第三思春期のアラフォー主婦が言いたい事いうブログ

テーマは自分語り。仕事のストレスから、音楽話あれこれ。
テキトーに読みちらかしちゃってください。

うちにテレビが来た時の話②

2020-01-20 02:49:00 | 日記
そうそう。うちにテレビが来た時の話。

テレビを見るようになって、気づいた事があった。

私はどうやらテレビを見る時、もっと他の人、例えばうちの母より、ばあちゃんより、ずっと真剣に見てしまうようだ。

それはそれは真剣に見る。
ひとつ残らず情報を頭の中に留めようと必死で見てしまうということ。

ちょうどテレビを見始めたその日、深夜枠でやっていたトリビアの泉の有名なやつ、

『ルパン3世に出てくる銭形刑事の下の名前は幸一である』とかいうのをやっていて、

へーーーー!!!ってすんごい関心してしまったのがきっかけだったように思う。

気付いたら6時間テレビ見てる…とか言うこともあった。

その頃の私は専門学校の卒業が間近に控え、さぁこれからどうする?という時だった。

『こんなもん某アトラクションパークみたいもん』と揶揄されたように、その学校の分野は世間では全く役に立たない内容を勉強、というかレッスンしに行っていたようなもので、

私も当然、卒業後の進路はプータローだったのである。

悩んでいた。悩んで悩んで、さてどうしようか?と先の事を考えては、テレビのブラウン管(その頃はまだ生産されてた)の中で繰り広げられているどんちゃん騒ぎに逃げ込んでいた。

…これじゃダメだ。

ということで、テレビのアンテナ線を抜いた。
そしてただのVHS再生マシーンと化した。もう、テレビの中の喧騒から距離を置くことにしたのだ。

すると、ずっとあった微熱は下がり、今まで通りの生活が送れるようになった。

テレビは時には最大の娯楽になるのだが、疲れている人の心には、考える事を辞めてしまう、極めて危険なノイズの塊なのだと、つくづく実感したよって、そういう話。


うちにテレビが来た時の話①

2020-01-08 21:04:00 | 日記
ハタチの時、私は渋谷区民だった。

満員電車に1時間も2時間も乗り続ける事に本当に耐えられなくて(←要は田舎モン)、そのくせ恵比寿駅近くの学校に行くための定期代は1万円オーバー。
ある日、何で高い金出して毎日苦行みたいな通勤電車に耐えなならんのん?!ってブチ切れた私は、勢い余って東京都渋谷区、ど真ん中の道玄坂にあるマンションに引っ越したのである。

住所で言うと道玄坂2丁目。
ピンと来る方はいらっしゃるかもしれない。
道玄坂百間店界隈のラブホ街のど真ん中である。

それでも私は田舎モンのクセに、そこそこ大きくて華やかな繁華街で生まれ育ってたためか、酒臭い酔っ払いオヤジも、自分で好んで飲んだんだか、横でニヤついてる冴えない男に飲まされたんだかよくわかんない泥酔した女の子も、顔にはっきり『俺たち小心者!』って書いてあるチーマーくずれ集団を横目に毎日平凡に生活していた。

その場の空気に溶け込めるオーラみたいなものがあって、私は多分それを身に纏っていたのかもしれない。

1年半ほどオンナひとりで住んでいたけど、トラブルらしい事はほとんどなく、騒動と言えば、たまに私の部屋が同期の宴会場になって、取り外しが出来ない絨毯の上で、友達が酒をリバースすることくらいで、本当になんてことない、ただの日常を過ごしていた。

毎日学校をサボり、夜になったらバイトに出かけて、帰り道に駅前のTSUTAYAで文庫本を買い、タバコが吸えるファーストフード店でぷかぷかふかしながら一気に読む。

薄めの文庫本なら小一時間で読めるので、大体目を上げたら夜中の3時頃をまわっている。

そんな日を週に3.4回過ごしていた。

私の家にはテレビがなかった。
引越しする為の資金がテレビまで回らなかったのである。

元々テレビは好きでも嫌いでも何でもなかったから、無いなら無いでも気にならなかった。
それよりも本を読んで、真っ白なノートを広げ、自分にとって心地よい言葉だとか単語を、目的もなく思うまま、つらつら書き出していく事の方が好きだった。

耳障りがいい言葉。ダブルミーニングな言葉。内の自分に語りかける言葉。失恋した時の苦しい切ない言葉。逆に恋が始まった時のキラキラした言葉。

こうやって書いたノートは文字通り、のちに私が書いた歌詞の元になったものだけど、とにかくたくさん書いた。
書けば書くほど、自分以外の誰かになれる気がした。

言葉や、言葉にまつわる感情や意味をシャッフルすることが好きだった。

とにかく私は弱い。と書く。
とにかく私は強い。と書く。

今日の私はこっち。昨日の私はこっち。明日の私はこの中間かなー?
それともこの強さと弱さが歩み寄ったりするのかな重なったりするのかな。
ふたつがごちゃ混ぜになったらどうなるんだろう…ああ、それが人ってもんか。。なんて空想をたゆませたりするのが好きだった。

ふと空を見上げてみたりもした。
真っ直ぐ歩けないほど大混雑する渋谷のスクランブル交差点でも、ふと星が見えたりする。

おお。星の光ってなんだかんだ言って強いのね。
こんなに電飾でギラギラした街までよく届けたね偉いね。

もちろんじろじろ見られたくはないので、口には出さないけど、毎日毎日そんなことばかり考えていたように思う。

日光が苦手で、夜が好きだった。
ピカピカしたネオンは、そこにあるものをくっきりと浮かび立たせるようで、実はぐちゃぐちゃに混乱させて誤魔化してしまうように思う。

そんな誰でもない自分になりたくて、見つけてほしいけど絶対に見つけられたくない、相反するものを同時に抱えた私が、身を隠すのはぴったりの場所が渋谷だと思ってた。

そんな私の部屋についにテレビが来た。
明らかに私に気があるけど、年齢差がもの凄いのもあって、きちんと遠慮してくれる物好きな人がちょうど私の近くにいた。
あまりにも世間の話題についていけてない私を不憫に思ってくれたのか、テレビを買ってくれた。
下心は見えなかったが、何か見返りを求められても困るので、自分の身の丈を考えて14インチのビデオデッキが搭載されている一番小さなタイプをチョイスした。

早速持ち帰って電源を入れた。
久しぶりに見るテレビ。丁度流行りの番組が流れ出す。

テレビって何て楽しいんだろう!
テレビって何ていろいろ教えてくれるんだろう!
見なきゃ損だよ損!

とかまで思わせられちゃった私は洗脳とかかかりやすいタイプなんだろうか。
ずーっとテレビばかり見る時間が増えた。

配置は私のベッドの横。
壁のないタイプのシェルフに起き、角度を私側に向けて、いつでも見れるようにしていた。

そんなことを1ヶ月くらい続けた頃だろうか。
だんだんノートに書く言葉が出てこなくなった。

それだけじゃない。普段誰かと会話していても突然言葉が詰まるようになった。

あれ?
今何を思ったんだっけ?
何を思い浮かべたんだっけ?
どういう例え話をしようとしてたんだっけ?

どうやらひたすら受け身になって見ていたテレビに慣れすぎて思考能力が落ちていたみたいだった。

長くなってきたので、続きはまた今度。

出張

2020-01-03 15:43:00 | 日記
まだまだお正月三が日も過ぎてないというのに、今日は旦那の誕生日だというのに、出張に出てます。

とりあえず、仕事の相方と一緒に新幹線乗って、ホテルにチェックイン。

ホテルでしばし休憩を取ったあと、仕事に向かいます。

某場所にて明日からイベント。
私はその設営に来ている訳ですね。

さて、どーなるやら。
いろんな意味で、どうなるやら。

ブログ始めました。

2019-12-29 01:00:00 | 日記
どうも。取り柄もない38歳社畜営業です。
実は妻業も母親業もやってます。

ブログ、前々からやってみたいと思ってたけどなかなか踏み出せないでいた。
だって長文書く自信ないですもん。笑

なので、特に書くテーマは決めてません。

私ね、何にも考えてないように見えるらしいけど、実はめちゃくちゃ考えてるんです。

でも上手く言えない。口に出さない。

上手く言えないからこそ、相手とってはシカトされたみたいな気持ちにさせてしまうことがあったりするんだろうか…と、不安にもなったりもします。

日記として使う訳じゃない。突然過去の事を語り出したら、未来のことを話したりするかもしれない。

まぁ興味がもしあるならば、
ちょっと読んでみてやってくれたら嬉しいです。