波長。

近頃、あるアーティストの楽曲にすっかりハマっております…☆

とは言っても彼らは最近デビューしたわけではありません。

男性、女性によるハスキーなツインボーカル。
ソプラノサックスやエレキギターの、時に流れるような…ないているような旋律。
軽やかなベースにタイトなドラム。
詩の世界。その言葉選び、韻の踏みかた…。

今まで聴いていなかったのが嘘のように私好みの楽曲揃いなのです。

思い返してみると…今までにも聴く機会はそこかしこに散らばっていたように思います。

中学時代には仲の良い友人が好んで聴いていたし。
（遊びに行った時にもCDのジャケットを見せてもらったような記憶があります）
学生時代にも部室で先輩との話題に出たような気がする…。
その後も「懐メロ」として一部レンタルしてきていましたが…まったくと言っていいほど聴いていませんでした。

そうそう…！
中学の時には体育祭の応援合戦に使われたのが彼らの楽曲のメロディーを借りた応援歌で、毎日の練習の時にも聴かせられていた記憶があります…。
これが最初の出会いで、なんだかひどく大人びて聴こえたものでした。
かなりのインパクト☆
　　
それなのに…何故もっと深く味わってみようという気になれなかったのか。
ハマってしまうのが「今」なのか…。

人にも言えることかもしれませんが、物には「ぴん！」と来る時期があるのかもしれません。

今だから深く関わりたい。
今だから理解できる。
なんだか興味をそそられる…。

それはたぶん今の自分だからできることであって、以前の自分ではなしえなかったこと。
ある時期にちょうど良いタイミングで訪れてくれる、大切な「贈り物」のようなものかもしれませんね♪

きっとそれは、ある意味で波長が合ったからこその関わりなのかもしれません。
当たり前なのではなく、思いがけないこと。
波長が合わなければ…もしかしたらその後につながりにくいのかもしれないのです。

仲の良い友人同士にも、そばにないとなんとなく不安に思ってしまう相棒にも、最初の出会いがあります。
同級生でなければこれほどのつきあいはしていないかもしれないし、同じ目標に向かって一緒に走ったり、ともに笑ったり泣いたり…。
互いに深く関わり、理解しようとする…という経験があってこそ、今の関係があるのかもしれません。

ひとつひとつの偶然が今を形づくっているのだとしたら…。
私たちの「今」は思いがけない奇跡の連続なのかもしれません。

このようなひとつひとつを大切にしていきたいな。
限りある…生かされている命（これも奇跡の賜物なのですから☆）に感謝♪

そういえば今日は大切な友人の誕生日でもあります☆
彼女とも唄った応援歌の……このアーティストはいったい誰でしょう！？

…それにしても…応援の練習は何時の時代もキツかったな…。