相田 みつを・・・日本の詩人・書家。平易な詩を独特の書体で書いた作品。書の詩人、いのちの詩人と言われる。歌会で生涯の師となる曹洞宗高福寺の武井哲応と出会い、在家しながら禅を学んだ・・・毎日書道展に1954年から7年連続入選するなど、技巧派の書家として出発。1950年に栃木県件p祭書道中央展に出品した「宿命」では、伝統的な書道界に対する複雑な思いを詩文書の形で吐露。専門家でなければ理解しにくい書のあり方に疑問を抱き、書と詩の高次元での融合を目指す。三十歳のころ、独特の書体で、短く平易な自らの言葉を書く作風を確立。
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