ムスカリ
通じ合う心・失望・気品・明るい未来
寛大な愛
あなたや、わたしは、
もっとすばらしことのために創られているのです。
この人生を何の目的もなく通り過ぎるために、
創られたのではありません。
そのもっともすばらしい目的とは、
人間は、生き、そして愛されるということなのです。
対象が何であれ、知らなければ愛することはできません。
知ることが愛へ導き、愛は奉仕に導きます。
(マザー・テレサ)
”それゆえ、わたしは多くの人を彼の取り分とし
彼は戦利品としておびただしい人を受ける。
彼が自らをなげうち、
死んで
罪人のひとりに数えられたからだ。
多くの人の過ちを担い
背いた者のために執り成しをしたのは
この人であった。
(イザヤ53:12)”
『私たちは、この世にあって、
いつも喜びに溢れて生きていられる訳ではありません。
むしろ、生きることの難しさに悩み、
生きることに疲れていることの方が、多いのではないでしょうか。
しかし、こういう暗い時間、重苦しい経験は、
決して無駄でなく、また無駄にしてはいけないのです。
このような経験があって始めて、
他人の辛い日々を、少しでも理解することができるのです。
河野進という牧師が、このような詩を書いています。
「天の父さま どんな不幸を吸っても はく息は感謝でありますように
すべては恵みの呼吸ですから」。
辛いことも悲しいことも「すべては恵みの呼吸」であって、
その中に神の愛が隠されていると信じることこそは、
生きる喜びを産み出す一つの秘訣なのです。』
渡辺和子シスターの言葉より
このことばもさんびだと思います。
今日は和子シスターの父上、渡辺錠太郎氏(陸軍教育総監)が目の前で殺された日。
226事件と呼ばれています。
この事件で、愛する父が44発も銃弾を受けているのを
当時9歳、小学3年生だった和子さんは見ておられたそうです。
幼い少女の目に映った光景は日本人が同じ日本人を殺す恐ろしさ。
この事件は、
1936年2月26日、陸軍の青年将校らが岡田啓介内閣総理大臣、斎藤実内大臣らを襲撃した上、首相官邸・陸軍省・参謀本部などが集中する東京の麹町・三宅坂一帯を占拠し、「国家改造」を要求するというクーデターが発生しました。二・二六事件です。斎藤実内大臣、高橋是清蔵相、渡辺錠太郎陸軍教育総監が殺害され、鈴木貫太郎侍従長が重傷を負いました。
と国立公文書館の記事にあります。
神さまは和子さんに憎しみではなく愛を与え、
カトリックのシスターに育てられました。
うつ病にもなられ、苦難の道を通られましたが、
十字架のキリストの愛の中で
神さまが愛と憐れみ、慈しみの心を与えられました。
神さまによって新しい人につくりかえられたかたです。
同じ国民同士でこんな悲劇を作る日本人。
歴史は繰り返しています。
人間は神にはなれません。
自分の思い通りにならない人を排除したがる国民性。
今の時代、日本では武器より言葉の暴力が蔓延しています。
この国民性はどこから来るのでしょうか?
知る人は1%もいない。
罪に覆い隠されている日本の現実です。
すべてのいのちをつくり、
地球をつくり、
星や空、太陽や月、
光も風も空気もつくられ、
生かしておられ、
今も生きておられる主なる神の愛にとかされ、
愛で満たされる国に変えられますように。
神さまは日本を愛しておられ、
この国にリバイバルの風を吹かせておられます。
裁きではなく愛を。
ゆるしを。
まことの神を信頼する。
神との関係を修復する。
背きではなく、こころの真ん中に神さまを迎え入れ
空洞になっていたハートの空間を埋めていただく。
『わたしの愛のなかにおかえりなさい。』
神さまは願われています。
誰ひとり滅びないために。
わたしはあなたを愛している
と、すべての人をコーリングしておられます。
「置かれた場所で咲きなさい」
シスターが遺されたことばです。
シスターは、18歳の時にカトリックで洗礼を受けられました。
ノートルダム清心女子大学の学長となり、のちに学院理事長。
1984年マザーテレサ来日の際に通訳としても活躍されました。
1927年2月11日~2016年12月30日
旭川に生まれ、89歳ですい臓がんで昇天
カトリック名
シスター・セント・ジョン
今も天から地上に住むすべてのいのちのために
平和を祈ってくださっていると思います。
226の日のいやしを祈り、世界の平和を祈ります。
キリエ・エレイソン
Amen.
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