パステル

直感だけで・・

落書き感覚で・・

思いっきり描ける

パステルはいい

気持ちが楽になる

禁煙

禁煙して半年になる
なんとか頑張ってるけど
最近やたらと吸いたくなった

ここが正念場なんだろうな・・

めざめ

朝起きると何かが変わっている
それが何かは解からない

１日かけてそれを探す

夜までに見つけられれば幸い

見つけられなければ夢の中で徘徊

たどり着けぬまま明日を迎える事もしばしば

描くこと自体はそれほど重要でもない

描かないなら描かないで
別の何かで代用できる

腹の中のわだかまりを
吐き出すための手段にしか過ぎない

だから・・
他の何かで代用はできる



ただし

それは普通に生活していたら・・だ


今以上の何かを求め始めた時

無性にキャンバスが恋しくなる



この胸の内で詠うものを

この腹の底で唸るものを

表に解放しなければ夜も眠れない



描かないなら描かないで
別の何かで代用はできる


ただ・・

「代用は所詮は代用」

満足には至らないって訳だ

油彩Ｆ１００「悪女裁判」

20歳

彼女の存在は猛毒だったと思う

彼女の言葉は劇薬だったと思う

彼女の願望がみんなを狂わせた



やがて誰もがそのことに気付き
物陰から侮蔑の唾を吐きかけていた

俺もそんな中の１人だったのかも知れない



彼女は裁判にかけられた

罪状は「姦淫」

審議は熾烈を極めた



そんな中

ただひとり彼女を弁護した男がいた



唯一彼女の色香に酔わなかった男


彼の弁護は闇に葬られ
彼自身も闇に葬られた




俺は脇役でよかった

彼女の為に・・
いらぬ疑いをかけられずに済んだのだから

今もこうして自分の足だけで立っていられる





しかしあえて今だから言おう

誰１人として彼女を責める事は出来なかったはずだ

彼女は・・・たぶん無罪だ