過去の今日の出来事etSETOraですヨ(=^◇^=)

過去の今日の『徹子の部屋』だヨ(=^◇^=)


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 ┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
 ┗━━━━━━━━━┛13:15~13:55
①1978(昭和53)年06月19日(月)山田太一
②1979(昭和54)年06月19日(火)黒沼ユリ子?
③1980(昭和55)年06月19日(木)堀秀行?×堀之紀?×堀光昭
④1981(昭和56)年06月19日(金)初音礼子?
⑤1984(昭和59)年06月19日(火)岡崎友紀
⑥1985(昭和60)年06月19日(水)エリザベス・ムパタ?
⑦1986(昭和61)年06月19日(木)林家木久蔵?
⑧1987(昭和62)年06月19日(金)五木寛之?
⑨1989(平成元)年06月19日(月)朝丘雪路
⑩1990(平成二)年06月19日(火)山田昌
⑪1991(平成三)年06月19日(水)ピーター・フランクル?
⑫1992(平成四)年06月19日(金)板東英二
⑬1995(平成七)年06月19日(月)森口博子
 ┏━━━━━━━━━┓
 ┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
 ┗━━━━━━━━━┛13:55~14:50
⑭1996(平成八)年06月19日(水)植木等
⑮1997(平成九)年06月19日(木)鈴木ヒロミツ
 1997(平成九)年06月XX日(X) 第23回放送文化基金賞を受賞
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 ┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
 ┗━━━━━━━━━┛13:20~13:55
⑯1998(平成十)年06月19日(金)曙太郎?
 2001(平成13)年06月19日(火)佐渡裕
 2006(平成18)年06月19日(月)麻木久仁子
 http://www.tisen.jp/pukiwiki/?%C5%B0%BB%D2%A4%CE%C9%F4%B2%B0%A1%CA1976%A1%CB
 ┏━━━━━━━━━┓     tv asahi
 ┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
 ┗━━━━━━━━━┛午後1:20~1:55放送
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 |2002(平成14)年 6月19日(水) 斎藤孝 |第回
 └─――――――――――――――――┘
 http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2002/h14-6-19.html
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 |2006(平成18)年 6月19日(月) 麻木久仁子 |第回
 └─――――――――――――――――――┘「黒柳が伝授する美容法に」
 http://up-beat.pos.to/tetsuko/t_calendar.htm#2006年
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 |2008(平成20)年 6月19日(木) 石井 好子 |第回
 └─――――――――――――――――――┘「85歳で現役歌手の健康法」  85歳の現在もシャンソン歌手として舞台に立ち続ける石井好子さんが、ピンと背筋が伸びた姿で登場。元気の源は毎日のウォーキングで必ず少なくとも30分は歩くという。天候が悪い日には自宅でマシンを使用し、発声練習や新しい歌を覚えながらトレーニングをしているとか。若い友人である木原美知子さんが昨年他界した。夫を亡くして落ち込んでいた石井さんを励まし、水泳の楽しみを教えてくれた恩人だった。木原さんのために、来月出身地の岡山で追悼のパリ際コンサートを開くという。  
 ☆CD『ダミアからDamiaまで』 価格:3000円(税込)レーベル:NEAVA 発売中
 ☆第46回シャンソンの祭典「パリ祭」
・7月 5日土:東京/NHKホ-ル 開場17:15 開演18:00【チケット発売中!】お申込み:ジェイス テージ ナビ Tel 03-5946-4880(平日11:00~18:00)
・7月 6日日:東京/NHKホ-ル 開場17:15 開演18:00【チケット発売中!】お申込み:ジェイ ステージ ナビ Tel 03-5946-4880(平日11:00~18:00)
・7月12日土:沼津/沼津市民文化センター 開場17:00 開演17:30【チケット発売中!】お申込み:沼津シャンテ Tel 055-952-1039
・7月15日火:名古屋/愛知厚生年金会館 開場18:00 開演18:30【チケット発売中!】お申込み:シャンソン ド ブーケ(プティパリ)Tel 052-933-2324 Fax 052-933-0616
・7月16日水:神戸/神戸文化ホ-ル 開場18:00 開演18:30  【チケット発売中!】お申込み:(財)神戸市夫人文化協会 Tel 078-341-8530
・7月18日金:岡山/岡山シンフォニーホ-ル 開場18:00 開演18:30【チケット発売中!】お申込み:岡山パリ祭実行委員会 Tel 0120-353-667
・7月19日土:瀬戸田 / ベル・カントホ-ル 開場15:30 開演16:00【チケット発売中!】お申込み:ベル・カントホール Tel 0845-27-3848
 細かい詳細などはHPをご覧下さい パリ祭実行委員会 http://www.paris-sai.com/ 
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/080619.html
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 |2009(平成21)年 6月19日(金) 阿藤 快 |第回
 └─―――――――――――――――――┘「大変身ダンボールで武将に…」 劇団の舞台部から俳優に転向して約40年。身長183センチの阿藤さんは俳優業の他にリポーターの仕事も多い。美味しいものの食べ歩きから、体を守るため心を砕いているという。10キロの減量に成功した「ウォーキングの実践術」には、目からウロコの知恵が…。出身地である小田原に因むパフォーマンスを披露して大いに黒柳を驚かせる。  
 映画「築城せよ!」6月20日《土》より ロードショー 新宿ピカデリー 名古屋ミッドランドスクエアシネマ他
 阿藤さんが本番で着た「手作り甲冑」について お問合せ 小田原・箱根商工会議所 青年部事務局 電話番号 代表 0465-23-1811  
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/090619.html
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 |2012(平成24)年 6月19日(火) 相島 一之 |第9253回
 └─――――――――――――――――――┘「予期せぬ大病から復帰し長男誕生」 多彩な役柄で活躍する俳優の相島一之さんがゲスト。いつも元気な相島さんだが、4年前に予期せぬ大病を患った。深刻に落ち込む相島さんを救ってくれたのは最愛の妻だったという。そして昨年、49歳にして初めて父親になった相島さん。愛息の写真を紹介しながら、幸せいっぱいの胸中を明かす。 
 ☆落語『赤坂寄席 ~本日、ふたりで“R&B”~」日時:7月2日(月)場所:赤坂レッドシアター
 【落語の部】14:30open / 15:00start 出演:立川志らく/相島一之
 【ブルースの部】18:30open / 19:00start 出演:立川志らく/相島一之/相島一之&THE BLUES JUMPERS
 問い合わせ:オンザフィールド 050-5525-1493(平日11:00~18:00)
 ※詳しくは、『赤坂寄席』オフィシャルブログ
 ☆ライブ 相島一之&THE BLUES JUMPERSライブ 日時:8月11日(土)場所:下北沢440 
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/120619.html
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 |2013(平成25)年 6月19日(水) 安西マリア |第9508回
 └─――――――――――――――――――┘「涙の太陽デビュー秘話と母介護」 40年前の大ヒット曲「涙の太陽」で知られる安西マリアさん。小麦色の肌と曲のイメージがマッチしてたちまち人気者になった。現在もライブのステージに立つが、ここに来るまでの道のりは困難の連続だった。母の認知症、息子のイジメ、自身の更年期と「うつ病」…。そんな苦労を乗り越え、かつての若さと美貌そのままに元気なトークを披露する。 
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/html/130619.html
 ┏━━━━━━━━━┓     tv asahi
 ┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
 ┗━━━━━━━━━┛午後12:00~12:30放送
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 |2014(平成26)年 6月19日(木) 五月みどり |第9737回 ※解説放送
 └─――――――――――――――――――┘「アクティブな97歳の母に敬服」「3度の結婚と離婚」という波瀾万丈の人生を歩んできた五月みどりさん。過去10回の「徹子の部屋」出演時の写真とともに、その時々の心境を振り返る。実は五月さんは8人兄弟の長女。97歳になる母は、とても活動的!スキーやパラセーリングを楽しむ写真を公開する。そして、五月さんからパンダをあしらった手製のティッシュボックスが黒柳に贈られる。 
 ☆書籍『五月みどり きれいのヒ・ミ・ツ』定価:本体 1,400円+税(主婦の友社)
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20140619.html
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 |2015(平成27)年 6月19日(金) 佐藤浩市 |第10017回
 └─―――――――――――――――――┘「料理作りも…家庭での意外な素顔は?」19歳でドラマデビューを果たして以来、俳優生活35年を過ぎた佐藤浩市さん。今から2年前、名優として知られた父・三國連太郎さんがこの世を去った。最後に入院先の父を見舞った時の思い出は…。普段はプライベートを語る事がない佐藤さんだが、今日は家庭での素顔を明かす。18歳に成長した息子への思いや、料理も作るという夫としての意外なエピソードは? 
 ☆映画「愛を積むひと」 6月20日(土)~全国ロードショー
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20150619.html
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 |2017(平成29)年 6月19日(月) コロッケ |「右耳の聴覚を失い…苦難を越えて」
 └─―――――――――――――――――┘芸歴37年、「モノマネ界のレジェンド」とも呼ばれるコロッケさん。「徹子の部屋」に初登場した25年前の秘蔵映像を見て、当時の淡谷のり子さんのモノマネが、その後どのように変化していったかを、スタジオで説明を交えながら実演する。いつも明るく、周囲を笑いの渦に巻き込むコロッケさんだが、実は中学時代に右耳がほとんど聞こえなくなってしまい、他人との距離をおいた時期もあった。しかし“聞こえない”ことが、今の芸の肥やしになった、とも。苦難を乗り越えて、現在に至った心境を語る。 
 ☆「コロッケ特別公演」7月28日(金)~8月16日(水)大阪 新歌舞伎座
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20170619.html
 ┌─――――――――――――――――┐※解説放送
 |2018(平成30)年 6月19日(火) 宝田 明|
 └─――――――――――――――――┘「エスカレーターで転倒!額に19針の大ケガ」
 登場早々、手の甲に熱いキスをして黒柳をうっとりさせる宝田明さん84歳。自宅の階段を登る“驚異の脚力”を映像で紹介してくれる。そんな宝田さんに昨年の夏、思いがけない悲劇が…。エスカレーターで転倒し、額に19針の大ケガを負ったというのだ。そんな宝田さん、今日は「世界に3つしかない宝物」を持参。そこに刻まれた謎の数字「9638」の意味とは? 
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20180619.html
 ┌─―――――――――――――――――――――┐
 |2019(令和元)年06月19日(水) 村上弘明&村上都 |※解説放送
 └─―――――――――――――――――――――┘「夫婦漫才」で暴露!ハンサム夫の実情」
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20190619.html
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 ┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
 ┗━━━━━━━━━┛午後13:00~13:30放送
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 |2020(令和二)年06月19日(金) 小島よしお |
 └─――――――――――――――――――┘「ピークを知る男が再ブレイク!」
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20200619.html
 ┌─――――――――――――┐
 |2023(令和五)年06月19日(月)|
 |  神津善行 神津善之介  |
 └─――――――――――――┘「画家の息子が語る“超個性的”な両親」
 ☆戦後ジャズ リクエストコンサート 6月23日(金) 長野 佐久平交流センター
 ☆神津善之介 絵画展 2023 6月21日(水)~27日(火) 伊勢丹新宿店 本館6階 アートギャラリー
 https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20230619.html
 ┌─―――――――――――――――――┐
 |2024(令和六)年06月19日(水) 越路吹雪 |
 |  京マチ子 三木のり平 高峰秀子  |
 └─―――――――――――――――――┘「生誕100年の名優たち」※解説放送
 https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20240619.html
 https://ja.wikipedia.org/wiki/徹子の部屋
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 ┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
 ┗━━━━━━━━━┛午後1:20~1:55放送
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 |2002(平成14)年 6月19日(水) 斎藤孝 |第回
 └─――――――――――――――――┘
黒柳「いろんなのあるんですけども”旅行けば駿河の国に・・・”森の石松の浪曲でございますね。”まだあげそめし前髪の”島崎藤村。土佐日記、更科日記のちょっとだけいいところがでてるんですけども”生麦生米生卵”何ていうのも出てます。”あらまあきんちゃんすまなかったね”っていうのはジュゲム。」
斎藤≪そうですね≫
「これなんかは子供の頃にやりましたので。あと”せり、なずな、はこべら”春の七草。その中で面白いのが曽根崎心中の中の”この世のなごり、世のなごり”。これをなんと曽根心と子供が言う。どうしてこの頃の子供は短くして言うのか(笑)。曽根崎心中は近松のですけども」
≪小学校5年生のクラスでやっていただいてる先生がいらっしゃるんですけどもそこでは一番陰気がこの曾根心だそうで。≫
「どこがいいって子供が思うところをちょっと読んでみましょうか。”我とそなたは夫婦星。かならずそうとすがりより、振る涙川のみかさもまさるべし”心中していくわけですから。それを曾根心と言って小学生が面白がる」
≪はい。近松門左衛門は調子がいいですね。≫
「まだあるんですよ。”春は曙”枕草子ですね。それから”卯の花の匂う垣根に”童謡でしょうか。唱歌ですね。ずいぶんいろんなものがあってたけくらべがあって百人一首もあって身体に覚えこませる座右の銘というのもあって。そういうのがたくさん短くあってその後に(斎藤)先生の、例えば春の七草がありますよね解説がついてるんですね。これがとても面白いのと」
≪コメントがないと寂しいですよね覚えていても。≫
「そうですよね。わけがわかんなくて読んでるのもなんでして。でもずいぶんお調べになったんじゃないですか?このために」
≪まあ好きなものを選んでいるので割りと書きやすかったです。自分の好きじゃないものを書くのは大変ですけどね。≫
「逆にいうとどうしてあれが入ってないんだって言う人が多かったんですって」
≪結構強烈なのがあって見識を疑うというのもありまして(笑)”雨ニモマケズ”が入ってないというのが結構多かったです≫
※見識=物事を正しく見通し、本質を弁別するすぐれた判断力やしっかりした考え
「宮沢賢治の。」
≪ですから2では入れなくちゃと≫
「2をお作りになる。でもあれですよね日本では暗唱させてませんよね。」
≪家で朗読ぐらいは宿題でするんですけども名文を徹底的に暗唱するという文化は衰えてますね。≫
「暗唱すると忘れないんですよね」
≪ジュゲムは小学校の時に覚えて今でもいえます。≫
「あんあに難しい言葉ですよね「ポンポコピのポンポコ」ってねえ。子供の時覚えていきなりでも出てくるんですから”ジュゲムジュゲムゴコウの擦り切れ・・・”ってねえ。やはりジュゲムじゃなくても、外国の方はねえいろんな詩を学校でやったのを。このあいだここにゴルバチョフさんがいらしてロシアの詩人のレールモントフっていう人の詩をどれがいかなって言って読んでくださったんですね。むかしアランドロンというフランスの俳優と一緒にテレビに出ました時にボードレーヌか何かの詩をザーとやってくれたら初めみんなあのすっ転ばしの2枚目がって言ってたら日本の新劇の人だってあんなに覚えてないやってすぐに尊敬したんですけども。すぐに尊敬しちゃうんですけども外国では覚えてるのが当たり前のようですね」
≪そうですねアジアでもインドのタゴールとか≫
「そうですそうですアフガニスタンでもすごい人の詩を子供が暗唱して読んでくれてね。”春夏秋冬あったのに私は今まで春を知らなかった、でもこうやって平和になって春になり鳥が飛んでいくなんて自由は素晴らしい”みたいな詩をザーと読んでくれるんですよ。」
≪ああそうですか≫
「涙が出ちゃうんですけども。ああこういう素晴らしい詩がこの国にもあるんだなって思いますけども。2が大変ですね、あれもこれもって。あれはお入れになります”寅を踏まえてわとうなり、内藤様は下がり富士、不死身西行後ろ向き、ときみはまぐりばがはしら”って。ご存じない」
≪ええ≫
「これは私が言いましたのはご存知の方はオオーって言うかもしれませんけどもこれは歴史上のことが良く分かるんですね。なんで”不死身西行後ろ向き”って。私全然知らなかったんですけども西行法師という人の絵が描いてあってほとんど後ろ向きが多いんですよ。富士山を向うに描くんで西行法師はどうしても後ろ向きになるんですよ絵としては。それだけで一見で覚えるんですね」
≪覚えるんですね≫
「私の言葉もお入れになるとね知ってる方はよしよしと。長いんですけどね。」
≪面白いですね≫
「それにしてもこの”声に出して読みたい日本語”というのをお書きになってこんなにすごい反響があると言うのはお思いにならなかったんじゃないですか?」
≪あればいいなとは思いましたが(笑)ここまでジャストミートするとは思いませんでした。どうしても息が浅いのを気にしてたんですね子供の。ですから呼吸法をずいぶん研究してですね、それで子供の呼吸を長くゆるく吐ける呼吸法にしようと思ってその延長線上にこれが出てきたんですね≫
「タンデン呼吸法。複式呼吸みたいな」
≪そうですね≫
「タンデンというのはおヘソの。いい呼吸法というのは口をつぶって鼻から息をするんですね」
≪ヨガから続いてるものなんですけども鼻から吸ってちょっと止めてそれからゆっくりと吐く≫
「いくつ数えるぐらい吸うんでしたかしら?」
≪3秒鼻から吸っていただいて2秒間止めていただいてゆっくりと吐いていく≫
「何秒間くらい吐くんですか?」
≪これは15秒間吐くんですね≫
「これをやってもらったら学生さんの集中力がすごく高まったんですって?」
≪ええ今小学生も教えてるんですけども小学生って集中力が無くなって浮ついてしまう時があるんですね。これをやってから漱石の文章とかを読むと落ち着きが出る。≫
「テレビでやってたんですけどもこの頃の子供って口をあけてるんですってね」
≪口呼吸がおおいですね≫
「口呼吸というのは風邪(ウィルス)が直接のどに来ちゃうんですってね。鼻と言うのは免疫があってなかなか風邪にはなりにくいんですってね。口をあけてると息も浅くなりますしね。それでこの間実験をさせていたんですけども口を摘むんで運動をさせるんですね。集中力がすごく高まって、絵を書くんですね小学校6年生の子供が(それまで)半分ぐらいしかできなかったのに5個しかできなかったのに10個できたし、飛び上がるのも1m以上高く飛び上がりました。だから口をあけないようにってね」
≪口をあけないように(笑)≫
「昔は私達が口を開けてなかったのか親はそんなに「口を開けてんじゃないの」って言わなかったですよね」
≪昔は活動が多かったと思うんですね。結構体を使う。ですから自然と呼吸が深くて宮本ツネイチという民俗学者の本を読むと口をポカンとあけてるとそれは良くなく見えるからと。良くなく見えるから口は閉じてろって≫
「たしかに昔はそんなに口を開けてんじゃないのってたまには言ったかもしれませんし、親がつぶってたんで子供もつぶってたんだけども(今は)親があいてるかもしれませんけど。それにしてもすごい集中力の違いだそうで先生がおっしゃった3秒鼻から吸って2秒止めて15秒くらいでゆっくりと吐くと子供がとても集中する」
≪それを6回やると2分間にちょうどなるんですけども2分やれば十分、1分でも構わない≫
「それだけで集中力が増して風邪も引きにくくなるんだったら良いんではないかって(笑)。まあもっといろいろあるんですけどもちょっとコマーシャル」
≪はい≫
黒柳「斎藤孝さんはこの”声に出して読みたい日本語”は子供の教育メニューとして考えてみて学校の先生にも使ってもらえるといいなっていう所もあったそうですけども」
斎藤≪強く願ってたんですけども最初はご高齢の方が買ってくださってたんですけども今は学校で副読本のように≫
「それとご高齢の方にはボケ防止にも良いみたいです。声に出して読むというのはね。口の中でモゴモゴ言う子がはっきり言うようになる?」
≪なりますね。最初おんぶさせて下になった子が言うっていうっていうようにさせているんです。下の子が声を出すとかなり強い声が出るんですね≫
「お腹から声を出さないと」
≪昔はいろいろなものを背負ったりしましたよね≫
「ちっちゃいのに炭なんか背をわさせられましたよね疎開している時に。」
≪炭ですか≫
「炭の方が(黒柳さんより)おっきかったですよ。見たところね。そういうものを背負わさせられましたから”フム”って言って」
≪フムっていって(笑)≫
「それまでしょっちゅう病気してましたし。しょうっていうのはあまりしょっちゃうとねえ良くないかもしれませんけどねえ少しぐらいは良いかもしれませんよね。先生は他にも出してらっしゃいまして先生は3色ボールペンというものを非常に」
≪気合をいれてるんですけども。何のことやらって(笑)。これがその本なんですけども≫
「”3色ボールペンで読む日本語”。3色ボールペンってなんだってお思いになるかもしれませんけども」
≪ええこれなかにボールペンが入ってるんですけども≫
「これ最初ボールペンがこここに入ってるんですけども何の事やらわからないので3色ボールペンを買ってきたりしたんですが次の時には”このケースのなかにボールペンが入っています”とここに入ってたんですね。緑と青と赤がはいってるんですけどもこれはなんで3色にこだわってらっしゃるんですか?」
≪まあ自分が(読んだ本に)線を引いてきまして職業柄(※大学教授)たくさん本を読まなくてはいけないので最初1色で引いてたんですけども主観と客観を分けることができなかったんですね。誰が見ても面白いと言うところと、自分だけが見て面白いと言うところと≫
「あります、あります」
≪その2つがあると読んだあとの完走とかが面白くなるんですね。大事なとこはここで、でも僕はここが面白いと思う。≫
「面白いのは面白いけどもどっちでもいいというのは」
≪緑なんですね。≫
「ここ(ペン)にも読みも小さく書いてあるんですよ」
≪読みも小さく(笑)≫
「「緑:面白い」ああこれは面白いなって。そして青が」
≪まあ大事と言うことで、これは客観方面ですね。赤はすごく大事。これは誰がどう見てもツボだろうと言うところで。青は”まあ大事”というすごくアバウトなものを入れたかと言うとそれを入れないと今度は緊張して子供が線を引けなくなるんですね。”まあ大事(青)”でどんどん調子をだしてもらって引いてもらってそれで赤で。これで10年以上本を読んできてそのあと本を使いこなすのがとてもやりやすくなるんですね。すごいいいやりかただとおもってたんですけども中学生ぐらいになると10色ぐらい筆入れで入れてる子がいるんですよ。あれだと多すぎるんですよ今度は何の色か分からなくなって。カチカチやることで頭の主観と客観を切り替えるって言うんでしょうかね。≫
「この本を読んだ人は書いた人(著者)はおじいさん見たいな先生だろうとお思いでしょうが大変お若い先生で40・・・」
≪41ですけども≫
「41にお成りになった先生でさっきお会いした時にどなたが先生か分からなかったんですけども」
≪(笑)≫
「失礼しました。雑誌社の方がたくさんいらしたんでどなたが先生ですかって言ったぐらいなんですけども」
≪まぎれちゃいますね(笑)≫
「普通はおじいさんが書いた本だとお思いでしょう。音を出して(3色ボールペンの)色を変えてると気分も変わるってこんなことお若い方じゃないと思いつきになりませんよ。この先生は徹子の部屋を3色で色分けなされたそうですよ。コマーシャルの後に」
≪どうも≫
黒柳「3色ボールペンにこだわってらしゃる先生は今日の徹子の部屋の出演に当たってですね”徹子の部屋”というところは何色でお書きになったんですか?」
※スケジュール帳を取り出す斎藤さん
斎藤≪まあすごく大事というところで赤はもちろんなんですけども。来るのを忘れちゃいけないので。緑中心ですね≫
「でたら面白いと言う事でね。見ててくださって分析されて」
青:まあ大事(客観)
赤:すごく大事(客観)
緑:面白い(主観)
≪ああこの人は赤でしゃべってるなとか、緑に変わったなとか聞いてんですね。だから緑のバランスが8割の番組と青赤系。ニュースなんかは青赤系ですね。黒柳さんの番組はこの番組はそのバランスがいいなっと思って。≫
「そうですかうれしいですね」
≪ちなみに質問力がすごいですね。質問する力が≫
「そうですか普通の番組と比べて長いですけどもその方の一生をお聞きするので」
≪一生ですか(笑)≫
「質問させていただく時はかなり考えてその(質問する)場合は赤で?」
≪赤で押さえてなおかつ緑で切り込むみたいな。≫
「赤で押さえてなおかつ緑で切り込む。お分かりになられましたでしょうか私がゲストに聞く時は”赤で押さえてなおかつ緑で切り込む”。だからこれは聞きたいと言う事を聞いてなおかつ自分で興味のあるものを進めていく。ですから久米さんの場合は赤でいかないとニュースですから。ですけどもインタビューなんかする時は全然変わっちゃうんですって?久米さんのインタビューは外国人のゲストの方で」
≪緑中心で。赤をしゃべりたい外国の方は大変ですけどね≫
「緑専門で聞くので赤でしゃべりたいお客様はもっと赤でしゃべりたいと」
≪赤を押していきたいと≫
「でもあれですねこれを持ってると(3色ボールペンの色をカチカチと変える)癖になりますね。」
≪これ癖になりますね≫
「私今までこんなもの癖になった事無いんですけどもなんか持ってると癖になりますね」
≪(笑)≫
「呼吸法を変えてペンを持って線を引いて読むと全然違いますね」
≪何となく読んでますからね。バッターボックス入るみたいなものですね。これから玉を打つみたいな。≫
「あの正岡子規という人の俳句が(本の中に)出てるんですが”幾たびに雪の深さを尋ねけり”っていうのがあるんですけども、それを先生がこの中で解説してらしゃるでしょ。子規はいつでも病気だったから」
≪病気だったんですね≫
「布団の中に入ってたんで」
≪雪を自分で確かめる事ができないんですね≫
「子規の病気が迫っているのが分かりますね。そういう風に解説もすごく面白いと言うのがあるんですけども先生がこれは緑だなっておもしろがっておつくりになって」
≪やっぱり自分が面白いと思わないときついですからね。≫
黒柳「あの静岡でお育ちになったんですけどもまあお家はとっても普通のお家だったそうですけども学校の勉強が嫌い?」
斎藤≪ダメって言うより嫌いですね(笑)≫
「本当に嫌いだったんですって。これは教育が悪いと自分でお思いになって総理大臣になって教育を変えようということで東大にお入りになる事もすごいですが裁判官になって変えてやろうと思って法学部だったんですがそれもうまくいかなくて考えを変えて教育大学院で教育の方をおやりになったそうです。またおいでください。ありがとうございました」
≪ありがとうございました(笑)≫
 http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2002/h14-6-19.html

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