家族で平和に暮らす。これも幸せ。自分のしたいことに向かって、突き進む。これも同様。時間の流れが、ゆっくりして居て、温泉に浸かっているような気持ちで毎日生活。
日々忙しく、毎日毎日仕事に励む姿。家族一人一人の成長を見守る姿。
いろいろな幸せの形があって言い。これがベストというものは、ない。その人が自分の求める将来像に向かっていけばいいと思う。
私の求める幸せは、一つの目的、目標にじっりじっくり進んでいく様子。その作業を見ている人も、ニコニコ。もちろん、している本人もニコニコ。時間の進みがゆっくりでも自分の未来像に向かい行く姿。時々逃げたくなるような気持ちが揺れるときも、じっくり腰を据え、歩き始める。
先日、インターネットで「幸せの黄色いハンカチ」という映画を見た。昭和52年。
あの頃、私は、もがいている最中。一番苦しいときだったように思う。その年が終わると嘘のように、毎日が充実していた。
映画の中の高倉健。賠償千恵子も若かった。桃井も武田鉄矢も。渥美清が警察官役で良い味を出していた。映画ストリーリーは、単純。
健さん演ずる男が、恋をし、倍賞千恵子とやっと、一緒に暮らす。ところが、健さんが酒が基で、人を殺してしまう。そして、刑務所へ。二人は、離婚。出所の日に、もし、お前が俺を待ってくれるのなら、家のの堀に、黄色いハンカチ。俺を許さないのなら、何もない状態。夕張に向かう途中、二人の若者として会い、旅を続ける。そして、彼女の家に。
もちろん、幸せの黄色いハンカチは、無数に翻っている。健さんは、彼女の基へ。
こういう映画。途中様々なエピソードは、あるが、一人の女性が男を待って、幸せを得る。彼も彼女を思い続ける。
音楽と風景。北海道の大自然。それと、このストーリー。山田洋次監督の暖かい世界。
誰も悪人が出ず、淡々と突き進む。それでも、最後は、感動する。わかって居ても、涙が出て来る。この映画の持つ「味わい」「臭い」「風味」のような物が味わえた気がした。
寅さんにも通じるが、どこか懐かしい昭和。人間の義理、人情。愛情が映画のそこに流れているような気がした。
生きて居る限り、辛いことも苦しいことも、いろいろある。けど、最後は、幸せを得たという人生が一番良いように思う。
どうやら、順序性が関係するかもしれない。途中の幸せより、最後が幸せと成る構図が一番らしい。言えているかもしれない。途中は幸せだったが、最後は、辛そうだった。苦しそうだった。というと映画には、向かない。けど、現実は、そう言うことの方が多い様に思う。私の人生も、そうなるかもしれない。けど、それも幸せの一つの形と捉えています。
不ログは、書けるだけ、書きます。そして、日本語教師目指します。 再見。
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