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┃ドラえもんと『徹子の部屋』┃
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1999(平成11)年12月31日(金)と
2000(平成12)年02月11日(金)の放送では、CG映像でドラえもんが出演した。今のところ架空の人物が出演を果たしたのは、このドラえもんのみ。声は、当時のドラえもん役で、黒柳とは親友でもある大山のぶ代。声で出演した大山は、
1999(平成11)年03月04日(木)、
2004(平成16)年03月05日(金)、
2005(平成17)年05月24日(火)、
2006(平成18)年06月02日(金)など数年に一度の割合で定期的に出演している。
‡2009(平成21)年04月30日(木)には、夫の砂川啓介と夫婦で出演し、自身の脳梗塞の闘病秘話を告白しているヨ(=^◇^=)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B9%E5%AD%90%E3%81%AE%E9%83%A8%E5%B1%8B#.E6.9E.B6.E7.A9.BA.E3.81.AE.E3.82.AD.E3.83.A3.E3.83.A9.E3.82.AF.E3.82.BF.E3.83.BC
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┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
┗━━━━━━━━━┛13:15~13:55
①1976(昭和51)年04月30日(金)柳澤愼一?×青野艦次郎?
②1979(昭和54)年04月30日(月)森山良子
③1980(昭和55)年04月30日(水)小笠原清信?
④1981(昭和56)年04月30日(木)小林研三
⑤1982(昭和57)年04月30日(金)文野朋子
⑥1984(昭和59)年04月30日(月)いいとも青年隊(羽賀健二×久保田篤×野々村誠) フジテレビ系『森田一義アワー 笑っていいとも!』で人気の初代いいとも青年隊が登場、局の垣根を超えたゲスト出演となったヨ(=^◇^=)
⑦1985(昭和60)年04月30日(火)小林幸子
⑧1986(昭和61)年04月30日(水)黒川紀章×若尾文子
⑨1987(昭和62)年04月30日(木)織本順吉
⑩1990(平成二)年04月30日(月)野々村良?
⑪1991(平成三)年04月30日(火)松居直美
⑫1992(平成四)年04月30日(木)山上るい
⑬1993(平成五)年04月30日(金)関根山貞雄?
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┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
┗━━━━━━━━━┛13:55~14:50
⑭1996(平成八)年04月30日(火)東儀秀樹?
⑮1997(平成九)年04月30日(水)高木美保
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┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
┗━━━━━━━━━┛13:20~13:55
⑯1998(平成十)年04月30日(木)アンドレア・ボチェッリ
2001(平成13)年04月30日(月)パパイヤ鈴木
http://www.tisen.jp/pukiwiki/?%C5%B0%BB%D2%A4%CE%C9%F4%B2%B0%A1%CA1976%A1%CB
┏━━━━━━━━━┓ tv asahi
┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後1:20~1:55放送
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|2002(平成14)年 4月30日(火) 朝倉雲鶴 |第回
└─―――――――――――――――――┘
http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2002/h14-4-30.html
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|2008(平成20)年 4月30日(水) 弁護士 大平光代 |第回
└─―――――――――――――――――――――┘「極妻から弁護士…出産を」弁護士の大平さんは中学2年の時にイジメを苦に割腹自殺を図り、16歳で暴力団組長と結婚。極道の妻になり背中に刺青を入れるまでに。離婚後、29歳で司法試験を受けて一度で合格するという異色の経験を持つ。そんな大平さんは2006年、弁護士の川下清さんと電撃再婚し、その年の9月に長女を出産した。ダウン症のほかは肺高血圧症・心臓病・白血病を患いながらも明るく育っている娘の悠ちゃんも登場する。
「ダウン症児の療育相談 専門医からのアドバイス」 飯沼和三 大月書店 1680円
26ページの「7 染色体異常があると精神発達遅滞になるのはどうしてでしょうか?」という質問に対する答えとして「・・・一例をあげますと・・・シナプスがダウン症の場合、数が少ないと報告されています。・・・・」
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/080430.html
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|2009(平成21)年 4月30日(木) 砂川啓介 大山のぶ代 夫妻 |第回
└─――――――――――――――――――――――――――┘「初告白…脳梗塞で倒れて…」1年間の闘病を経て大山のぶ代さんがスタジオに。50年来の友人である黒柳に初めてその体験を明かす。昨年の4月、外出先で身体に不調を感じた大山さんは一人で病院に向かい診療を受けた。医師から告げられた病名は脳梗塞。発見が早く幸いしたが、記憶と言語に障害を残した。入院生活を経て自宅にもどり、今もリハビリを続けている大山さんにとって夫・砂川さんの存在は欠かせない。今日は病と闘った夫婦の1年を初告白。9キロの減量に成功した大山さんにも注目!
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/090430.html
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|2010(平成22)年 4月30日(金) 辻井伸行 いつ子|第回
└─――――――――――――――――――――┘「天才ピアニスト辻井伸行が母と登場」去年、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人として初優勝を果たした、天才ピアニスト辻井伸行さんが母いつ子さんと登場。優勝の喜びを黒柳に語る。生まれながらにして“盲目”だった伸行さん。母・いつ子さんが如何に絶望の淵から甦ったのか、如何に愛息の才能を伸ばして行ったか、秘話を語る。
☆ CD+DVD「辻井伸行 世界が感動した奇跡のコンクール・ドキュメント」発売:エイベックス・クラシックス価格:3990円(税込)発売中
☆ 最新CD「マイ・フェイヴァリット・ショパン」発売:エイベックス・クラシックス価格:\3,000(税込)発売中
☆ 母・いつ子さんの著書「親ばか力 子どもの才能を引き出す10の法則」発行:アスコム価格:\1400(税込)発売中
☆ 「祝35年目 出張!徹子の部屋お宝映像も大放出スペシャル」放送:5月1日(土)よる7:00~8:51(予定)
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/100430.html
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|2012(平成24)年 4月30日(月) 水谷 豊 |第9217回
└─―――――――――――――――――┘「相棒交代劇の胸中& 苦手なお誕生日!?」ドラマ『相棒』の「杉下右京」役でお馴染みの水谷豊さんを迎える。ドラマの共演者である“相棒”の交代劇でも注目を集めたが、今日は水谷さんが気になる胸中を明かす。そして、黒柳からのリクエストで「杉下右京」のモノマネに挑戦する水谷さんにスタジオは沸く。あと数カ月で60歳の誕生日、いわゆる還暦を迎える水谷さん。60歳になるのは楽しみだが、“赤いモノ”は用意しないで欲しいと明かす。
☆映画「HOME 愛しの座敷わらし」2012年4月28日(土)~G.W.全国公開
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/120430.html
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|2013(平成25)年 4月30日(火) 岸惠子 |第9472回
└─――――――――――――――――┘「パリの孫は12歳と10歳 岸恵子の若さと美と恋」個性が光るオシャレで登場するのは、女優の岸惠子さん。これまで出演した過去の装いをチェックすると、そこには岸さんのオシャレ哲学が。一人娘デルフィーヌさんの息子たちは12歳と10歳に。築400年を数えるパリの自宅で撮影した写真を紹介する。70代の女性を描く恋愛小説を発表するなど注目の岸さんが、歯に衣着せぬ言葉でメッセージを送る。
☆岸惠子さんの新しい本は「わりなき恋」幻冬舎より 現在発売中 1680円
☆岸惠子さんの一人芝居「蝉しぐれ」9月2日(月)~6日(金)三越劇場にて 問い合わせ 三越劇場 0120-03-9354
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/html/130430.html
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┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後12:00~12:30放送
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|2014(平成26)年 4月30日(水) コロッケ |第9701回
└─―――――――――――――――――┘「黒柳のムチャ振りに即興モノマネも」持ち前のチャレンジ精神で、モノマネの世界に新風を巻き起こしているコロッケさん。最近の出来事で最も嬉しかったのは、次男が佐渡ケ嶽部屋に入門し白星デビューをした事。自ら進路を切り開いた息子を持てた事が、親として最高の喜びと語る。今日はモノマネが大好きな黒柳のリクエストに応えるコロッケさん。即興のパフォーマンスも飛び出して…
☆博多座開場15周年記念『コロッケ薫風喜劇公演』5月4日(日)~28日(水)博多座電話予約センター お問い合せ:092-263-5555
☆映画『クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん』全国東宝系公開中
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20140430.html
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|2015(平成27)年 4月30日(木) 田村亮 田村幸士|第09956回 ※解説放送
└─――――――――――――――――――――┘「大スターの父が撮った家族の映像」田村亮さんの父は、銀幕の大スターとして知られる阪東妻三郎さん。父は多忙の中でも子煩悩ぶりを発揮して、海水浴など家族旅行を楽しんだという。今日は父が記録した貴重な家族の映像を公開。まだ幼かった息子たちと戯れる父の姿は…。今日は、思いがけない事から俳優デビューを果たした息子の幸士さんも登場。家庭での父の素顔を明かす。
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20150430.html
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|2018(平成30)年 4月30日(月) 細川たかし 杜このみ|「演歌の「新星」を連れて登場!」
└─――――――――――――――――――――――┘67歳の現在も変らぬ美声で活躍する細川たかしさん。この頃、細川さんの「髪型」が若い世代を中心に注目を集め、ついにはその髪型まで真似た“新弟子”も登場する事態に。細川さんは「きっかけは『徹子の部屋』なんですよ!」と、黒柳に真相を語る。また細川さんが「その美声にほれ込んだ」という愛弟子、杜(もり)このみさんも登場。4歳から民謡に打ち込み、演歌歌手になってから民謡のクセを抜くのに6年かかったという。黒柳に「演歌のこぶし」と「民謡のこぶし」の差を披露。黒柳も「こぶし」にチャレンジしてみるが…。
☆CD「輪!諸居(ワッショイ)にっぽん」6月15日 日本コロムビアより発売予定
☆新演歌三姉妹コンサート 9月3日(月)東京国際フォーラム ホールC 10月1日(月)大阪NHKホール
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20180430.html
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|2019(平成31)年04月30日(火) 森英恵 |※解説放送
| 森パメラ 森泉 森星 (1回目) |
└─――――――――――――――――┘「平成」を締めくくる!“華麗なる一家”」
「平成」の最後を締めくくるのは、世界的ファッションデザイナーの森英恵さん、長男の妻・パメラさん、孫の森泉さん、森星さんという豪華なファミリー。この4人が揃ってテレビに出演するのは初めて! 黒柳も含め、ハナエモリのドレスを身にまとう華やかな装いにも注目を。ファミリーの「ゴッドマザー」森英恵さんは一家の“ゴミ箱”だというのだが…。
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20190430.html
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┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後13:00~13:30放送
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|2020(令和二)年04月30日(木) 綾小路きみまろ |
| 高嶋ちさ子 神田松之丞(現:神田伯山)|
└─――――――――――――――――――――┘「~45年目傑作選SP⑩~ 「毒舌キャラ」初登場編」
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20200430.html
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|2021(令和二)年04月30日(金) 高嶋ちさ子 |
└─――――――――――――――――――┘「最愛の母を“毒舌”で明るく見送り・・・」※解説放送
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20210430.html
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|2024(令和六)年04月30日(火) 和田アキ子 |
└─―――――――――――――――――┘「満身創痍…膝と股関節の手術を乗り越えて」※解説放送
☆AKIKO WADA LAST HALL TOUR 6月12日(水)〔大宮〕ソニックシティ大ホール 7月23日(火)〔大阪〕フェスティバルホール
https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20240430.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/徹子の部屋
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┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
┗━━━━━━━━━┛午後1:20~1:55放送
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|2002(平成14)年 4月30日(火) 朝倉雲鶴 |第回
└─―――――――――――――――――┘
黒柳「朝倉雲鶴(うんかく)さんです。お名前は片岡鶴太郎さんがつけてくださったそうです。主婦でいらして手術をされて子宮とか卵巣とかを取ったりするともちろん女性としても憂鬱なんですけどもホルモンがいろいろ」
朝倉≪そうですねバランスがいろいろ。≫
「実はこの方は趣味を持つことによって憂鬱から解き放たれたんですけどもちょっと見ていただきます。憂鬱になるまでは絵をお書きになったことは無かったんですね。この絵は”破顔一笑”という題名になってるんですけども」
≪そうです≫
「(絵の横に文字が書かれている)”泣いて過ごしても一日。笑って過ごしたい”。本当に一生懸命やろうとするとこんな風にできるもんだなっと思うんですね。次に”赤大根”という絵があるんですが。そこに文章をお付けになったのはご自分で?」
≪はい、そうです。思ったことを書きます≫
「”自然に育てられるありがたさ”。でも赤大根なら赤大根をずいぶん見る(観察)ようになったでしょうね?」
≪はい≫
「この頃は絵手紙(絵ハガキ)というものが流行しているようですけども初めは小さいものを描いてらした?」
≪はい。絵手紙から始めました≫
「おやりになった(絵を書き始めた)きっかけなんですけども手術をされたときはお子さん2人は成人されて主婦でいらしてご主人がいらしてでもものすごく憂鬱だったんですって。その憂鬱から抜け出るのは並大抵のことじゃなかった?」
≪そうですね。誰に言っても分からないんですね「ああそう」で(笑)。≫
「どうしてもっと明るくしないのって言われても体の中でなってるんですからね。(憂鬱になった理由として)1つには子宮と卵巣を40代でとられてしまうということが」
≪そうですね。健康な時はそんなにも気にはして無かったですけども1つでもとられるとしわ寄せが来るなって。≫
「テニスなんかスポーツをおやりになる元気主婦だったんですけども。テニスなんかはお好きだったんですね?」
≪ええそうですね≫
「今はどうですか?」
≪全然やってません≫
「憂鬱だったんですけどもお友達がどこかに行ってみましょうって誘って下さったんでしょ」
≪家の中に入ってないで近くに地区センターというのがあるんですけども、そこに行った時にお年寄りの方が元気にがんばってらっしゃるのを見てがんばらなくちゃと思いました。≫
「そうすると歳をとっても元気で前向きにやってる方はその人それぞれにいろいろはあるんでしょうけど「ああ!!私もがんばってやろう!」といういい見本になる」
※元気なお年寄りをみると元気になる
≪すごい衝撃的でしたね。ですごい楽しそうな顔をしてらして笑った笑顔が私にはなんとも衝撃的だったんです≫
「そういう時は霧が晴れるみたいに憂鬱から抜けられるものですか?」
≪そうですね一気に抜けた感じがしました≫
「でそこに(地区センター)いらしたらば水墨の教室があって」
≪そこで受講してたら新しく絵手紙の教室ができてちょっと絵が付いたら楽しいかなっと思って入って絵手紙を習ったんです≫
「それでそうこうしている間に片岡鶴太郎さんのい展覧会を見にいらした」
≪それまでは鶴太郎さんのことは存じ上げなかったんですけども自分が魚とかを描くようになったときに何か引っかかるものがあって友達と(展覧会に)行ってみようかと思ったのが取っ掛かりだったんです≫
「それで行ってみてどうでした?」
≪なんていうのか私にはこの絵しかないんじゃないのかなって思っちゃって≫
※展覧会で片岡鶴太郎さんと初めて出会う朝倉さん
「そこで朝倉さんの面白いところなんですがその時に思わず鶴太郎さんになにをおっしゃった?」
≪絵手紙を出していいですか?って。毎日描いて出しますって言っちゃたんです≫
「そうすると鶴太郎さんはいいですよと?」
≪はい。絵葉書のようにして文章もちょっと書いて≫
「365日大変ですね。その時は目的が何であれね」
≪そうですねその頃はまだ体調が優れてなかったんで寝たり起きたりの時期だったんですけども。それでベットのなかで書いて息子とか主人とか妹とかに出してもらって「明日でもいいじゃない」っていうと「ダメ!一日でも欠かしちゃダメ!って言って」≫
「でもご自分では毎日絵手紙を出していいですかっていうのは突然口をついて出たもので」
≪(笑み)わかんないんですけども言っちゃいました(笑顔)。≫
「それからは動物園にずいぶん行くようになって?」
≪行きました≫
「病気は子宮ガンということだったんですね。しゅじゅつで子宮・卵巣も取るという事になっていろいろな不安もあったと思います。その間に鶴太郎さんに名前も付けて欲しいと頼んだんですって?」
≪(笑)はい≫
「鶴太郎さんからお手紙が来まして出すね」
※その手紙を読む
≪”一年間お疲れ様でした。意志の強さに頭が下がります。お約束の名前決めました。「雲鶴(うんかく)」いかがでしょうか”≫
「ちゃんと覚えてくださったのがありがたいですね。その時(名前を付けてもらったときは)はますます前向きにおなりになって」
≪はい≫
「憂鬱は全然」
≪はいがんばるしかないと思いましたし激になりました。≫
「もちろんお薬なんかも必要なんですけども人間の精神が体に及ぼす力っていうのはすごいもんなんですねえ」
≪それはあると思います≫
「精神だけで直せって言われてもそれは無理だと思うんですね。(鶴太郎さんに会ったときに)もっと絵手紙よりも大きいものを書いたらどうだって言われた?」
≪それから大きいものを描くようになりましたね≫
「で”フグ”の絵を見ていただきます。」
≪フグは一杯いたんですけどもこの子はかわいかったので。それで1人ぶつぶつ言いながら泳いでたんでおしゃべり上手なのかなっと思ってそのまま書いちゃったんですけども≫
「”ぽくぽくぱこぱぷおしゃべり上手”って。絵は右手でお描きになる。字は左手でお書きになる」
≪はいそうです≫
「左手で(字を)書くと思いがけない効果が出るそうで。(※かにの絵が登場)”変わらずにいる。簡単そうで難しい”。あれですねこういう物をじっと見るチャンスがあるというのもねえ」
≪これは岡山が実家なんですけども帰った時に渡りかにを割り箸で書いたんです。≫
「ちょっと文章があると絵が締まったようになりますね。雲鶴という名前も鶴太郎さんずいぶんお考えになったでしょうね?」
≪いろいろ考えたそうです≫
「今はお元気になってそして個展をしてくださる方がいて」
≪3回やりました≫
「お知り合いのギャラリーの方が?」
≪はいそうです≫
「自分でやりだしたことがお元気に(つながった)?」
≪そうですねいろんな人の力を借りていい出会いをさせてもらっているのでいいお話をいただいたらそれに向かって一生懸命やってます(笑顔)≫
黒柳「その3回の個展で取材をしてくださったまあ見えない糸ってあるんだなと思うんですけども朝日新聞の記者の方が」
朝倉≪その方の先輩にあたる記者の方が≫
「上野創さんという朝日新聞で長く連載されたもので”ガンと向き合って”という連載を読まれた方がいると思うんですけどもこの方(上野さん)はこう丸のガンになってずっと闘病記を書いてらしたんですね。その所の挿絵が今日のお客様のだとは思わなかったんですけども取材に来た記者の方の先輩が闘病記を書いてるので挿絵を描いてくれと。そして今度はあなた(朝倉さん)の闘病記を書いてくれと」
≪私ガンの記事っていうのはなるべく避けて通ってたんですけども記事を読んでるうちに自分の体験と重なってくるものがあって今までは自分の体験は(心の)箱の中にしまっていたんですけども(上野さんの闘病記を呼んで)こういう人もいるんだと思って上野さんの記事と自分の記事を平行に書いていったんです≫
「それを」
≪上野さんにお見せしました≫
「別に上野さんには絵をお見せになったわけじゃないんですよね。今まで触れたくなかったものが上野さんの闘病記を読むようになってガンに向き合うようになって並行して書いて(書いたものを)お送りになった」
≪やはり上野さんと同じようなものを書いてたりするんですね。で女性の場合顔色が悪いと嫌なんで派手なパジャマを買いましたとかを書いたものを送りました≫
「そしたら上野さんはそれを読んでくださって。それで途中からこの上野さんの記事に挿絵をお描きになるようになったんです」
※最初上野さんの闘病記には挿絵は無かったが朝倉さんの闘病記を上野さんが読んで挿絵を朝倉さんが描く様になった
≪はい≫
「それでご自分の絵が新聞に載った時はどういうお気持ちでした?」
≪うれしかったですね。自分の宝物がまた増えたっていう感じで≫
「上野さんも喜んでくれて?」
≪そうですね最初は記事に関係する絵っていうのは全然無かったんですけども自分が生きてる時に残るものがいいんじゃないかと思って上野さんにもそれを伝えて≫
「それで内容にあった絵を描くようになった。それで上野さんは現役の記者になってお戻りになって活躍しているそうですけども。朝日新聞の報道部でご活躍だそうですけどもね」
≪そうです。上野さんには精神面でもいろいろな言葉をいただきましたねお若いんですけども≫
「このかたは30代でしたかね?」
≪30だと思います。私の長男と同じ歳ぐらいなんで≫
「でもこの方も病気を克服して良かったですねえ」
≪そうです≫
黒柳「今お家で憂鬱だなと思ってる方に言うとすれば何がありますか?」
朝倉≪憂鬱といって家の中に入って人に当たったりしたことも私もありましたけど自分で乗り切らないといけないと思うんで何でもいいんでちょっと外を散歩してみるとか一歩踏み出さないと始まらないと思うんですよ。私も一歩を踏み出したことで衝撃を受けてこれではいけないと思って気付きがありまして今の状態にあると思うんですけども。いろんな方に相談を受けたりするんですけども聞くことはできるんですけども自分で考えて行動することを薦めていますね。≫
「一歩踏み出すことですかね?」
≪そうですね一歩踏み出さないと始まらないですね≫
「踏み出したことによって考えてもいない世界が広がったわけですものね。それで今ボランティアをやってらしゃるん出すけども”傾聴(けいちょう)”という。聞くことを傾ける」
≪はい。私も知らなかったんですけども上野さんと話したときに今僕は傾聴のボランティアを追っかけてますって言われた時に初めて聞いた言葉でそれはなんでしょうと聞いて今東海大の先生がやってて昨年ですかね私も参加しまして勉強したんですけども。やはりお病気になた方で看護婦さんは忙しいじゃないですかで患者さんも話もできずに悶々としているそういう所にお話を聞いて差し上げるそういうボランティアなんです≫
「全然違う第三者に自分の気持ちを聞いてもらいたいというのがあると思うんですね。今もそれをやってらっしゃる?」
≪はい≫
「年代は?」
≪若い方も最近多いですけども我々ぐらいが一番多いですね≫
「相手は病気の方?」
≪私が今いてるところは高齢者の方が多いんですけども≫
「そういうこともねはじめのご自身の状態から考えれば考えてもいなかったことで」
≪自分も多くの方から大きな力をいただいたんで自分もなにかお返しが出来ないかなって思ったときに自分で役に立つことっていうことで始めたんですけども。ボランティアが終ってお爺さんがエレベーターのドアが閉まるまで手を振ってくださって「また来てね」って。それがうれしくて私役に立ってるって≫
黒柳「(羽子板に絵を書いたものが出てきて)こういうものを残しておくとね」
朝倉≪よく死んだら何もなくなると言うんですが私には息子がいますんでお母さんがこういう風にして生きていたんだなって思ってくれればいいかなって。女の子だとお料理教えてとかあるんですけども男の子の場合はそういうのが無いんでお母さんこういう風にして生きていたんだなって思ってくれればいいかなって≫
「最初の地区のセンターに言ってみようって誘ってくださったお友達がありがたいですね。その方がいらしてくれなかったらこういう活躍も無かったですね。その方は今・・・」
≪元気にしてます。こんどイタリアで個展をしてみようかと≫
「すごいですね話が大きくなりますねご成功を祈ってます。朝倉雲鶴さんでした」
http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2002/h14-4-30.html
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