過去の今日の出来事etSETOraですヨ(=^◇^=)

過去の今日の『徹子の部屋』だヨ(=^◇^=)

 ┏━━━━━━┓1955(昭和30)年4月5日(火) 生誕
 ┃ 鳥山 明 ┃『徹子の部屋』映像◆http://video.fc2.com/content/20130508Cfet74rv
 ┗━━━━━━┛http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B3%A5%E5%B1%B1%E6%98%8E
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 ┃ War Guilt Information Program (略称WGIP) ┃
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛1945(昭和20)年12月8日(土)から、『太平洋戦争史』を全国の新聞に掲載させた[11]。「太平洋戦争史」は新聞連載終了後、中屋健弌訳で翌年高山書院から刊行された(発行日は1946(昭和21)年4月5日(金)と1946(昭和21)年6月10日(月)の2回)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%A0
大東亜戦争の真実 http://youtu.be/UdpaTT5EYI0
太平洋戦争と情報操作 Japan Navy's Great Lie 1944 http://youtu.be/VqSBSCVM2pQ
【恥ずべき行いの日】声明 ハミルトン・フィッシュ http://youtu.be/LAaVY_RCkmM
『日米開戦の悲劇』PHP文庫 ハミルトン・フィッシュ/岡崎久彦監訳より
 ┏━━━━━━━━━┓
 ┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
 ┗━━━━━━━━━┛13:15~13:55
①1976(昭和51)年04月05日(月)杉村春子
②1977(昭和52)年04月05日(火)西条凡児?
③1978(昭和53)年04月05日(水)エドワード・G・サイデンステッカー?
④1979(昭和54)年04月05日(木)安奈淳
※1981(昭和56)年04月05日(日) 放送五周年を記念し特別番組『今明らか!!徹子の全て』が放送された ※放送時間不明
⑤1982(昭和57)年04月05日(月)イモ欽トリオ
⑥1983(昭和58)年04月05日(火)暉峻康隆?
⑦1984(昭和59)年04月05日(木)三田佳子
⑧1985(昭和60)年04月05日(金)由利徹
⑨1988(昭和63)年04月05日(火)和田アキ子
⑩1989(平成元)年04月05日(水)千田是也?
⑪1990(平成二)年04月05日(木)水谷豊
⑫1991(平成三)年04月05日(金)喜多嶋修?
⑬1993(平成五)年04月05日(月)C.C.ガールズ?
⑭1994(平成六)年04月05日(火)秋野暢子
⑮1995(平成七)年04月05日(水)杉浦直樹
 ┏━━━━━━━━━┓
 ┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
 ┗━━━━━━━━━┛13:55~14:50
⑯1996(平成八)年04月05日(金)梅宮辰夫
 ┏━━━━━━━━━┓
 ┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
 ┗━━━━━━━━━┛13:20~13:55
 2001(平成13)年04月05日(木)綾戸智恵?
 2006(平成18)年04月05日(水)岡崎朋美
 http://www.tisen.jp/pukiwiki/?%C5%B0%BB%D2%A4%CE%C9%F4%B2%B0%A1%CA1976%A1%CB
 ┏━━━━━━━━━┓     tv asahi
 ┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
 ┗━━━━━━━━━┛午後1:20~1:55放送
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 |2002(平成14)年 4月 5日(金) 池部 良 |第回
 └─―――――――――――――――――┘ 
 http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2002/h14-4-5.html
 ┌─―――――――――――――――――┐
 |2006(平成18)年 4月 5日(水) 岡崎朋美 |第回
 └─―――――――――――――――――┘「スケート岡崎朋美が登場で黒柳暴走」
 http://up-beat.pos.to/tetsuko/t_calendar.htm#2006年
 ┌─――――――――――――――――――┐
 |2010(平成22)年 4月 5日(月) 春風亭小朝 |第回
 └─――――――――――――――――――┘「学び続ける55歳の出会い」売れっ子落語家の春風亭小朝さんを夢中にさせているのは、歌舞伎役者・中村富十郎さん(80歳)と、愛息・鷹之資さん(10歳)父子。「同じ歌舞伎の道を歩む息子に何かを伝えたい!」と願う父・富十郎さんの熱意は大変なもの。小朝さんの巧みな話術によって明らかになる父子の秘話に、スタジオは大いに盛り上がる。  
 ●春風亭小朝、柳家小満ん、小沢昭一の落語と話芸をお楽しみ頂く三人の会「噺の扉」スタート 第一回:4月8日(木)第二回:6月11日(金) 第三回 9月1日(水)第四回 11月10日(水)日本橋公会堂 お問合せ:春々堂 03-5447-2131  
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/100405.html
 ┌─――――――――――――――――┐
 |2011(平成23)年 4月 5日(火) ピース |第8945回
 └─――――――――――――――――┘「大人気芸人ピースVS 黒柳ムチャ振り」大人気のお笑いコンビ、ピースが初出演。"突っ込み担当"の綾部祐二さんは、いきなり黒柳から「大の熟女好き」である事を指摘されドギマギ。"ボケ担当"の又吉直樹さんも、「音楽家みたいな髪型ね」と黒柳から鋭いコメントが。今日は人気芸人ピースと、天然ボケで芸人を振り回まわす黒柳の緊張感あふれる(?)対決が繰り広げられる。
 番組内で紹介したピース 又吉直樹さんの書籍
 ☆「まさかシープで来るとは」 販売元:幻冬舎 1,400円(税別)
 ☆「カキフライが無いなら来なかった」販売元:幻冬舎 1,300円(税別)
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/110405.html
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 |2012(平成24)年 4月 5日(木) 井上 陽水 |第9200回
 └─――――――――――――――――――┘「30年ぶりの出演で熱唱&孫も3人に」ミュージシャンの井上陽水さんが1982年以来2度目の出演を果たす。30年前に出演した時のVTRが流れると井上さんの反応は…。最近の楽しみといえば、3人の孫たちとの触れ合う時間。井上さんが奏でるギターにのせて歌う8歳になる孫娘の歌声を特別に公開してくれる。そして今日は、黒柳の前で名曲「いっそセレナーデ」を披露する。 
 ☆番組内で紹介されたコンサート 井上陽水 LIVE 2012 Hello, Goodbye
 4月17日(火)・18日(水) 神奈川県民ホール
 7月12日(木)・13日(金)東京国際フォーラム ホールA(追加公演)全席指定 ¥8,400(税込)上記含め 全国26ヶ所で開催! 詳しくは井上陽水オフィシャルサイトでご確認ください 
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/120405.html
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 |2013(平成25)年 4月 5日(金) 大和田伸也、大和田獏 |第9455回
 └─―――――――――――――――――――――――┘「兄弟の爆笑秘話連発!」 3歳違いの兄弟・大和田伸也さん、大和田獏さんが仲良く2人で初登場。それぞれの妻や子どもも俳優として活躍する芸能一家としても知られる。兄弟は幼い頃から一緒に遊び、時には取っ組み合いのケンカもよくしたという。今日は、幼い日から口にすることなく胸に秘めてきた想いを吐露する2人。兄弟ならではの微笑ましいエピソードの数々が…。 
 ☆大和田伸也さんの初監督映画「恐竜を掘ろう」有楽町スバル座 ヒューマントラストシネマ渋谷 テアトル梅田ほか、全国公開中
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/html/130405.html
 ┏━━━━━━━━━┓     tv asahi
 ┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
 ┗━━━━━━━━━┛午後12:00~12:30放送
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 |2016(平成28)年 4月 5日(火) テツandトモ|第10220回 ※解説放送
 └─――――――――――――――――――┘「“一発屋”から再浮上!! 人気持続の(秘)舞台裏」お笑いコンビ「テツandトモ」が初登場! キャリア19年目で念願の出演に2人とも終始緊張の様子。一世を風靡してから10年以上経っているが、全国からの営業の依頼が途切れることなく続いている。未だ衰えない「なんでだろ~」の正式なやり方に黒柳が挑戦。またお馴染みの十八番芸と新たに取り入れた、テツさんのあの長い“アゴ”を使った仰天芸も披露する。さらに今まで語られなかった2人の家族秘話も初めて明かされる。 
 ☆新曲「泥の中の蛍」発売:ワーナーミュージック・ジャパン
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20160405.html
 ┌─―――――――――――――――――┐※解説放送
 |2017(平成29)年 4月 5日(水) 常盤貴子 |「妖艶着物姿!妻として・・・夫との日常は」
 └─―――――――――――――――――┘女優の常盤貴子さんが、着物姿で4年ぶりに登場。過去3回もユニークな着物姿で登場したが、今回も“常盤流”着物の着こなしを披露する。実は、意外と男勝りな常盤さん。趣味の温泉巡りでは、混浴でも全く平気。そして、愛車はクラシックカー。年代モノの車への思いを語る。8年前に、演出家の長塚圭史さんと結婚した常盤さん。普段はあまり話すことが無い、夫との日常生活を明かす。また、新ドラマでの共演者、浅丘ルリ子さんから、サプライズメッセージも! 
 ☆ドラマ「やすらぎの郷」月~金曜 ひる12:30~ 4月3日スタート
 ☆舞台「王将」 演出:長塚圭史 4月27日(木)~5月14日(日)下北沢・楽園
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20170405.html
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 |2018(平成30)年 4月 5日(木) 二階堂ふみ |「23歳の演技派女優 “不思議”な素顔は…」
 └─――――――――――――――――――┘大注目の若手演技派女優・二階堂ふみさんが着物姿で初登場! ドラマや映画、バラエティーでも引っ張りだこ、慶應義塾大学の現役女子大生でもある。黒柳の大ファンで、黒柳を真似して撮影した写真も見せてくれた。沖縄出身の彼女は小学6年生から芸能活動を始めたが、小学生の頃は友達が居なかったという。一人で過ごす放課後、映画好きの母がたくさん映画を観させてくれたのが、女優になったきっかけだったと言う。旅行が好きな二階堂さん、なぜか大好きなのは「飛行機の座席」! 飛行機に乗るとメジャーで座席を計り…!? 
 ☆ドラマスペシャル「探偵物語」4月8日(日)よる9時~
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20180405.html
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 |2019(平成31)年04月05日(金) 名高達男 草刈民代|※解説放送
 └─―――――――――――――――――――――┘「話題の昼ドラマで夫婦役を・・・意外な素顔とは」
 2017年に放送された、話題の帯ドラマ「やすらぎの郷」で夫婦を演じた名高達男さんと草刈民代さん。名高さんより15歳下の草刈さんは、幼い頃からテレビで見ていた大スターとの共演が叶い嬉しかったとか。今日2人は意外な日常を披露。名高さんは体型を保つ体操。草刈さんは今、はまっている「歌」! 映画監督の夫・周防正行氏が自宅で撮った映像を公開する。 
 ☆帯ドラマ劇場「やすらぎの刻~道」毎週 月~金曜 ひる12:30 4月8日(月)スタート!
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/2019040.html
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 ┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
 ┗━━━━━━━━━┛午後13:00~13:30放送
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 |2021(令和二)年04月05日(月) サヘル・ローズ|
 └─―――――――――――――――――――┘「育ての母が病に・・・親子の絆を深め」
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20210405.html
 ┌─―――――――――――――――――┐
 |2022(令和四)年04月05日(火) 村井國夫 |
 └─―――――――――――――――――┘「心筋梗塞」「コロナ」病に倒れ・・・妻の支えで復帰!」※解説放送
 ☆ミュージカル「ジョセフ・アンド・アメージング・テクニカラー・ドリームコート」4月7日(木)~29日(金・祝)日生劇場ほか 愛知・大阪公演あり
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20220405.html
 ┌─―――――――――――――――――┐
 |2023(令和五)年04月05日(水) 原沙知絵 |
 └─―――――――――――――――――┘「結婚し夫の転勤で「オーストリア」暮らしを」※解説放送
 ☆特捜9 season6 4月5日(水)よる9時スタート 初回拡大スペシャル
 ☆著書『心も体も心地よい 私のセルフケア習慣』宝島社
 https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20230405.html
 ┌─―――――――――――――――――┐
 |2024(令和六)年04月05日(金) 尾木直樹 |
 └─―――――――――――――――――┘「祝!喜寿を機に「7つの目標」を掲げ」
 https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20240405.html
 https://ja.wikipedia.org/wiki/徹子の部屋
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 ┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
 ┗━━━━━━━━━┛午後1:20~1:55放送
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 |2002(平成14)年 4月 5日(金) 池部 良 |第回
 └─―――――――――――――――――┘
黒柳「どうもしばらくでございました。今日で10回目のご出演なんですけど毎回びっくりするようなお話をしていただいてるんです。今日は奥様がこれだけは話すようにというお話がある。家の新築に関して涙なくしては聞けない」
池部≪ああ本当にこれは涙なくしては語れないなあ。今までに住んでた家が30数年立ってたんですよ。夫婦2人だけでは広いもんだからねえ全部壊して新しく立て直したの。≫
「暮らしやすい家にしようと」
≪それでねえ設計家の人も知っている人もおられるんだけど、まあねそういう人たちとやり取りしている間に感情の行き違いがあるといけないから知らない方をお願いしようというのが事の始まりなんですけどね。≫
「ええ」
≪まあその建築家が良いとか悪いとかじゃなくてなかなか思ったようにやってくれなかったんだよね。≫
「設計の段階で吹き抜けになってたんですって」
≪そう設計の段階で吹き抜けになっているから「これはちょっと困るよ」と言ったんです≫
「しゃれてるからいいんだけど冷暖房も大変だし夫婦2人だけだから(吹き抜けは)止めて欲しいとはっきりおっしゃたんですって」
≪”ハイハイ”言ってるから直してくれるんだろうと思ってたわけ。今冷暖房の話になったでしょこれがねひどい目にあっちゃったわけ。≫
「出来上がったら吹き抜けになっていてしょうがないからそのままお住まいになってたら」
※池部さんは吹き抜けにはしないでくれと言っていたが出来上がったら吹き抜けになっていた
≪5月になって引渡しがあってね「やれやれこれはいい家だな」って言ってたんですよ。でも暑く(夏に)なってきたら冷房が効かないんですよ。それと吹き抜けになってるから天井が抜けてるんで日差しがすごいんですよ。≫
「奥様家の中で日傘さしてるって」
≪日傘さしてね(会場笑い)ローブデコルトってご夫人がこんな長い手袋あるでしょ、それはめて包帯して≫
「日が当たっちゃうから」
≪それからサングラスして(会場笑い)≫
「もちろん日焼け止めクリームなんかも塗って」
≪ああもちろん。それでもって熱いから夫婦でねえ生き絶え絶えなの≫
「新しいお家でそれじゃあねえ。それで直して欲しいということになったら直してもらったんだけど見栄えが悪くなって」
≪見栄えはそうでもないんですけど。とにかく工事やってる最中冷暖房全部直すって天井全部はがしちゃったのよ。そういう工事をやってる家に今までずーと住んでたわけよ。またつまんない原稿でも書こうとしたらガガガガガってうるさいから書けない。家内も大きな声なんだけど聞こえないんだね≫
「声も聞こえないぐらいの物音」
≪聞こえないから怒ってね夫婦喧嘩になってね。とにかく今も(工事)やってるんですけどね≫
※池部さんの奥さんが池部さんを呼ぶ声が聞こえないので喧嘩になる
「今もやってるんですか。外側のタイルなんかもバラバラはがれてきちゃったのもある」
≪よく分からないけど接着剤の具合が悪くてはがれてきちゃったの。”申し訳ない。申し訳ない”って工事の施工会社が言うわけよ。研究しましてやり直しますからって言って全部はがしたわけよ≫
「どういうわけか分からないけど池部さんの書斎に水がはいってくるんですって」
≪本を見たら濡れてんだね。よく見たら本棚の後ろから水がジュジュジュジュジュって≫
「雨漏り。す・・ごい」
≪これ自慢する話じゃないからあまり詳しく話せないけど≫
「なにか新品を頼んだのになにか中古の家に住んでるような感じなんですって」
≪そうねえ中古っていうか中ぶるっていうか≫
「涙がかれるほど泣いちゃうことだったんですって」
≪今涙が枯れちゃってね声も出ないんですよ≫
「本当にね奥様もお若い方で20ぐらい若い方でしたかねえ。20ぐらい若いんだけどとにかくコンパクトにね住みやすい家にしようって思ってたのに家の中で日傘さしたり雨がもってきたりそれはひどいですよね。でもまだ(工事)やってる」
≪ええ≫
「去年の5月に渡されたものがまだ工事をやってる。でもそんなに怒ってらっしゃると元気が出るんじゃないですか?」
≪最初は怒ってたから元気なのよでも怒り尽くしちゃってね元気がなくなってきちゃう。≫
「元気な方なんでそれはいいんですけどもうご結婚して41年」
≪そうですね≫
「ずいぶん若い方とご結婚なさったっておっしゃってたんですけど随筆30冊ほど書いてらっしゃるんですけど”(奥様に対して)ありがとう”みたいな事は書いてらっしゃらないんですって」
≪ああ1つもないんじゃないかな≫
「本当に!」
≪僕は東京生まれで東京育ちで照れ屋ってとこもあるんですけどねえどんなに心で感謝してもねえ口に出すのは辛いのよ。自分が惨めになっちゃう≫
「ああそう。そこが男の人のプライドなのかなあ」
≪素直にねえ家内にねえ「ありがとう。毎日本当にありがとう」って1時間ごとに言ってやりたいの≫
「奥様がご覧になったらそういうお気持ちですので内助の功ががあったと。でも奥様は感謝してないって時々おっしゃるんですって(笑)」
≪「口だけだ」って。僕が本当に心から感謝してるって信用しないんだなあ≫
「1時間ごとに感謝してるって言いたいぐらい感謝してるって」
≪これから30分ごとにしようかな(笑)≫
「ご飯のことから本当に気を使ってねえ」
≪本当にそう思うなあ。なぜか家内は全部自分でやりたがる。とてもいい癖なんだけどご飯の仕度ってのは3度3度でしょ。昼飯夕飯何を作ろうかって考えるのは大変だと思うなあ。≫
「お手伝いさんもなく奥様一人で」
≪いや手伝いいるんですけどね≫
「全部自分でやりたいと。お元気だから全部自分でできるんでしょうね」
≪そうねえ。でもそうねえって言ってしまうと「そんなことないわよ私は弱いわよ」っていうんですけど。≫
「今日だって池部さんの出演に当たって家の事は絶対しゃべるようにと言われたんでしょ」
≪これ言うとまた怒られちゃうんですけど言われてきました≫
「今までずいぶんいろんなことお話してくださったんですけど外国の女優さんのこと。奥様が知らないこともあって大変なことになったこともあんのね」
≪なるべくならね彼女が全部知っていることを話したほうがいい≫
「池部さんは映画スターですから演技の方は皆さんご存知なんですけどお書きになるものが大変に評価されてさっき申し上げましたが30冊ぐらい」
≪はい≫
「向井聡さんていう文芸評論家の方がこの一月に亡くなってしのぶ会があって」
≪向井さんはねえ純粋な文芸評論家でねえ1度しかお会いしてなくて遠い人だと思ってたんですよ。去年ねえ向井さんが”残る本残る人”という評論の本を出されたんですよ。その中にねえ僕の書いたものが1篇載ってるのよ。≫
「ええ」
≪それでねえ丸谷才一さんから言わせるとねえ(向井さんは)褒め上手の褒め殺しみたいな人っておっしゃってたのよ。(向井さんが)褒めてくださってうれしくてねえ僕にとっては恩人みたいな人と思ったところ亡くなって残念で≫
「それでしのぶ会にいらっしゃたと。取り上げてくださったのは”そよ風時にはつむじ風”のことでお父様とお母様のことをお書きになった」
≪親父とお袋というより親父とお袋と私と≫
「ご存知だとは思いますけどお父様は画家で漫画家で池部等さんといってお母様は岡本一平さんというすごい漫画家の妹さん。岡本太郎さんのおばさんにあたる。」
≪そうね叔母さんにあたります≫
「だから爆発だって言う方と池部さんは従兄弟同士」
≪そうです。9つ違うのかな≫
「そういうお父様のことお母様のことをお書きになった本が載ったんです。この前出ていただいたときに話が途中になったんですけど奥様と一番最初にお会いになった時にまだお互いがご存知ないときに”青い山脈”っていう大変大ヒットした映画で(池部さんが)30でいらしたんですけど大学生の役をやってらしたんですけど立教女学院でテニスのシーンを撮ってらしてその時に低学年の子がその辺でちょろちょろ見てた」
※池部さんが出演された映画「青い山脈」でテニスのシーンがありその撮影を立教女学院でしていた
≪スギヨウコさんとテニスをするシーンがあるんだけどバックに誰も来ないように助監督やらが人をどけていたの。そこにねえゴマみたいのが≫
「ゴマだって。ちっちゃいのが」
≪小さいのがいるから「ここ撮影やってるの向こうへ行ってちょうだいね」って言ったの。そしたら「私の学校です」って生意気に言ってねしまいに「どけ!!ガキ」って言ったらねそこの中に彼女がいたらしいんだな≫
黒柳「ごまの中にね(笑)。それが池部さんが最初にあちらを見てゴマ(池部さんの奥様)が初めて池部さんを見た時だった。その後偶然のことでお見合いということになってボウリング場でなんか」
池部≪今はなくなっちゃったけど青山に日本で初めてできたボウリング場があったんですよ≫
「知ってます。人間が手で並べてていやでしたよね(笑)」
≪そこでねラジオのパーソナリティをやっておられた南谷さんという人がいてこの方がねぼくも知ってるし家内の方も知ってたんですね。どういういきさつがあったか知らないですけど”いいお嬢さんがいるんですけど見合いはいかがですか”って。まあまあって感じで≫
「その時は映画スターでいらしたんですね」
≪もちろん。で彼女の方にも何か話したんでしょう。でいよいよボウリング場でお会いしますからということになってそしたらラジオのパーソナリティだから話はうまいけど芝居は下手なのよ。≫
※今の奥様と池部さんが偶然出会うという設定だった
「フフ」
≪言ったらばそこにはゴマが。いやゴマじゃなくて≫
「元ゴマ(笑)」
≪いるんですよ。ぼくの方は見向きもしない。南谷さんがいたから「こんにちは」って言ったら(南谷さんが)「いやあしばらくですね偶然に」って。何が偶然だって≫
「芝居が下手なのね」
≪それから一緒にボウリングやりませんか?ということになって。それが見合いだったということで≫
「でも奥様と21年も結婚されてるんですからその南谷さんという方がね。奥様はそれが見合いだって知ってたのかしら?」
≪いやいや今にいたるまで知ってたのかもしれないけど「知らないわそんなこと」って。大体池部良っていう映画俳優のことを知らなかったんです≫
「年齢がね」
≪いや年齢じゃなくて映画を見てないの。私が好きなのはゲーリークーパーとね・・・・・≫
「ロバート・テ-ラー」
≪そう。池部良ってのは誰?それって感じで≫
「でも絶対あのころ日本映画みんな見てましたからね」
≪池部良知らないっていうのもおかしいと思うんだけどね≫
「最近お書きになった”心残りは・・・”という大スターが語る日本映画の黄金時代たくさんの人のことがでてるんですけどでも表紙の絵があれ(気に入らない)何ですってねえ」
≪これ気に入らないのよこんな長い顔してないよ僕は≫
黒柳「当時の映画スターが黄金時代を書いてらっしゃるんですけどまあ大抵池部さんのは笑いながら読んであとでジーンとするっていうのがあるんですけど紹介したいと思うんですけど。お父様とお母様と一緒に住んでらした家での事でいい話があるんです~ここから文章朗読~。この”心残りは・・・”というのは映画スターとしての一種の自叙伝」
池部≪これはねおととしかな東京新聞に100回で連載したんですよ。”この道”って≫
「そうそうそうそう。いろんな方のことをねよく覚えてらっしゃるなって。全然違うんだけど夏目漱石の”坊ちゃん”の雰囲気がユーモアの感じが共通したとこあるように思っちゃうんですけど」
≪いやあそれはとってもうれしいんだけど夏目漱石は東京の人間でしょ。そういうところが関連性があって≫
「そうかもしれませんねえ。もう終わってしまいますけどまた来て頂くんですがどうぞお家がなるべく早く(笑)」
≪ああ、ありがとうございます。≫
「気持ちよく住めるといいですね」
≪応援してください≫
「私は応援してもねえ(笑)。工事が終わるだけでもねえ物音がしなくなるだけでもねえ。ありがとうございました」
 http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2002/h14-4-5.html

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