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種痘記念日

5月14日 種痘記念日・・・
1796年のこの日、イギリスの外科医ジェンナーが初めて種痘の接種に成功したことに由来する記念日。 コロナに苦しんだ今の時代・・・考える事が多い記念日ですね!

この種痘とは天然痘の予防接種の事なんだそうです。種痘の登場以前は、天然痘は、 有史以来世界中で不治、悪魔の病気と恐れられてきた代表的な感染症でしたが、 以前より一度天然痘にかかった人は、二度とこの病気にならないことが知られていました。 また、ジェンナーは牛痘という牛の天然痘にかかると天然痘にはかからないことを聞いていました。

そこで、牛痘にかかった乳絞りの女性サラ・ネルムズの手の水疱からとった膿を、 近所に住んでいた8歳の男児フィップスの腕に接種したところ、少年は牛痘を発症しましたがすぐに治癒し、 その後天然痘を接種しても感染しなかったそうです。

この実験は、学会には認められませんでしたが、 ジェンナーは貧しい人たちに無料で種痘の接種を行い、次第に認められるようになったそうです。

天然痘による死亡者は劇的に減少し、1980年に世界保健機構(WHO)によって根絶が確認されたそうです。

そして・・・日本でも!!幕末の大坂。医師で蘭学者の緒方洪庵と言う医師がいました。彼もまた感染症と闘っていました。当時まん延したのは天然痘。発症すると高熱が出て化膿性発疹が起こり、致死率も高い。洪庵は英国のジェンナーが開発した牛痘苗をワクチンに使う予防法をいち早く取り入れ、正確な情報を発信しつつスピード感をもって普及に努めた。新型コロナウイルスに苦しむ日本が、洪庵の闘いから学ぶことは多いですね・・・( `ー´)ノ

約170年前の1849年(嘉永2年)。洪庵は天然痘予防のため、牛の感染症である牛痘の膿を種痘に使う安全性の高い予防接種の普及に奔走していた。古手町(現中央区道修町)に除痘館を開設し、子供の腕から腕へと牛痘苗の植え継ぎを行った。それまでの予防法は、人の天然痘のカサブタを粉にして鼻腔に吹き込む危険なものだったという。ところが最初は困難の連続。「種痘をすると牛になる」「小児の身体に害がある」といった風評が広まり、最初の数年はまったく信用されず子供が集まらない。漢方医からの妨害もあり、一部の同志も洪庵から離れていった。だが洪庵はくじけない。粘り強く正しい情報の発信を続けました。洪庵の人柄もあって除痘館の事業は徐々に軌道に乗り、創設から9年後の58年には幕府の公認を意味する官許を得る。江戸の施設の官許より2年も早く、全国に先駆けたものだった。

天然痘・・・世界は新型コロナのパンデミックに襲われてようやく出口・・・・考えることが多いですね!






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