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┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
┗━━━━━━━━━┛13:15~13:55
①1976(昭和51)年06月14日(月)ディック・ミネ
②1977(昭和52)年06月14日(火)勅使河原霞?(生け花・草月流二代目家元)
③1978(昭和53)年06月14日(水)池田理代子?
④1979(昭和54)年06月14日(木)荘村清志?
⑤1982(昭和57)年06月14日(月)牧村三枝子
⑥1983(昭和58)年06月14日(火)子鹿番?
⑦1984(昭和59)年06月14日(木)西村晃
⑧1985(昭和60)年06月14日(金)熊倉一雄
⑨1988(昭和63)年06月14日(火)佐藤B作
⑩1989(平成元)年06月14日(水)本木雅弘
⑪1990(平成二)年06月14日(木)大空眞弓
⑫1991(平成三)年06月14日(金)竹内海南江
⑬1993(平成五)年06月14日(月)ショパン猪狩
⑭1994(平成六)年06月14日(火)栗原すみ子?
⑮1995(平成七)年06月14日(水)白竜
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┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
┗━━━━━━━━━┛13:55~14:50
⑯1996(平成八)年06月14日(金)長門裕之
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┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
┗━━━━━━━━━┛13:20~13:55
2001(平成13)年06月14日(木)松居一代
2006(平成18)年06月14日(水)かづきれいこ
http://www.tisen.jp/pukiwiki/?%C5%B0%BB%D2%A4%CE%C9%F4%B2%B0%A1%CA1976%A1%CB
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┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後1:20~1:55放送
┌─―――――――――――――――――┐
|2002(平成14)年 6月14日(金) ロザンナ |第回
└─―――――――――――――――――┘
http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2002/h14-6-14.html
┌─―――――――――――――――――――┐
|2006(平成18)年 6月14日(水) かづきれいこ |第回
└─―――――――――――――――――――┘「元気メークで大注目」
http://up-beat.pos.to/tetsuko/t_calendar.htm#2006年
┌─――――――――――――――――――┐
|2010(平成22)年 6月14日(月) 玉置 浩二 |第回
└─――――――――――――――――――┘「安全地帯復活!病と恋路を」 「ワインレッドの心」「「恋の予感」などのビッグヒットで知られる、安全地帯が7年ぶりに活動を再開。玉置浩二さんが15年ぶりに登場する。最近、様々な噂が絶えない玉置さん。「黒柳さんに、50代になった現在の胸中を明かしたい」と前置きしながら、旧知の仲である黒柳に心を込めて語ってくれた中身とは?話の合間にギターを爪弾きながら、素晴らしい歌声を披露する場面も。
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◎CD「安全地帯 Hits」6月23日発売 番組中の歌「ワインレッドの心」も収録
お問合せ 045-330-7213 ユニバーサル ミュージック合同会社 ユニバーサル ストラテジック カスタマサービスセンター
◎全国ツアー (7月3日 横須賀を皮切りに全国ツアー)
7月18-19日 愛知中京大学文化市民会館 お問合せ サンデーフォークプロモーション052-320-9100
8月 4日 東京国際フォーラムA お問合せ ディスクガレージ 03-5436-9600
9月6・7日 グランキューブ大阪 お問合せ キョードーインフォメーション 06-7732-8888
◎その他全国27都道府県35公演 お問合せ ローソンチケット 0570-084-706
(受付日時 6/14(月)13:30~6/15(火)23:00)※特設電話のため上記以外はつながりません
◎番組内で披露した歌・「Cherry」は5/26発売のCD『安全地帯XI』発売元:ユニバーサル ミュージック
「愛の讃歌」はアルバムには入っていません
◎スタジオで紹介した犬「ティーカッププードル」生後3ヶ月の為、免疫力が弱く、出演者と相談の上、3コーナーのみの出演です
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/100614.html
┌─――――――――――――――――――┐
|2011(平成23)年 6月14日(火) 多岐川裕美 |第8994回
└─――――――――――――――――――┘「愛娘が2世婚…心境は!?」 女手一つで育てた愛娘の華子さんが、22歳という若さで結婚した多岐川裕美さん。新郎の母が仁科亜季子さんという事で、「美人女優 2世同士の結婚」と話題になった。挙式では多岐川さんが華子さんと2人でバージンロードを歩いたが、こみ上げる嗚咽を堪えるのに必死だったという。今日は、感動的な披露宴の様子をVTRで紹介する。
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/110614.html
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|2012(平成24)年 6月14日(木) コンサートチューナー 高木裕|第9250回
└─――――――――――――――――――――――――――┘「100歳お宝ピアノ分解調律プロの繊細な技」 調律師の高木裕さんを迎える。19歳でピアノ調律を始めたが“20世紀の大巨匠”といわれるピアニスト・ホロヴィッツの初来日コンサートにショックを受け、ニューヨークに渡り調律を一から学び直した。ホロヴィッツが弾いたピアノで現存しているものは世界に2台しかないという。そのうちの1台が高木さんの元へ来ることとなり…。
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☆ホロヴィッツが使用したピアノによるコンサート
「江口 玲 ピアノリサイタル」6月19日(火)19時開演 浜離宮朝日ホール
<お問合せ>タカギクラヴィア株式会社 Tel:03-3770-9611
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/120614.html
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|2013(平成25)年 6月14日(金) 叶和貴子 |第9505回
└─―――――――――――――――――┘「30代でリウマチになり闘病の日々」 “和服美人”として名を馳せ、艶やかな演技で多くの人を魅了した叶和貴子さん。子どもの頃から健康優良児で、中学生時代はハードルの選手として活躍していたが、30代半ばで「関節リウマチ」を発症。20年以上にわたる闘病生活を続け、痛みと付き合いながら生活をしている。昔は出来ない事があるとすぐに諦めてしまったが、今は工夫をしたり人に頼ることが出来るようになったと笑顔で語る。
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/html/130614.html
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┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後12:00~12:30放送
┌─――――――――――――――――――┐
|2016(平成28)年 6月14日(火) 篠原ともえ |第1027回 ※解説放送
└─――――――――――――――――――┘「亡き祖母から受け継ぐ「ものづくり」の魂」自身がデザインした椿柄の布地を使い、自ら仕立てたという着物で登場するのは、すっかり“大人の女性”になったと話題の篠原ともえさん。16歳で歌手デビューし、その超個性的なファッションと賑やかな立ち振る舞いで人気者となったが、近年は松任谷由実さんのコンサート衣装を手掛けるなど、夢だった「デザイナー」としても活躍している。その夢を後押ししてくれたのは、「亡き祖母の着物」。デザイナーになる“使命感”をも感じさせた着物の秘密とは。
☆「和の事はじめ☆篠原ともえ」6月15日(水)~21日(火)伊勢丹 新宿店(本館7階=呉服)
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20160614.html
┌─――――――――――――――――――――――――┐※解説放送
|2017(平成29)年 6月14日(水) 鳴戸親方(元大関 琴欧洲)|「異国で奮闘中!今年4月 念願の部屋を興し」
└─――――――――――――――――――――――――┘19歳でブルガリアから来日し、「角界のプリンス」として人気を博した元大関琴欧洲が、鳴戸親方となって今年「鳴戸部屋」を設立。倉庫を改装し土俵から台所まで、3人の弟子と一から作った様子や、「部屋」での日常を、貴重な映像と共にお伝えする。また親方が愛して止まない奥様も登場。20歳の時に名古屋のコンビニで…という出会いの秘話も披露。結婚前に破局危機に陥ったという、親方の「日本語の言い間違い事件」も明かす。
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20170614.html
┌─―――――――――――――――――――――┐※解説放送
|2018(平成30)年 6月14日(木) フジコ・ヘミング |
└─―――――――――――――――――――――┘「世界を魅了!“魂のピアニスト”演奏披露」
60代後半でデビューし、80代になった今でも世界中で活動を続けるピアニストのフジコ・ヘミングさんを迎える。パリ、東京、京都、サンタモニカに家があり、お気に入りのアンティークと猫たちに囲まれて暮らしているという。実はフジコさんは、ピアノだけでなく絵の才能にも溢れている。今日は終戦の翌年、14歳の夏に描いた絵日記を公開。色彩豊かな描写に注目!
☆映画「フジコ・ヘミングの時間」6/16(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー
☆書籍「フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記」暮しの手帖社より 6/23(土)発売予定
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20180614.html
┌─―――――――――――――――――――┐
‡|2019(令和元)年06月14日(金) 東海林のり子 |※解説放送
|2019(令和元)年05月28日(火) 東海林のり子 |※放送休止
└─―――――――――――――――――――┘
‡6/14(金) 「85歳…元祖「事件リポーター」の現在」
5/28(火) 「85歳…元祖「事件リポーター」が語る亡夫」
2019(令和元)年05月28日(火) 報道特別番組のため放送を休止します。放送を予定していた東海林のり子さんの回 につきましては、放送日が決まり次第、番組HPなどでお知らせいたします。
事件リポーターの元祖と言われ一世を風靡した東海林のり子さんは現在85歳。当時の報道取材は男性中心だったが、「男に負けたくない」の一心で頑張っていたという。特別に当時の取材ノートを公開する。そんな東海林さんは大学の3年後輩だった夫と恋愛の末に結婚したが、昨年8月に他界。今では夫がプレゼントしてくれた猫が唯一の話し相手なのだとか。
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20190614.html
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┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後13:00~13:30放送
┌─――――――――――――――――――┐
|2021(令和二)年06月14日(月) 冨士眞奈美 |
| ・岩崎リズ |
└─――――――――――――――――――┘「親子で登場!“過保護”な母に娘は・・・」
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20210614.html
┌─――――――――――――――――――┐
|2022(令和四)年06月14日(火) 池畑慎之介 |
└─――――――――――――――――――┘「古希目前で骨折し…ご近所づきあいの大切さを痛感」※解説放送
☆「SHINNOSUKE 古希スペシャルディナーライブ」8月1日(月) 丸の内・コットンクラブ
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20220614.html
┌─―――――――――――――――――┐
|2023(令和五)年06月14日(水) 中村雅俊 |
└─―――――――――――――――――┘「後輩 渡辺徹さんが61歳で急逝し…」※解説放送
☆中村雅俊 Billboard Live 2023 ~The Look Of Love~
6/29(木) ビルボードライブ横浜
7/06(木) ビルボードライブ大阪
7/07(金) ビルボードライブ大阪
7/20(木) ビルボードライブ東京
7/21(金) ビルボードライブ東京
https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20230614.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/徹子の部屋
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┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後1:20~1:55放送
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|2002(平成14)年 6月14日(金) ロザンナ |第回
└─―――――――――――――――――┘
黒柳「本当にお久しぶりでした。でもこの前来て頂いた時は2年ぐらい前でしたか。お孫さんがお出来になったということで”おめでとうございます”と申し上げようと思ったらおばあさんになったといわれるのが嫌なんだって?」
ロザンナ≪いや、実感が無いんですよね。何て言わせようというのが凄い問題で孫は孫に違いないんだけども孫という言葉が凄好きじゃない≫
「バーバーとかそんな風に呼ばせようとか」
≪絶対ない≫
「ロザンナちゃんって呼ばせたら。子供はそういう風に覚えんのよ。」
≪ロージーって呼ばせようかと思って。私のニックネームはロージーだから。でも小さい子は”オジ”っていうだろうからおじさんに見られるかも(笑顔)≫
※家族写真が登場。着物を着て孫を抱いているロザンナさん
「これが皆さんねえ生まれたばっかりなのにこんなにお人形さんみたいに。」
≪本当に可愛い≫
「ご長男も27ですって?」
≪27です≫
「あの時あんなに小さかったのにもう13回忌が来るという事でしょう。右がアイちゃんという(長男の)お嫁さんです。後ろに立っているのが」
≪次男と長女≫
「次男のシモン君が・・・」
≪いやライモンですね。24歳になります≫
「できれいなお嬢さんが」
≪マリオン20です≫
「だからあの時はマリオンちゃんは小さかったのね。小学生の」
≪3年生になったばっかり≫
「だけどあなたがあんなに辛い思いをなさって13回忌になるというと子供が大きくなって」
≪もう大丈夫ですね。≫
「でもあなたは長いこと悲しそうでしたからね。」
≪これはどうにもならないですね≫
「それとこのあなたがお召しになっているグリーンの着物、本当はアイちゃんに着てもらおうと」
≪これはシモンのお宮参りのときにきた着物≫
「この着物を着てもらおうと思ったらあいちゃんはあいちゃんで」
≪お婆ちゃまの19歳の時の着物を≫
「長男のお嫁さんのあいちゃんのお婆様が19歳の時のお着物なんですってね。でもこうゆうのをするたんびにヒデが生きてたらって思います?」
≪思うんですけども生きてたらこうゆう場面(長男の結婚)がまだ無かったかもしれない。22歳で長男は結婚しましたからパパが生きていたら冗談じゃないよ、まだ早いって言ってたかもしれない。≫
「ただ長男のシモン君が結婚しようと思うと22の時に言って結婚しようと思うと言った日にちが」
≪これは父さんの子だなと思ったのは普通は22で仕事も安定してない状態で結婚したいといったらばだれだって反対するじゃないですか。結婚しようと思うって言った時「ええ!!いつごろ」って言ったら「6月の17日にしたい」って言うの。4月の終わりごろに。「お前さあ6月17日って何の日か知ってんのか?」って6月17日ってパパの死んだ日なのね。「僕はさあこの6月17日っていうのはずっと悲しい嫌な日って思ってたけども、結婚して良い日に変えたい」って言われたらやられたね≫
「悲しい日ではあるけども長男の結婚式の日なんだから結婚記念日で彼はきっと考えたんでしょう。その時子供でもできたのかなっと思ったらいきなり結婚したいってねえ」
≪結婚したいって言うから「あれ!!」と思ったんだけども全然そうじゃない≫
「あいちゃんという人も割りとヒョロッとしてるそうなんですけどもすぐに生まれたそうなんですけども、その(孫が)生まれる前の日かなんかに一緒に散歩してたんですって?」
※ロザンナさんと娘さんと長男の奥さんと3人で散歩をした
≪娘と3人で歩いていて普通(妊娠していて)お腹が重いからゆっくり歩くのにスタスタと歩いて。今日さあラーメンでも食べに行こうと近くのラーメン屋さんに連れて行ったらズルズルズルって食べちゃって帰りもスタスタ帰っちゃうの。もうちょっとゆっくり歩きなさいって言ったら「大丈夫明日出すから!!」って(笑)≫
「予定日はまだ先だったんでしょ」
≪そう1週間ぐらい先だったんです。本当に出しちゃった(出産した)んですよ≫
「それで次の日の朝方に病院に入ったんでお弁当を持っていってあげようと」
≪そうそう6時半ぐらいに病院にいったんで、初めての子供だから私も経験あるけどもすぐに生まれるなんて夢みたいな事はないと思うけども8時ごろになったからおにぎりでも持っていってあげようと、娘とまさか病院に入ったら「(子供が生まれて)おめでとうございます」なんてことになったらって冗談を言ってたら「おめでとうございます。とっても楽なお産で」って。ハッと見たら息子が赤ちゃんを抱いて。なんだか緊張するまもなく心配するまもなく居たんですよ≫
「その赤ちゃんがどうしたことかイタリア式に泣くんだって?」
≪あの手のつかいかたがダイナミックなんですよ。あれは多分遺伝子。4ヶ月ぐらいの時に興奮すると手が上がって。≫
「でも本当に可愛くて、上手に赤ちゃんのお人形を作る人が居るけどもその赤ちゃんのお人形みたいに可愛いわね。」
≪(家族写真を撮る時に)私達がしたくをしていた時は寝ていたんですよでも写真を撮る時はパチッと目をあけて。私は3人子供がいるんですよ。日本で言うハーフに当たるんですがこの子(孫)はクウォーター(4分の1)になるのに真っ白で本当にイタリアの血が濃いみたいですね。かわいいですよ≫
「自分の子だったらないててもその辺に置いとけばいいけども孫だったら心配で」
≪どうしていいか心臓がキューンとなっちゃうんですよ。自分の子供だったらちょっと泣かしてもほっといてもいいかなって。分かるじゃないですか。ゲボ吐いても死にはしないとおもうけどもこの子がやると死んじゃうんじゃないかって思って≫
「しょっちゅう会ってるの?」
≪結構しょっちゅう会ってる。会うたびに大きくなってるし、会うたびに表情が変わってるし。3ヶ月まで一緒に住んでたんですけども≫
「別れは辛いけどもたまに会えれば」
≪そうそうそう。昨日娘にあいちゃんから電話があってやっとパパ・ママが言えるようになったって≫
「え!!もうそんなになったの。何ヶ月?」
≪7ヶ月になったんです。≫
「7ヶ月で普通パパママ何て言わないわよ、あなた」
≪あらうちの子天才かしら。≫
「(会場に向かって聞く)普通言いませんよね。ほら言わないって」
≪おしゃべりになるかもね。この2週間ぐらい前に家に預けられてた時は・・≫
「あいちゃんはパーカッションニストなんですよね。お仕事に行く時は預けていくの」
≪預けられた時に眠くなった時に「んーんー」ってママを探しているのがあったんですけどもそれがママって言うようになっちゃったの≫
「イタリア語教えたら。話は変わるけども」
≪いったんですよ、私はこの子にはイタリア語でしかしゃべらないからねって。でもすぐに日本語でしゃべっちゃう(会場笑)≫
「イタリア語でしゃべった方がいいと思うわ。子供だったらバイリンガルすぐなんだから。」
≪内の子供たちにイタリア語を話さなかったのはパパがしゃべれなかったから。なにか秘密をしゃべってると取られるのは嫌だったから。でもなんでイタリア語を教えてくれなかったのって子供に叱られたんですよ大きくなってから。だからこの子には教えようかなって≫
「絶対そうよ。子供なんてすぐに覚えるから。さて今だから話せるんですけどもコマーシャルを挟みまして彼が亡くなって納骨式で悲しみにくれてる時に親友の男の人がおっしゃった一言が」
≪はらわたが煮えくり返る≫
「こんな事があるんだなって。コマーシャルを挟みましてこのお話」
≪(うなずく)≫
黒柳「悲しい悲しいヒデの納骨式が終った後に」
ロザンナ≪暑い日だった。8月の初めで熱いあそこに置いとくのが辛くてね。彼の親友とか親戚とかとお茶を飲んでいて彼の思い出話をしていて。そこにすごく遅れて外国からきた人が来てこの人は親友を通り越して本当に縁の深い人で、お酒を飲んでるうちに話がとんでもない方向へいっちゃいまして「さあお前もがんばれよ。これからは女として生きなさいよ」って。なんでこういう時にこういう話をするのかなって。「ヒデだって好き放題やって俺は大変だったんだから」、ハッ?てなにそれって≫
「彼の日本のお友達ね。親友が」
≪つまり彼が入院している時も病院に来ていた女性がいてそれも若い子で面倒も見てると。もうねえ≫
「そう言われてみればその親友というい人が来ている時に限って」
≪(ヒデさんが)早く帰っていいよっていうんですよ≫
「その時はなんとも思わなかった?」
≪いや私も子供がいるから早くに帰ってあげたいけども「もう帰るのかって」悲しそうに言うから、でもねえ月に何回か今日は彼が来るから早く帰っていいよって。それが後で考えてみると全部ツジツ・・・≫
「つじつまがあう。」
≪そしたらここに飾ってあった彼の写真をぶん殴って蹴っ飛ばしたんですよ。≫
「ようするにあなたが帰ったあとにその親友という人が間に入って彼に」
≪あわしてたんです。≫
「死んじゃった後だからね」
≪生きてれば殴りあいでもすればどうにかなるけども。何もこんな日にそんな事を言わなくても自分(親友)の胸に閉まっておけばわからないじゃないって思ったんですよ。その人は名前も聞きたくないし、2度と会いたくないと思ったんですよ。でもその一言のお陰で私は生き直すことができたんですよ≫
「それはどういうことで?」
≪私はヒデのことしかなくてずっとヒデだけを見ながら生きてきたのに彼が生きてるうちにこれだけの事を私にしてたんだったら私ももう1回女として生きてみようじゃないかという開き直りみたいなのができたんですよ。それでミニスカートを履きネイルサロンへ行き「ヨッシャー」って。まあたいしたロマンスも無かったんだけども気持ちはね≫
「その”なにくそ”って子供たちと生きていくぞって気持ちが湧いたのは、1回イタリアにお帰りになったじゃない傷心の旅とか言って。そのままイタリアのお父さんのところに帰っちゃおうかと思ったんだけども」
≪そうそうそう。こんな若い木を引き抜いてしまったらちゃんと土に根をおろせるか考えて行動したほうがいいよって言われて”グサ”ですよね。お父さんは喜んで帰っておいでって言ってくれるのかと思ったら。親っていうのはそういうものなのかなって帰って欲しくても孫のため、子供のために我慢するのが親なのかなって思って≫
「違うとこの土地に植えたら上手に育つか分からないというのはお上手な例えですよね」
≪いや家のお父さんっ(ロザンナさんのお父さん)て本を読んだりテレビドラマを見たりする人じゃないんですよ。根っからある心から出てきた言葉だったからちょっと素敵な人だなってちょっと見直したんですよ≫
「17歳の時に日本にいらして18歳の時に彼に会ってもうヒデしかいないていう生活だったんですから。結婚はどのくらいしてらしたんですか?」
≪結婚は15年です≫
「ああそう2人で歌ってる時間が長かったからね。」
≪全部で22年くらいで≫
「ヒデとロザンナっの歌は本当に良かったんで一緒にいたのは22年だったんだけども、日本に来てよしやってらるぞって他所の国の人が日本でやるのはね。でもみんなあなたに親切だったんじゃないんですか?」
≪いやあどこに行っても温かく迎えてくれるし、何も出来ない私でも1つ褒められる事を見つけてはそれだけしか言ってくれないし本当に日本に残っていて良かったと思います≫
「その親友という人もお酒を飲んだからってそんなことを言っちゃうっていうのもどうかと思うんだけども逆にいえばそれが」
≪いや多分彼(親友)の私に対する思いやりだと思います。今考えれば。がんばれよって。私の性質を知っているからこの人はこのまま家の中に閉じこもって死んじゃうんじゃないかって思ったから彼(ヒデ)だってこうだったんだからお前だってもう一度がんばれっていうメッセージだったんでしょ。でもタイミングが悪くてそういうところで言われちゃったから≫
「それはねえ」
≪でも2,3年家に閉じこもってから聞くのよりは良かったかもしれないです。≫
「でもそれからがんばって今講演のお仕事とかずいぶん」
≪歌もチョコチョコしてます≫
「そうですってねえ。あなたの事を好きな人がいるってことが良かったですねえ」
≪良かったです≫
「日本にて心細い事もあったと思うけどもヒデと一緒にいて教えてもらった事もあったでしょ?」
≪親が教えてくれた事が半分だったら彼が教えてくれた事も半分かもしれません。≫
「明治の男の人みたいだったでしょ」
≪そうそう。お母さん明治時代の人だから≫
「そういうことでは日本の色々な仕来たりだとかヒデが教えてくれたと思いますからね。でもお元気そうで」
≪私ね年取ったら暗くなるだけの人生かなって思ってたのね。でも50の声を聞いて年を取るってこんなに楽しい事って思うようになったんです。孫が生まれたって言うのもあるんですけども年を取らないとそういう幸せって味わえないじゃないですか。赤ちゃんが生まれたのもそうだし気持ちがすごく穏やかになったような気がする。40代のときは女なのか年寄りなのかなんなのかわかんない。今50代で550代は50代で輝ける歳だなって≫
「今日本も”50代からの輝ける女達”っていうグループがあるぐらいですからね」
≪健康だけ保てば130まで≫
「いきますか(笑)」
≪ハハハ(笑)≫
黒柳「でもヒデが手術だなんだって病院に入っている時にお金が段々無くなってきて、芸能人ってお金を持ってると思ってますけどもみなさん持ってないのね」
ロザンナ≪入るけども使っちゃうんですよね≫
「そうなんですよね使う事があってどんどんお金がなくなっていって仕方がないから彼の車を売ろうかって」
≪売っちゃたんですよ≫
「息子に相談してでしょ」
≪息子は小さかったからね。まだ14でしたからね。≫
「でどうしようかって言ったらいいじゃないと。その車は売っちゃたんだけどヒデのほうは自分が良くなると思ってるから」
≪そうそうそう。たまにエンジンかけてくれよとか、風とおしてくれよとか。エンジンかけてあげないとエンジンだめになるからとか言って。いつも嘘ついてるからグサってなるのよ≫
「そうよね。」
≪2,3年前までは夢に出てくるんですよ。いきなり帰ってきて車がない。どうしよって(笑)≫
「そこはつらいわね。私いつまでも忘れられないんだけども(黒柳さんの)免許証が切れちゃって普通は(更新が)警察署でできるのに遠い大森の先のほうまで行かなくてはいけなくなってそこで写真を写したりして待ってたの。そこに男の人が点滴をつけて座ってたのね。そしたらその人の奥さんの人と隣り合わせになったのね。「ご主人ですか?」って言ったら「そうなんです」って言うのね。「あの人(点滴をつけた男の人)病院で長くないって言われてるのに免許証が切れたら嫌だからって言って今日来るって言うのよ」って言うんですよ。本当に辛いだろうなって思うのよ。「あの人に後でもいいじゃないって言ったのに切れたら面倒だからって」。「ああそうですか。でも良くなるかもしれませんよ」って言ったんだけどもそれが分かって来てる奥さんて辛いだろうなって思って忘れられないんですけども。(ヒデさんの)ジャガーを売ってしまったんだけど、(病気が)治って帰ってきたらうれしいんだけどもどうしようって」
≪そういう時はそういうときで話し合えば私が贅沢するために売ったんじゃないって言えば分かってもらえるだろうし≫
「2人で話してたのよねヒデが中野サンプラザで歌ってるのを見ててね。最後の舞台みたいになったんだけども坂本九さんのヒット曲をいろんな歌手の方が歌ったの。その時にハンサムでね」
≪かっこよかった≫
「オールバックでね。前からオールバックにしてたら良かったのにあの時が最初のオールバックでね。2人で見ててねいい男ねって。その時くらいから悪くなっていった」
≪ちょうど亡くなる前の年でしたね。≫
「10月ぐらいでしたかね」
≪10月ぐらいから急にお腹が痛いって言い出したんです≫
「そのちょっと後ぐらいで一番ハンサムな時でしたのにね」
≪そうそうそう≫
黒柳「まあお料理の本とか色々出してらっしゃるんですけども、さっきのような彼に対して言いたい事とか書いた本を今度」
ロザンナ≪はい、もうでました≫
「”天国の夫へ 13年目のラブレター”。」
≪私ねえラブレター1回しか書いてなくて、彼が入院している時に。その時嘘ばっかしなんですよ。いなくなるの分かっててこれから40年一緒にいようねって。だから今度は全部本当の気持ちで叱ったり、喜んだり、泣いたり。≫
「さっきの話も、女の人の話も?」
≪そうですね≫
「そうするとまた吹っ切れるというところもあるかもしれないね」
≪(うなずく)≫
「お元気で何よりです。お孫さんもおめでとうございます」
http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2002/h14-6-14.html
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