今日は双子の日(^_^)/
1874年(明治7年)のこの日、「双子の場合は、先に産まれた方を兄・姉とする」という太政官指令が出された日なんだそうです。
それまでは、後に産まれた子を兄・姉、先に産まれた子を弟・妹とする地方や慣習があったようです。これは「兄(姉)ならば先に母の中に入ったので奥にいるはずであり、後から出てくるはず」、「弟(妹)が兄(姉)を守るため、先に露払いとして出てくる」などの考え方が、江戸時代から明治時代初期にあったためであるそうです。現在は戸籍法により、出生届出・出生証明書に産まれた順で記載することが定められているようです。
ちなみに・・・双子(双生児)は、受胎時の受精卵の数により、一卵性双生児と二卵性双生児に大別されます。一卵性双生児は、一つの受精卵(卵子)が分裂(多胚化)して生れるそうです。そして、二卵性双生児は、何らかの原因によって二つの卵子が排出(多排卵)され、それぞれ別の精子と受精して生まれるそうです。
古来より人種に関わりなく、1000組(1000分娩)に4組の割合で一卵性双生児が誕生するそうです。一方で二卵性双生児の出生頻度は人種間・地域間・民族間の違いが大きいそうです。双生児の出生頻度から見ると、一卵性双生児が誕生する際の多胚化の発生機序に、何らかの遺伝的要素が関係する可能性も近年では指摘されているようですが・・・興味深いですね・・・・
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