もし本当に愛したいと願うなら、
許すことを知らなければなりません。
マザー・テレサ
生きることは愛すること。
愛することは許すこと
瀬戸内寂聴さん
生きることは愛すること。
愛するとは許すこと。
三浦綾子さん
作家たちのことばはひとつ。
愛は神から出ているからです。
イエス様は
『心をつくし、精神をつくし、力をつくし、
思いをつくして、主なるあなたの神を愛せよ』。
また、『自分を愛するように、あなたの隣り人を愛せよ』
と言われました。(ルカ10:27)
昨日、瀬戸内寂聴さんが9日に99歳で亡くなられた報道がありました。
いつものように祈りました。
誰もイエスさまを伝えていなかったのかしら?
朝日新聞で掲載されていた寄稿を読むたびに思っていました。
自分に与えられた生命の終わりを感じながら生きておられた寂聴さん。
その孤独と正直で自由な生き方。
いま、罪なき愛の世界にいかれて驚かれていることでしょう。
今日の朝日新聞デジタルには、このようなことが書かれていました。
***
なぜ書き続けるのか聞いたことがある。「まだ、お母さんともしゃべれない幼い娘を捨てて文学の世界に飛びこんだから、書き続ける責任がある。私は幸せになっちゃいけないの」
***
ペン一本で生きた寂聴さんは戦後の自立した女性の先がけだ。そこには戦争体験がある。防空壕(ごう)で焼け死んだ母のことを、よく語った。15年に安保法制に反対して京都から国会前に行くと言いだしたのは抗議集会の2日前。死も覚悟した。「愛する人と別れること、愛する人が殺されること、それが戦争。命ある限り、戦争の恐ろしさを伝える」
幼いときは体が弱かった。母に言われ、豆ばかり食べた。51歳で得度したのは1973年11月14日。仏教にこだわったわけではない。カトリックの洗礼を受けていた遠藤周作に頼み、神父を紹介してもらった。その神父が逆に寂聴さんに悩みを打ち明け始め、キリスト教はやめたそうだ。
僧侶としての務めだからと、コロナ禍の前まで数十年間、寂庵で法話を続けた。東日本大震災など災害のたびに現地に飛び、天台宗の開祖・最澄の言葉「忘己利他(もうこりた)」を挙げた。「己を忘れ他を利する。人を幸せにすることこそ、もっとも高尚」と説いた。
***
イエス様はどんな人にも、
その人の人生の中で出会いのチャンスを与えておられるのだと思いました。
”救いは、御座にいますわれらの神と小羊からきたる。
(ヨハネ黙示録7:10)
Amen.
寂聴さん担当記者の記事で、一部は10/12の朝刊にも掲載されています。
寂聴さんは自分にも正直に生きておられ、
自分と同じように隣人を愛しておられたと思います。
天国にいかれて、
あら!イエスさまがいらっしゃる所だったのね。
ブッダにも遠藤周作氏にも語られて微笑まれているのかもしれません。
一人も漏れることがない愛、
すべての人のためにキリストの十字架があることを感謝します。
”愛はすべてのそむきの罪をおおう。
(箴言10:12)”
11月12日の花言葉
ワックスフラワー
可愛らしさ・優しさ・繊細・気まぐれ
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