昨日は、前回同様ナインティナインの岡村が来て、ステージで“ファンキーバード”ダンスを披露したらしい。
ゴスペラーズ、ケミストリー、加藤茶と高木ブーと天海祐希、オセロ中島、仲間由紀恵、島谷ひとみとか来てたらしいです。
本日は、岡村はステージに上がらなかったけど、VIP席にはSunMin(ソンミン、その後ステージで歌いました)、飯島直子と松本明子(『DAISUKI』コンビ、ですか)、富樫明夫a.k.a MC A.T.などが来てたらしいです。他にも綺麗どこの女優さんがいたらしいけど、確認できず。
メンバーは、
Philip Woo(Key)、柿崎洋一郎(Key)、石成正人(G)、Ralph Rolle(D)、Carlos Henderson(B)、Felicia Graham(Vo)、Ty Stephens(Vo)、神野ゆり(Vo)に、ダンサーWarner、Masakoの2名。
◇◇◇
パイオニアの気概と余裕。
4年ぶりのツアー。4月から始まったツアーも、直後にメニエール病(めまい、耳鳴り、難聴が続)が発症。連続での公演は無理とのことで、かなりの公演が中止、または延期された。
7/1にEXCITE MUSICのライヴ・イヴェントに出演した時は、その影響なのか、少し声が出ていない感じで心配していたが、そこはキッチリ盛り返してくれた。
20周年ということで、新旧取り混ぜてのリスト。とはいっても、限られた時間の中、何をチョイスしてくるのか興味があったが、しっかりとツボは押さえたものとなった。
そのなかで、オオッと思わせたのが、アルバム『Neptune』(92年)に収録された「夏の子午線」。
このシーズンにもピッタリの清々しいサマー・アンセムで、アクアリウムのような瑞々しさと淡いスパークリング感がアリーナ全体を包んでいた。約15年も前の楽曲とは思えない完成度に改めてビックリ。
DJタイムで今までのPVを映し出しながら懐かしい曲をメドレー形式で流す。
(「流星のサドル」などでは、あちこちで「若ぁ~い」という女性の声が…笑)
それに続いた、バックバンドによるルーサー・ヴァンドロス・メドレー。
久保田利伸は、自分の曲を演じる、というだけでなく、ソウル、ファンク…グルーヴ・ミュージックというものの良さを伝えなければ、という使命をしっかりと持っていて、それを自らのステージでも体現させるという数少ないアーティストの一人。
ここにも、彼の気概が感じられる。
演奏したのはバック・バンドではあるが、久保田をサポートするクルーはどれもツワモノばかりで、久保田のステージの質を落とすどころか、さらに高みへのぼらせる力がある。
「Shadows Of Your Love」で、「こんな遅いリズムの曲なのに、身体を揺らせてグルーヴしているみんなは、ホントにファンキー・ピープルだ!」といっていたが、逆に言えば、それほど久保田の楽曲には、グルーヴという魂が吹き込まれているということ。
続いてSunMinを招き入れての「Keep Holding U」。
ソンミンを気遣うように、リードし、合いの手を入れる久保田の優しさが垣間見られたようだった。
本編ラスト2曲「La La La Love Song」「Club Happiness」では、音楽をエンジョイすること、身体を揺らせてグルーヴすることの素晴らしさ、そして、そんな単純なことで一つになれるんだという“AS ONE”なスタンスを、ハッピー・テイストなサウンドでオーディエンスに提示してくれていたようだった。
あれだけのオーディエンスを退屈させず、そして質の高いライヴをしていくその驚異的なパフォーマンス…
充足感に満ちた、グルーヴ・ミュージックに酔いしれた一日だった。
彼には常に“リアル”が埋め込まれていく。今も、これからも。
◇◇◇
<SET LIST>
01 Dr. Party
02 Dance If You Want It
03 君のそばに
04 It's Time To Smile
05 U Drive Me Crazy
06 夏の子午線
07 Riding To The Sight
08 Missing
09 DJ TIME
(Funk It Up/GIVE YOU MY LOVE/AHHHHH!/SHAKE IT PARADICE/流星のサドル/SOUL BANGIN’)
~Never Too Much(バンドメンバーによるルーサー・ヴァンドロスのメドレー、電光掲示板に“Luther Vandross May his soul rest in peace”の文字)
10 Breaking Through
11 Shadows Of Your Love
12 Keep Holding U (SunMin thanx KUBOTA)
13 You Were Mine(KUBO-JAH Ver.)
14 La La La Love Song
15 Club Happiness
<ENCORE>
16 Cry On Your Smile
17 Oh, What A Night
◇◇◇
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