台湾治郎

自分の生涯・現在の生活

589 ブログ589 我が子が引きこもりだったら 2

2013-07-13 14:57:36 | 台湾
まず、立ち直った生徒と続いた生徒は、何が違いましたか。
それは、他の生徒との関わりを受け入れた生徒は、少しずつ少しずつ、立ち直り、笑顔が起きるくらいに・・・。他の生徒の助け。それも大切ですね。他には、親の対応力が・・。
登校拒否したときは、子供帰りします。それを自然に受け入れられる家は、立ち直りがむしろ早い。子供が赤ちゃん、幼児のようになる。そうなることもあります。それとどう対峙したか。対応は家々で違いました。理解出来ない親もたくさんいました。
 肝心の息子さんとは、話し合いましたか。
それで息子さんは、これから、どうしたいと思っていましたか。
それは、彼は、いまの状態は、決して良いと思っていない、けど、だからすぐに何かしたいとか、こうしたいとかは、ありません。彼は、自分がどのようにしたらよいかわからなくなってしまったのです。
 いわゆる。人生の迷子。そうどこの道をどのように行けば、良いのか。
学校時代は、親の言うとおり生きて居れば・・。所がいったんレールから外れ、脱線したら・・・。優等生的な生き方をした人ほど、脱線したらわからなくなってしまうのです。
 息子さんの趣味は、音楽、読書、少しだけゲーム。プラモデルもすきでした。
そう、なんでもそこそこ出来るお子さん。ただし、それは、すべて他人が入らない自分の世界での趣味。趣味は、それでいいのですが、今、息子さんに必要なのは、他人とどう、『糸』を結ぶのか、その関わり方がわからなくなってしまったのでは・・・・。お友達は、
・・・。そんなに多くないですが、少しの親友は、居ました。そのお友達との連絡は、していないようです。
 まず、余り急がず、ゆっくり友達を見つけたらどうですか。
各都道府県に、引きこもりの方が集まるワークショップがあります。児玉群でしたら、
群馬の高崎に大きなショップがあるよるようです。そこに、息子さんを連れて行き、
こんなに多くの人が、社会から、遮断されて生きて居るという現実を気づかせる。
そして、同じような仲間がいることが・・・。もしかしたら「やすらき」「癒し」になるかもしれません。月に何回か通われては・・・・。
そこから、自己認識の再構築。
自分の置かれている現状を認識。その現状認識がなかなか出来ないのです。それが出来はじめると、回復の糸口が出来る場合もあります。
 大切なことは、もう何年も引きこもっているのですから、直そうと焦らないことです。
ま、引きこもった時間の半分、同じくらい罹ること覚悟して・・・。
息子が働きたいとか、お金が欲しいとか、自分の現状から、脱出したいと考え・・・・。
焦らずに、ゆっくりやるのです。まず、最初から、毎日働くことは、難しいですから、
週三日。それも、四時間位。それが出来る様になったら、毎日、四時間へ。土・日は、除く。一定のリズムが出来ると、だんだん昔の息子さんに戻ります。
働けるようになれば、少しずつ。回復へ。そこまでの道のりは、長いことを覚悟されたほうが・・・。こんな風に書きましたが、実践は、そんなに簡単ではありません。
なぜから、生身の人間なのですから・・・。その人間も、いつも「負い目」を負って居ると言うことです。ただ、この環境が現在の息子さんを作ってしまった。親として、何を反省して良いのか。自問自答が続きます。引きこもりの親の心境が少しだけ、理解出来たように思います。
 ま、自分で書いて居ながら、回復への道筋が容易でないことを実感しました。
再見。

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