拙ブログをご覧の数少ない
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大晦日は、（たぶん、おそらく初めて）他のチャンネルに替えずに、NHK『紅白歌合戦』をずっと流しっぱなしにしていました。大方の予想を覆して、おっぱいバレーこと綾瀬はるかのグダグダさが奇跡的に多くの人の目を引きつける結果となり、さらに「花は咲く」で思わず涙する姿で男どもばかりでなく、女性の心も鷲掴みとなったような独り舞台状態で、新年を目前に控えながら“おっぱいバレー最高！”と叫んだ人たちが後を絶たなかったとのことです（大嘘ロングビーチ）。
それに『あまちゃん』劇場も加わって、超NHK番組押しつけ感満載ながらも、微笑ましさ充満な進行のなか、AKB48の大島優子が突然のAKB48卒業宣言という、ここで言うことか？的な場違い感覚、空気読めないにもほどがあるKYっぷりを披露。（でも、秋元さんもNHKも言っていいっていったんだもん的なやり切った感の表情が映し出される）
そこを、泉谷しげるが「手拍子なんかしてんじゃねぇ」と毒づき（ただし、審査員の風吹ジュンなどは笑顔で手拍子）、大島優子はじめAKB48の自己満足な感慨っぷりムードを引き戻すという悪役を演じてくれたりと、なかなか飽きさせない工夫がてんこ盛りでした。
ふなっしーの暴走やゴールデンボンバーのLIKE Aドリフな“上から金だらい”もありましたね。AKB48グループと演歌勢の構図は、なんだか北朝鮮の喜び組のような感じがしたのは自分だけでしょうか。まあ、セルフコンテインドバンドがなかなかやっていけないという厳しい音楽業界のなかで、多勢のグループが頑張っているという姿を見せられたのは、ジャニーズやEXILE系を含めて、大所帯のグループでもやっていけるんだという希望や労働意欲を駆り立てたこととして、必要だったのかもしれません。
アニメ枠（？）でのリンホラの『進撃の巨人』はエンターテインメントとして見どころはあったと思いますが（ネットなどではファンたちが“神”と次々と言っていたそうですが）、ヴォーカルREVOの歌唱力というか声量を聴くと、彼はやはりシンガーというよりクリエイターなんだなといった感じがして周囲が評価するほどのものでなく、印象が薄かったのですが、一方でT.M.Revolutionと水樹奈々のコラボ、特に水樹奈々の圧倒的な歌唱力を聴くにつけ、ヴォーカル重視な自分としては、やはり歌える人は素晴らしいと感じたりした訳です。
これで紅白を引退するというサブちゃんこと北島三郎の「まつり」では、最後に木梨憲武が出てきて一緒に「まつり」を歌うというサプライズを期待していましたが（絶対にしてない）、まあそれがなくても充分印象的なエンディングだったと思います。
あと、多くの歌手が「○○スペシャルメドレー」とかで、今年といえばこの一曲という歌がそれほどなかったような感じがします。オリコンではジャニーズ、AKB48系、EXILE系だけでシングル年間100位の多くを占めていますが、幅広い層で口ずさめる、そらで歌える曲がいくつあったのかといえば、ほとんどないのではないでしょうか。たぶん、全年代で歌える、知ってるのは、エンディングで歌った「蛍の光」くらいかと。（爆）
まあ、そんなことを年を越してもグダグダグダグダ言えてるってことは、不自由なく過ごせてるっていう証拠でしょう。
という訳で、今年もこれからブログ上でクドクドとウザいくらい語るかもしれませんが、長ーい目で見てやってくださるとありがたいです。
以上です、キャップ。
