ヤマハが継投で逃げ切り図るも、終盤に“JRファイヤー”が炸裂し、JR東日本が逆転勝利。
6回に一死3塁から前野のライトへの犠牲フライで先制したヤマハだったが、7回表に先発のフェリペ・ナテルが四球と内野安打で無死1・2塁のピンチを迎えたところで左腕の九谷にスイッチ。左打者の丸子へのワンポイント起用だったが、丸子が一・二塁間を破るライト前タイムリーでJR東日本が同点に追いつく。ヤマハは堀田をマウンドへ。四球、三振で一死満塁から代打・柴田紘がレフト前タイムリーで1点加えて、JR東日本が逆転に成功。堀田は服部を三振に打ち取るも、なおも二死満塁から長谷川の走者一掃のタイムリー三塁打を浴びて、JR東日本の勢いを止められず。一挙5点のビッグイニングを作られてしまう。
なんとかこの勢いの歯止めをかけようと、ヤマハは8回に波多野へ継投するが、先頭を三振に切ったものの、渡辺へ死球を与えてリズムが狂ったか、続く丸子にレフトへの2ランを浴びて、完全にJR東日本の流れに。一方で、ヤマハは、太田の後を受け継いだ横田と西田が僅か1四球のみと、JR東日本投手陣のパーフェクトリレーの前に沈黙。終盤7、8、9回は三者凡退に終わってしまった。
ヤマハは先発のフェリペ・ナテルが7回途中まで散発の3安打と好投していただけに悔やまれるが、継投の難しさを感じさせる一戦に。JR東日本は打線のエンジンのかかり具合がやや遅いのが気になるが、持ち前の集中打で快勝した。
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【第90回 都市対抗野球大会 2回戦】
2019年7月19日(金) 18:03試合開始 20:36終了 2時間33分 東京ドーム
入場者数 -,---人
球審 堀井 / 塁審 菅谷、小島、大都
JR東日本(東京都)7-1 ヤマハ(浜松市)
J 000 000 520 7
ヤ 000 001 000 1
≪バッテリー≫
(J):太田、横田、西田ー渡辺
(ヤ):ナテル、九谷、堀田、波多野、池谷、小久保ー川邉、東
勝:(J)横田
敗:(ヤ)ナテル
本塁打:
(J)丸子1号(8回、2ラン)
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— *june typhoon tokyo* (@junetyphoontyo) July 21, 2019