(何だかアメリカらしい理由ですな)
台風の命名には番号式とリスト式があって、日本でよく用いられている「台風○号」という番号式命名は、実は世界では少数派。リスト式命名(世界の気象機関が設置する委員会であらかじめ決定しておいた台風名のリストから、名前を選ぶ。発生地域ごとに定められている)が多数派ということのよう。
詳しくはここらへんにも書いてあります。
で、ちょっと考えてみた。
アメリカでよく用いられる人名式命名ですが、これ日本だとどうなるんだろう。
「先月の“美咲”、すげえ被害与えたらしいじゃん」
「今度の“愛”は、相当強烈らしいよ」
「今年の夏は被害多すぎ。特に“奈々”はマジやばかった」
こんな会話が街中に横行しようものなら、
「人権問題だー」キ━━━━ヽ( `皿´ )ノ━━━━ッ!!!!!
とか、叫ぶ人が出てきそうです、ね…。
ただ、実は、2000(平成12)年から、北西太平洋領域で発生する台風には、同領域内で用いられている固有の名前(加盟国の言葉で動植物や自然現象に関係する名前)をつけることになったそう。
ってことは、日本の名前もついている可能性がある??
ってことで、気象庁のHPで調べてみたら、
テンビンとかヤギとかウサギ、カジキ、カンムリ、クジラ、コップ、コンパス、トカゲ、ワシ
とあるようです。(全て星座の名前から)
でも、何だか凄そうではない感じが…。
平成12年の台風第1号が「ダムレイ」(カンボジアで「象」の意味)以後、発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて、その後再び「ダムレイ」に戻る、と。干支みたいですな。台風の年間発生数の平年値(26.7個)を考えると、約5年間で台風の名前が一巡する計算。
でも、自分は、マスコミが使っている簡易的な「台風○号」って呼び方のが、しっくりくるなぁ。
ところで、この熱帯低気圧、場所によって呼び方が異なりますよね。
日本へやってくるような北西太平洋から発生したものは「タイフーン」、
カリブ海あたりから発生したものは「ハリケーン」、
インド洋あたりで発生したものは「サイクロン」、
そして、
オーストラリアで発生したものは、「ウィリー・ウィリー」…、と。
何かキュートですな。ウィリー・ウィリー。(ノ´∀`*)
曲芸的な動きとかしそうな。(笑)
カワイイ「ピー」とかの音が出ちゃうとか。(爆)
(ただ、厳密にはウィリー・ウィリーは「トルネード」「竜巻」のようなもんで、「タイフーン」や「サイクロン」などとは違うんですけどもねー)
台風の凄惨さをあらわすのには、具体的名称だと、何だかよわっちい感じがするのは、自分だけかなぁ。
どうせなら、
「髑髏」「死神」「悪霊」
とか、
「夜露死苦」「喧嘩上等」
とか、
「聖飢魔II 」
とか、
だと猛威を振るってそうな。(笑)
でも、一番凄そうなのは、
「暴威」
だろうな。(爆)
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