来月14日の早朝からは、三重県の松阪駅を出発する急行列車の最後尾に行商人向けの専用車両1両を連結して対応するということで、全国でも珍しい鮮魚専用列車は、50年以上の歴史に幕を下ろすことになります。
以前に書きました(^_-)-☆近鉄の「鮮魚列車」(^_-)-☆
近鉄には、伊勢志摩エリアの新鮮な魚介類を大阪まで運ぶ「鮮魚列車」があります。宇治山田~大阪上本町間で運行されていて!。日曜・祝日を除く毎日運行されているそうです。この電車は行商人のための団体専用列車で一般の人は乗車できません。「鮮魚」って書いた列車(^_-)-☆すばらしい(^_-)-☆
流通の変化や行商の伊勢のおばちゃん方の高齢化で鮮魚列車の利用も減少・・・全盛期は100人を超える利用客がいたそうですが・・・現在はその半分ほどに減少しているみたい・・・。ん~伊勢のおばちゃん(*^^)v
近鉄では、魚介類を一般列車に持ち込むと魚臭など他の客の迷惑になるために!伊勢志摩魚行商組合連合会のための専用車両列車を仕立てることになり1963年より鮮魚列車として魚介類行商人のための団体専用列車の運行を開始したそうです。伊勢・志摩の新鮮な魚介類が入った発泡スチロールや段ボールの箱などが積み込まれている。およそ2時間半をかけて大阪へとやってくる。途中停車駅は特急並みに少なく(笑)ドアの開閉時間もわずか1秒(@_@!鮮度のためなら停車時間も惜しむのだとか??
鮮魚列車の運転が始まった昭和38年当時は荷物が天井まで積まれ、毎日100人以上が利用していたそうです。車内では行商人同士で仕入れた魚を売買することもあり、床は海水でぬれシート下の金属部分はよく腐食していたといいます・・・・。
近鉄は鮮魚列車は新鮮な魚を運ぶことに貢献し地域活性にもなっている。鮮魚列車については収益だけを考え走らせているわけではないとしていて採算は度返し( `ー´)ノそうだったはずなのに・・・今回、長い歴史に幕を下ろします。時代の流れは淋しいですね・・・
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