野田さんの安倍さんへの追悼の演説を見ました。ほんまに見事な演説でした。「勝ちっ放しはないでしょう、安倍さん・・・」ほろっと来ました。思い出すのが民主党政権の時の野田総理と自民党安倍さんの党首討論です。激しい攻防でした。しっかり見ました。追悼の演説で。野田さんの言葉で心が打たれたのが!
「政治家の握るマイクには、人々の暮らしや命がかかっています。暴力に怯まず、臆さず、街頭に立つ勇気を持ち続けようではありませんか。民主主義の基である、自由な言論を守り抜いていこうではありませんか。真摯な言葉で、建設的な議論を尽くし、民主主義をより健全で強靱なものへと育てあげていこうではありませんか。」
7月に奈良で起きた信じられない事件。今でも目に焼き付いています。街頭演説中に背後から狙撃される・・・それは日本では起きないと思っていた暴挙でした。街頭演説で我々との距離を縮めての選挙戦。街頭に政治家が立ってマイクを握り主張する。この事件以降、もう見ない風景になるか?平和な日本は終わった・・・そんな気がしましたが!野田さんの演説の最後に!「政治家の握るマイクには、人々の暮らしや命がかかっています。暴力に怯まず、臆さず、街頭に立つ勇気を持ち続けようではありませんか」そんな強い意志がありました。
安倍さんと野田さん・・・ライバルだったのか敵だったのか・・・でも素晴らしい演説でした。
「再びこの議場で、あなたと、言葉と言葉、魂と魂をぶつけ合い、火花散るような真剣勝負をしたかった」野田佳彦元首相と安倍晋三元首相・・・・改めて安倍さんが亡くなった事を実感しました。