DFEの屋根裏BLOG

工務店

これまで業者さんに任せるしかなかった本社・研究所の電気工事他を、工場建設業務の合間に坦々とこなしてきたら、すっかり「○藤工務店」なんて呼ばれるようになった。「○藤ビルメンテナンス」略して「IBM」なんて社名も提案されたりして。。。

ちなみに(有)IBMの工事費用の単位は「円」ではなく「本」。

ちなみにレイアウト変更に伴うコンセント・LAN・電話配線工事は2本。本社会議室のプロジェクターの天吊りは3本。。。冗談で手間賃をワンカップの本数で言ってたら、今度珍しい日本酒を取締役から頂けるみたい。冗談なのに…

社員が工事する事が珍しいのか、作業中にも多くの方が覗きに来て声を掛けてくれたり、時には手伝ってくれたりとか。。。持って来るのを悩みながら持ち込んだ工具類だったけど、これをきっかけにしてすんなり会社に溶け込めた感じがする。。。
見積り査定をするにも、単に金額の高い安いを評価するだけじゃなく、実際の作業を想定する事が大事だし、自分で対応出来るんであれば可能な限り自分の手を入れる事が大事だと思う。

出来れば装置メーカーから一目置かれるくらい装置を知り尽くしておきたい。故障した際にわざわざサービスマンを呼ばなくても、部品だけ送ってもらい自分で交換・調整する事によって、復旧期間を短縮できるし経費削減にも繋がるし、更には装置を知っているとなれば法外な見積りが出せなくなるしね。

そういえば。。。

前の会社で常時運転している分析装置の流量調節弁が故障し、新品部品の納期に2週間かかるケースがあった。早期復旧させるには故障した部品を応急的にでも修理して使えるようにするしかない。

故障の原因は薄さ1mm弱のダイアフラム膜(ゴム製)の破損。

代替出来そうな材料を色々試してみるのだが、何れの材料も持ったとしても僅か数日。困り果てて諦めかけた時に、ふと思い付いた材料が薄くて丈夫な事で定評のあるゴム製の○○○でした。出来るだけ凹凸のない部分を数センチ四方で切り出し、試したところこれがドンピシャ! 日本の製造技術の高さを感じた瞬間でした。その後、新品が納品されたけど、結局会社辞める時もそのままの状態で使ってたっけ。。。

メーカーサービスマンから一目置かれた事は言うまでもない。

「無機質な生産設備にも、どこかに独創性と遊び心を…」
をモットーとする、なんちゃって技術者のなせる技(?)
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