授業研究所

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先生も走る!?師走―12月にはいりました。

2011-12-01 15:28:22 | 事務局員のひとりごと
12月というのに
温かいです。

いよいよ学期末、
成績付け、懇談会の準備、通知表の記入と
忙しくなりますね

大阪では、今週日曜日 27日に新しい 大阪市長と大阪府知事が決まりました。

結果はご存知のとおり、「維新の会」の圧勝でした。

選挙戦を通じて、「大阪都構想」については、マスコミでも多く取り上げられていましたが、選挙直後の新知事・新市長インタビューで 
「2月議会での成立をめざす」と明言された

「教育基本条例案」「職員基本条例案」

については、詳しいことがよくわからないまま、選挙が終わってしまったという感じです。

特に
「教育基本条例案」
は、先生方の身分問題だけでなく、大阪の子どもたちをどう育てるかというとても重要な問題を含んでいます。

大阪府教育委員会「見解」
「教育を短期間に審議や選挙で決めるべきではない」「教育委員会の無力化、教育と政治の一体化を認めるわけにはいかない」「条例案は白紙撤回させるべきで、これが可決されれば、私たち教育委員会は総辞職する」

大阪弁護士会会長声明
「教育行政が地方自治体の教育委員会にゆだねられているのは、明治憲法下で国家主義教育を中央集権的にすすめたことに対する反省」「憲法に違反する教育基本条例の制定に反対」

府立高校PTA協議会「嘆願書」
「(教育は)政治の道具であってはならない」「橋下知事の一方向だけが『大阪の教育』と決めてしまうのは怖い」

日本ペンクラブ 浅田次郎会長 の声明
「教育は、多種多様な人間を育み、社会と世界を豊かにする仕事」「人間を一つの型にはめ込んで管理するものではない」「私たちは大阪府教育・職員基本条例案に反対します」

など、あちらこちらから危惧する声が上がっています。

ぜひ、
「教育基本条例」の中身について知ってほしいと思っています。

フォーラムA企画発行の
「どうなる大阪の教育 橋下・教育基本条例を考える」定価 600円


に条例案について詳しく書いてあります。
何よりも、子どもの立場にたってどう考えるかが大切だと思われます。

ぜひ一度お読みください。






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