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鶴見さんは「日本の秀才はおかしい、、、強いやつに巻かれているw」…嘲笑される日本のエリートが思考停止に陥る理由」西田昌司×伊藤貫 シン・外交安保対談VOL.3

2022年12月04日 12時52分12秒 | 岸田政権
問題は霞が関のキャリア制度に悪弊があるのではないかと思いました。
私は、ある独立行政法人で永らく勤務していた者なのですが、予算要求で財務省や主務官庁に説明に行くと、ノンキャリの年長の係長クラスと若年のキャリアの課長クラスに対する説明や、財務省の主査クラスへの説明になると、財務省などのヒアリングを聴く側は、シニアのベテランのたたき上げ組と、海外の大使館で1等書記官から帰って来たような30代くらいのキャリアが主査でヒアリングが行われます。
キャリアが東大を中心とする旧帝大出身者だとしても、ノンキャリの実務を長くやっていた人は、都立大学だったり、名前のとおった国立大学を出ていたりして、まったく遜色がありません。 

しかし、このような財務省や主務官庁への説明では、キャリアの役人がどのような目先の変わった着眼点で気の利いたことを言うかが、けっこう問われます。変わった着眼点や指摘を言えば、出席者が「ほー!」と感心し、キャリアに対して周りの人間はなかなかそれ以上反論しにくい雰囲気になります。 

もちろん、キャリア官僚の着眼点や指摘が優れていると私は言っているわけではありません。
むしろ逆で、キャリア官僚の言うことは、浅薄なことが多く、こうした採用時の人事制度がずっと続く弊害が大きいということをお伝えしたいのです。 

国家公務員の幹部職員の人事は政府が握っているようですが、キャリア官僚はノンキャリ全般の人事を握っていて、ノンキャリ職員にどれだけ知識や専門性が蓄積されていても、キャリア官僚に向かって意見を言えない状態になっています。 

西田先生、伊藤両先生がおっしゃっていたように、明治以降のキャリア官僚は成績が良いだけで、「自分は優秀だ」と思い、何も自分の頭で考えていない、情けないとおっしゃるのは、そのとおりだと思います。 


「史上最悪の殺戮兵器を二度も落とされた日本が主張できない核保有…嘲笑される日本のエリートが思考停止に陥る理由」西田昌司×伊藤貫 シン・外交安保対談VOL.3


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