過去の今日の出来事etSETOraですヨ(=^◇^=)

過去の今日の『徹子の部屋』だヨ(=^◇^=)


 ┏━━━━━━━━━┓
 ┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
 ┗━━━━━━━━━┛13:15~13:55
①1976(昭和51)年05月31日(月)菅原洋一
②1977(昭和52)年05月31日(火)フランキー堺
③1978(昭和53)年05月31日(水)福島慶子?
④1979(昭和54)年05月31日(木)カテリーナ・バレンテ?
⑤1982(昭和57)年05月31日(月)笑福亭鶴瓶
⑥1983(昭和58)年05月31日(火)落合恵子
⑦1984(昭和59)年05月31日(木)市毛良枝
⑧1985(昭和60)年05月31日(金)平幹二朗
⑨1988(昭和63)年05月31日(火)阿久悠
⑩1989(平成元)年05月31日(水)野川由美子
⑪1990(平成二)年05月31日(木)中井貴惠?
⑫1991(平成三)年05月31日(金)ばんばひろふみ
⑬1993(平成五)年05月31日(月)辰巳琢郎
⑭1994(平成六)年05月31日(火)貫戸朋子?
⑮1995(平成七)年05月31日(水)三遊亭小遊三
 ┏━━━━━━━━━┓
 ┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
 ┗━━━━━━━━━┛13:55~14:50
⑯1996(平成八)年05月31日(金)本多敏之?
 ┏━━━━━━━━━┓
 ┃ 『徹子の部屋』 ┃ テレビ朝日
 ┗━━━━━━━━━┛13:20~13:55
 2001(平成13)年05月31日(木)音無美紀子
 2006(平成18)年05月31日(水)おすぎ?
 http://www.tisen.jp/pukiwiki/?%C5%B0%BB%D2%A4%CE%C9%F4%B2%B0%A1%CA1976%A1%CB
 ┏━━━━━━━━━┓     tv asahi
 ┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
 ┗━━━━━━━━━┛午後1:20~1:55放送
 ┌─―――――――――――――――――┐
 |2002(平成14)年 5月31日(金) 利重 剛 |第回
 └─―――――――――――――――――┘
 http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2002/h14-5-31.html
 ┌─――――――――――――――――┐
 |2006(平成18)年 5月31日(水) おすぎ |第回
 └─――――――――――――――――┘「王監督との興奮映像を大公開」
 http://up-beat.pos.to/tetsuko/t_calendar.htm#2006年
 ┌─――――――――――――――――――┐
 |2010(平成22)年 5月31日(月) 香取 慎吾 |第回
 └─――――――――――――――――――┘「好きなタイプの女の子は!?」 SMAPの最年少メンバー香取慎吾さんが9年ぶりに出演。香取さんとは深い関係にある(?)黒柳が、ならではの話題で迫る。2人に共通する人物はあのタモリさん。タモリさんが得意とする料理をご馳走になるため自宅に招かれている。タモリさんの飼い猫・パトラの話でも盛り上がる。そして質問は、香取さんの女性の好みにも及び…。
 ◎出演映画『座頭市 THE LAST』全国東宝系にて公開中
 ◎DVD『座頭市と用心棒』(1970年)¥5040(税込み)発売・販売元 東宝  
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/100531.html
 http://kakaku.com/tv/channel=10/programID=655/episodeID=410485
 ┌─――――――――――――――――┐
 |2011(平成23)年 5月31日(火) 森繁建 |第8984回
 └─――――――――――――――――┘「家族が語る父・森繁久彌 秘蔵映像も」 俳優の森繁久彌さんが亡くなって1年半。今日は二男の森繁建(たつる)さんが、森繁家の知られざる家族秘話を明かしてくれる。96歳で亡くなるまで、晩年は孫8人、ひ孫9人に囲まれ、家庭人として日々を過ごした様子を貴重な写真と共に…。『徹子の部屋』には放送第1回より計13回出演した父・森繁さんの貴重な名場面VTRもご紹介する。 
 ☆著書「人生はピンとキリだけ知ればいい わが父、森繁久彌」
  著者:森繁建 和久昭子 
  定価:¥1,300(税別)
  発売:新潮社
 ☆講演の問い合わせ先 ㈱オールスクウェア Tel 03-6913-6551
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/110531.html
 ┌─――――――――――――――――――┐
 |2012(平成24)年 5月31日(木) 浅野 史郎 |第9240回
 └─――――――――――――――――――┘「白血病… 闘病生活を支えた妻の愛!」 元宮城県知事で、テレビ番組のコメンテーターとしても知られる浅野史郎さん。3年前に、白血病の中でもかなり厳しいとされるATL(成人T細胞白血病)を発症した。医師から告知を受けた時は激しく動揺したが、すぐに〝闘う〟意欲を固めて妻に協力を求めたという。今日は、毎日くり広げるという夫婦喧嘩のエピソードを披露。気になるその原因は? 
 ☆書籍『運命を生きる -闘病が開けた人生の扉-』岩波ブックレット 刊 ¥588(税込み) 
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/back2000/html/120531.html
 ┌─―――――――――――――――――――――――┐
 |2013(平成25)年 5月31日(金) トム・クルーズ 2日目 |第9495回
 └─―――――――――――――――――――――――┘「知られざる映画秘話をトム・クルーズの素顔」 昨日に引き続きトム・クルーズさんがゲスト。映画『トップガン』で一躍世界のトップスターとなったあと、感動作『レインマン』に出演。障がいを持つ兄役を熱演した名優ダスティン・ホフマンさんとの意外な出会いと、共演秘話を明かす。そこには映画に対する情熱と、作品に向き合う誠実な人柄が滲み出る。黒柳ならではの珍問も飛び出して…。 
 ☆新作映画『オブリビオン』5月31日より TOHOシネマズ日劇ほか全国公開 
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/html/130531.html
 http://ja.wikipedia.org/wiki/徹子の部屋

 映像◆毎年トムクルーズからお歳暮が届く日本人がいる。トリビアの泉 https://youtu.be/Asm9K2XVp7w
 
 ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
 ┃『徹子の部屋』過去のお知らせ┃No.010
 ┗━━━━━━━━━━━━━━┛Since 2014.3.24(mon)
 ┌─――――――――――――┐
 |2015(平成27)年 4月28日(木)|情報配信  黒柳徹子主演 舞台のお知らせ
 └─――――――――――――┘黒柳徹子主演 ⇒ 海外コメディ・シリーズ第29弾「ルーマーズ ~口から耳へ、耳から口へ~」今年も5月16日~31日に、EXシアター六本木にて黒柳徹子主演の舞台上演が決定しました! 演目は喜劇王ニ?ル・サイモンの傑作「ルーマーズ」。1990年、2006年、2012年と3回の上演では、700回以上も爆笑が起こったという最強コメディのリニューアル上演です。 現在、チケット好評発売中です。 詳しくはこちらからhttp://www.tv-asahi.co.jp/event/contents/event_stage/0217/
  http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/news/0010/index.html
  ☆黒柳徹子主演の舞台「ルーマーズ~口から耳へ、耳から口へ~」
  日 程: 2015(平成27)年5月16日(土)~5月31日(日)EXシアター六本木  パルコ TEL:03-3477-5858
  http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20150526.html
 ┏━━━━━━━┓     tv asahi
 ┃『徹子の部屋』┃(月)曜日~(金)曜日
 ┗━━━━━━━┛午後12:00~12:30放送
 ┌─――――――――――――――――――┐
 |2016(平成28)年 5月31日(火) 城戸真亜子 |第10260回 ※解説放送
 └─――――――――――――――――――┘「94歳 認知症の姑と介護絵日記」黒柳のこの日の装いは、初夏らしい青と緑のブラウス。実はこの服は、城戸真亜子さんの絵をデザイナーの鳥居ユキさんがデザインしたもの。雨上がりの森をモチーフにしたという色彩豊かな絵に、黒柳も感嘆することしきり。そもそも、美大生だった時に、読者モデルからタレントになった城戸さん。その得意の絵を活かして、12年前から認知症の姑の介護絵日記をつけ始めた。優しい心遣いが伝わる可愛いイラスト…でも、そこには認知症患者の哀しい現実も描かれていた。
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20160531.html
 ┌─――――――――――――――――――――――┐※解説放送
 |2017(平成29)年 5月31日(水) 田淵幸一&八田有加 |「掛け合い漫才!?あの「タブチくん」が夫婦で登場」
 └─――――――――――――――――――――――┘ミスター・タイガースで知られる元阪神の大スター、田淵幸一さんが妻の八田有加さんと夫婦で初登場。知り合った当時、奥様は田淵さんがモチーフの人気漫画「がんばれ!!タブチくん!!」を読んではいたが、実際会ってみると「なんてハンサムなの!」と一目ぼれ。田淵さんの方も、当時モデルや女優をやっていた奥さまに対して好意を持っていた。結婚36年。互いの不満をぶつけ合う2人は、まるで夫婦漫才のよう。自宅の様子も大公開する! 
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20170531.html
 ┌─――――――――――――――――――――――┐
 |2018(平成30)年 5月31日(木) 三遊亭金馬&妻 節子|※解説放送
 └─――――――――――――――――――――――┘「結婚64年・・・波瀾万丈の夫婦人生を」 結婚64年、落語界の重鎮 三遊亭金馬さんと妻の節子さん。節子さんが「ミス新潟博覧会」だった頃に知り合ったという2人だが、金馬さんがゾッコンだったらしい。しかし金馬さんの浮気癖が激しく、節子さんは何度も泣かされたという。ある時、金馬さんから「他の女性と暮らすから、家を建てる資金を用意して欲しい」と言われ、節子さんが銀行へお金を取りに行く途中に交通事故に。それ以来、反省して浮気癖もおさまったという。波瀾万丈の夫婦人生を振り返り、「色々あったが幸せでした」と話す。 
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20180531.html
 ┌─――――――――――――――――――┐
 |2019(令和元)年05月31日(金) 加茂さくら |※解説放送
 └─――――――――――――――――――┘「81歳の元気を支える「食」の秘密を公開」
元タカラジェンヌで、情報番組の司会などでも活躍した女優の加茂さくらさんが初登場。81歳の今でも元気一杯! 舞台でお馴染の美声を披露している。健康の秘訣は、徹底した食事の管理。野菜、ナッツ、フルーツなど、独自の工夫が詰まった1日の食事を紹介する。加茂さんは娘役時代、“宝塚一の変わり者”と言われていたというのだが、その理由は? 
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20190531.html
 ┏━━━━━━━━━┓     tv asahi
 ┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
 ┗━━━━━━━━━┛午後13:00~13:30放送
 ┌─――――――――――――――――┐
 |2021(令和二)年05月31日(月) 園まり |
 └─――――――――――――――――┘「77歳・・・「骨折」を機に心機一転!」※解説放送
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20210531.html
 ┌─―――――――――――――――――┐
 |2022(令和四)年05月31日(火) 川井郁子 |
 └─―――――――――――――――――┘ヴァイオリニスト 「音楽家20年…羽生結弦選手が私の曲を」※解説放送
 ☆20周年 川井郁子 シンフォニックコンサート 6月23日(木)Bunkamuraオーチャードホール
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/20220531.html
 ┌─―――――――――――――――――┐
 |2023(令和五)年05月31日(水) リリー・フランキー|
 └─―――――――――――――――――┘「両親が逝き…“天涯孤独”の私生活は」※解説放送
 https://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/guest/bn/2023053.html
 https://ja.wikipedia.org/wiki/徹子の部屋
 ┏━━━━━━━━━┓     tv asahi
 ┃ 『徹子の部屋』 ┃(月)曜日~(金)曜日
 ┗━━━━━━━━━┛午後1:20~1:55放送
 ┌─―――――――――――――――――┐
 |2002(平成14)年 5月31日(金) 利重 剛 |第回
 └─―――――――――――――――――┘
黒柳「とても独特の演技で評価されている利重剛さんです。映画監督でもいらっしゃいます。それでお母様は小山内(おさない)美恵子さん。(小山内さんが)金八先生を書いてらっしゃいます。24年前に金八先生を書いてらっしゃる時にこの方をよくお母様が観察なすってずいぶんあなたのあれですってねえ・・・」
利重≪そうですね僕の中学時代のエピソードとか僕の友達とかの・・・≫
「ずいぶん取材なすったそうで。どうして小山内さんて中学生のことがわかるんだろうって(思われてましたが)ちょうど頃合の息子さんがいらっしゃたんですから。でも24年ですからお母様の金八先生がついて周っている」
≪2人が親子であるって知らない人がいるので時たまそういう話をすると「えーー!!」って≫
「ああそうか。お名前も違うしね」
≪自分としては当たり前のように話すんですけども驚かれる方のほうが多いですね≫
「俳優としてもご活躍で映画「ユリイカ」におでになって、あとNHKの「やんちゃくれ」これは癖のある新聞記者」
≪はい≫
「そしてデビューはお母様の緒かお書きになった「父母の誤算」。最初の時はもう俳優になるつもりで出てらっしゃたんですか?」
≪そういうつもりは全然無くてですね高校のときから8m映画を作ってたんですよ。監督になるつもりでいたんですけども人数足りないとみんな出演するんですね。役者になろうというんじゃなくて人数が足りないから出ようということで最初からあまり緊張感はもってなかったですね。≫
「まあお母様がお書きになるものだし、同じ位の歳の子が出るから出るんだっていう感じで」
≪いろんな現場を見て見てみたいと思いましたし≫
「あなたずいぶん背がお高いんだけども昔から高かったんですか?」
≪そうですね昔からヒョロっとしてましたね。≫
「監督としてもずいぶん評価されてまして現在ベルリン映画祭に監督したものが出品されたものが2本あって今度のが正式招待されたものが3本目その話は後でしますがなんといってもお母様があなたを女で1つで育ててくださった」
≪とても強い人だと思います。≫
「お母様がいきなりあなたの耳を噛んだ」
≪イベント好きの母なんでいきなり「君ももう大人だからお別れの儀式をやろうと思う」といきなり言ってですね。何のことかわからなかったんですがいきなり抱きしめて耳を噛まれました。≫
「それは耳を噛むお母さんも珍しいですね。」
≪それをエッセーに書いてですねそれを読むとああなるほどと感動するんですが、当事者としてはただ痛いですから何をしてるんだろうお袋はと(笑)。20の時ですね≫
「ああ!もうそんなに大きくなってるの。そうかと思うとあなたと本気でプロレス」
≪子供の頃まだ10歳にならない頃ですけども遊びでプロレスごっこをやって急に押さえつけられて動けないくらいで。後で聞くと僕が大きくなると力の差が出てきて押さえつけられないので今のうちに見せ付けとこうという事だったらしいんですけども(笑)。≫
「親として子供に勝っているぞということを見せていると思うんですけども。お父様とお母様はあなたが赤ちゃんぐらいの時にお別れになってそれでお母様はあなたを連れて実家にお帰りになった。本にも書いてらっしゃるんですけどね”分かれてから子供の父親は時々玩具を一杯持って会いにきた。それしか愛情の表現のしようが無かった。でも母の私には抵抗があったからある時期まで会わないでくれと頼みました。手紙と写真を送るから。彼の条件はいつか再会するかもしれないから死んだとわ言わないでくれ。アメリカに行ってることにしといてくれ”と”それともう1つ分かれた後でも夫の悪口を周りの人に言わないようにしてくれ”と。であなたはお父様はアメリカに行ってる人だとずっと思ってた」
≪友達にもうちの親父はサンフランシスコというところで働いてるんだと自慢してましたね。≫
「でもあなたが大きくなってからお父様のプレゼントが伊勢丹だかの包みで来た」
≪そうなんですよ毎年クリスマスと誕生日に(父から)手紙とプレゼントが来るんですけども僕はほとんど覚えてないんだけども「なんでこれ伊勢丹の包みなの?」って(母に)聞いたんですね。お袋はドキッとしたらしいんですけども「伊勢丹というデパートは大きいデパートだから向う(アメリカ)にもあるんだよ」って。ああそうかって納得しました。疑いの無い子供だったんでそれをまた学校へいって自慢しちゃったりして(笑)。「伊勢丹はずごいぞ。アメリカにもあるんだ」って≫
「お父様がいなくて寂しいという事も無く?」
≪不思議と全然寂しいと思わなかったですね。後から思うと(親父と)会わないし写真も送ってこないからなぜ疑わなかったのかと思うんですけども≫
「お母さまは毎月(利重さんの)写真と手紙を(お父さんに)送るからとお約束されたみたいなんです。そうこうしてるうちにお母さまが「離婚ってわかる?」っておっしゃったの?」
≪はい。小学校を卒業する時ですねあなた離婚てわかるって。「実はお父さんと私は離婚をしています。今まで嘘をついていてすいませんでした。アメリカに住んでいるというのも嘘です。実は東京に住んでいます。」と≫
「なんかお母さまは土下座をして」
≪(うなずいて)すいませんて本当に土下座ですね。最初はどういうことかわからなかったんですが向う(父親)は会いたいといってるが会う気はあるって。それで会うことになったんですけども。さすがに小学6年生ぐらいになったら騙せないだろうなって思ったんでしょうね。それまでは感謝してますけどもお袋やお祖父さんやお祖母さんや周りの人が協力して親父の悪口を言う事もなかったしお父さんはアメリカでがんばってるからお前も立派な大人になれよと≫
「それはお幸せでしたね。」
≪家族っていうのはすごいもんだと今になって思いますね≫
「それでお父様にお会いになって」
≪はい。≫
「その時に「はじめまして」っておっしゃたんですって?」
≪今でも切ないんですけども秋葉原であったんですけども(お母さんが)「こちらがお父さんです、こちらが剛君です。じゃあ」といってお袋は行ってしまたんですけども≫
※お母さんの小山内さんは「こちらがお父さん(元の夫)、こちらが剛君です」と紹介だけして行ってしまった
「お母さんはそれで分かれちゃったの」
≪自分のお父さんだと思ってるですけども緊張しているんでしょうか「はじめまして」と言っちゃたんですね。初めてではないんですけどね僕の事抱いてるわけですから≫
「それで”は!!”っと思ったでしょう。分かってくれました?」
≪分かってくれたと思うんですけども≫
「とっても良い方だったんですって?」
≪はい。それから時々デートをしてですね。その頃からすごく映画が好きだったものですからいつも付き合ってくれてお父さんと一緒にいるといつもロードショウの映画が見れるものですからいつも3本4本と映画を見るのを付き合ってくれたものですから≫
「お父様のお住まいにいらしたこともあるんですって?」
≪一度見てみるかいとか言われて一度見にいって。男の1人暮らしの部屋でこういうところで親父は暮らしているんだなって思ってそれも切ない思い出ではありますけどね。≫
「多感な時期に見てそれをお母さまには細かくご報告はなさらなかったと思うんですけども。そこでいろんなことを感じたりなさったんでしょうね。でもお父さんとお母さんはなぜ離婚したんだろうとお思いになったでしょう?」
≪まあいろいろあるんだろうなと。僕には分からないけども≫
黒柳「高校生ぐらいになったときにお父様からお手紙が来て」
利重≪その内容はですね1人暮らしをしていて自分がいつか死ぬ時の事を想像すると。例えば突然胸が痛くなって(助けを呼ぼうと)電話まで行くがたどり着けずに死んで(死んだ事に)気付かれずに1週間も経つ。それで複雑にな気持ちになる。それで縁があって再婚したらどうかという話があるんだけどももし君が許せば再婚してもいいかという様なお手紙がきまして。そうしてくださいとお手紙を返しまして。ずっと1人でいたのも僕の事を気づかっての事なんでしょうね。≫
「思ってってくださったんでしょうね。とてもいい方だったんですね。」
≪お袋もお祖父さんもお祖母さんもみんなきちんとしてるんですね。大人としての迫力もありますし子供だってバカにしてるんじゃなくて誠意を持って接している。≫
「それからお父様はどうも結婚されたらしく、もうお会いになる事もなかったんですって?」
≪そうですね。手紙でのやり取りは何回かありましたけども≫
「お父様が結婚するならそれでいいと」
≪はい≫
「でもその時お母さまに言おうかなとかいろいろな事をお思いになったでしょ?」
≪ええっとあれは言わなかったんじゃないかな(笑)≫
「でもそういうことはあなたが俳優をやっていく上で映画監督をやっていく上で愛情の事とか別れることとかずいぶん役にたつんじゃあないですかね?」
≪役に立ちますね≫
「役に立つって本当に嫌な言葉だと思うんですけどもどんな事でも役に立つんですよね嫌な事でも辛い事でも。でも皆さんの愛情があって育ったのはなんてお幸せと思います。お祖父さんはあなたと寝てくださったんでしょう?」
≪そうです僕の”利重剛”というのは芸名なんですけどもおじいちゃんの名前が”利重(とししげ)”という名前だったんですよ。おじいちゃんの名前をもらって芸名にしてるぐらいおじいちゃんが好きで≫
「なるほど剛というのは本当のお名前なのね。」
≪そうですねまあかっこいいお祖父さんでいつも散歩に行く時はハンチングを被って「俺は曲がった事が大嫌いで、曲がったものも大嫌いなんだ」っていっていきなり人の家に入っていって物干しをなおしたりする人で≫
「ははは(笑)」
≪それである時朝方パット目が覚めたらおじいちゃんがラジオを聞きながら外を眺めているんです。で「お祖父ちゃんなんでこんなに早くに起きてるの」って聞いたら「お前のお母さんはみんあを食べさせるために一生懸命働いているから昼まで寝ているのは当たり前のことなんだ。だけど俺は今仕事をしてないから早く起きないとおてんとうさまに申し訳ないんだ。」。その言葉もカッコよかったしお袋が昼まで寝ている事をフォローしているんですね。≫
「お母さんは何で朝ごはんを作ってくれないんだとか何で僕と一緒に寝てくれないんだとか思いますものね」
≪うん(笑)やっぱり人の家のお母さんと違いますから≫
「いわばあなたが寂しくないように一緒に寝てくださってるおじい様はそれが自分にできる事だったのかもしれません。なるほど小山内さんてそういうお父様がいらっしゃたんですか。小山内さんの気風のいいところってどういうところから来てるのかと思ったら」
≪ハハハ(笑)。≫
「そういう血を引いてらっしゃるんですね」
≪そうですね≫
黒柳「なにか(利重さんが)友達とワーワー騒いでらしゃったらおじいさまが赤いちゃんちゃんこで」
利重≪そうですクリスマスですかね。小さい頃サンタクロースを見た事がありまして、まあ親戚一同で騒いでましていきなりサンタクロースが来て子供たちにプレゼントを渡して帰っていったんですけども≫
「後で考えたら赤いちゃんちゃんこで」
≪見た目は完全にサンタクロースだったんですけどね≫
「それもお母さまがやってっていったのかもしれない。お父様がいなくてもお母様がいなくても寂しくないっていうね。だからという事もあるんですけどね今一生懸命カンボジアに小学校を作る事をお母さまが一生懸命やってますよね。あなたも一緒にいらしたことあるんですって?」
≪8年ぐらい前に一緒に行きました≫
「あそこは教育を受けた人はみんな殺されましたのでねポルポトに。農民しか残らなかったという国なんでね。あなたはお若いときから8年前というとお若いですよね」
≪はい。湾岸戦争前にヨルダンの難民キャンプに行ったりとかそれがきっかけになってやれる事はたくさんあるという事でお袋はカンボジアのほうに活動するようになってきましたね。≫
「カンボジアに大きな建物を作るという事じゃなくてね読み書き算数を教える事が絶対必要なんでね。ですからそういうのを見てたんで不良になる暇は全然なかったんですって?」
≪暇は無かったですね。充実してたというか面白い事ばっかしだったですね。≫
「俳優になってね独特の演技が不思議な演技が評価されるようになっちゃうと俳優としても止めるわけには行かないというふうになるんじゃないですか?」
≪俳優はとても面白いです。やり始めた頃に亡くなられたキシダシンさんとかトノヤマタイジさんとかからとてもお世話になってああいう味のあるバイプレーヤーというのが少なくなってきているので不思議な味ということで僕みたいな俳優もこの世界に残っていかなければいけないんじゃないかなって≫
「さてこの方がお作りになった3作目の映画がベルリン映画祭の正式招待作品になったんでうれしいと思うんですね。コマーシャルを挟みたいと思います」
≪(うなずく)≫
黒柳「映画がベルリン映画祭の正式招待作品になったんですけども”クロエ”という。これは」
利重≪ふらんすの作家でボリス・ビアンという方の”うたかたの日々”という作品がありましてそれをモチーフにかなりオリジナルにしているんですけども≫
「不思議な話なんですよね」
≪二人が恋に落ちて結婚してそうすると奥さんの肺にスイレンのつぼみが取り付いてしまうんです。それが花を咲かせると死んでしまうといわれてそれを咲かさないように努力するという。≫
「永瀬正敏さんとともさかりえさんお2人が」
≪本当にとっても良かったですね。自分も俳優をやってますから人がいい芝居をするととてもうれしいですね。永瀬も本当に素直な役者なんで泣く時は本当に泣くんですよ。カットがかかっても泣くのが収まらなくてそのまま泣き続けて≫
「永瀬さんはずっと泣いてカットと言っても泣いて部屋に行っても泣いて次のシーン行ってもまだ泣いてるぐらいなんですって。」
≪本当の感情が出せるんですね≫
「これは6月に日本で公開される。ベルリンで公開されてそれもうれしいんじゃないですか?」
≪うれしいですね。たくさんの人に見てもらえて≫
「お母さまは?」
≪ついこないだ試写で。案外気に入ったみたいでした、今回のは。≫
「じゃあ前の2つはどうだったんですかね?」
≪どうだったんですかね(笑)。あんまし言わないです≫
「でもお母さまの取材を見ていると本当によく取材をなさるんですって?」
≪母の仕事を見てきたからそれは感謝してますね≫
「”クロエ”ですよろしくご覧ください」
 http://www.h4.dion.ne.jp/~giten/cont/guest2002/h14-5-31.html

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「日記」カテゴリーもっと見る