ビートルズ『リボルバー』最大の新発見、ジョンの歌う♪イエロー・サブマリン♪が意味するもの
‡2022(令和四)年10月22日(土) 07:50 Rob Sheffield ローリングストーン日本版 提供
ザ・ビートルズ(The Beatles)の『リボルバー』スペシャル・エディション(10月28日世界同時リリース)から2曲が先行配信された。そのうちの一つ、「Yellow Submarine (Songwriting Work Tape / Part 1)」が大きな注目を集めている理由とは?
ビートルズの音楽は、他のバンドにはないエモーショナルな力を持っている。1966年の傑作『Revolver』はジョン、ポール、ジョージ、リンゴが手がけた、心に響く瞬間に溢れている。しかし、「イエロー・サブマリン」はそう思われていなかった。実際、この曲は子供向けの陽気なノベルティソングとして、世界中で大切にされてきた。だからこの曲で、ジョン・レノンがギターをかき鳴らし、悲しいアコースティック・バラードとして歌っているのは、本当にショッキングなことだと言える。10月28日に世界同時発売される『Revolver』スーパー・デラックス・エディションに収録されるこのテイクは、最大の驚きのひとつだ。「イエロー・サブマリン」に感情的な深みを期待した人などいるだろうか?今回のスーパー・デラックス・エディションに収録されている多くの未発表曲と同様、この「イエロー・サブマリン」もまた、彼らについて知っているつもりになっていたことをすべて考え直させるものだ。『Revolver』でビートルズが自分たちのコンフォートゾーンから飛び出し、どこまでも実験することを望んでいたことのは明らかだ。「このアルバムは全体を通じて、彼らが『よし、今までとまったく違うものにしようぜ 』と言っているような作品だ」と、新バージョンのプロデューサーで、オリジナル・プロデューサー、ジョージ・マーティンの息子であるジャイルズ・マーティンは語る。「これは、すべてを吹き飛ばすニトログリセリンだったんだ」今回公開された「イエロー・サブマリン」のデモは、ブートレグで世に出たこともなければ、筋金入りのビートルマニアの間でさえ噂になったことはない。ジョンはこの曲を、フォーキーなギターのピッキングに乗せて、”僕が生まれた場所では/誰も気にかけてくれなかった/僕が生まれた名前も/誰も気にかけてくれなかった"と哀愁漂う告白のように歌っている。「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー』や「ディア・プルーデンス」「ジュリア」に通じる、幼い頃の辛い思い出を打ち明けているような手触りだ。『ホワイト・アルバム』や『ジョンの魂』に収録されていてもおかしくない。これが「イエロー・サブマリン」だって?
■♪イエロー・サブマリン♪ジョンとポールの証言■誰もが口ずさめる普遍的なコーラスを書いたのはポール・マッカートニーだが、そもそもあのジョンが「イエロー・サブマリン」にここまで深く関わっていたというだけでも衝撃的だ。「アウトテイクを確認し始めるまで、まったく知らなかった」とマーティンは述懐する。「これはレノン=マッカートニーの曲だったんだ。ポールに言ったよ、『今までずっと、あなたが書いてリンゴに渡した曲だと思っていました」って。全然そうじゃなかったんだ。
世界中のリスナーがこの曲を、いつも子供たちの人気者であるリンゴ・スターのショーケースとして認知している。ポールが今回のリイシューに寄せた序文で振り返っているように。「ある薄明の夜、居眠りする前にベッドで横になっていると、リンゴに似合いそうな、それと同時に当時の熱狂的な雰囲気を取り入れた曲を思いついた。”イエロー・サブマリン”ーードラッグの影響を受けた子供向けの歌で、リンゴは今でもこの歌で聴衆を驚かせている」
しかし実際には、「A Day in the Life」や「We Can Work It Out」のように、ジョンとポールが個別の断片を完璧な曲へと昇華させたケースだった。彼らは1966年、「イエロー・サブマリン」でアイヴァー・ノヴェロ賞を受賞したときのラジオ・インタビューで、この曲の由来を語っている。「僕が”サブマリン”について覚えているのは……」とジョンはポールに言った。「コーラスの部分は、君が一緒に加わってくれたんだ。他の部分は僕が先に書き上げていたもので、それを一つにくっつけたんじゃなかったっけ?」。ポールは「そうだね」と同意した。「ああ、そのとおりだ」
◆動画◆The Beatles - Got To Get You Into My Life (Second Version / Unnumbered Mix) https://youtu.be/azvE5dh2f1A
㊤↑の曲は昨日
2022(令和四)年10月21日(金)に公開された、2つの『Revolver』アウトテイクのうちの1つである。もう1曲は、Stax調のメンフィスR&Bに挑戦した「Got To Get You Into My Life」の、素晴らしくハイエナジーな初期バージョン。ジョージ・ハリスンがファズトーンのギターでフックを弾いており、ガレージバンドのような雰囲気だ。しかし、今回の「イエロー・サブマリン」こそ、まったく新しい旅へといざなう曲だ。ボックス・セットに収録された別のテイクでは、エバリー・ブラザーズのようなハーモニー・デュエットとして一緒に歌っている。ポールは、自分の仲間がパーソナルゾーンの奥深くに入り込んでいることを認識し、必要なだけの余裕を与えて、手を引いているのがわかる。ジョンがこの曲で弱音を吐き、それをポールに渡してリンゴのヒット曲に作り変えたと思うと、呆気にとられる。多くの美しいビートルズの物語が、この一曲に集約されている。60年近くも聴かれることなく保管されていた、この小さな断片には、ビートルズ独自のケミストリーが凝縮されている。
【関連記事】ビートルズの薬物事情:LSDが作ったアルバム『リボルバー』
https://rollingstonejapan.com/articles/detail/26671
『リボルバー』スペシャル・エディション
2022(令和四)年10月28日(金) 世界同時発売
予約・購入:https://umj.lnk.to/TheBeatles_Revolver2022
特設サイト:https://sp.universal-music.co.jp/beatles/
映像◆'92 クイズ番組 カルトQ ビートルズhttps://youtu.be/2n7afDVBGok
1992(平成四)年09月17日(木)放送 カルトQ BEATLES
2015(平成17)年11月11日(水) 19時16分07秒 テーマ:ビートルズ こんばんは。今日は、こんな懐かしい番組から。23年前になるんだね。『カルトQ』は、フジテレビ系列局で放送されたフジテレビ製作のクイズ番組である。製作局のフジテレビでは
‡1991(平成三)年10月22日(火)から
1993(平成五)年03月21日(日)まで放送。特定ジャンルに特化したマニアックな問題が出題された。その中で、これはビートルズの回です。昔から、勉強は出来ないのに、何か特定の事に詳しい人がいましたよね(笑)そんなマニアックな人々が回答者として出演したクイズ番組でした。だから、それにについて興味が無い人にとって、問題が全くわからない、というレベル以上に、????????? 何よそれヽ(`Д´)ノでしたよね(笑)そんなマニアック方々は、僕は好きなんですよね。一つの事が好きになって突き詰めるって、良いじゃないですか。ある一定のことに詳しくなり、それが仕事になっている人もいますよね。たとえば、さかなくんとか(笑)ビートルズだって、これが仕事になった人が多々いるんでしょうね。僕もこのクイズでわかった問題がありましたよ。てか、僕がわかるような問題は、誰でもわかるかな(笑)司会の二人、懐かしいな(笑)うじきさん、子供バンドだっただよね(笑)それでは、クイズの一部です。わかりますかぁ~?(笑)
https://ameblo.jp/jinjingtr/entry-12094445081.html
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┃ 『give my regards to BROAD STREET“ヤァ!ブロード・ストリート”』 ┃
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1982(昭和57)年11月05日(fri) recording Start
1984(昭和59)年07月26日(thu) recording The End.
‡1984(昭和59)年10月22日(mon) Soundtrack album released
1984(昭和59)年10月23日(tue) US released ※musical drama film
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https://music.amazon.co.jp/albums/B00BKB6N3G
https://en.wikipedia.org/wiki/Give_My_Regards_to_Broad_Street
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①┃ ♪Good Day Sunshine♪ ┃
┗━━━━━━━━━━━━┛1984(昭和59)年の映画『ヤァ!ブロードストリート』でポールは6曲のビートルズナンバーを(スタジオ作品としては)初リメイクしているが、この曲も取り上げられている。実にこのアルバムからは4曲選ばれている事からも、ポールがいかにこの時期に充実してたのかが伺えよう。映画の中ではオープニングでポールが車でレコード会社に向かう場面のBGMで使用されている。このバージョンはポールが全ての楽器を演奏しており、また間奏はジョージ・マーティン本人が弾いているという完コピ度高め。
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②┃ ♪Yesterday♪ ┃
┗━━━━━━━━━┛1984(昭和59)年の映画『ヤァ!ブロードストリート』でポールは6曲のビートルズナンバーを(スタジオ作品としては)初リメイクしているが、この時はストリングスではなくホーンを取り入れている。ちなみに管理人は音楽の授業でこの曲を聴き『ヤァ!ブロードストリート』で初めてこの曲を聴いた。そこからずるずるとビートルズにハマりこんで行ったから、この曲は特に思い出深いのであるw
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③┃ ♪Here, There and Everywhere♪ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛1984(昭和59)年の映画『ヤァ!ブロードストリート』でポールは6曲のビートルズナンバーを(スタジオ作品としては)初リメイクしているが、この曲も取り上げられている。実にこのアルバムからは4曲選ばれている事からも、ポールがいかにこの時期に充実してたのかが伺えよう。映画の中ではレコーディング風景で♪イエスタデイ♪に続いてメドレー形式で歌われた。ホーン4重奏を取り入れたアレンジになっている。また冒頭の歌詞を♪I need a Love of my own♪と変更している。このメドレーはポールのソロ作品の♪ワンダーラスト♪と続く3曲メドレーなんだが、その曲の部分のみリンゴがドラムで参加している。前2曲のビートルズナンバーへの参加をリンゴは「半分でビートルズなんてイヤだ」と断ったために、映画ではポールに「ブラシで叩いて」と頼まれたリンゴが、ブラシを探し回ってる内に2曲終わってしまい、見つけて戻ってきたら♪ワンダーラスト♪になってたので、ブラシを放り投げてスティックに持ち替えるという処理がされていた。なお、この録音風景にはジョージ・マーティンも参加しており、ファンにはたまらない内容である。(映画自体は・・・ちょっと困りもんだけど)
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④┃ ♪For No One♪ ┃
┗━━━━━━━━━┛1984(昭和59)年の映画『ヤァ!ブロードストリート』でポールは6曲のビートルズナンバーを(スタジオ作品としては)初リメイクしているが、この曲も取り上げられている。アレンジはアコースティック・ギターと弦楽4重奏(♪イエスタデイ♪と同じ)+フレンチホルンに変更されている。映画の中ではBBCのスタジオで歌われて、その後にすぐ♪エリナー・リグビー♪も演奏された。
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⑤┃ ♪Eleanor Rigby♪ ┃
┗━━━━━━━━━━┛1984(昭和59)年の映画『ヤァ!ブロードストリート』でポールは6曲のビートルズナンバーを(スタジオ作品としては)初リメイクしているが、この曲も取り上げられている。映画の中ではBBCのスタジオで♪For No One♪を歌った後に歌われて、その後ポールの妄想世界へ入っていく場面で使われた。♪エリナーの夢♪、というインストとメドレー。長い。
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⑥┃ ♪THE LONG AND WINDING ROAD♪ ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━┛1984(昭和59)年の映画『ヤァ!ブロードストリート』でポールは6曲のビートルズナンバーを(スタジオ作品としては)初リメイクしているが、この曲も取り上げられている。メロウなサックスで始まるなんともAORなアレンジがなんともいい感じである。ちなみに管理人は一番最初にこの曲を聴いたのがこのバージョンであった。だからこのオーケストラバリバリの♪レット・イット・ビー♪バージョンを聞いたときは目が点になったもんである。なお、ポールは1990年にも『フラワーズ・イン・ザ・ダート』のボーナスCDにも、この曲のリメイクバージョンを収録している。
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①https://beatlesdata.info/7/08_gooddaysunshine.html
①https://en.wikipedia.org/wiki/Good_Day_Sunshine
②https://beatlesdata.info/5/13_yesterday.html
②https://en.wikipedia.org/wiki/Yesterday_(Beatles_song)
③https://beatlesdata.info/7/05_herethereandeverywhere.html
③https://en.wikipedia.org/wiki/Here,_There_and_Everywhere
④https://beatlesdata.info/7/10_fornoone.html
④https://en.wikipedia.org/wiki/For_No_One
⑤https://beatlesdata.info/7/02_eleanorrigby.html
⑤https://en.wikipedia.org/wiki/Eleanor_Rigby
⑥https://beatlesdata.info/14/10_thelongandwindingroad.html
⑥https://en.wikipedia.org/wiki/The_Long_and_Winding_Road
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ポールの映画
2014(平成26)年02月27日(木) 17時58分 三村一樹 さん 閲覧数 468 役立ち度 0 総合評価★★★★★
1992(平成四)年1月2日(木)の深夜に4チャンネルで故・水野春雄の開設でお正月ミュージカル映画スペシャルとして放送されました。当時、千葉の江見の別荘にいた私は眠れないままに途中を少し見ました。ビデオに録画し見て、DVDもレンタル落ちを手に入れました。前振りが長くなりましたが、本題です。この映画は分かりません!ストーリーは追うのが必死で、画面はめまぐるしく変わり、ラストでは夢オチでズッコケます。ビートルズの歌はいいのですが、リメイクだとオリジナルと比較してしまいます。
https://movies.yahoo.co.jp/movie/23690/review/2/
動画◆Paul McCartney - Broad Street Sessions https://youtu.be/N8svd1-eLD8
◎CD1:
No More Lonely Nights
01. Recording session
02. Basic Track no overdubs
03. Eric Stewart’s backing vocal + David Gilmour’s Guitar solo
04. Film Edit/Alternate Mix
05. Chris Holmes Mix 2012
06. Chris Holmes Mix 2013-2015
Good Day Sunshine
07. Acetate edit version
Here, There and Everywhere
08. No orchestra overdub and vocal effect
Wanderlust
09. Vocal Track recording
10. Acetate edit version
Medley
11. Yesterday (Film Mix)
12. Here, There and Everywhere (Film Mix)
13. Wanderlust (Film Mix)
Ballroom Dancing
14. Piano Demonstration
15. Control Room Playback
16. Paul and Linda Vocal Track recording
17. Rehearsal Playback
18. Film Rehearsal
19. Extended film mix
Silly Love Songs
20. Extended film mix
Not Such a Bad Boy
21. Acetate version
22. Film mix
No Values
23. Acetate edited version
24. Alternate Film version
So Bad
25. Film mix
26. Isolated Vocals
◎CD2:
For No One
01. Rehearsal
02. Alternate Film version
Eleanor Rigby ? Eleanor’s Dream
03. Acetate edited version
04. Alternate Film version
No More Lonely Nights (playout version)
05. Acetate edit
06. Film Mix
07. Single mix 45″
08. Single extended mix 12″
09. Arthur Baker Special Dance Edit
10. Arthur Baker Special Dance Mix
11. Arthur Baker Mole Mix promo
12. Warren Sanford Extended edit
13. JSM Alessi Bros 2001 Mix
Incidental Music for the Film composed by Paul“Corridor Music” sessions
Version 1
14. Harpsichord and Classical Guitar +Guitar overdub
15. Final Film mix
Version 2
16. Electric Guitar overdub
◎CD3:
The Long and Winding Road
01. Basic Track
02. Alternate Film mix
More Incidental Music
03. “I’ll be right there”
04. “Chasing Harry” #1
05. “Chasing Harry” #2
06. “Spy Theme”
07. Give My Regards to Broad Street
08. Give My Regards to Broadway
09. Yesterday -Busker version
10. Corridor Music /Classical Fanfare
More 1984 Sessions
I love This House
11. Rough Mix
12. Outtake Alternate Mix
13. Lindiana
ASPEL & COMPANY, UK June 9, 1984
14. I lost My Little Girl
15. That’ll Be The Day
THE TONIGHT SHOW, USA OCT 23, 1984
16. Yesterday/You’re My Sunshine
'Broad Street Rockline Radio Show October 24, 1984’
17. Introduction
18. Segment 1
19. Segment 2
20. Segment 3
21. Segment 4
22. Segment 5
23. Segment 6
24. Segment 7
25. Segment 8
26. Segment 9
27. Segment 10