┏━━━━━━━━━━┓ アジア地域限定
┃ 『LAND IN ASIA』 ┃MUS001-2(初回盤)
┗━━━━━━━━━━┛MUS007-2(通常盤)
Mr.Children 1回目(1枚目)のベスト・アルバム作品
‡1996(平成八)年01月02日(火) リリース日 未公式作品
備考・・・Mr.Childrenのアルバムの中で唯一♪Tomorrow never knows♪のシングルバージョンが収録されているヨ(=^◇^=)
******************* http://www.mrchildren.jp
https://ja.wikipedia.org/wiki/LAND_IN_ASIA
********************************************
┏━━━━━━━━━━┓┌─―――┐
┃ 今日は何の日!? ┃|1月2日|
┗━━━━━━━━━━┛└─―――┘
http://www.cdjournal.com/main/calendar/20200102/todays/
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 『ap bank radio NEO RESONANCE』 ┃TOKYO FM&JFN 38 STATIONS
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛23:30~23:55
┌─――――――――――――┐
|2011(平成23)年 1月 2日(日)|小林武史×エリイ「今年の日本とアートシーン」
└─――――――――――――┘
小林、エリイ:明けましておめでとうございます。
小林:見つめ合って「明けめしておめでとうございます」言ったの初めてだよ。
小林:Chim↑Pom何やるの?
エリイ:3人くらい外国にはばたき、外国での展覧会を増やすっていう地球制覇計画。
小林:それぞれが外国に住むの?
エリイ:そう、東西南北的な。中国とかアメリカ、なんとかみたいな。
小林:みんなバラバラに住むんだ。
エリイ:あたしJAPAN!
小林:基本は日本好きなんだね?
エリイ:アタシ大好き。日本が一番好きだな。
小林:繁華街とか?
エリイ:繁華街大好き。最近は飲み過ぎなんじゃないか。だからChim↑Pomが繁栄しないんじゃないかって言われたりするから
小林:誰に言われたの?
エリイ:友達とかに言われる。
小林:少し真面目にやったらどうだと。
エリイ:そう、ほんとやだ~
小林:それはChim↑Pomの他のメンバーから言われるって訳じゃない?
エリイ:そういう訳ではない。
小林:ま、でもいいよね。そうやってバラバラに、なにかやる時は一緒に集まったりするんだろうけど、今はバラバラで色んな所に居ても共通してなにかやることができるもんね。
エリイ:すぐにスカイプでも話せますしね。いろんな機械があるから。
小林:俺も同じ様な事考えたんだこの正月に。去年やったリリィ・シュシュですよ。ああいうsalyuの響きみたいなものってヨーロッパでも北の方とかに響くんじゃないかと。
エリイ:ノルウェーとか?
小林:そうそう。だから日本のレコード会社を通して向こうに持っていくっていう手もあるけど、俺なんか向こうに行って曲作りなんかを向こうのミュージシャンとかもゲストで入れたりして、salyuの声なんかを日本から送ったりしてレコーディングやって。凄いねこの子みたいな事をやっていった方が早いんじゃないの?みたいな。
エリイ:北欧が凄く受けそうな感じがしますね。
小林:するでしょ?実際ビョークとかさアイスランドとかのああいう流れだけどさ、あとシガーロスとかハマれるあれがけど、アイスランドがまた経済破綻のとんでもない、ギリシャと並ぶ、最初の経済破綻だったかな?去年ね。何か関係してるかもよ?何か鈍い歪み感というか。そういうところにはアートというか響きというかさ本質的な手当が必要になって来てるんじゃないかみたいな事。
エリイ:じゃあ小林さんアッパーな曲作って下さいよ。日本は経済破綻にならず。
小林:アッパーな曲はあれですよ。エリイも関わってるけどブラッドベリオーケストラ。大沢伸一くんと。そのうち来てくれるのかな?
エリイ:アートってやっぱり国境が無いっていう感じの言葉で済ませたくないけど、地球をベースにして表現して行きたいから。
小林:この間エーテルって言う曲をリリィ・シュシュで一緒にやった森千裕ってさ、現代アートの彼女マイクロポップとか言われる、村上隆さんがスーパーフラットととか言われるああいうブームの流れのものだけど、エリイにとってアートって、特に日本人が世界とやり取りしていく時に、まぁエリイの存在自体が俺なんかが見てても明らかに面白いけれど、日本語的なギャルという様な目線というかさ視点ていうものが入って来るかどうか。つまりエリイはそこらへんは何が日本人としてのアートの魅力になり得ると思ってるの?
エリイ:難しい所で、やっぱり今外国で受けているのがフィギュアだったり漫画、アニメばっかりになっちゃってて、そこ以外受けないっていうとそういう訳でもないんですけど、確かに日本はおかしい。クレイジー。だからアニメとかフィギュアだけじゃないクレイジーさっていうのをこれから外人たちは発掘していくっていうのもあるし、日本が押し出していって向こうに取られないっていう風にするのもあると思うんですよね。どうみても地球上で一番、アタシも全部見たことないからわかんないけど、かなりクレイジーな国だと思うんですよ。24時間光っててやってる。歩いててもまぁまぁ気をつければ危なくないとかいうのももちろん含めて本当にぶっ飛んでると思う。そこを一番ビジュアル化したアニメとかフィギュアだけじゃない、だってお寺とかにしたってぶっ飛んでるし、何にしたってそうだと思うから、その細かい所に入っていくっていうのが2011年のアートシーンになるんじゃないかと私は思います。
小林:安全とガチガチに仕組まれた警察とかそういうのを含めた超保守の世界とね。だけどちょっとあれすれば性的な意味での歪みとかさ、そこまでやってる国も日本しか無いだろうっていう位のぶっ飛び感だし。
エリイ:おかしい、日本人。
小林:それが世界から見ても何かあるんだよね。つまりどっかで人間ってさ今まで持ってたものを解体していかないと、やっぱり解体して再構成していかないと守りに入っちゃうからね。
エリイ:それで進みますもんね。
小林:そう。音楽の流れでも何でもそうだけど、やっぱり一度壊してみて、こういう構造で出来てるんだっていうさ、なるほどと思ってそこからもう一回必要な物を選び直して作り直して行く事が。
エリイ:壊して建て直すと。
小林:小さなレベルで色々起こっていかないと駄目なんだろうな。これでもでかいレベルでいうと戦争とかになっちゃうからね。いやでも戦争を起こそうとしてる人も多分居るんだろうしね。
エリイ:面白い事したいな~
小林:面白い事しましょうよ。
エリイ:その場作りをしたい。
小林:しましょうよ。そういう意味では海外の事もね視野に入れなくちゃいけないっていうか、入れたいね。
エリイ:あはは笑
小林:入れたいし、まぁあれだな。ミスチルと基本的にツアーがあるんでね。ただでも俺は地方に行けるから。
エリイ:色んな所見えますね。
小林:そうなの。だから食の事とかそういう事に関しては、特に前半は力入れて色んな所回りたいなって思ってるんだけどさ。食の事だけじゃない、地方のアートってどうなの?
エリイ:何かたまにフェスとかやってると、そこに行くとすごく良いっていうのはありますね。でもまぁ閉鎖的っちゃあ閉鎖的なんで。
小林:美術館とか色々あるじゃない全国に。金沢とかすごいいいんだよね?
エリイ:まぁでもどこが一概に、良いとか悪いとか言えなくて、六本木ヒルズだって良いっちゃ良いし悪いっちゃ悪いし。
小林:あぁそうか。人か?
エリイ:そうですね人ですよね。例えば思い入れが無かったり適当だったりしたら、良い空気感は生まれないと思うし、熱意があってやれば建物の構造がどうであれ面白いものになるじゃないですか、アートに限らず何もかもが。ていうことの日本全土の意識レベルをあたしは上げていきたいと思いますね。
小林:アートはアートで守られてる所に居るんじゃなくて、つまり音楽もファッションも全部経済っていう所に降りていっちゃって、底の底に行くまで合理性を追求しちゃった為底には壁しか残んなくなっちゃった。「だって洋服と音楽を違うじゃん。その通り~」って終わっちゃっただけなんだよね。人間が感じる感性としては一緒なのに、経済に対抗するっていうかさ経済性をどっかで結びつきの中で作んなくちゃいけないんだよ。
************* http://www.tfm.co.jp/apradio/guest110102.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/Ap_bank_radio!_THE_LAST_WAVE
**********************************************************