2014年、1月17日に報道されたこの方の訃報・・・
鮮明に覚えています!その凛とした態度・・・戦争が続いていると信じフィリピン・ルバング島に30年間潜伏を続けた小野田元陸軍少尉。肺炎のため都内の病院で死去さらてのが7年前。91歳だったそうです。昨日がご命日・・・ほんまに鮮明に覚えています。凛とした態度の日本の軍人がタラップを降りる姿・・・
1945年2月、連合軍はフィリピン・ルバング島を占領・・・情報将校であった小野田氏は降伏を拒否し、部下3人とジャングルの中に潜んだ。そのうち1人は、フィリピン政府軍に降伏して!、残りの2人はパトロール中だった政府軍と交戦・・・それぞれ1954年と1972年に死亡したとされています。
小野田寛郎さんは生き延び、密林の中で自給自足をしながら孤独な闘争を継続したます。フィリピン政府などがやって来て、日本は降伏し戦争は終結したと説得を試みるも、小野田氏はこれを連合軍の計略と判断!、潜伏を継続・・・・日本の教授がフィリピンから消えた小野田少尉の話に興味を持ち、ルバング島を訪問、そこで小野田と遭遇することに成功しましたが・・・教授は、日本は降伏し戦争は終結したと説得を始めたそうですが!小野田は信じようとはしなかったとか!
降伏がたとえ事実だとしても、自分は軍人であるため、直属の上司の命令がない限り動くことはできない!!と主張。
教授は、噂を頼りに第二次大戦時代に彼と関係のあった上官である、谷口元少佐を見つけ出し再び小野田の元へ向かった。小野田氏は日本が本当に降伏したという話しを知り・・・・大きな衝撃を受け悩んだといいます。
説得の末、最終的に投降することを決意。49年3月に任務解除命令を受けて帰国しました。その後は・・・50年にはブラジルへ移住し、牧場を開業。平成元年には小野田自然塾を開設し、ルバング島での経験を基にキャンプ生活を通した野外活動などでボランティアの育成などに尽力した。近年は都内で生活していたそうです。国内各地で講演なども行っていたそうです。戦争を美化するのではありません。軍人を美化するのではありませんが・・・当時の日本人が見えてきます。
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