王至森寺 所在地 愛媛県西条市野口
舒明天皇(629―641)が、道後温泉へ行く途中に、瀬戸内海の燧灘で夜中に大暴風に遭遇しました。その時に、一点の光が見えたので、その方向に舟を漕いでいると、この森に辿り着き難を逃れたのです。それでこの森を王至森と呼ぶようになりました。この寺は、真言宗で京都仁和寺の御室派です。本尊は大日如来で法性山多聞院王至森寺といいます。
山門の扁額「法性山」は、小松藩の第3代藩主・一柳頼徳の筆跡です。一柳頼徳は、江戸幕府の300諸家きっての能筆家と言われています。この山門の外に、「金もくせい」では日本一の大木があり、国指定の天然記念物になっております。
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