きてしまいました…インフルエンザ。
一昨日の晩「なんだか熱っぽい」と感じて検温してみたところ……38.0℃。
平熱36.0前後の私にとっては高熱と感じる体温でした。
氷で冷やして早めに休んだにも関わらず……翌朝も37.3℃。
「もしや…」と不安になり、久々に幼い頃から通っていた病院へ。
検査から10分後、医師からあっけなく「インフルエンザA型」と診断されました。
数年ぶりのインフルエンザ感染です。
最近になって「鼻うがい」もはじめていた私にとってはショックな出来事でした。
検査の仕方も薬の処方も以前とは随分変化していました。
数年前に検査を受けた時には綿棒のようなもので鼻の粘膜を採り、それを検体としていたように記憶していますが、今回は異なりました。
いきなり10センチ四方のビニールを渡され、
「これに鼻かんで。もしくは痰出して」
と、センセイにぶっきらぼうに言われ、眼が点になる私…。
「え、コレに？…ですか？」
「うん」
さも当然そうにうなづくセンセイ。
しかし…鼻うがいのおかげなのか、今回の私は鼻水も痰もそれほど症状がなかったのです。
結局、綿棒登場…。
ぐりぐりと鼻の奥を刺激され、くしゃみとともに鼻をかむことになり…。
処方された薬は「リレンザ」
「タミフル」（最近ではこのお薬が効かないインフルもあるようですが…）などと並んでインフルの特効薬と言われているお薬ですが、吸入薬であることは初めて知りました。
医師の診断後レントゲン室に隔離され、看護婦さんからのてきぱきとした指導をいただきます。
（ちなみに「リレンザ」はこんな感じ↓↓）
写真左側にある吸入器に、粉薬が4つ入っているディスク型の薬をセット。
あとはその薬に穴を開けて、胸まで入るように力いっぱい吸い込むだけ。
これを1つにつき3回。1度に薬2つぶんを吸入します。
薬をセットしているトレーを引き出して再びはめ直すと、中で薬がまわって自然に未使用の薬が装填され、道具好きな私の遊び心を少しくすぐってくれます☆
なによりもウイルスの飛沫を抑える働きがあるそうです。
「熱が下がっても咳などの症状が無くなっても、5日間は1日2回12時間ごとに必ず吸入すること！！！」
と、口をすっぱくして言われてきました。
最近になって「リレンザ」にも異常行動などの症状がまれに見られることが知られてきました。
注意喚起の用紙を見るかぎり…その症状は恐ろしく、できるならば避けてとおりたい感じですが、服用後は幸い眠気などの症状が認められただけでした。
しかし……自身でも驚いているのが、鼻・喉の症状の軽さです。
今までなら真っ先に症状があらわれていたその2箇所がさほどひどくはない…。
鼻のとおりがすこぶる良いのです♪
結果的にインフルにはかかってしまいましたが……症状が重くならずに済んでいるのは、やはり日頃の予防の成果なのではないでしょうか…。
最新記事として「鼻うがい・その後」を考えていたのに…思いがけなくこのような結果になってしまいました…。
皆さんも十分お気をつけください。
「手洗い」「うがい」「鼻うがい」は症状の軽減にも間違いなく有効です☆
