信じて疑いませんでしたね
そして時を経て大人になってからヒッポリトを見ると、これが実に斬新かつシュールな優れたデザインの怪獣であることを実感してしまいます
今となってはエースキラーよりも断然ヒッポリトのほうが好みですね
まったくどうしたらこんな奇抜なデザインの怪獣を思いつくんだろう?
それだけではなくウルトラ兄弟をかつてないピンチに追い詰めたのですからヒッポリトはつくづくすごい大怪獣、いや大宇宙人であると思います
さて、大人になった今、自分はヒッポリトを最強の怪獣だと今でも信じているかと言うと・・・・・
これがちょっと微妙なところです
怪獣の強さと言うのは、数字の上でのデータで計れるものではなく、その強さの表現力によるものだと思っているからです
強い怪獣というのは子供たちに人気がありますから番組製作者は子供の心をつかむような強い怪獣を作り出そうと考えます
しかし、数字の上での強さを設定できることはできますが、その強さを見ている側に伝わるように表現するのはなかなか難しいことです
こいつはウルトラマンを倒した!だから強い!
この怪獣はウルトラ兄弟を5人もまとめて倒した!だから最強!
そんなふうにいうのは簡単です
でもその強さが見ている側に伝わる、「こいつ本当につええ!」と驚かせるのは、やはり高い表現力によるものではないでしょうか?
そうした怪獣の強さに驚かされると言う観点から見ると必ずしもウルトラ5兄弟、およびウルトラの父まで倒したヒッポリト星人が最強とは言えないかも知れません
怪獣のあまりの強さに驚愕し、恐ろしく思った・・・・・そんな感覚を最も与えていた最強怪獣は、やはりゼットンではなかったかと思います
また子供たちの最強怪獣議論より、もっとマニアックになった大人の怪獣ファンによる強さ談義になるとよく名前が挙がってくるのが「帰ってきたウルトラマン」のプリズ魔、「ウルトラQ」のバルンガあたりです
これらの怪獣も、やはり番組内における「強さ」の表現が秀でていたものでした
その圧倒的な力に驚愕し、心底こいつは恐ろしいと思わせる怪獣です
怪獣だけでなくヒーローの強さについても、子供は良く議論をするものですが、例えば1番強いウルトラマンは誰かと言う話になると、どうしてもその時現役であるウルトラマンが1番強いと言う設定に振り回されてしまいます
番組制作者にすれば新番組のヒーローは以前のヒーローよりも強いのだとアピールしたくなります
前の番組より弱いヒーローなんかでは誰も興味を引いてくれないでしょう
ですから新マンよりもエース、エースよりもタロウが強いという設定を与えます
児童雑誌や怪獣百科などに書かれているそうした公式設定データを鵜呑みにすれば自然と現役のヒーローが最強と言う結論に至ります
しかし実際は・・・・エースやタロウはたびたびピンチを他のウルトラ兄弟に助けてもらったりしていて、以前のウルトラマンより強いとは思えなかったというのが事実です
タロウにいたっては兄弟のみならずウルトラの母にまでたびたび助けられ、どうにも頼りないウルトラマンといったイメージがついてまわります
番組の公式設定と実際に見て得た印象とのギャップに子供たちは戸惑い、結局最強のウルトラマンはゾフィーという結論に落ち着くことが多かったですね
怪獣同様、ヒーローもその強さを見ている側に実感させなければ「最強」の称号は与えられないと思います
われわれ怪獣ファンは強い怪獣を求めています
しかし、設定上、数字の上だけの強さでは満足が得られません
やはりその怪獣に対する「強さの実感」が欲しいのです
それはやはり優れた表現力により伝えられるものでしょう
1番強い怪獣はなにか?
それは怪獣図鑑のデータを参照することによって証明されるものではなく、その怪獣を見た怪獣ファンの正直な気持ち、その怪獣を見たときの「驚き」の大きさによって決まるのではないでしょうか?
だから怪獣ファンそれぞれが、自分の思う最強の怪獣を、誰から教えられるわけでもなく自分自身で見つけ出すことが出来るのです
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