じゅりまりぷり3人で手をつないでいきまっしょぃ♪

お世話人と猫3人の毎日。
一人暮らしでお世話するのは大変だけどっ!
その分、癒しを独り占め(・∀・)

幻の猫。

2008-06-20 20:46:57 | まりも
 まりちゃんはアタシの友達からは『幻の猫』と呼ばれていた。
 滅多に人前に出てくることはなかったため。

 誰かが来ると、押入れの秘密基地に隠れるw
 何時間かすると [ネコ御殿]ω ̄)じーっと押入れの入り口からこっちの
 部屋の様子を伺う。

 『ふぅ・・・・まだ居るでちねぇ・・・』
 ってな感じでこっちを眺めてる。

 でも、友達がソファとかに座っていてリラックスしてると
 『ちょっとチッチしてくるでち』と出てくるw

 チッチしてご飯食べてまた押入れに戻る。
 ご飯食べてる間に友達がソファから立ち上がるなんていったら大変
 [壁]ロ゜)ハッ! 『逃げなきゃだぁー』
 すんげぇ勢いで秘密基地である押入れに戻る。

 アタシんちは結構友達が尋ねてくるんでいつもこんな調子だった。
 逃げられるなんてまだぃぃほうであって、その姿さえ見たことのナイ人が多数。
 
 なので、まりちゃんを拝めた日にゃーーーーー
 『俺、明日のテストなんかすんげぇ出来そう(・∀・)』とか
 『今週パチンコ行ってくるわ!なんか出そう( ̄+ー ̄)フッ 』とか

 まりちゃんは神様ではありません。猫様です。

 でも、まりちゃんが病気になってからはその訪問を断ってきた。
 すこしでも闘病中のストレスを軽減するため。
 いまだに休みの日も誰とも逢いたくない状況。
 仕事が接客業でそれだけで疲れちゃう。

 闘病中は友達からのメール、電話で励まされ頑張れたのかも。

 すんげぇ年下のくせに
 『お前が頑張らないでまりちゃんが頑張れるか!』
 『泣くな!なんでまりちゃんの前で泣くんだ!』
 『いままで一緒に居てくれたことに対しての感謝のつもりで泣かないで頑張れ』
 『とにかく一緒に居てあげな!会社なんて休んでも!』

 一人で泣いてるとなぜか電話が来るんだよねぇ。誰かしらから。
 だから、一人暮らしだけど友達が居たから頑張れたんだなぁーって思う。

 あ。実際にまりちゃんが入院した次の日にアタシ会社に辞表だしたんですよ。
 『飼ってる猫の1匹がこれから闘病生活に入るんで明日で辞めさせてください』と
 
 そしたら課長が
 『お前のこれからの生活はどうするんだ?』
 『あと他に2匹居るだろ?その子達の生活費はどうするんだ?』
 『家賃10万近くだろ?それもどーするんだ?』と・・・・・

 『わかった。でも辞めさせない。』
 『3時に早上がりしてぃぃから猫ちゃんのこと頑張れ!』 
 そう、言ってくれた。ありがたかった。

 同僚もみんな賛成してくれて。
 毎日『猫ちゃんの具合どう?^^』と声をかけてくてた。
 たかが猫。普通はそうだよね?
 でも、この人達は違った。
 
 人間は一人で生きてるんぢゃないんだね。
 周りの人に励まされ元気づけられ生きてるんだね。