最近子供達が巻き込まれる事件事故が頻発し、その殆どが大人の過失によるものである事に憤りとやり切れない想いを感じる。親は子供を授かった時から、肉体的にも精神的にも自立出来るまで健全に育てる責任がある。人生の先輩として手本となるべき存在でなければならないはずの親が、どうも親になりきれていないように感じる事が多い。子供達がその親からストレスを感じ、本来真っ直ぐであったはずの目が歪み、精神的に病んでいる気がしてならない。大人は子供によって親に成長するものなのかもしれないが、せめて誰かに後ろめたい人生だけは歩むべきではない。俺には自信を持てるものは何一つないが、唯一息子に自信を持って見せられる背中がある。