サンマをはじめ魚の水揚げが低調な一方で、水産業界の大きな課題となっているのが魚消費の低迷です。若者の魚離れが指摘されていましたが、教育現場での取り組みや新型コロナウイルスの影響による巣ごもり消費もあって!!魚食回復への兆しが見え始めているそうです。
水産庁によると、国民1人当たりの魚介類消費量は、2019年度が23.8キロで、ピークだった01年度の40.2キロに比べ4割も減少していたそうです。10年ほど前に肉の消費量を下回り、その差は開く一方だ。要因には調理の手間などが挙げられていました。
そんな魚離れの中で若者への魚食普及が求められる中、東京海洋大学は17年度に「魚食文化論」の講座を開講。和食の代表格となっている魚食だが、その歴史や地域ごとの食材、調理法などを学ぶ講座は、全国でも例がないという。
全国の高校生らが地元の食材を生かした料理を考案し、出来栄えなどを競い合う「ご当地! 絶品うまいもん甲子園」が今年10回目の大会を迎えるそうです。
中国をはじめ、世界で水産物消費が高まっている半面、日本の魚食は細る一方。ただ、新型コロナがまん延した20年は巣ごもり需要の増大から、若干風向きが変わってきたと分析されています。
総務省の家計調査報告によると、20年の1世帯当たり(2人以上)の「生鮮魚介」購入量は、23.9キロと18年ぶりに前年を上回ったそうです。マグロなどのほか、アジやサバ、カレイといった調理に手間がかかる魚種も多く、先行きに期待が高まっているようです。
島国の日本・・・魚と深い関係にある日本食です。今一度!魚食べましょ(^_-)-☆
魚を肴に飲みまっせ(^_-)-☆
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