「まるで社会現象だった」のつづき
沢田少年が加入したフアニーズは大阪から上京
初めてのTV出演のときにタイガースと改名される
タイガースのギタリストの証言
・・・うちのメンバーは主張が強くて、よくぶつかりあっていた。
沢田も大阪時代は遠慮がちでしたが
上京してからは自分の意見をはっきり言うようになった。
プロの自覚が芽生えたのでしょう。
それと同時に沢田の歌は迫力が増していきました。
彼の持つ天性の魅力や歌声は、日に日に磨かれていった。
ひとりの歌手が『本物』へと
生まれ変わる瞬間をまじかで見ていたのです。」
タイガースのステージを観に行くことが不良扱いされた時代
社会現象の渦の中にいて
ステージと客席で同じ時間を共有できて
『本物』へと生まれ変わる瞬間も客席で感じることができて