┏━━━━━━━━━━━━━┓
┃ドラえもんと『徹子の部屋』┃
┗━━━━━━━━━━━━━┛
1999(平成11)年12月31日(金)と
2000(平成12)年02月11日(金)の放送では、CG映像でドラえもんが出演した。今のところ架空の人物が出演を果たしたのは、このドラえもんのみ。声は、当時のドラえもん役で、黒柳とは親友でもある大山のぶ代。声で出演した大山は、
1999(平成11)年03月04日(木)、
2004(平成16)年03月05日(金)、
‡2005(平成17)年05月24日(火)、
2006(平成18)年06月02日(金)など数年に一度の割合で定期的に出演している。
2009(平成21)年04月30日(木)には、夫の砂川啓介と夫婦で出演し、自身の脳梗塞の闘病秘話を告白しているヨ(=^◇^=)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B9%E5%AD%90%E3%81%AE%E9%83%A8%E5%B1%8B#.E6.9E.B6.E7.A9.BA.E3.81.AE.E3.82.AD.E3.83.A3.E3.83.A9.E3.82.AF.E3.82.BF.E3.83.BC
┏━━━━━━━━━┓
┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
┗━━━━━━━━━┛13:15~13:55
①1976(昭和51)年05月24日(月)森光子
②1977(昭和52)年05月24日(火)ルーカス・サマラス?
③1978(昭和53)年05月24日(水)須賀優介?×アリ・マックグロー?
④1979(昭和54)年05月24日(木)宮沢明子?
⑤1982(昭和57)年05月24日(月)三ツ矢歌子
⑥1983(昭和58)年05月24日(火)初井言榮
⑦1984(昭和59)年05月24日(木)森山周一郎
⑧1985(昭和60)年05月24日(金)もんたよしのり
⑨1988(昭和63)年05月24日(火)悠玄亭玉介?
⑩1989(平成元)年05月24日(水)渡辺はま子
⑪1990(平成二)年05月24日(木)賀来千香子
⑫1991(平成三)年05月24日(金)由紀さおり
⑬1993(平成五)年05月24日(月)ハル・ライシャワー
⑭1994(平成六)年05月24日(火)山川静夫?
⑮1995(平成七)年05月24日(水)若山弦蔵
┏━━━━━━━━━┓
┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
┗━━━━━━━━━┛13:55~14:50
⑯1996(平成八)年05月24日(金)諏訪内晶子
┏━━━━━━━━━┓
┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
┗━━━━━━━━━┛13:20~13:55
2001(平成13)年05月24日(木)プラシド・ドミンゴ
2006(平成18)年05月24日(水)大林素子
http://www.tisen.jp/pukiwiki/?%C5%B0%BB%D2%A4%CE%C9%F4%B2%B0%A1%CA1976%A1%CB
┏━━━━━━━━━┓ tv asahi
┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後1:20~1:55放送
┌─―――――――――――――――――┐
|2002(平成14)年 5月24日(金) 嘉島典俊 |第回
└─―――――――――――――――――┘
http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2002/h14-5-24.html
┌─―――――――――――――――――┐
|2006(平成18)年 5月24日(水) 大林素子 |第回
└─―――――――――――――――――┘
http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2006/h18-5-24.html
http://up-beat.pos.to/tetsuko/t_calendar.htm#2006年
┌─――――――――――――――――――┐
|2010(平成22)年 5月24日(月) 高橋 和也 |第回
└─――――――――――――――――――┘「妻と6人の子供達を育て…」 小学校1年生から高校1年生まで4男2女、6人の子どものパパである高橋和也さんがゲスト。妻が寝込んだ時、6人の子ども達のために初めて料理に挑戦。1㎏の挽き肉を使って40本のナスのはさみ揚げを作り、子ども達に喜ばれたと語る。個性的な役どころが多い高橋さんだが、愛妻との出会い秘話や賑やかな家庭生活など意外な素顔を明かす
舞台「モリー先生との火曜日」2010年6月3日(木)~6月15日(火)下北沢 本多劇場
★問い合わせ・チケット購入 加藤健一事務所 03-3557-0789
★電子チケットぴあ 0570-02-9999(音声認識予約 Pコード:401-950)
★ローソンチケット 0570-000-407(オペレーター)0570-084-003(Lコード:34598)
ローソンのLoppiでも直接購入できます
黒柳が読んだ本「モリー先生との火曜日」998円NHK出版より発売中
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/100524.html
┌─――――――――――――――――――――┐
|2012(平成24)年 5月24日(木) ダークダックス |第9235回
└─――――――――――――――――――――┘「黒柳との奇妙な縁&お宝映像」 男声コーラスのさきがけで、結成60年を迎えた「ダークダックス」。彼等の歌を聴いたことが、芸能界入りの理由になったと語るほど黒柳と縁が深い。今日は白黒時代の貴重な映像とともに懐かしい歌声を紹介する。現在メンバーは、“ゾウさん”こと遠山一さんと“ゲタさん”こと喜早哲さんの2人。81歳の今もダンディーな姿に黒柳は驚きを隠さない。
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/120524.html
┌─―――――――――――――――――┐http://v.youku.com/v_show/id_XNjA4MjQ4ODQ4.html
|2011(平成23)年 5月24日(火) 布袋寅泰 |第8979回
└─―――――――――――――――――┘「妻 今井美樹の活躍と愛娘」アトランタ五輪の閉会式でギター演奏を披露したり、映画『キル・ビル』のテーマ曲を作曲するなど世界的に活躍するロック・ミュージシャン、布袋寅泰さんが初登場。妻で歌手の今井美樹さんとの間に生まれた愛娘の話になると硬派のイメージから一転、優しいパパの顔に。小学3年生の娘のために、自ら弁当を作ることもあるとか…。
☆新曲CD「PROMISE」定価:¥1,500(本体¥1,429)初回生産限定盤
①、2月1日に行われた武道館ライブの音源を3曲収録した BONUS DISC
②、BONUS DISCに収録されていない武道館ライブ音源の中から楽曲3曲をダウンロードできる「アラカルト・ダウン ロードID」を封入。
☆COMPLEX東京ドームライブ お問い合わせ:ディスクガレージ 電話番号:03-5436-9600(平日12:00-19:00)
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/110524.html
┌─―――――――――――――――――┐
|2013(平成25)年 5月24日(金) 香山美子 |第9490回
└─―――――――――――――――――┘「2度続けざまに階段から落下し骨折を」『銭形平次』で、大川橋蔵さん演じる平次親分の女房役を14年演じた香山美子さん。今日は、大川さんから贈られた艶やかな着物で登場する。香山さんは、自分の“うっかり”がもとで2度の大ケガを経験。まさに”女優生命の危機”にさらされた。激痛と闘う日々だったが、「悲しみも1秒過ぎれば過去となる!」と前向きに笑い飛ばす。
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/html/130524.html
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┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後12:00~12:30放送
┌─――――――――――――――――――┐
|2016(平成28)年 5月24日(火) 中村メイコ |第10255回
└─――――――――――――――――――┘「結婚59年!熟年夫婦の掟は・・・」子役デビューし芸歴80年、黒柳とは旧知の仲の中村メイコさん。2年前、大きな一戸建てからマンションへと引っ越して生活をコンパクトにし、トラック7台分の荷物を捨てて、新生活を始めた。結婚59年になる夫・神津さんとの生活は、熟年夫婦ならではの暗黙のルールがある。そんな夫から、黒柳の元に「たまには寿司屋にも行きたい」と「ご意見メモ」が届くと、少々不満有りのメイコさん。そこで、黒柳が絶妙なアドバイスを・・・。お楽しみに!
☆明治座6月「コロッケ特別公演」日時:6月1日(水)~28日(火)場所:明治座
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20160524.html
┌─―――――――――――――――――┐
|2017(平成29)年 5月24日(水) 髙梨沙羅 |「ジャンプの女王が初登場!20歳の素顔」
└─―――――――――――――――――┘女子スキージャンプ選手の髙梨沙羅さんが待望の初登場。今年2月、女子選手として前人未踏のワールドカップ53勝という偉業を成し遂げたジャンプの女王も、素顔は20歳の女子大生。成人の仲間入りということでメイクも始めたが、時々失敗してしまい濃い目のメイクで公の場に出てしまうこともあると赤面する。今日は、父と兄の影響でジャンプを始めた8歳当時の貴重な映像も公開。父の愛がこもった手作り器具で練習に励む姿も。世界に挑む20歳の素顔に迫る。
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20170524.html
┌─――――――――――――――――┐※解説放送
|2018(平成30)年 5月24日(金) 橋爪 功|「76歳…シャイな名優が語る妻への感謝」
└─――――――――――――――――┘トーク番組の出演はかなり稀な橋爪功さん、実はプライベートな付き合いが長い黒柳と忌憚のないトークを展開する。昨年、読売演劇大賞を受賞。その贈賞式のスピーチでシャイな橋爪さんとしては珍しく「愛妻への感謝」を述べた。その貴重なVTRを紹介する。現在76歳の橋爪さん、57年間の演劇人生の中で心に強く刻まれる女優が2人いるという。1人は間もなく一周忌を迎える野際陽子さん、そしてもう1人は「今でも怖い」と明かす岸田今日子さん。「徹子の部屋」での名場面を紹介しながら、懐かしい思い出を語る。
☆映画「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ III」5月25日(金)全国公開
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20180524.html
┌─―――――――――――――――――┐
|2019(令和元)年05月24日(金) 市毛良枝 |
└─―――――――――――――――――┘「100歳で逝った母は99歳で海外旅行を」
13年にわたり母の介護にあたった市毛良枝さん。その母が101歳を目前に亡くなった。女優業と並行しての介護は、多くの人たちに頼らざるをえなかったが、それが後に様々な意味で良い結果につながったという。なんと99歳まで海外旅行に出かけ、100歳でも国内の温泉旅行へ一緒に出掛けたそう。歳を重ねても元気な心を持ち続けた母について語る。
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20190524.html
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┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後13:00~13:30放送
┌─―――――――――――――――――――――┐
‡|2021(令和二)年05月19日(水) 追悼・田村正和さん|
†|2021(令和二)年05月19日(水) LiSA 延期 |
†|2021(令和二)年05月24日(月) LiSA 放送 |
└─―――――――――――――――――――――┘「苦労人!?人気歌手の意外な経歴」※解説放送
過去の貴重な映像で、俳優・田村正和さんを偲びます。
5月19日(水)は放送内容を変更して『緊急追悼 田村正和さん』を放送します。
5月19日(水)に放送を予定しておりました『LiSAさん』の放送日は5月24日(月)に変更になりました。
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20210524.html
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20210519.html
┌─――――――――――――┐
|2022(令和四)年05月24日(火)|
| エッセイスト:半藤末利子 |
└─――――――――――――┘「祖父は夏目漱石…『吾輩は猫である』秘話」※解説放送
☆著書『硝子戸のうちそと』発行:講談社
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20220524.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/徹子の部屋
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┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後1:20~1:55放送
┌─―――――――――――――――――┐
|2002(平成14)年 5月24日(金) 嘉島典俊 |第回
└─―――――――――――――――――┘嘉島典俊
黒柳「よくいらして下さいました。嘉島典俊ってどなたかなってお思いの方もいらしゃると思いますがあの”チビ玉”って申し上げれば「ああ!!あの」女形をやっていた小さい子がこんなに大きくなったのかってお思いになるかと思いますけども。女形が可愛くて玉三郎さんみたいということで”チビ玉”と呼ばれていらっしゃったんですけども。小さいのに色気があるようでね。それにしてもあなたはいろいろな今の女の子を、ヤンキー座りしている女の子からずいぶん研究してるんですって?」
嘉島≪そうですね。女形を演じる役者さんは大勢いらっしゃるんですけどもやはり少し違う形と言うか僕がやる以上は何か人と違う事をしたいなっと言うことがありまして渋谷の町では(女の子が)あぐらをかいてたりいろんな光景を目にしたりするんですけども、それを見てるとどんなに男っぽくても中身は女性。僕達男がそれを演じると男になってしまう。かわいらしさ。綺麗はもちろんなんですが可愛い女性を演じられたらいいなっと≫
「チビ玉をやってらしゃる頃からお顔が変わってらっしゃらなくて小さくて本当にいい按配ですね。いい按配って(笑)。本当に月日が経つのは早くてこの前こちらに来て頂いた時は17歳。」
≪12年前です≫
「もうじき30(歳)で。全然そんな風(もうすぐ30歳)には見えないですよね。もっと若く見られるでしょ21,2とか」
≪そういう風に言われます≫
「でも男役も青年役もやってらっしゃるんですけどもなんと言ってもね。あなたは(転校を)小学校が41回なんですけども中学校は23回。お芝居の関係なんですけども、その度にお母様が転校届をねえ」
≪大変だったと思いますけどもこの年になって29なんですけどもやっと親の苦労がわかりますね。その頃は子供ですから眠いとか遊びたいとかそういう時期ですから。(転校によって)友達が変わるというのも嫌でしたし授業についていけないというのもありましたし。あの転入して1時間授業が終ると(クラスのみんなと)仲良くはなるんですけどもそこは子供なんで。親は大変だったんじゃないかなって≫
「ちゃんと転校・転出をお母様がいちいちちゃんとおやりになったからそれだけの数転校した。そうでなければここんところはまあいいかって旅回りをやってらっしゃるわけですから。お母さんも旅回りの女優さんで」
≪そうです≫
「小学校は行くんだよと言う事で41回も転校して中学も23回転校してとにかく学校はちゃんと行きなさいって。そういうことでいじめられたりもあったんですけどもあなたが学校に行っていろいろお話をされる時に自分の姿でこうなるんだってビデオを作ってらっしゃる。みんなびっくりするでしょ」
※嘉島さんは学校で講演もされている。嘉島さんが女形になるまでの化粧の仕方、舞台での姿などをビデオで学生に見せる
※講演=人前で話すこと
≪そこからみんな目がキラキラとしてきますね。≫
「お話だけだと子供たちは何の事かわかんないですからね」
~VTR再生~
「フフフ(笑)可愛い。自然な女の子のしぐさが難しい?」
≪やはり形と言うのがあってこういう風にしなさいと言われる中で自分で工夫をする分には楽なんですけども、何もない雰囲気を出すって言うのが自然なんですけども男でも女でも一番悩みますね≫
「それでいて魅力がないとねー」
≪そうですね。やはり華やかさであり綺麗でないと≫
「でもお客様がワーって言ってくださると面白いなって。」
≪自分が悩んでて歓声とか拍手がたよりなんで声援をもらったとかやったとか思いますね。少し(拍手や声援)が外れると「違うな」って日に日に改善していくんですけども。いつも葛藤ですね≫
※葛藤=2つ以上の対立する欲求が同時に働いて、そのいずれを選ぶか迷う状態
「何十回も転校してお友達はできるんだけどもすぐにお友達と別れなければいけないって。それで俳優やってるからって(学校で)いじめられたりとかも?」
≪ちょうどいじめられたりとかも中学に入ってからなんですけども。スポーツは野球は知ってたんですけどもバレーやバスケのルールがわからなくて(いじめっ子が)「お前はそんな女形をやってるからスポーツもできないんだろう」って。僕は言う言葉もななったんで(嘉島さんが)「口惜しかったら僕と同じようにこの仕事(俳優業)をやってみろ」と。僕はこれで食べていくんだからと。その頃には決意があったんで。そういうことを言うしかできなかったなあっと≫
「でもそういう話を中学生になさったりすると」
※嘉島さんは中学校などに行き講演をされている
≪しますね。僕はいじめる方もいじめられる方も両方やってるんで今やってる人は相手の立場に立ってみて考えてみてくださいと。どちらが気持ちいいか。けしてどちらも気持ちよくはないと。けんかはしても良いけども友達と親と先生を大事にして自分の夢に向かって進んでいって欲しいと偉そうに話してるんですけども(笑)≫
「ビデオなんかを見せたりね。みんな分かるんでしょうね」
≪そうですね。こう裏方さんの映像なんかもあるんですけどもやっぱり最初は華やかな芸能界に入りたいとか夢があるんですけども(裏方さんの姿を)見ると”人を支える仕事につきたいと思います”という言葉をもらえるんで良かったなあって≫
「みんなでやらなければいけないんだって」
≪やはり1人では何もできないじゃないですか。支えてくれる人がいて僕がスポットを浴びる時には(スポットを)当ててくれる人がいる。綺麗にみせてくれる人がいる。こういう人たちが”勝手にやれよと”行ってしまえば輪が欠けてしまうと。そういう大事さを一番話しますよね≫
「あなたのお母様は女優でお父様はジャズを」
≪はい≫
「ジャズドラマーでいらしたんですけども、まあ(嘉島さんは)楽屋で育った赤ちゃんだったんですけどもあなたはずっと楽屋で泣いてるんですって?」
≪なんか始まる前から終るまでずっと泣いてたみたいですね≫
「みんなも忙しいからかかわってあげられないからお母様が花道のところに出て行ってもあなたの(泣き)声が聞こえるんですってねえ?」
≪やっぱり(泣き声を)遮断してやってたっていう話は聞きました≫
「でもすごいのでお母様は一時女優を辞めて」
≪辞めまして≫
「であなたは普通の幼稚園に行って」
≪はい小学校の1学期までは普通の生活を≫
「(お母さんは)保険の外向をやったり」
≪セールスを≫
「とにかく(舞台が)終ってお母さんが抱くまで泣き止まない子で。やっぱり誰かにかまってもらいたかったんでしょうね」
≪だと思うんですけどもね。親が抱いてもいいし他の人が抱いてもいいんですけどもね。学芸会とかもあったんですけども学芸会に立つことすら苦手だった。人前で何かするというのは考えられなかったですね≫
「そうなんですってね。チビ玉さんですからね小さい時から「やるやる」って言ってると思ったらあなたは(舞台に出ることが)嫌だったんですってね」
≪時代劇は好きだったんですが時代的には”銭形平次”とかチャンバラものは好きだったのでできればやってみようかなっていうのはありましたけども≫
「でもあなたが女形になるとは誰も考えてなかったでしょ。もし舞台に出るとしても男の子の役で出ると。どなたのイメージの中にもあのかわいいチビ玉になるとは考えてなかった時ですよね。そこまででなんでチビ玉になっていったかっていうのをね。ちょっとコマーシャルに」
≪はい≫
黒柳「あのチビ玉さんが嘉島典俊さんだってみなさんまだ引っ付かないと思うんですけどもまだできた(改名した)ばっかしで2年目?」
嘉島≪2年目になりました≫
「桜光洋(みつひろ)さんとおっしゃってその次が白龍(はくりゅう)光洋でこのころにチビ玉と言われてたんですね。」
≪そうですね。≫
「片桐・・・」
≪平成元年に片桐光洋と改名いたしました。≫
「それがわりと長かったんですね」
≪そうですね12年間使わせていただきました≫
「それにしても全部同じ”光洋”だったのでみんな”みっちゃん”って呼んでたんだけども今度は”のりちゃん(嘉島典俊なので)”になって。実は初めから女の子(女形)ができたわけじゃありませんで銭形平次なんかを見てチャンバラやるならいいということで一応お母さんも女優に戻れるので保険の外光なんかをお辞めになってあなたも劇団に入ったのですがあなたが男の子をやってたときはみんなからずいぶんあれだったんですってねえ」
≪セリフ覚えが悪いんでまず干されて何やってもダメだったんですよ。ただ与えられたのは踊りだけ、昔はレコードが3、4分だったのでその時間は自分の舞台だということで(舞台に)出るまでは怒られてるんですけども出たら自分の世界なんで出てるときは自分の時間だと。戻ってきたらまた怒られるんですけども。≫
「ああいう旅回りの俳優さんたちは甘やかさないんですってねえ」
≪各先輩に尊敬のまなざしがありましたので(嘉島さんが)化粧するのに時間がかかってると何でそんなに時間がかかるんだと役者は顔じゃないんだと。これだよこれ(腕を叩く)と。腕をどうするのかなと思いましたけども≫
「わかりませんよね。腕に力を入れるのかなって」
≪技術と言っていいのか知りませんが実力をつけてからだよという意味で。もし暇があったら(舞台の)袖にいってお芝居を見なさいと。言われてることは全部わかるので見てると袖といっても狭いので「じゃまだ」と≫
「お前なんでそこで見てるんだと。」
≪で次は花道だとあんまし使わないんで見てると。≫
「それで容赦しない。大人と同じように扱ってそれでダメな子だ。芸はうまくなんない、セリフは覚えないというのがあって今のようなチビ玉にすぐになったわけではないというのがねみなさんびっくりすると思うんですが」
≪小学5年生まではそういう時代を送りまして≫
「ずいぶん傷付いちゃいますよね」
≪というかゆってもダメやっても怒られるんだからというのを全部自分の中に入れてとにかく「ハイハイ」と。ただ踊る時だけ踊った時だけは誰にも言われないんでそれを口惜しかったら舞台にぶつけるという≫
「でも(女形ではなく)男で踊ってですよね」
≪その内目がいいとか言われて流し目してるとか。自分ではそういうつもりはなかったんですが。それからですね色気を出すのに女形を勉強した方が男をやってる時でも立ってる時に色気を感じないと役者はダメだからということでやってみなさいと言う事で女形を≫
「でもやっぱり白く・・・」
≪塗るのが嫌だったんです。落とすのが面倒くさくて。それでやったらたまたまチビ玉って言われて。≫
「バーと人気が出てそしたらみなさん怒らなくなったの?」
≪コロッと手のひらを返すように(黒柳笑)それこそ光洋坊ちゃんとか。何か気持ち悪いなと(笑)。でも周りがそうなると天狗にさせちゃいけないということで親が怒ってくれるわけですよね。≫
「大体どこの一座でもそこんところ(座長)の坊ちゃんが女形をやったりする。あなたのお母さんは座長じゃないから」
≪平座員ですね≫
「平座員の子供がいきなりスターになるのは割と少なくて、でもまあ人気が先行して」
≪そうですね先行しちゃってやりたくないということではなくて何がなんだか分からなくなった1年間だったんですよ。これはまいったなあと。化粧の勉強もしなくてはいけないし≫
「初めは自分でやるとムラムラでしょ」
≪それは通り過ぎて今まで眉毛とかを書くのは男の化粧で勉強してたんでそれを女に。男の人が化粧をすると少しシャープ気味になるんできつい顔になるんですね。やっぱり愛嬌のある顔、かわいいという顔を作る事をテーマにしてたんで中学を卒業するまでは女形に対するコンプレックスというかプレッシャーというのはありましたね≫
「かわいいチビ玉チビ玉と言っていたときは5,6歳に見えたんだけどもあの時は11歳ぐらいにはなってたんですよね。私あの頃6、7歳だと思ってたんですね。でもまあ11歳と言ったら小さいですよね小学生ですから」
≪そうですね≫
「あなたの妹さんは妹さんで女形をやって”首振りスター”と言われて妹さんは女の子だから女形をやるんだけどもこれ兄妹2人で出てるんでまた人気が大変ですよ。いくつ違うの?」
≪4っつですかね≫
「”首振り”って決まった時にずっと首を振ってるんですって。それが可愛いんですってねえ。でも11歳になってチビ玉と言われるまではずいぶんの苦労があったというのがわかりますよね」
≪苦労と言うか当たり前のことを言われてるんですけどもね≫
「三味線はいつからやってらっしゃるの?」
≪中学卒業してからですね。僕は高校は行かなかったので親が同級生が高校に行ってる間にお前は何も勉強しないというのはないだろうと。行きたくないからっと言って高校には行かないのか。何は稽古事でも自分で探してやりなさいと言われて三味線やろうかなというのがきっかけです≫
「今吉田兄弟を初め津軽三味線は人気なんですけども津軽三味線をお選びになったのね。コマーシャルを挟みまして弾いて頂きますので」
≪はい≫
黒柳「それではチビ玉さん高校にいらっしゃる代わりに勉強すると言う事で津軽三味線をおやりになられました。ちょっと聞かせていただいていいですか」
嘉島≪はい。≫~演奏開始~
「まあどうもありがとうございました(拍手)。でも津軽三味線というのも力がいると思いますけどもあなたはドラムもやってらっしゃる」
≪はいドラムやってたんで(三味線を)叩くのに最初1,2年かかるんですけども。ですからパンチ力はあったみたいですね。≫
「私も三味線やったことあるんですけもバチに手を広げるのがなかなかできないんですよね。それと三味線が固定されないでズルズルとずれちゃうんですよね。」
≪津軽の場合は抱え込むんで≫
「でもあなたは(小・中)学校行きながら舞台もやるわけですから大変ですよね」
≪そうですね毎日大衆演劇は日替わりで出し物がありましたのでその稽古をしながら学校に行く。で稽古してもらうんですが夜中の2,3時ごろまで稽古帳付けてそれで学校に行くんですけどもそこで稽古帳を見てると先生が「お前はないろいろあると思うんだけども勉強も大事だが今日はセリフを覚えろ」とか言ってくれて先生にも恵まれました≫
黒柳「さて明日から舞台が始まる」
嘉島≪はい。≫
「亀有のリリオンホールというところで明日明後日と。それから全国を回りになる。”残菊物語”。嘉島典俊さんが現在のお名前なんでお間違えないように。この名前自分で考えたんですって?」
≪そうなんです。≫
「いろいろ考えて字引も開いて”喜びを加える”というのが嘉島(かしま)の嘉(か)なんで。ご成功を祈ってます。お父様とお母様はお元気で?」
≪はい元気です≫
「妹さんもがんばって。それじゃ」
http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2002/h14-5-24.html
┌─―――――――――――――――――┐
|2006(平成18)年 5月24日(水) 大林素子 |第回
└─―――――――――――――――――┘「母の入院で家族が一つに」歌手になるのが夢だったという大林さん。イシヨシコさんのコンサートで歌ったときの映像が流れます。元々宝塚が大好きで宝塚に入りたかったそうです。黒柳さんからは「男役で?」と聞かれると「娘役で」と答えていました(笑)。お母さん、妹さんの3人家族で全員独身だそうです(お母さんは離婚)。そのお母さんは元々陸上の選手で走り高跳びをしていたと言うことです。お母さんはダンスが趣味で舞台にも立つとか。舞台での芸名は「モナ」大林素子さんの”モ”と妹(ナツコ)さんの”ナ”を足したものだそうです。そのお母さんも数年前に大病を患い、その病気がわかったきっかけがダンスをしているのですごく痩せるはずなのにおなかが引っ込まない?それを不審に思ったことから病院に行き病気が発覚したということです。しかしそれまでは学生時代から社会人までバレーの選手として寮生活でお母さんとも会うことが少なかった。3ヶ月に1度会うか会わないかの関係が、その病気がきっかけで今では頻繁に会うことに。病気がくれたプレゼントかなとおっしゃっていました。10年前に徹子の部屋に出演したときはメイクの仕方も良くわからない、結婚の予定もない、これからがんばっていこうとおっしゃっていましたが今結婚について思うのは家事をするよりも稽古事やその他多くのことを学んでいたいということでした。事務所の先輩でもある和田アキ子さんにしかられた事は、自分の言いたいことを自分の口で言えるようになれと言うことだそうです。それからは彼なんていませんと隠していたのに、『彼がいました』と堂々と言える様になったという事です。3回もオリンピックに出場した大林さん。黒柳さんは大林さんが東洋の魔女と言われていたと思っていたそうです。しかし東洋の魔女が活躍したのは大林さんが生まれる3年前。大林さんは「新東洋の魔女」と言われていたそうです。現在は星野仙一さんが運営する『夢星野スポーツ塾』で子供たちに自身が学んできたことを教えている大林さん。星野さんについては現役を辞めてもなおあんなにも熱く生きていけるなんてすごいと感心していました。
http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2006/h18-5-24.html
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